2009年度版 注目情報はこれだ!

なぜ注目されるのか
口コミで集めた本当のビジネス・商品をよりすぐった話題の一冊!


トレンド企業の扉ビジネス住まいレジャーグルメヘルスビューティライフスピリチュアル
 
HOME>商品開発物語:アイデア、思い入れから産まれる商品誕生の秘話
[1] [2]
重力からの開放感・反重力の魅力
美体天敵(垂れ防止)

『アップルニュートン』
体験コーナー(予約制) 特願:2007-221792

 
 朝よりも夜の方が、身長が縮んでいるという話は聞いたことがあるだろうか? 逆に、宇宙飛行士が無重力状態の宇宙から帰還したときには身長が伸びているという。この身長の伸び縮みの原因は「重力」の影響にある。地球上で生活をしていると、自然と上から下へと重力がかかり、自分自身の体の重みも自分の背骨や腰椎、足の骨に負担をかけているので、身長が縮められているのだ。
 そうなると、重力から身体の骨がいかに解放されるか、そのためにはどうすればいいかがポイントになる。横になる、重いものを持たない、良い姿勢など、いろいろと対処法があるが、重力に反して体を引き伸ばしてやることが最も有力だ。引っ張る圧力がかかった場所は細胞や組織が活発化し、そのまま骨の成長につながるのだ。
 そこでオススメなのが、「チーテン」の『アップルニュートン』だ。全身を真っ直ぐに反重力で引っ張ってくれる、まさしくイメージとおりの商品。10分間程度使用し全身の筋肉をストレッチすると、身長が2?5mm伸びるとのことだ。また、整体効果が高く、足、膝、腰、肩、首にもマッサージ効果があり、体が軽くなり、姿勢もよくなる。
『アップルニュートン』を反対方向に向けると、腹筋運動のできるマシンに早変わり。傾斜を変えることができるので、腹筋が苦手な人でも、逆に負担をかけて腹筋運動に取り組みたい方にも最適だ。
 ただ、こういった運動器具は使ってみないと良さや特性が分かりにくい。そこで、同社では、器具のリースを行ない、使い心地を実感してから購入をすることができる。「一度使ってもらえれば、良さがわかるはず」と自信たっぷりの商品なのだ。
 同社は他にもリバビリ用の運動器具を開発しており、一人ひとりの症状にあった設計段階から製造まで完全オーダーメイドの運動器具にも対応している。今後は中国の市場もターゲットにおき、いっそう品質や管理に磨きがかかるとのこと。体に痛みをもっている方には今後の開発を期待したい頼もしい企業だ。
株式会社チーテン
TEL/0436-61-6365 FAX/0436-61-6087
http://www.myfavorite.bz/chiiten/
グループの枠を超えた技術者たちが結集
玩具で培ったノウハウでLED商品を開発

 

 
「三つ子の魂百までも」とはよく耳にする言葉である。幼児期に玩具で遊ぶこと、それはただ楽しいという利点ばかりではない。玩具の使用によって想像力や知恵、知的好奇心といった様々な、人生における大切なものを楽しみながら培っていくことができるものだ。だからこそ子ども用玩具は子どもが安全に遊べ、保護者の安心を得られるものであってほしい。
 玩具の開発・加工・サービスを行なう「シーズ」の片瀬健二代表取締役は、「子どもが対象となる玩具の場合、どれだけ詳細な説明書を用意していても正しい使い方をするとは限りません。誤使用をすることもありますので、あらゆる不測の事態に備えるまでの厳密さが必要なのです」と語り、玩具づくりにおいて安全性を最も重視する姿勢を見せる。
 同社は1994年にバンダイの工場部門から分社し、環境や情勢、市場変化など、時代性に柔軟に対応、現在では精密成形や金型製作、品質管理のノウハウを自動車パーツや医療機器、娯楽機器など、業界を問わず幅広く提供している企業だ。「モノづくりの原点は玩具である」という発想を持ち、玩具で培った高水準の技術力と想像力とを武器に、従来の玩具というものの概念を超えたモノづくりに定評がある。
 現在同社が取り組んでいるのは、LED照明機器の開発。LEDを利用することで、本物の炎のように光が揺れるという照明を開発した。「癒し」を求める若い女性を中心に最近、キャンドルの人気が高まっている。ゆらゆらと揺れる炎は空間に落ち着いたムードを演出し、心を安らかにしてくれる。だが使用にあたり、火災への心配も常に付きまとうものだ。その点、LEDなら安心して癒し時間を楽しめる。玩具といえば子どものもの、そのような認識が一般的であろう。しかし今や、玩具は子どものためのものだけではなくなってきている。人々の心を豊かにする商品を開発すべく奮闘し、同社は業務の幅を広げてきた。
 さぞ技術家揃いだろうと想像するが、実際のところそうでもない。片瀬社長いわく、「一つのモノにこだわる、いわば『匠』と呼ばれるような姿勢は当社には必要ありません。新しいことに常に目を向け、幅広い視野で業務に取り組んでほしい」と話す。この前向きな姿勢こそが、これからも消費者に常にサプライズと喜びを与えていくのだろう。 (ライター/張山玲美)
株式会社シーズ 広報 大山 担当 石橋
TEL/0282-86-2827 FAX/0282-86-2886
http://www.seedsj.com/
染職人の知恵と技の極みの結晶!
豊橋で守り継がれる『帆前掛け』

