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 MPシングル白書 読者アンケートからさぐる
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MPシングル白書

今月の課題
 大地震が来たら そのときあなたは?

傷跡も生々しい中越地震の被災地。
また、今年は台風の当たり年で、各地で洪水や土砂崩れの被害が相次いだ。
自然災害の恐ろしさを実感した1年だといっていいだろう。
そこで読者に問いたい。あなたは地震や洪水被害に対してどんな備えをしているだろう。
もし我が身に降りかかったらあなたはそのとき、どう動く?

イラスト

Q1 あなたが災害に遭うとしたら
   一番イヤだと思う災害は何ですか?

グラフ

Chack!
地震だけは逃れられない!
 冒頭に書いたとおり、中越地震の起こる前に行ったアンケート。それでも地震がダントツの1位だ。洪水は今年の台風災害でマスコミでも盛んに報道されたため関心が高めに出ているよう。それにしても地震は、誰にも等しく起こる可能性がある。川沿いに住んでないから洪水は関係ない……というふうには逃れられない。誰もが大地の上に生きている。それが揺れる。人生そのものを揺らされる恐怖だ。

Q2 自宅で地震があった場合、
   震度が いくつ以上だと危険だと感じますか?

グラフ

    Chack!
    震度4が恐怖の分かれ目
     震度3までなら、特に関東在住の人は年に何度か体験するため、比較的慣れている。それでも、震度4ともなれば滅多にあることじゃない。やはり誰もが「4」レベルから恐怖を感じるようだ。震度5となると、もう完全に大きな地震。家具は倒れるし立っていることも難しい。まさに恐怖を感じる。先日の中越地震が震度6弱〜強。その恐怖は……。


Q3 揺れがあり、危険だと感じたときに とる方法は?
  • 机の下に潜る (46歳 女性 パートなど同意見多数)
  • 火の元を消し、非常用の袋を出し、ラジオかテレビの情報を聞く (39歳 女性 パートほか同意見多数)
  • 外に出る (39歳 女性 臨床心理士、など同意見多数)
  • 子供や家族の所在を確認 (女性 38歳 自営業ほか同意見多数)
  • 入り口の確保。ドア、窓を大きく開く (42歳 女性 会社員ほか同意見多数)
  • タンスのそばなど倒壊しそうなものから離れる (35歳 女性 無職他同意見多数)

イラストChack!
頭ではわかっているが
 もし地震が起こったら……誰もが基本的な行動は頭ではきちんとわかっている。だがしかし「いろいろと準備はしているが、いざ揺れたら、一瞬でパニックになりきちんと行動できる自信がない」という意見も多かった。そう、こればかりは、そのときが来ないとわからない。
そのときなど来ないほうがいいに決まっているのだが……。

Q4 今後予想される「東南海大地震」などの
   大地震が起こると思いますか?

グラフ

何年後までに?

グラフ

Chack!
絶対起きる! だけど。
 なんと9割以上の人が。つまりほとんど全員が、これから大きな地震が起こると思っている。2〜3年以内が7%、4〜5年以内が21%。つまり、5年以内に28%の人が「起こる」と感じている。繰り返すが、先日の中越地震の「直前」に行ったアンケートだ。結果的にはそれを予言するようなかたちになってしまった。だが、誰もが予想している東南海大地震はまだ起こっていない。
  わたしたちは、きっと起こるに違いないと思いながら、でも、それをどこかで打ち消しながら、毎日を生きているということなのか。


Q5 地震の体験談があれば 教えてください
  • ナースコールが鳴り響く
    看護師として働いています。深夜勤務のおり、震度4の地震が立て続けに起こりました。患者さんの中には体の自由のきかない方もいらっしゃいます。皆さん怯えてナースコールがあちこちで鳴ったのを鮮明に覚えています。もし、もっと大きいのが来たら……看護師という仕事の責任の重さを改めて感じさせられました。(39歳 女性 看護師)
  • 石灯籠が倒れた!
    中学生のころ、宮城県沖地震に遭い、近くの大崎八幡神社の石灯籠が倒れました。近くの酒屋さんは酒瓶が割れて酒がこぼれ、辺り一面にお酒の匂いが漂っていたのを鮮明に覚えています。(39歳 女性 パート)
  • 高層階の恐怖
    15階建てのマンションの14階に住む私。(阪神大震災のとき)食器棚が揺れて傾いたときにはさすがに「もう終わりだ」と思いました。 (28歳 女性 会社員)
  • 枕元にラジオ
    京都在住ですが、阪神大震災の時はけっこう揺れました。以来、枕元にラジオを置くようになりました。(34歳 女性 デザイナー)
  • 震えてリモコンが押せない!  普段は平屋で暮らしている母が、我が家の2階にいるときに震度4の地震に遭った。ニュースを見ようとしたが、手が震えてテレビのリモコンが押せなかった。 (53歳 女性 主婦)
  • 震災ボランティア
    阪神大震災のおり、中3でした。ケガなどはしませんでしたが、家の中がめちゃめちゃになりました。受験終了後に友達と一緒にボランティアに行ったことを思い出します。 (26歳 女性 臨床検査技師)
  • 外国人と地震
    4年前の夏、アイルランドから来た男の子3人を泊めた夜、比較的大きい地震がありました。彼らにとって忘れられない日本の夜になってしまったかもしれません。 (41歳 女性 公務員)
  • 揺れても食事
    母と一緒にお店でうどんを食べていたときに地震が。従業員や母が外に出ようとするなか、私はうどんをそのまま食べていました。 (21歳 女性 学生)

イラストChack!
「起こるのかも」という
意識を忘れるな
 10年前の阪神大地震ののショックを忘れかけていたころに起こった先日の中越地震は、日本が地震列島であるという事実を改めて突きつけた。
  そして、「来る来る」と言われている関東への大地震が、「なんだかんだいって、当分大丈夫なんじゃないか」ではなく「いや、本当に近いのかもしれない」という恐怖を思い起こさせた。私たちにできるのは、その怖さを持ち続けることしかない。いつ起こるかわからないということを忘れないこと。
  当たり前だけれども、生と死を分けるのはそんな部分でしかあり得ない。。


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