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冬の海岸
近況


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いよいよあわただしい年末が
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内藤選手と対談しました
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朝夕は素仮涼しくなって鈴虫の音が窓越しに聞こえてきます
新たな作品の取材に取りかかっています
福田・麻生氏の記者会見に行って来ました








近況です


近況




韓国版発売




運命をかえる言葉の力 読みどころ



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伝えますか? 恋が思い出になる前に
あなたが私を好きだった頃
あの人があなたを苦しめているのではなく
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発売たちまち15万部
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伝えたい、恋が思い出になる前に

あなたが私を好きだった頃

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少ないお金で夢がかなうイギリスの小さな家
アマゾンで購入する(AMAZON.COMへ)

全国から、たくさんの感想が届いています!

  • さんざん迷ったあげく、今の家を契約して納得していたところに、この本を読んで「もっと早く出してほしかった!」と残念に思いました。(38才・会社員)

  • 井形ワールド最高! 今回も期待を裏切らず本当に面白かった。家は広くて収納たっぷりあるのがいい。そんな今までの価値観もぶっ飛びました。英国風のインテリアに憧れてアレコレ自分なりにマネしていたのですが、どこかしっくりしない、どこが違うんだろう、そんな疑問にも見事に応えていただいた、そんな感じです。すごく内容が濃いんで、繰り返し読んでも、楽しめます。
    (AMAZONレビューより)

  • 今までの井形さんの本の集大成と思う。次々に出てくるイギリスの価値観、新しい情報に「これもできる」「あれもしたい」と最後に我が家の改造計画ができあがりました。(45才・主婦)

  • 僕は今、マンションを探していますが、「ホームリー」という言葉を知り、家づくりの基本に取り入れようと思いました。(35才・団体職員)

  • イギリスが大好きな私にとってこれほど暮らしの細部を紹介してくれる本はなかった!
    母に読ませたらイギリスに行ってみたいねえといわれ、うれしかった。(28才・保母)


すくないお金で夢がかなうイギリスの小さな家
ビデオ

カラー 60分 制作

ここでしか見られない

  
お問い合わせいただいています
「少ないお金で夢がかなうイギリスの小さな家」(大和書房)
「イギリス式暮らしの知恵」(宝島社)
今すぐ買える書店の一部をご案内します。
北海道 札幌市

紀伊国屋書店 札幌本店

011-231-2131
帯広市 くまざわ書店帯広店 0155-27-8221
宮城県 仙台市 紀伊国屋仙台店 022-308-9211
埼玉 県 さいたま市 ジュンク堂 大宮 ロフト店 048-640-3111
川越市 紀伊国屋川越店 0492-24-2573
千葉県
千葉市 三省堂そごう千葉店 043-245-8331

船橋市

旭屋船橋店 0474-24-7331
松戸市 紀伊国屋松戸伊勢丹店 047-361-0362
東京都 千代田区 三省堂神田本店 02-3233-3312
中央区 八重洲BC (東京駅八重洲口店) 03-3281-1811
新宿区 紀伊国屋新宿本店 03-3354-0131
世田谷区 紀伊国屋 玉川高島屋店 03-3309-2091
渋谷区 阪急ブックストア 渋谷店 03-3770-1023
武蔵野市 弘栄堂 ロンロン 吉祥寺店 0422-22-1031
国分寺市 紀伊国屋国分寺店 0423-25-3991
立川市 オリオン書店ノルテ店 042-522-1231
神奈川県 横浜市 有隣堂横浜西口店 045-311-6265
  有隣堂横浜東口 ルミネ店 045-453-0811
  有隣堂横浜本店 045-261-1231
  紀伊国屋 横浜そごう店 045-450-5901
藤沢市 有隣堂藤沢店 0466-26-1411
山梨県 甲府市 朗月堂本店 055-228-7356
静岡県 静岡市 谷島屋呉服町本店 054-254-1301
愛知県 名古屋市 紀伊国屋名古屋店 052-265-2621
京都府 京都市 ジュンク堂京都店 075-252-0101
大阪府 大阪市

ジュンク堂大阪本店

06-4799-1090
    紀伊国屋梅田本店 06-6372-5821
兵庫県 神戸市 ジュンク堂三宮店 078-392-1001
広島県 広島市 紀伊国屋広島店 082-225-3232
徳島県 徳島市 紀伊国屋書店徳島店 088-602-1611
福岡県 福岡市 紀伊国屋福岡本店 092-434-3100
長崎県 長崎市 メトロ本店 095-821-5400
熊本県 熊本市 紀伊国屋熊本店 096-322-5531



北の彼方の海
スコットランドの孤島の取材を終えて帰ってきました

 半袖の季節となりましたが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。編集部にメールやお手紙をいただいておりましたが、このコーナーでお伝えしたスコットランドの孤島まで無事行って参りました。
コラージュ1
 地図で見ると英国本土から遙かに離れた私の目指した小さな島は実際に果てしなく遠い場所でした。
 遠いという意味は二通りあります。一つは距離、一つは現実社会からの遠さ。成田とロンドン・ヒースローは地球の裏表くらい遠いのに今や私にとってはイギリスに行くことは実家に帰る感覚となっています。一方、船でイギリス本土から約半日かかるこの島は遙か彼方、この世の果てにあるような気がしました。romorte(遠隔地)の言葉がそのまま当てはまるのはここが社会から隔絶されているからです。
静かな海