二代目の鈴木良治さん。昭和52年より父のもとで修業を行ない、染色の技法を継承してきた。「今後も様々な工夫を施し、帆前掛けを広めていきたい」

 
 創業以来、伝統的な染色技法を忠実に守り続ける愛知県・豊橋市の「鈴木捺染」。ガラ紡、綿、混紡を織り上げた生地に、同社独自の硫化染技法を用いて印染した品物は、有名酒造メーカー、蔵元も愛用する三河の帆前掛けを主に、捺染とコラボしたテーブルセンターやバッグなどがある。どれも熟練の染職人の手による逸品揃い。
 帆前掛けは、終戦直後、豊橋の染物屋・織物屋・問屋が販促ツールとして名入帆前掛けを全国の酒蔵などに販売をして大ヒットしたこともあって豊橋の特産品になっている。昔ながらの帆前掛けは、どっぷりと浸け込んで染めた地色の紺と、糊で防染した白場とのコントラストに深い味わいがある。それもこれも鍛え抜かれた熟練の職人による緻密な染色工程を経てこその高い品質だ。
 時代の移り変わりとともに、最近の受注は、様々なジャンルの宣伝商品の銘柄や会社名を強調したデザインが多く、用途に応じた帆前掛けの依頼が増えている。、納期の短期化、染柄の多様化、原料の値上がりなど厳しい条件に囲まれながらも、現在後継者である二代目の鈴木良治さんは、祖父の代からの職人気質を固く受け継ぎ、品質へのこだわりは決して譲らず、頑固なまでに伝統を守り続けている。下請け仕事であっても、デザインやオーダーが曖昧なときは打ち合わせを重ね妥協しない徹底ぶり。
 その一方で、時代に沿う柔軟な発想も併せ持ち、地元のケイタイ情報サイト「トヨナビ」に掲載するなど伝統技術を持つ染職人の巧みの逸品を広く伝える努力をしている。販促品は漆染の暖簾、和紙に墨描きしてステンドグラスのようにライトアップする照明器具、オリジナルデザインによる本藍染の日傘、袢纏、カードホルダーなど身近なものまで多岐に渡り、最近では若い世代にもファンが広がっている。 今後の展開に注目していきたい。
(ライター/石崎緑子)
鈴木捺染
TEL/0532-31-8500 FAX/0532-31-8500
http://www.tees.ne.jp/~szkisome/
▲ページトップへ
HOME>商品開発物語:アイデア、思い入れから産まれる商品誕生の秘話
[1] [2]
各情報は、編集者の評価に基づき紹介しています。人によっては、効果などの点で個人差がありますので、ご了承下さい
掲載後に内容や、サービス、価格、料金などに変更が生じる場合がありますので、必ずお問い合せの上ご確認下さい。
掲載者側の事情でホームページが閉鎖、移動しリンクが切れている場合があります。その際はご容赦下さい。
(C)2009 Mr.Partner Co.Ltd.「2009年度版 注目情報はこれだ!」