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 MPシングル白書 読者アンケートからさぐる
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MPシングル白書

今月の課題
あなたのまわりに
ワーキングプアはいますか?

カット

人の身体は毎日少しずつ老いてゆく。特に30代、40代に差し掛かると自覚症状は顕著になってくるはずだ。
このころになると、更年期障害に苦しむ女性(最近は男性も)も多い。あなたは年齢とどうつきあっていますか?

Q1 自分が年をとったと感じることがありますか?

グラフ

Check●1
お肌の曲がり角で、気づく

「年をとったと感じる」が実に9割以上。20代の若い人も少なくなかったのだが、この数値。そして、それをもっとも自覚させてくれるのが「肌状態の変化」である。たしかに10代の肌をピークとするなら、20代でもそれなりの「下り坂感」は感じてしまう。次いで体力の衰え。学生の頃は夜通し遊ぶのも平気だったが、今、それをやった翌日ヘロヘロになっている自分に気づき、愕然とする。

更年期障害ってなに?
女性ホルモン(エストロゲンの減少)の分泌バランスが崩れることによって起こる身体的、精神的不調。主に、閉経直後の45〜55歳ころの女性に起こる症状ではあるといわれているが、40代以降の男性にも起こることがある。さらに、近年若者の過剰なダイエットにより20代、30代の若年層の間でも更年期障害と同じ症状を訴える人が急増している。


Q2 更年期障害を経験しましたか?
グラフ

Check●2
情緒不安定になる人が多い

カット「更年期障害を経験したことがある人」が2割強。4〜5人に1人の割合で更年期障害を発症しているのだ。これは決して少ない数値ではないはず。その症状は、特に不定愁訴やイライラ感などの精神的なネガティブ状態に苦しむ人が目立つ。大汗をかいたり、のぼせたりという症状も多い。自律神経失調症のような状態なわけで、つまり心や身体が、自分の意志とは無関係に、しかも悪い方に働いてしまう。そして余計に落ち込む。それだけにやっかいだ。

男性にもあった! 更年期障害
「サンプラザ中野くん」もかかっていた
これまで更年期障害といえば、女性だけの病気だとういう見方が一般的だった。しかし近年、男性ホルモン(テストステロン)が減少することにより、女性の更年期障害と同じような症状が男性にも現れることが分かった。その症状の多くは45〜65歳が中心で、特にストレスを溜め込みやすい人が発症しやすいといわれている。1999年、爆風スランプの「サンプラザ中野くん」が本を出版した際の記者会見で更年期障害にかかっていたことを告白したことで、男性更年期障害が注目されるきっかけになった。

Q3 Q2で「いいえ」と答えた方、
  更年期障害が心配ですか?
グラフ

Check●3
経験した者でしか分からない苦しみ

実に6割5分の人が更年期障害が心配と答えている。しかし、心配でない人が3割5分もいることに驚きだ。20代の若い人の回答もあったからだろう。やはり、経験したことのない人にはその苦しみは分からない。また、「年をとったらかかる病気なので、仕方がない」などのなかば開きなおり半分の人の回答も寄せられた。まずはそうならないように、生活習慣を整え予防をしていくことが大切。できることなら経験したくはないものだ。


Q4 女性ホルモン剤を投与することに
  抵抗はありますか?

グラフ

Check●4
できれば薬に頼らずに

グラフ女性ホルモン(エストロゲン)の減少が更年期障害の原因とされているため、治療には女性ホルモン補充療法が用いられることが多い。ただし、長期間加療すると乳ガンの発生率が増したり、肝障害が起こりやすくなったりという副作用も報告されており、抵抗感を感じる人も多いはず。(5年以内の短期間なら副作用の心配はないといわれている)体調不良克服の質問で、もっとも得票数が多かった「生き甲斐を持つ」は、本当にその通りだと思う。心がポジティブに向く対象がひとつでも多い方が、人生はうまく転がる。


Q5 あなたは老いが怖いですか?

カット

Check●5
さすがMP読者!

「老いが怖い」と答えた人が半数ちょっと。「怖くない人」も半数弱。互いに共通するのは、老いに向けて手を打とうとしているということだ。「特になにもしていない人」は1割ほどで、残りの9割は、身体を動かす人、好奇心を常に持とうとする人、華やいだ出で立ちで心も朗らかでいようとする人……それぞれ前向きに行動を起こしている。老人が元気な国、イギリスを扱う本誌の読者だけのことはある、と手前味噌ながら感じたりして。


総 論
更年期なんかに
負けないで

写真 更年期障害は全国民の半数がかかりうる病気だといわれている。女性の病気とずっと思われていたが、男性の更年期障害もちゃんとあり、苦しんでいる人も(女性ほどの数はいないが)少なくない。
 対策としては身体を動かす、食生活に気を配る、そして周囲の理解を得ることが大切だ。そもそもこの国では、老人に対する理解が希薄。病的なうつに加え、周囲の冷たい態度がダブルで攻めてきて、臨界点を超え易いのだろう。
 ひどい場合は、うつ病から自殺してしまう人もいるという。きちんと対策をとって、老いと楽しく付き合いたい。



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