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今月の課題
ひどい医者にかかった経験、 ありますか?


 
続発する医療事故にドクハラ。医は仁術なんてのはしょせん絵空事なのか。一般 レベルでも医師に対する信頼感は低下の一途をたどっている…… と思っていたら今回のアンケート、案の定な結果 が出ています!

Q1 医者にかかって ひどい経験を したことが ありますか
グラフ


Q2 (Q1で「ある」と答えた人) どんな経験をしましたか

グラフ

《その他》の意見ピックアップ

  • 大学病院で、医大の学生の見学者がいて、居心地が悪かった (35歳 女性 会社員)
  • 入院中、病状が悪化した際、当番医に担当医がいなかったため処置が悪かった (54歳 女性 主婦)
  • うっかり期限の切れた保険証を持っていったが、あとでそれに気づいた医師(女)から、やくざのようなきつい口調での取り立ての電話がかかってきて驚きました。もちろんすぐに正しいものを持って行きましたが後味が悪かったです (24歳 女性 無職)
  • 「お金があれば治る」と言われました。 (53歳 女性 主婦)
  • こちらの話をろくに聞かずに、怒鳴ったりバカにしたような態度を取られた! (38歳 女性 パート)
  • 窓口で「産みますか?」と聞かれた。ほかの患者さんもいるのに! (46歳 女性 主婦)
  • ろくに診察もしてないのに、薬ばかり何種類も大量 に出されました。 (31歳 女性 会社員)

Check1

態度悪すぎ!
 なんと半数以上の人が医師からひどい扱いを受けたと感じている。その理由として多いのが、医師の患者に対する態度の悪さだ。デリカシーのなさとでも言おうか。実例で挙げた「怒鳴る」「馬鹿にする」なんてのはよく聞く話。患者は不安な気持ちできているのだ。安心させるための配慮がまずあってしかるべき。何をえらいと思ってんだか。「裸のお医者様」って感じですね。


Q3 個人病院と大病院、 安心できるのは どっち?
グラフ

Check2

どっちもどっち、です。
イラスト
 個人病院派の意見としては「一人の先生にすべて見てもらえるので安心」というのが代表格。大病院派はやはり「設備、医療技術の充実」を挙げる。とはいえ、圧倒的多数を占めた回答は「どちらでもない」なのだ。個人病院は技術・知識に不安があるし大病院は組織の大きさゆえの患者情報の伝達ミスや流れ作業的な血の通 わない感がネックである。また「先生しだい」という意見も多かった。


Q4 医者にかかってひどい経験をしたことがありますか

グラフ

Check4

きちんと話してほしいだけ
イラスト 患者を怒鳴ったりバカにしたあげくに誤診までする医師がいるのか……と呆れてしまった。そういうヤツに医師免許渡しとくべきじゃないだろうと回答者に同情すると同時に、バカ医師に対して怒りがふつふつとわいてきた。カンタンなことなんだ。もう少し「ふつーに」「一般 的に」話してほしいというだけ。コミュニケーション不全医師が多すぎるぜ!

 


医者に救われた! 実例集

  • 何軒も歯科をはしごしても取れなかった歯の痛みが、名医と評判の遠方の歯科医にかかったとたん、あっという間に治りました (25歳 女性 会社員)
  • 病気の治療はもちろんだが、不安や悩みの相談にも親身になって応じてくれて、ずいぶんと気持ちが軽くなりました (27歳 女性 会社員ほか同様意見多数)
  • 子供を診てもらったとき、むずかって暴れても動じず、ゆったりとした口調で優しく説明してくれたので、子供もすぐに安心して診察を受けられました (36歳 女性 無職)
  • (Q2で「医師に怒鳴られたりバカにした口調で接せられた」と答えた女性)別 の医師にかかったら、前の医師の診断は誤診とわかり、病状を判りやすく説明してくれた上に「治りますから大丈夫」と優しく励ましてくださいました。 (38歳 女性 パート)
  • 義父が熱を出したとき(本来ならしない)往診をしてくれた (46歳 女性 主婦)

Q5 あなたにとって いい医者の条件とは?

第1位的確に診断してくれる 36票
第2位病状をわかりやすく説明してくれる 34票
第3位知識と経験がある 20票
第4位メンタルな励ましをしてくれる 18票
第5位設備がよい 7票
その他(精神状態が安定している、常に新しい技術を学んでいる、信頼できるetc)

COLUMN 医者=偉い、を忘れてもらわなきゃ

 今回のアンケートで興味深かったのはQ4「医者に救われたことがあるか」に対する回答。本文ではあえて割愛したが、「ある」と答えた回答例に出てきた「先生」に実は西洋医学以外の人が多かったのだ。ホメオパシーの先生だったり接骨院の先生だったり漢方の先生だったり。厳密に言うと医師免許を持たない彼らが、国家に認められた医師より「いい」と感じられた。「ずっと親身になってくれた」というのだ。
 国家に保護されない分、身の丈にあった自己認識ができているということかもしれない。黙ってても先生とあがめられはしない。きちんと商売としての利益追求を考える。いきおいサービス業としての認識も備えている。だからではないのかと。
 質の低下が叫ばれるもうひとつの先生に「教師」があるが、どこかの私学が教師たちに居酒屋勤務の研修をやらせたと聞く。これ、医師にもやらせてほしい。頭を下げて「はい喜んで!」って言える精神、身につけてくれよ。


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