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 MPシングル白書 読者アンケートからさぐる
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MPシングル白書

今月の課題
魚離れが目立つ日本の食卓
あなたは魚料理が
好きですか?

カット

魚離れが叫ばれて久しい日本の食生活。魚は低カロリーで栄養があって、生活習慣病になりにくい。そして、なにより美味しい。なぜ、日本人はこんな魚料理を敬遠するのか?――ところが、MP読者の反応は意外にも……。

Q1  あなたは魚料理が好きですか?

グラフ

Check●1
意外に魚が好きなんです

10代、20代が少なく、それ以上の年代が多いMP読者。そのせいなのかもしれないが、魚離れや魚嫌いという形跡は全くなく、それどころか9割近くが「魚料理が好き」という結果。さすがMP読者、年齢だけではなく、総じて健康に関心が高いということか。


Q2 あなたがよく食べる魚料理は?
グラフ

Check●2
家でフツーに食べてます

カットここでも実に優等生的回答というか、「家庭で調理」が7割近くを占めて、他を圧倒。漁師の皆さんがこのアンケートを見たら泣いて喜ぶんじゃなかろうか。しかし、水産白書によると、魚離れが著しいという見解がある(詳しくは下で)。この結果が逆転しないように、何か手だてを打っていかなければいけないだろう。


Q3 あなたはどのぐらいの頻度で魚を食べますか?

グラフ

Check●3
好きなんだけど……

さて、ここでちょっと考え込んだ。一見、これまで通り魚好きを示す回答が得られたように見えるのだが、月に3〜4回食べる層が5割、それ以下が1割という結果をどう見るか。これを肉と仮定するなら、ほとんど毎日、何らかの「肉」を口にしているはずで、それに比べるとやはり魚は冷遇されている気がしてくる。肉料理が食卓の中心になっているという結果が見えてくる。「好き」と答えながらも週イチでしか食べないのはなぜ……?


Q4 Q3で魚を食べると答えた方、
もっとも購入頻度が多いのはどれですか?

グラフ

Check●4
やはり基本は切り身か刺身

2割の人が丸々一匹購入してくるという。つまり、それを家庭でさばくということだ。なかなか優秀……。だが、残り8割は、事前にカットされていたり加工されてる魚を買うということ。自分で魚をさばける人なんて、そうはいないのが現代で、つまり、そこが魚を食べる行為自体へのハードルの高さに繋がってくるのか。


Q5 Q1で魚料理が嫌いと答えた方、
それはなぜですか?

グラフ

Check●5
扱いづらさがネック?

「嫌い」と答えた人自体が少ないので、参考程度で見ていただきたい。存在自体がダメというよりは、調理の面倒さ、そして骨など、扱いづらさからくる苦手意識が強い。こういった理由で魚離れがどんどん進まないことを祈りたい。特に若い世代に親たちは、調理の仕方やその美味しさを伝えていかなければいけないのだろう。親が魚を嫌いになり、魚料理をしなくなれば、その子どもは自然と魚から遠ざかっていく。少々、手間がかかるからこそ、おいしい料理ができることを忘れないでほしい。


Q6 魚離れといわれる日本人の食生活ですが、どうすればもっと魚を食べるようになると思いますか?
  • 〜調理法の見直し〜

    ●電子レンジで調理可能な加工品をつくる(43歳 男性)
    ●骨がネックだと思うので、骨が気にならない食べ方や加工の啓蒙、普及(39歳 男性 デザイナー)

  • 〜もっとPRを〜

    ●魚料理のメニューをファストフードに増やす(33歳 男性)
    ●学校給食に魚料理をもっと多く出して、子どもを魚に慣れさせる(45歳 女性 事務)
    ●魚ダイエットだとか魚健康法をブームにさせる(34歳 女性 事務)
    ●芸能人に魚を食べさせ、アピールする(32歳 男性 教員)

カットCheck●6
回答者自体は魚離れはしていないわけだが

実にいろいろな回答が出た。大きく分けると「調理法の改善」と「PRをもっと」に大別できる。料理研究家と広告代理店のクリエーターのがんばりに期待するということだろうか。ここにはピックアップしなかったが、「漁師の待遇をもっと改善し、より安心して仕事ができるようにすることで、美味しい魚が安定供給される」という、根本的な問題提起を投げかける回答もあった。


総 論
もっとカンタンに
いろいろな食べ方が
できれば

写真 本誌読者に限れば魚嫌いでも魚離れでもない。しかし「肉より魚を食べる頻度が高い」ところまではいっていない。なぜなのか。肉に比べれば、やはり魚というのは、口に入るまでにそれなりに手間をかけなきゃならなかったり、手間をかけなくていい場合は、刺身などの限定した食べ方しかない(と思われている)からじゃないのか。
 DHAやタウリン、カルシウムなどを多く含む魚の栄養バランスは、肉よりも優れている。メタボなどを気にしているのなら、今こそ魚の価値を見直す時ではないだろうか。次号、巻頭特集にて魚の良さを見直そうという特集を組むので、ぜひご覧いただきたい。



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