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今月の課題
日本の政治に必要なものは何だと思いますか?

カット
民主党が、歴史に残る大勝で政権交代した。だが、本番はこれからだ。野党として理想を語るのと、与党として現実に政策を遂行していくのとでは天と地の差がある。果たして、どこまでマニフェストを実現できるだろうか。国民は、かつてないほど興味深く、政治の行方を見守っている。

Q1  今回の衆院選で、民主党が308議席を 獲得し、
 自民党は歴史的大敗を喫し ました。
 この結果をどう思いますか?

グラフ

Check●1
国民もビビる大勝

「当然の結果」と「自民党はもっと議席を落としても良かった」を合わせると、ちょうど50%に達する。「民主党は勝ちすぎだ」が45.8%もあるが、このうちの多くは、民主党が勝ったことについては異論がないはず。 年金問題や度重なる失言、そして何より前回の選挙から4人も首相が変わるなど、国民はもはや呆れ返ったのだろう。そう考えると、この結果は仕方ないことのように思える。今後、民主党中心の与党がどう日本を動かすのか見物である。


Q2 今回の選挙は、公示前から注目度も 高く、
 マスコミも連日大きく報道 していました。
 そんなマスコミの 報道姿勢をどう思いますか?

民主躍進、自民苦戦を煽り過ぎ………………54.2%
投票の際の意志決定に役に立たなかった……20.7%
マニフェストがよく分からなかった…………12.5%
マニフェストがよく分かった…………………4.2%
投票の際の意志決定に役立った………………4.2%
公平だった………………………………………4.2%

 

Check●2
もちろんマスコミもビビった

確かに、マスコミは民主に追い風が吹いていることを連日報道していた。投票日前に、すでに政権交代が既定路線であるかのような印象付けがされていたことは間違いない。ネットでは「マスコミはやりすぎ」との声が渦巻いていたが、蓋を開けてみれば、さらに上を行く民主の大勝ぶり。マスコミの思い通りになったはずなのに、選挙翌日からコメンテーターたちのトーンが軒並み歯切れ悪く見えたのは気のせいだろうか? マスコミもビビる大勝ぶりだったのだ。


Q3 現在、日本の政治家に欠けているものは
 なんだと思いますか?(複数回答可)

グラフ

Check●3
リーダーシップと
独立性の二律背反

小泉氏 安倍氏リーダーシップの欠如を問う声が大勢を占めた。こまでの自民政権は、長期に渡り政権に居座りすぎた弊害がもろに出ていたことは間違いなく、官僚であったり支持団体であったり派閥間であったり、それぞれの思惑の調整に奔走することに追われてきた。
福田氏 麻生氏だからこそ“誰がやっても同じ”の政治不信と白けムードが蔓延した。


Q4 あなたが既存の政治家以外から、
  新しく内閣総理大臣を選ぶとしたら、
  以下の中で誰がいいと思いますか?

北野武(映画監督、タレント)…………………30.8%
豊田章男(トヨタ自動車社長)…………………16.8%
柳井正(ファーストリテイリング社長)………13.9%
田原総一朗(ジャーナリスト)……………………8.3%
櫻井よしこ(ジャーナリスト)……………………8.3%
勝間和代(経済評論家)……………………………8.3%
湯浅誠(社会運動家・活動家)……………………5.6%
橋本真由美(ブックオフコーポレーション会長)…5.6%
村上春樹(作家)……………………………………2.4%

Check●4
世界のキタノ、世界のトヨタ、世界のニッポン!?

北野氏についてはカリスマ性と世界的知名度を押す声が多く、豊田氏には「世界的大企業のトップだけに、国という大きな組織を引っ張れるのでは」という期待。柳井氏には「赤字国債の立て直し」という意見が寄せられた。田原氏や櫻井氏は主張やキャラクターは違えど、「ぶれない視点」を持つ点が評価されたようだ。年越派遣村を主催した湯浅氏には、もちろん「労働問題の解決」という期待を込めての得票である。映画制作やたけし軍団を率いる北野氏、大企業を率いる豊田氏ともにリーダーシップはずばぬけている。Q3の結果がそのまま反映されているのだろう。


Q5 Q4で選んだ人は、どの政党から
  出馬して欲しいと思いますか?

グラフ

Check●5
しがらみのない人
プリーズ

写真民主党人気は頷けるとして、「無所属」との回答が3割も。国会議員に当選していれば総理大臣になる資格はあるが、現実的には、衆議院において最大勢力を占める政党の党首がなるもの。よって、無所属のまま総理の座に着くのはほぼ不可能なのだが、それでも「無所属」がこの高得票率。いかに既存の政党に国民が魅力を見いだせずにいるかを証明しているようだ。


Q6 民主党主導政権が誕生。
  これで日本の 政治は良くなると思いますか?

グラフ

Check●5
最初から見守れることへの期待

「少しは良くなる」と「だいぶ良くなる」を合わせると約50%。「悪くなる」と考えているのは17%ほどだから、なんだかんだと民主政権にはかなりの期待をしているわけだ。今回は政治の仕組みが一度解体された。それこそが重要であり、新たな政治の仕組みの構築を初期段階から見守ることができる。そこに国民は期待をしているのだ。



総 論
もう騙されないからな!

写真 本編には収録しなかったが、「落ちて良かったと思う政治家は」という設問も用意していた。ここでトップを争ったのが、居眠り会見の中川昭一氏(前財務・金融相)と「原爆投下しょうがない」発言の久間章生氏(元防衛相)である。
 国民の政治への注目度はこれまでにないほど上がっている。野に下った自民の戦略にも注目が集まる。かつての民主のように「とりあえず反対」で国会をいたずらに空転させる策に出たらいよいよ愛想を尽かされるだろう。党利ではなく国民のため、それが少しでも目に見える形で現れるようになってほしい。
 日本の政治家たちよ、当たり前のことをそろそろやってくれ。もう国民は騙されないからな。



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