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 MPシングル白書 読者アンケートからさぐる
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今月の課題
大丈夫ですか? あなたの街の防犯体制

イラスト
 増加一方の若者の犯罪、外国人犯罪、もちろん一般 の犯罪も。 手口は凶悪化する一方で、犯罪検挙率もひたすら下がり続ける。今や完全に崩れたニッポンの安全神話。 あなたの街の防犯体制は大丈夫だろうか? そしてあなた自身の防犯意識は……?

Q1 あなたの街の防犯体制に
   不安を感じることがありますか?

グラフ

Check●1
災害の前で8割の人々が ノーガード

 全体の2割の人が「よくある」と回答。「よくある」と「時々ある」を合わせて53%。過半数の人が防犯体制に不安を抱いているという結果 となった。こういった皮膚感覚での恐怖感の増大こそが、治安の悪化の何よりの証明だ。


Q2  あなたの住んでいる街で
  犯罪に巻き込まれたことがありますか?

グラフ


Q3 あなたの住んでいる街で起きた犯罪は
  どのようなものが多いですか?
第1位  空き巣……………………38%
第2位 自転車泥棒…………………………13%
第3位 ひったくり…………………………12%
その他 変質者出没、強盗、オレオレ詐欺などそれぞれ得票率6%

Check●2
5人に1人は被害者になる時代

 空き巣は不動のナンバーワンだが、第3位の「ひったくり」については、特に関西地区の読者の回答が目立った。ある読者は「ATMでお金をおろしている少しの間に、停めていた自転車のかごから、買い物したばかりの食料品が詰まったスーパーの袋を持っていかれた」というから油断も隙もない。
 また、Q2の結果で、21%もの人が、軽度にしろ、何らかの被害に遭っているという結果は、正直、驚きである。


Q4 あなたの住んでいる街の防犯活動に
  参加したいですか?
グラフ

【主要都市にある主な防犯活動団体とその活動内容】

  • イラスト札幌太平地域安全パトロール隊(北海道札幌市北区)
    活動内容:地区内パトロール、不審者の確認(特に公園)、無灯火自転車への注意呼びかけ、青少年への声かけ運動
  • 地域を守る会(東京都新宿区)
    活動内容:主に徒歩によるパトロール活動。
    1. 声かけ運動
    2. あいさつ運動
    3. 拍子木を使ってパトロール
    4. 拡声器等を使った地域住民への防犯広報
  • 浪速なでしこ隊(大阪府大阪市浪速区)
    活動内容:街頭において、ひったくりの被害に遭いやすい女性を中心に被害を呼びかけるだけでなく、子供を犯罪から守る活動。

  • 博多セーフティーパトロール隊(福岡県福岡市博多区)
    活動内容:子どもたちの下校時間帯にあわせた、保護誘導や危険箇所の点検。

  • 大浜公民館自警部(沖縄県石垣市)
    活動内容:石垣市大浜地区の住民で構成し、明るく住みよい地域社会づくりと青少年の健全育成を目的に夜間パトロールや危険箇所点検等を実施し、防犯、防災、交通安全活動を推進。

Q5 (Q4で「参加したい」と答えた方に)
  参加したい活動はどんなものですか?]
第1位  防犯教室………………………………55%
第2位 防犯マニュアルや安全マップの作成…………45%

第3位 防犯パトロール…………………36%
第4位 当番制の子どもの送迎………… 9%

Check●3
何よりも犯罪手口の周知が重要!

 Q4で58%の人が、何らかの防犯活動を自らがやらなければと考えている。ただし裏を返せば、42%の人は「自分で何かやるのは勘弁してくれ」ということだ。この数値をどう取るか。少なくとも以前までは、防犯のために何かをするという発想そのものがなかったはず。
 また、Q5の回答を見ると、何よりもまず、犯罪の手口などを研究し、広報していくことの必要性を皆が感じていることがわかる。オレオレ詐欺などは新しい手口が次々に出るわけで、メディアが騒いでから対処するのでは遅すぎるのである。


Q6 新政府に望む防犯対策は何ですか?

第1位  警察のパトロール強化……………………38%
第2位 不審者情報の発信…………………………13%
第3位 近所との情報交換会………………………12%
第4位 防犯教室の開催……………………………32%
第5位 通学路の安全確保…………………………26%
第6位 防犯グッズの紹介…………………………11%
第7位 警察権力の強化………………………………6%
第8位 刑罰の厳罰化…………………………………5%

Check●4
優秀なニッポン警察を再び

イラスト 「(警察も必死の努力を続けているが)地域住民たちが『自分たちの街は自分たちで守る』という意識を持つことが大切」――これは平成17年6月、前小泉政権下での国家公安委員長の言葉だ。平成16年から17年の1年間で、地域の防犯ボランティア団体がそれまでの4.6倍、(約16,000団体)にも達したのだそうだ。今回のアンケート結果にも「防犯教室」「防犯パトロール」などの必要性が上位に来ているわけで、私たちに危機意識は十分植え付けられている。だが裏を返せば警察への不信感も高まっているわけで、だからこそ安倍政権には、肝心カナメの警察のレベルアップをまず期待したくなるのである。


総 論
不審者情報の開示を!
 Q6で2位に来ている「不審者情報の発信」。これらは性犯罪前歴を持つものの住居情報なども含まれると思うが、一般人として一番知りたいのがこの種の情報だろう。個人情報保護の見地から難しい問題もあるのは承知の上で、新政府には大胆な決断をして欲しいとホンネとしては思っているのだ。
 ある読者の象徴的な意見を紹介しよう。
「権利の濫用とも言える行きすぎた個人の権利意識に臆することなく、毅然とした態度で犯罪防止に取り組んで欲しい」(34歳 女性)
 それだけ私たちは、漫然とした危機感を常に抱えてしまっている。嫌な世の中になったもんだ。


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