ＭＰ編集部には寄せられる手紙の中には「なぜいつも恋がうまくいかないんだろう」「どうして変な男とばかりつきあっちゃうのかな」――そんな内容が多い。
　このほど出版される井形編集長の新刊「なぜかオトコ運のいい女性（ひと）、悪い女性（ひと）」（大和書房　１、４００円）は、そんな恋のお悩みに本気で答えてくれる一冊。
「ダメな男の見分け方」「３高男の真実」そしてズバリ「オトコ心のつかみかた」にいたるまで、そこには「いい男」の識別法がやさしい表現で、だけど核心を突いたエッジのきいた言葉もふんだんに散りばめて、語られていく。ＭＰ編集長という立場で12年間に渡って「ニッポンの恋愛」を見続けてきた編集長の総決算とも思える秀作だ。
　読中、掛け値なしに目からボロボロウロコが落ちると思う。そして気づくはずだ。いい男をみつけるということに一番大事なのは、その前に自分がどんな人間かを知ることだと。
　後書きの言葉がしみる。みんな傷ついて幸せをつかむのだ。編集長だってもちろん。
「30代を卒業した私が今、思うことは、こんな人生の核になる知恵をもっと若い時に知っていれば‥‥無駄な回り道もなかったのに‥‥という事です。
　さあ、あなたの幸せをつかむために何が必要か、一緒に考えてみませんか」
　

＜目次より＞
超美人・完璧女性に恋人ができにくい理由
ふれられるのが恐いですか？
こまめに接触すると男性側に情が湧く
「可愛さ」と「依存心」を間違えない
「物」や「手紙」のコミュニケーションを忘れずに
幼稚なロマンチスト　そして母性大好き
同性の友達のいない男は気をつけて
マザコン、酒乱、暴力男を見破るには
結婚相手に向き、不向きな職業はあるか？
夫婦になって直面するお金の問題
続く愛、続く結婚を手に入れるために