MrPartnerInternet
 MPシングル白書 読者アンケートからさぐる
HOME PAGE
MPシングル白書

今月の課題
外国で差別されたことがありますか?

カット

海外を旅行したときに差別されたと感じたことはありますか――? おそらく、誰でも経験があるのではないか。黄色人種であること、ボラれそうになったとき、反日感情のある国に行ったとき……。なぜ差別されるのだろう。いや、差別されたと感じてしまうのだろう。海外旅行経験豊富なMP読者の意見を聞いてみた。

Q1 あなたは外国で差別されたことがありますか?
 また、それはどの国に滞在したときですか?

差別を受けた国
グラフ

グラフ

Check●1
イギリスは日本人が嫌い!?

なんと7割以上が差別された経験があると回答。しかもその舞台となった国は、私たちが大好きなイギリスがトップというのはなかなかにショッキングな結果。(イギリス好きで、イギリス滞在経験が多いであろうMP読者だからこそ、この結果が出たとも考えられる)。以降、アメリカ、フランス、イタリアと西欧諸国が上位を独占。反日感情が残るはずのアジア諸国よりもはるかに「差別された体験が多い」結果が出た。

イギリスでも差別はあるの?
地域間でも人種意識が根強いイギリス。イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4地域が別々の国としてサッカーワールドカップに出場するほど、自国間でも溝がある。外国人に対しても同様で、2004年の英国統計では、アジア人や混血2世の人々が犯罪の被害者になりやすいという結果がでた。イギリスでも、人種差別は深刻な問題なのである。


Q2 外国で国籍を問われ、日本人と答えたときの
  相手の反応はどうでしたか?
グラフ
Check●2
日本人は人気がある

マイナスな反応をされたという回答は全体において少数。ちなみに平成19年2〜3月にかけ、外務省が「EU4ヶ国における対日世論調査」を、イギリス・ドイツ・フランス・イタリアの4ヶ国の有識者対象に行った。その結果、各国とも「豊かな伝統と文化を持つ」など、日本に良いイメージを持っていることがわかった。また、同時期にアメリカで行った調査では、一般人・有識者共に日本人に対する信頼度は過去最高という結果に。


Q3 現地の言葉が話せないことで
  差別された経験はありますか?

グラフ

Check●3
海外旅行好きのわりには語学力が低い日本人

カット3割以上の人が「言葉が話せない」ために差別されたと回答。Q1で「差別された」と答えた70%の約半数が、現地の言葉が話せないことを理由に挙げる結果となった。差別を受けた、と感じる理由のひとつとして、日本人の語学力の乏しさが挙げられるのではないか。海外旅行を当たり前にする国民としては語学レベルが低すぎるのは、今も昔も変わっていない。言葉での意思の疎通がままならなければ、誤解が生じる率が上がってしまうのも道理だ。Q2にあるように、日本人そのもののイメージは決して悪くないのだから。

Q4 日本人が差別される理由があるとしたら、
  それはなんだと思いますか?
  • ブランド買い漁りの醜悪な姿がどう映るのか?
    一番ありそうなのが反日感情からの差別。あとは、似合っているとは言えないブランド品をまとい、外国にブランド品漁りに行くマナーのない日本人の行動からくる悪印象。 (女性 21歳 学生)

  • 英語がわからない
    どうせ日本人は英語がわからないと思われているし、少々のことならガマンして苦情も言ってこないと思われている(ナメられている)。 (女性 49歳)

  • 意思表示をしない
    ハッキリした態度を取らないことが一番の原因だと思う。強く生きることを心がければ、旅行者でも差別されなくなるのでは。日本人は臆病すぎる。(女性 52歳 主婦)

  • エコノミックアニマルの価値観
    経済合理主義的な日本人の考え方は世界には通用しない。自分の国だけ良ければというのは問題があると思う。 (男性 41歳 会社員)

総 論
どこまでが差別で
どこまでが誤解か

 外国語が不得手なことに加え、意思や感情を他人に強く表現することになれていない国民性。自己アピールが性質的にも技術的にもヘタなのが日本人ということになる。ということは、無言で金だけはバンバン使ってくれる、という部分が現地の人々の目には強い印象を伴って映ってしまうのだろう。感情が見えてこないから、なかなか「いいお客さん」以上の評価を得にくいし、こちらから情報を与えていないのだから、理解したくてもできないのかもしれない。
 もちろん差別の問題はそう簡単に解決できるものではないが、意思疎通がもう少しはかれるならば、かなりの部分は「単なる誤解」として笑い飛ばせるはずなのだ。国民性を言い訳にする時代は過ぎて、伝える技術を磨き伝える努力を意識的にやるようにすることが、一般旅行者に課せられた課題かもしれない。



|
編集長にアクセス
|
バックナンバーのご案内
|
月刊誌のご案内
|
購読のご案内
|
MPの本
|
|
今月の特集
|
採用情報
|
ハローダイアル
|
|
会社概要
|
e-mail
|
HOME
|