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今月の課題
今さらですが……
お歳暮って本当に必要でしょうか?

カット

年末になると行き交うお歳暮。お中元と並び、宅配便のお兄さんがあまりの激務に「勘弁してくれ」と音を上げそうになるニッポン贈り物二大行事だ。実際のところ、この慣習、皆さんはどう感じているのだろう。というわけで、去年のお歳暮、どうしましたか?

Q1 去年の年末、お歳暮は贈りましたか?

グラフ

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Check●1
喜ばれるのはうれしいが

約6割の人がお歳暮を贈っているにもかかわらず、3割5分の人が「なくなってほしい」と考えているお歳暮という慣習。何しろ「当然の義務」と肯定的な回答をしたのがたったの3%ちょっとというありさまだ。とはいえ、「喜ばれるのがうれしい」という意見も4割を超えている。愛憎入り交じる習慣、それがお歳暮の正体か。

お歳暮の歴史
お歳暮は古代中国の風習。神を祀るお祭りで供え物を季節ごとに捧げたことから変化し、日本に伝わった。かつては年越しに必要なお供え物を贈ることから、塩鮭、もち、数の子などの食料品を送る習慣だったとか。現在は保存のきくアルコール飲料やコーヒー、ハム・ソーセージといったものが多く、本来の「供え物」という意味が失われかけている。


Q2 予算はいくらぐらいですか?
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Check●2
身内だからこそさぼれない

予算は2,000〜5,000円がボリュームゾーン。贈る人数は4〜10人が一番多い。仮に4,000円の商品を10人に贈ったら4万円。いかにボーナス月とはいえ、痛い出費である。また、贈る相手としては、会社関係よりも親戚など身内相手が最も多かった。血のつながりは会社みたいに嫌になっても辞めるわけにはいかないわけで、命ある限り贈らざるを得ない相手、ということになるのだろうか。


Q3 あなたがお歳暮を選ぶポイントは何ですか?

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Check●3
商品券はうれしいがカタログはものによる?

カット皆、「相手の好みを考えて」選んでいるはずなのだが、一番うれしいのは商品券や商品を選ぶカタログだったりするのが面白い。結局、相手に好きなものを選ばせたほうがいいということか……と思ったら、「イヤだったお歳暮」の第1位も「選べるカタログ」である。商品券のほうはあまり嫌われていないところを見ると、カタログそのものに難があったということか。ろくな商品が載ってなくて、かえってガッカリ……。


総 論
人間関係維持のためには
やっぱり必要なのか

 今回の回答のなかにも「使わない食器類が、開封されることなく押し入れに眠っている」だとか、「ことごとくいらないものばかり贈られてきてむかついた」とか、「近所の家が留守のため、お歳暮を預かる羽目になった」とか、いろいろとお歳暮に対する恨みつらみが綴られていて、ほんとにこの習慣は必要なんだろうかと疑問がわいてくる。
 ほんとにこの習慣は必要なんだろうかと疑問がわいてくる。しかし、あながち悪いことばかりでもない。贈ったり贈られたりするからにはお礼の電話などを当然相手にするわけで、疎遠になりがちな親類と久々に会話するきっかけにつながる。忙しい毎日の中で、そうやってなんとか互いの存在を確認し合ったりするわけだ。
 ニッポン人の社交性がもう少し高くなるまではやっぱり必要な儀式なのかもしれない。「円滑な人間関係」のために。



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