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 MPシングル白書 読者アンケートからさぐる
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今月の課題
日本の政治
このままでいいのか!?

カット

  福田新内閣となって1ヶ月、
日本の政治に劇的な変化はやはり起こっていない。
また、日本の政治が相変わらず分かりづらいのも変わらない。
先日、インターネットで行ったアンケートを元に、
日本の首相について調べてみました。

Q1 今後も自民党が与党として、
  政権を維持するべきだと思いますか?

グラフ

Check●1
一見、政権交代派優勢だが……?

「政権交代すべき」が過半数を取り、「維持すべき」はたったの20%ほど。一見、交代派圧倒的優位ではあるのだが、ただし「わからない」も3割ほどいる。「維持」「わからない」を足せば5割弱になり、交代派とがっぷり四つという見方もできる。
 良くも悪くも自民政治が戦後日本を作ってきたわけで、その恩恵に浴してきた実感のある職種の人も少なくないだろう。ただ現状には納得がいかない。では、どうすれば? 国民の意見も揺れている。

政権交代と55年体制の崩壊

1955年に社会党の右派と左派が統合し、自由党と日本民主党の保守連合が自由民主党を結党してから社会党崩壊までの政治体制のことを55年体制という。その間、自民党が常に与党として政権を担った。社会党が崩壊する1996年までの約40年間、自民党が政権を譲ったのはたったの2年半(細川、羽田、村山総理の時)だけである。しかし、崩壊後も事実上は自民党が政権を握っている。


Q2 次の総理には
   どのような人になって欲しかったですか?
現職の政治家 …………………………49.3%
小泉元首相 ……………………………………………………19.7%
外国の政治家 …………………………………………………12.7%
大手企業の社長 ………………………………………………12.7%
東国原知事のようなタレント出身の政治家 ………………2.8%
作家・文化人などの著名人 …………………………………1.4%
自分 ……………………………………………………………1.4%

Check●2
言語明瞭、有言実行な政治家求む!

タレント政治家はさすがに総理としての期待はされていないようだ。根強い人気を誇る小泉元首相に次いで「外国の政治家」も上位ランクイン。要するに「ハッキリものを言い」「公約をとりあえず実行しようとする姿勢が見える」政治家を人々は求めているのだろう。各方面に配慮しすぎた意味不明の政治家言葉で語られても国民はついてこない。
「大手企業の社長」も同数を取っているが、これは正直疑問。大手企業こそ、自民党と官僚とズブズブの最たるものだったのではないのか?

首相出身県

山口県が歴代首相
出身県第1位

 歴代首相の出身地を並べると見て分かる通り、伊藤博文を初め佐藤栄作、安倍晋三などの山口県出身が圧倒的に多い。この背景には明治維新で薩摩(鹿児島県)、長州(山口県)が台頭し、政治の基礎を築いたからだ。その血は受け継がれているのだ。しかし、それも戦前まで。戦後、もっとも多いのが、意外にも群馬県である。タイプの異なる福田赳夫(現首相の父)、中曽根康弘、小渕恵三の3人が旧群馬3区と、同じ選挙区で激戦を繰り広げた。その、し烈な戦いが結果的に、自民支持層の拡大につながったともいえる。


Q3 首相を自由に国民投票で選べるとしたら、
   選挙に行きますか?

グラフ

Check●3
自分で選んだというリアリティーが欲しい!

 「行く」が95%という凄すぎな結果。議院内閣制の現状では直接選挙は無理なわけだが、直接選挙を求める声が消えないのは、つまりは「私たちの代表」というリアリティーをもっと実感したいという意識の表れだ。

首相と大統領はどう違う?

カット 日本のように、議会が選挙母体となって議員の互選により首相を選出する制度を「議院内閣制」という。一方「大統領制」とは、基本的には国民が選挙(国民投票)によって大統領を選ぶ。じゃあ、日本でも直接選挙で大統領を選べばいいじゃないかーー? ところが、首相というのはあくまで「内閣のトップ」である。対する大統領は「国のトップ」。日本が大統領制ではなく議院内閣制を取っているのは、すごく大雑把に言えば既に日本には「天皇」がいるため。天皇には首相を任命する役目がある。


総 論
誰がやっても同じ、
なんてことはない!


カット 日本の国政選挙の投票率はせいぜい50%程度、20代に到っては30%ほどだそうだ。もしこれが70%とか80%になれば、おのずと政治は変わってくる。とにかく一人でも多くの人が投票に行く。実は自民党の政治家たちはそれを一番怖れているはずだ。政治家も悪いが国民も考えを改めるべき。「誰がやっても同じ意識」はそろそろ、捨てよう。



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