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今月の課題
まともな政治家を輩出するためには
どうしたらいいと思いますか?

カット
いっこうになくならない金権政治や世襲議員。弱者に優しくない与党と、とりあえず反対するだけの野党。目立ってるのはタレント議員ばかりだ。待ったなしの大不況なのに、まるで「CHANGE」が見えない日本の政治家たち。本当にこれでいいのか?

Q1  あなたは日本の政治家(与党・野党ともに)に
  満足していますか?

グラフ

Check●1
政治家まるで信用ナシ

出た! 衝撃の97.3%。つまり、ほぼすべての人が「このままじゃいかん」「どげんかせんといかん」と考えているということ。日本の政治家たちが全否定されているといっても過言じゃない数値である。これだけ支持されないというのは、日本の政治そのものに何か根本的な間違いがあるということ。政治家の皆さん、これ洒落になんないですよ。


Q2 現在、麻生内閣の閣僚18人中、
  11人が世襲議員です。
  世襲議員が多いことに不満はありますか?

グラフ

★不満な人の意見

●親の代の地盤、看板、資金を受け継いでいるのは不公平(73歳 女性 パート)
●苦労知らずのお坊ちゃんが多く、庶民感覚に欠ける(49歳 女性 パート)
●実際、世襲議員で親以上のことをやっている人はあまりいない(27歳 男性 会社員)

★不満でない人の意見

●そもそも政治がよくわからないし、興味もないので(29歳 女性 会社員)
●選挙で当選しているわけだから、不満はない
(=つまり世襲と知りつつ、それを国民が選んでいる)(37歳 男性 会社員)
●きちんと仕事をしてくれるのなら世襲でも問題なし(33歳 女性 会社員)

写真Check●2
誰がやってもほんとに
変わらないのか?

不満を持っている人が全体の4分の3と圧倒。だが、本質は残りの4分の1の回答にあるのかも。「政治に興味がない」「誰がやっても変わらない」「選挙に勝っているのは事実」。政治への無関心が、結局、従来のやり方をのさばらせる原因のひとつになっている。


Q3 あなたはタレントが
  議員になる ことに賛成ですか?

グラフ

Check●3
東国原・橋下知事のタレント議員革命

わずかに賛成が上回った。数年前に同じアンケートしたらこうはならなかったはず。はっきりと東国原・橋下知事効果といっていいのではないか。政治家になったとたん芸能人らしさを失い、何をやっているか分からないタレント議員が多い中で、彼らは当選後もテレビを積極的に活用して発言している。世論も自然と彼らの声に耳を傾ける。タレント議員革命が彼らによって起きたのだ。


Q4 もし、あなたが周囲から「出馬してくれ」と
  言われたらどうしますか?

グラフ

Check●4
政治に興味がない!?

「出馬しない」が9割近く。その理由も、お金やパフォーマンス能力の欠如や、興味や知識の欠如に代表される「そもそも政界など別世界」とする意識が目立った。これを見ても、いかに庶民にとって政界が遠い存在であり異次元なのか、少なくとも国民はそう感じていることを如実に表している。


Q5 議員に立候補するとしたら、
  どこの政党から出馬したいですか?

(上位4位まで)
第1位 無所属 47.4%
第2位 民主党 22.8%
第3位 自民党 19.3%
第4位 社民党 1.8%
第4位 共産党 1.8%
第4位 新党日本 1.8%

Check●5
政党不信、だけど、その後どうする?

昨今の政党不信がそのまま表われた形。無所属がほぼ半数。ついで民主党。与党である自民党はわずかに民主党に及ばないという結果。民主党も小沢さんの一件が効いているのか、「結局、自民党の劣化版でしょ」という辛らつな意見もよく聞く。とはいえ、本気で政界を変えるためには孤軍奮闘では不可能で、結局、当選後に何らかの政党に組み込まれるわけで……。


Q6 日本で立派な政治家が 出てくるためには、
  どうしたらいいと思いますか?
  • 有権者に政治知識が必要。小さい頃から政治を知るために「政治学」の義務教育化が急務では(38歳 男性 会社員)
  • 偉そうな人じゃなく、苦労してきた人が選ばれるようなシステムにする(49歳 女性 パート)
  • 当選後、一軒一軒有権者の家をまわることを義務づける(34歳 男性 会社員)
  • 一番の問題は国民の意識。もっと不況になれば国民も政治家選びに本気になる(37歳 男性 会社員)
  • マスコミにもう少し政治に興味を持たせる番組を作らせる(28歳 男性 会社員)
  • お年寄りが多すぎる。定年制を導入するべき(39歳 女性)
  • マニフェストを一般公募したらどうか(30歳 女性 パート)

Check●6
まず私たちが変わらなければ

イラスト興味深い結果。政治についての知識不足が無関心の元となり、政治腐敗の原因となっていると誰もが危機感を持っている。ただ政治家がダメなのではなく、国民も変わらなければならない。小さいときから政治を学んだり、マスコミも政治を面白い番組に仕立て、啓蒙する必要がある。

総 論
マスメディアも変わるべき

 タレント議員に意外に肯定的な結果となったのは、先にも言ったとおり、政治家になってもテレビに出続け、わかりやすく政治を語ろうとする東国原・橋下両知事の活躍が大きい。テレビパフォーマーとしての才能を政治の世界でもフルに活用している。この両輪をうまく融合させた例は意外に少なかった。裏を返せば、うまく使えばテレビは武器になる。影響力はそれほど大きい。
 だとしたら、テレビや新聞など既存マスコミは、自らの政治への報道姿勢をもう一度見直してほしい。ただ議員を叩くだけ叩いて失脚させて、また新しいのが出ればそれも叩く。その繰り返しではなかったか。法案の是非よりも、政治家の個人的ミスばかり報道して国民の政治離れを加速させてはいなかったか。
 とはいえ、まともな政治家を輩出、いや選ぶためにも国民の政治への教育をもっと徹底していく必要があるのではないだろうか。



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