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今月の課題
あなたの災害準備は大丈夫ですか?

イラスト
 2006年は世界各地で大災害が発生したり、日本でも長い梅雨で各地で洪水被害が続出した。 そのたびに、あまりにも簡単に人命が奪われていく現実にショックを受けた人も多いはずだ。 防災対策は入念にしとくに越したことはない。それは分かっているけれど、実際のところ、皆さんどのくらいの準備をしてますか?

Q1 日本の防災対策は 万全だと思いますか?
まだまだ足りない……………………50%
できる限りのことはやっている……20%
まあまあ………………………………20%
まったくなってない…………………10%
万全だと思う…………………………0%

Q2  あなたの家の防災対策は万全ですか?

まだまだ足りない……………………50%
まったくなってない…………………30%
まあまあ………………………………10%
できる限りのことはやっている……10%
万全だ…………………………………0%

Check●1
災害の前で8割の人々が ノーガード

 日本の防災対策も個人の防災対策も「万全」と答えた人はゼロ。「まだまだ足りない」「まったくなってない」の合計が、国家レベルでは6割、個人レベルではなんと8割。8割の国民が災害の前にはノーガード状態に近いのである。改めて数値化して愕然とした人も多いのでは?


Q3 防災対策はどのような準備をしていますか?
第1位  何もしていない……………………40%
第2位 避難所の確認…………………………30%
第3位 水、食糧の確保………………………25%
第4位 非常持ち出し袋の準備………………20%
第5位 家族の集合場所の確認………………10%
第6位 その他(放射能漏れ対策など)………10%
      ※アンケート回答者全体での割合

Check●2
4割は何も対策をしていない!

消火器 「何もしていない」が断然トップである。「避難所の確認」という、そう難しくないことでも実施しているのは3割。水や食料の確保や非常持ち出し袋の準備という具体的な行動に出ているのが全体の2〜3割。また、災害袋を用意してはみたものの、その後長期間放置して、今どこにあるかわからない、なんて人も少なくないはず。何のために用意したんだ!?  これで災害に襲われたら……結果は火を見るより明らかだ。


Q4 災害の中で一番危惧 しているものは何ですか?
グラフ

Q5 災害が起こったとき、真っ先に 持ち出したいものは?
第1位  預金通帳……………………25%
第2位 携帯電話……………………15%

第3位タイ 保険証…………………10%
第3位タイ 現金……………………10%
第3位タイ 大切な写真……………10%
その他 カード、クルマ、大切にしているもの
 (オーディオ機器、珍しい海外みやげなど)

Check●3
気持ちは分かるが……

イラスト 携帯電話が2位 に入るのは納得だが、「写真を持ち出す」という意見が少なくない数あったのは意外だった。また、その他自分の趣味のコレクション類などの意見も。気持ちはわかる。だが「災害時に真っ先に持ち出すものは?」という質問である。配給を前提としているのか「食糧」もない。  前半の回答から見られる危機意識の低さとリンクしているかのような回答結果 と見ることもできるだろう。


Q6 災害体験談や、災害ニュースに接して
    感じたことなど教えてください。
  • 災害後の不便な生活も子どもにとっては
     小学生のころ、集中豪雨で裏山が崩れ、自宅が半壊した。その後しばらく、川で洗濯をしたり水遊びをしたり、納屋で家族揃って雑魚寝という経験をした。 (33歳 女性 パート)

  • 断水の不便な生活にうんざり
     去年の夏、家が高台にあるため断水事故に遭遇し、すごく困りました。1週間がとても長くて辛かった (20歳 女性 学生)

  • なかなか起こらない東海大地震、だから怖い!
     茅ヶ崎に住んでいるので、子どものころ学校の先生から「防災対策をしろ」と散々言われていたの を覚えています。それから20年以上が経ったにもかかわらず、まだ地震は起こっていない……いつ来るのかとものすごく不安です。 (36歳 男性 会社員)

  • 災害保険に入っておかなきゃ
     数年前、札幌の台風被害はすごかった。仕事場のビルは揺れるし、同庁前の大木は駐車中の車の上にのしかかる。当時保険の仕事をしていたこともあり、災害時のために保険は必要だと強く思いました。 (26歳 男性 会社員)

  • 遠出していて難を逃れた
     車で遠出しているとき、自宅付近が地震に見舞われたとの報を聞きトンボ帰り。すると自宅マンションの立体駐車場近辺はガソリンのにおいが充満し、壁を突き破る寸前の車もあれば、落下した車もあった。遠出していたのが不幸中の幸いだったのか。 (34歳 女性 会社員)

  • 電話が使えない!
     宮城県で大地震が起こった際、職場にちょうどいたのですが、他の社員と連絡を取ろうとしてもしばらく電話がまったくつながらなくなった。 (70歳 男性 無職)

  • できることからこつこつと
     自分は特に準備をしているとは言えないかも知れないが、住居を決める際はエレベーターのないマンションを選ぶようにしたり、避難場所は常に確認することなど、できることはやっているつもり。 (38歳 男性 自営業)

災害現場


総 論
災害を忘れないで いるということ
 喉元過ぎれば……というのは日本人の悪いクセだが、それでいいわけがない。災害は世界のどこかで起こっている。毎日のように、多くのかけがいのない命が失なわれている。それらのニュースに接するとき、ただ「へー」と見るのではなく、そのたびに自らの防災準備を振り返ってみてほしい。そのたびにだ。
 そうやって、少しずつでも防災意識を習慣化させていくことが、平均値を上げることにも繋がるはずだ。
 災害は忘れた頃にやって来る。果たしてそうか? 今年の夏の洪水ラッシュなど、忘れる前に次の災害が起こっていた。忘れようが覚えていようがやって来るのだ。ならば、覚えている人が多い方が、被害は少なくて済むはずだ。


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