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今月の課題
職場うつ激増!
会社の人間関係、
うまくいってますか?

カット

ストレス社会日本。そして、職場での人間関係がその原因となっていることは非常に多い。ストレス社会ならぬストレス「会社」なのだ。この不景気の中、辞めたからといっておいそれと次は見つからない。なので余計ストレスだけを溜め込んでいき……。

Q1  あなたの職場は、人間関係が
うまくいっていると思いますか?

グラフ

『思わない』とした人のうち、
ストレスを感じている人は?

グラフ

Check●1
ストレスの巣窟、それが職場

6割近くの人が職場の人間関係に違和感を感じ、感じた人のほとんどはそれをストレスと認識している。いったい職場の誰に、どんなことから苛立ちを感じるのだろうか。職場での地位の上下、性格の相性、仕事の向き不向きなど、様々な要因が絡み合っていて……詳しくは次項を見てほしい。


Q2 職場でストレスになっている人は
いますか?
グラフ

Check●2
違う世代と付き合えない

人間皆平等と言いつつも、会社というコミュニティーでは厳然と役職によって身分の上下が決められる。上司との相性が合わなければ、会社での立場が苦しいモノになるのは今も昔も同じ。ただし、役職抜きにして「年上」「年下」など、年齢差のある社員を苦手とする回答が多かったことは興味深い。同年代の仲間内との付き合いだけを自分たちの世界としたがる、日本人ならではのコミュニケーション不全の表れかもしれない。


Q3 職場の人間関係でストレスに
なるのはどんなときですか?

第1位 合わない人と仕事をしなければならないとき………20%
第2位 ガミガミ怒られたとき…………………………………13.6%
第3位 陰口を言われている……………………………………12.7%
第4位 話を聞かないない人と仕事するとき…………………10.9%
第5位 上司が仕事をしてくれない……………………………8.2%
    常時監視されている……………………………………8.2%
第7位 仕事を任せてもらえない………………………………7.2%
第8位 人に使われていること自体がストレス………………6.4%
    部下があまりにも使えない……………………………6.4%
    仕事を頼まれすぎる……………………………………6.4%

Check●3
精神的な責めのほうが堪える

仕事のキツいところはこれだ。第1位の「合わない人と〜」。学生じゃないんだから、仲良しグループで固まるわけにはいかない。どんな世代のどんな性格の人とも力を合わせ、成果を上げなければいけない。相当精神が疲弊する。また2位の「叱責」、3位の「陰口」、これらも精神にダメージを与える。仕事のスキルの高低よりも、心が蝕まれていく感覚のほうが堪える。簡単にズル休みもできないからこそ、心はすり切れるいっぽうだ。


Q4 苦手な人たちに対して、
どのような対処をしていますか?

第1位 近づかないようにする………………15.4%
第2位 無心で働く……………………………12.7%
第3位 聞き流す………………………………6.3%
第4位 無視する………………………………5.4%
第5位 誰かに相談する………………………3.6%

上記以外

  • 先手を取って仕事をする
  • 分かり合うまで話す
  • 何を言われてもガマン
  • 常に顔色をうかがう
  • 成果をアピール
  • 友人などに置き換えて考える
    などなど

Check●4
どうしても分かり合えない人がいることを知る

第1位から第4位まで、表現は違うが、要するに「触らぬ神にたたりなし」。苦手を得意に変えようなんてムリをせず、極力関係も関心も持たないようにする。消極的な作戦のようではあるが、きっと誰もが過去に一度は、関係改善のために努力したことはあるはずで。それでも相容れない人はいるのだ、という一種の諦観でもって、このような方便に落ち着いたんだろうと思う。


Q5 人間関係によるストレスで
うつ病になったことがありますか?

グラフ

Check●5
企業の理解が本当に必要になってくる

うつ病の定義をどの程度の重さに置くかにもよるだろうが、とりあえず4人に1人が、うつ病経験アリというのは、想像以上に高い割合じゃなかろうか。正直なところ、ここまでとは思っていなかった。どの企業もいまだにこの種の疾病に関する理解がいまひとつなのが現状で、国を挙げてのメンタルケアが、かけ声だけじゃなく、本当に必要になってきている。


Q6 人間関係が原因で、転職・離職
したいと思ったことがありますか?

グラフ


そのうち、実際に
転職・離職した人は?

グラフ

Check●6
会社はどう対策していくのか

カットなんと、9割の人が人間関係が原因で転職・離職をしたいと思ったことがあり、その中の半数以上が実際に職場を去っている。この数は非常に多いといえるだろう。今、日本社会の抱える問題として絶対的なのが「職場でのストレス」という結果を如実に表している。良い職場を求め転職したが、次の職場も……。何も、会社だけが悪いとはいえないが、これだけ数が多いと、会社としてもその解決の糸口を見つけなくてはいけないのでは。


総 論
話せども話せども
分かり合えない人
急増中

写真 Q6の回答で、半分以上がその会社を「辞めざるを得なかった」という事実は重い。「企業は人なり」とは、金科玉条のごとく語られるフレーズではあるが、人は誰も一筋縄ではいかないわけで、特にモンスターペアレントやらチルドレンやらが喧伝される昨今、当然モンスター社員だって急増中であるわけだ。モンスターであるがゆえ話せばわかる、はずもなく、マトモに応対するぶん疲弊する。
 そういう人が増えれば増えるほど、共同体というやつは機能不全を起こし、いずれは空中分解する。
「こんな会社辞めてやる」と言う人に限って絶対に辞めない、というのがこれまでの定説だったが、これらの結果を見る限り、そんな人でも辞めたくなるような人間関係の会社が、増えているのかもしれない。



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