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今月の課題
止まらない原油価格高騰
あなたの暮らしは大丈夫?

カット

値上げラッシュが止まらない。ガソリン、乳製品、いやいや、すべての商品の値段がジリジリ上がっている。「このままじゃ、赤字続きだ」と漁業関係者がストライキを起こした。いよいよ家計に影響を及ぼしてきた値上げ現象に、あなたはどう対応しますか?

Q1  物価高を感じていますか?

グラフ

Check●1
老若男女が実感

一般的に物価高を最初に実感するのは、日々スーパーなどで日用品や食材を購入する機会が多い主婦層だといわれている。だが、ここまであからさまにガソリンが高くなると、すべての層がこの春から夏にかけて、「物価が上がったな」という実感を持ったはず。カップラーメンが値上がりしたり、スナック菓子が定価は変わらずとも内容量を減らしたり……若者たちもこれでさすがに気づいた。


Q2 物価高に対して、
  あなたは工夫をしていますか?
グラフ

Check●2
小さなコストカットからコツコツと

値上げを実感することと、それに応じた対策を取ることには温度差があるようで、実に半数が「工夫をしていない」。ただし、工夫をしている派は、それぞれ個人レベルでできることから、少しずつやっている。マイカーの利用を控えることや電源プラグを抜くことはエコな行為だし、食材に関しても無駄をなくそうとする人が増えている。物価高は少々厳しいが、こういった工夫が地球環境にもいい結果をもたらすことになっているのもまた事実。

MP読者の節約具体例

  • マイカーの利用は避け、なるべくバスや電車を使う(34歳 女性 主婦)
  • 夫婦一台ずつ車を所持しているが、使うのはなるべく燃費のいい妻の軽自動車に(72歳 男性 無職)
  • 自動車はやめてバイクを使ってます(42歳 男性 会社員)
  • 食料品は使い切るまで買わない!(37歳 女性 主婦)
  • スーパーのタイムセールなどを積極的に利用します(41歳 女性 パート)
  • 外出時、電源プラグを抜くようにした。食事もなるべく外食せず自炊(26歳 女性 会社員)
  • 今まで、土日のみ、自分の食べたいものを自分で買う習慣があった。でもそうすると必ずムダな買い物をするので、妻に全部任せるようになった(40歳 男性 会社員)
  • 99円ショップを利用する機会がとても増えました(37歳 男性 会社員)

Q3 今後の家計が心配ですか?

グラフ

Check●3
塵も積もれば大赤字になる

価格が微妙に上がっているだけで、ものが商店から消えているわけではないので、車を使う仕事をしている人以外は、大きな実害はまだこうむっていない。トイレットペーパーを求めて暴動寸前までいった、かつてのオイルショックとの違いを感じる。ただし、公共料金の値上げも発表され、外堀を埋めるかのようにジワジワ、ジワジワと物価高は進んでいる。比例するように不安感は増してゆく。


Q4 物価高の大きな原因は
  なんだと思いますか?

Check●4
原油が上がれば皆上がる

原油が上がることで石油製品のコストが上がることはもちろん、食料品はじめ多くの商品を輸入に頼っている我が国では、その移送費のコストが上がり、価格に上乗せされてしまう。また、燃料費の高さから漁業が大きな痛手を被っていることはニュースでご存じだろう。原油高は確かにすべての物価高の要因なのだ。だが一番の問題は、なぜ原油価格が高騰しているのかということなのだが。

カット


Q5 あなたは政府の対策に
  満足していますか?

グラフ

Check●5
内閣改造している場合か

ほとんどの人が「満足していない」。当たり前といえば当たり前。政府はまだまだ物価高の動向を見守るばかりで、有効な手は何一つ打てていない。批判が集まると内閣改造するのはいいのだが、そのたびに進行中の政策が中断されるような気がして、なんだか誤魔化されているような気がしてしまう。


Q6 これ以上絶対に値上げしてほしく
  ないものをひとつ選ぶとしたら?

グラフ

Check●5
腹が減っては……

そう。暮らしの基本は「食べること、飲むこと」。一日3回の食事の材料が高騰するということは、暮らしの根幹を揺るがされているということだ。飽食の時代という言葉は、手垢がつくほど使われてきたわけだが、それがいかに幸せなことだったということに今ごろ気づかせられるハメになった。「制食の時代(食べ物を制限されてしまう時代)」がそこまで来ているとしたら、恐ろしいことである。


総 論
投機マネーが
物価を引き上げる!

 物価高の犯人とされる原油高。なぜ原油価格が高騰したのか。ものすごくざっくりといってしまえば、まずアメリカでサブプライムローンが破綻したことなどが契機となって、株式市場が世界的に冷え込み、投機先としての旨みがなくなった。その結果、たどり着いたのが原油先物市場。インドや中国など新興国の原油需要が飛躍的に増大するのは確実のため、これからの上昇を見込んでの投資だった。どうも同じことを考えた投資家が多すぎたらしく、原油先物市場は予想以上のペースで上昇を続けることとなり、この問題をもたらした。
 その有効な解決策は、まだ見えてこない……。



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