 今回のこの旅に関しては現在発売中の月刊ミスター・パートナー5月10日発売号より連載中のエッセイ『この世の果ての島』で詳しく書いています。また、7月10日売号では拡大したこの旅の特集を豊富な現地写真を含めて掲載する予定です。
 ご期待下さい。
船
小さな船なほど航海は安全と船長は言う
クリック!
 今回、漁船を改造した10人乗りの船で大西洋の荒海を航海したのですが、乗員乗客全7名のほとんどが50代というのもこの旅が成功した理由だと思いました。『仕事と年齢にとらわれないイギリスの豊かな常識』(大和書房既刊)にも書きましたが、私の前にも70歳になった自分へのご褒美にとこの船に乗って大西洋を渡ったイギリス人がいると聞き、改めて本に書いてきた「人生はいくつになっても何でも出来る」ということを感じました。
 また、船員、島で出会った人々の大半は、ヘブリディーズの島々で役所勤めをするなど定職を持っている社会人でしたが、何かがあれば休暇を取って今回のような旅に同行するというライフスタイルでした。
  彼らと話をしていると、次々とこれまでに読んだという興味深い本の話も出てきて、私のメモ帳は読んでみたい本のタイトルでびっしり埋まるのでした。
 参ったのは予想通り、海が孤島に近づくにつれ船が壊れるかと思うくらい揺れたこと。大の大人全員が床にうずくまる中で、念願のこの世の果てに行けるという思いだけが私を支えるのでした。
 とどのつまり、人間はどんな極限状態においても意志力が体調から語学力にまで影響を与えるのだと確信しました。
船長と
自信あふれる船長と航海図を見る

 この船には小さなトイレ、シャワーがあり、6室の客室は古いイギリスの農家風、古材を使って改装してありました。広めの船内のキッチンでは、船長の奥さんが一日三度手料理を作ってくれるのですが、最後に食べたスパゲティボロネーズと、デザートのトライフルが絶品でした。
ボロネーズ
船内で料理された
食事は最高
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船長と
インターネットもある操舵席
クリック!
船から
夢見ていた島に上陸直前
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 孤島の名前はいずれお伝えしますが(現在この島に関する本が書き上げるところです)、島での取材はサバイバルそのものでした。入島する際、現地係員より崖から滑り落ちて海に転落しないための注意事項や鳥に襲われたときの対処方法など説明を受けました。
 以前カラスにつつかれた経験を持つ私は鳩といえども鳥が大の苦手。それでも目の前に広がる見たこともない景色に心も体も突き動かされるのでした。
(詳しくは連載第1回目が最新エッセイコーナー に載っています。併せて読んでください)

島にて
島
クリック!
 
崖を登る

 同行した特殊訓練を受けた経験ある人たちによると、
「演習訓練で歩くぐらいのハイペースで山を登り続けても井形さんは男に負けず歩調を合わせてついてくるのに、いざ鳥が近くまで来ると鳥が飛び去った後も周囲の話を聞かず危険だから帰ろうと言い始める。普段は怖いもの知らずなのに予想外なところで尻込みをする。このギャップに驚いた」
とのこと。鳥嫌いな上、考古学者が鳥に襲われ血だらけになったという資料の記述が頭にこびりついていたせいでしょう。
 
果てしなく岩山が続く

崖
 実際、崖っぷちでの撮影は下を見ると吸い込まれるような荒波が岩に砕け散って、鳥のコロニーに近づくほどに警戒する鳥たちが周辺を舞うのです。鳥嫌いの私にとっては最悪の状況でした。
 エッセイに書いている野営のことにつきましては、引き続き連載の中で詳しく書いていく予定です。北の果ての絶海の孤島での寒さは思ったほどではなかったにせよ、持っていった服を全て着込んでスリーピングバッグにくるまっても明け方にはガタガタふるえながら目がさめてしまうという状況でした。
 唯一持っていった固形燃料で湧かしたホットワインと睡眠誘導剤で無理矢理休息をとり続けた日々でした。

島にて
この島に滞在するボランティアの老紳士

テント
一時の晴れ間にテントを設営してもらう
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泉で水を飲む
泉はゲール語でチルダと言われます
 また、この島ではおいしく冷たい水のわく泉がほうぼうにあり、そこで水分を補充することも出来ました。
 昔、小さな村があったこの島での原始社会を彷彿とさせる日々は東京に戻ってきて山のように書類の積み上がった自分の机を前にしても心の中で生き続けています。
 現地に駐在する英軍のヘリに頼んで出したこの島の消印がついているハガキがなんと私の帰国のすぐ後に東京に届いていたのは驚きでした。今、現在もこの世の中にはまだまだ未知の世界がうごめいているのですね。そしてこの島も愛するイギリスの一面なのです。
スタッフのみなさん
航海直前、ルイス島のカラニッシュ前で副船長らと

なお、この取材に関しては井形慶子ツアーを主催された京王観光海外交流事業部の方々に大きなサポートをいただきました。