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 MPシングル白書 読者アンケートからさぐる
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MPシングル白書

今月の課題
関空発ロンドン行きが廃止!
燃料費高騰が阻む
イギリス旅行の実態

カット

原油高が航空業界を直撃。燃油サーチャージの高騰で、旅行費用は膨れ上がるいっぽうだ。今年の夏休みの海外旅行者も大幅ダウンした。イギリス旅行命のMP読者にとって、死活問題にもなりかねない大問題。皆さんはどう考える……?

Q1  燃料高により、JALが関西空港と
 ヒースロー空港を結ぶ路線を廃止する
 方針を固めたことはご存じですか?

グラフ

Check●1
関空だけの話であるうちはいいけれど

JALはこれまで関西空港―ヒースロー間の便を1日1便運行してきた。これを平成20年度中に廃止するという。新聞報道などによれば「もともと客単価の高いビジネス客の利用が少なかったところに、昨今の燃料高が追い打ちをかけた」かたちになった。関西空港を利用する人しか興味がわかない話題、それに加えメディアで大きな扱いをされなかったにも関わらず約半数の人が知っていた。これはやはり、イギリス好きのMP読者ならではか。


Q2 イギリスへ行くのに関西空港を
 使ったことがありますか?
グラフ

Check●2
余計な出費が増えてしまう

関西空港を利用したことのある人は3割程度という結果が出た。この3割という結果を少なく見るか、多く見るかは別として、現実問題、その利用者はイギリスへ行くのに、一度、成田国際空港に行かなければならない。ちなみに、大阪―成田間を電車で往復すると3万円以上かかる。関西圏内の人にとってこれは深刻な問題だ。また、イギリスを専門的に扱っている『ミスター・パートナー』にとっても、イギリス離れが進んでしまうのでは、と不安がよぎる。


Q3 あなたが海外旅行に行くとき、
 旅程や内容は航空運賃によって
 影響を受けますか?

グラフ

Check●3
海外旅行という趣味が消える!?

運賃高騰から受ける影響として「直通便を避ける」のと「宿泊施設のグレードダウン」が多数意見として出た。次に僅差ではあるが、「海外旅行を取りやめる」が続く。これは海外旅行に付随する経済効果そのものが大きく減少するということである。比較的優雅な老後を送ると見られる団塊世代がリタイアし、さあ、これから第二の人生を、と思っているところに思わぬ足かせがはめられた形で、旅行者にとっても旅行産業にとっても不幸なことだ。


Q4 この夏、あなたは海外旅行に
 行きましたか?

Check●4
国内に切り替えた人も多かった

Q3と同じような結果となり、影響を受けた人のほとんどは行かなかったということか。今年の夏休みを前に燃油サーチャージがJAL、ANAともに値上げされた結果、今年のお盆期間の両社の国際線利用者は前年比の9%も落ち込んだ。しかし、貯蓄のある中高年層のヨーロッパ人気は衰えていなかったという。ただし全体で見れば、国内旅行に切り替えた人が多かったようだ。

カット


Q5 航空運賃に追加される
 「燃油サーチャージ」をどう思いますか?

グラフ

Check●5
納得はいかないけれど仕方がない

「燃油サーチャージ」とは、運賃とは別に、燃料価格の変動に応じて徴収される上乗せ料金のことで、2004年末より通常料金に付加されるようになった。つまり、このころより原油価格の上昇が洒落にならない幅となり、企業努力ではまかない切れぬレベルになってきたということだ。これといった代替エネルギーが存在しない現状では「納得がいかないけれど仕方がない」というのが利用者の素直な声だろう。


Q6 航空運賃が高い今、
 それでもあなたはイギリスに
 行きたいですか?

グラフ

Check●5
やっぱりイギリスには行きたい

カットさすがMP読者というべきか、航空運賃が高い今でも行きたいという人が6割強という結果に。やはり、どんなにお金をかけてでも一度は行ってみたい、もう一度あの地を踏みたいという人がこれだけいるのだ。北京オリンピックが終わり4年後はロンドン。今後、イギリスへの関心が益々増えていくだろう。そういったときに、旅行会社はどのような対策をしていくか見物だ。


総 論
海外旅行の
モチベーションが
問われる

 Q3の結果にあるとおり、旅行運賃の高騰は、旅行の行き先や内容、そもそも行くか行かないかという点に大きな影響をもたらす。そして、運賃高騰の鍵となる燃油サーチャージだが、本誌読者の認識率は高かったものの、実際には「燃油サーチャージ分が旅行代金の表示に含まれていなかったため、実際に支払う金額を提示されて驚いた人もいる(Yahooニュース意識調査より)」というようなことも起こってくる。
 海外旅行が国内旅行よりも行きやすかった時代は完全に終わり、これからは「なぜそこに行きたいのか」「何がしたいから行くのか」というモチベーションの強さと質が問われる時代になるのかもしれない。



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