井形慶子 イギリス
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患者様には丁寧な説明を心がけ、納得して治療に臨んでもらえるようにしている。地域において家族ぐるみのかかりつけ医として活躍している。

『ひろせ中央クリニック』
岩崎剛一院長
新潟大学医学部卒業。東京逓信病院勤務。東北大学第一外科入局。その後、白河厚生病院、十和田市立病院、癌研究会付属病院、仙塩総合病院、仙台逓信病院、水沢市立病院に勤務。日本外科学会、日本消化器外科学会所属、日本外科学会専門医、日本消化器外科学会認定医。

診療時間/9:00~12:30 14:30~18:00
     木・土曜日9:00~12:30
休診日/日曜日・祝日・木・土曜日午後
アクセス/JR仙山線陸前落合駅より徒歩約10分
健康への不安に総合的な医療を
医療科目を越えたプライマリーケア

 宮城県仙台市の『ひろせ中央クリニック』は、外科医として約18年の間、がんの治療に携わってきた岩崎院長が開業したクリニックだ。岩崎剛一院長は、外科の執刀医としての長いキャリアを持っているが、ある縁により地域医療を担う開業医として『ひろせ中央クリニック』を2004年に開業した。
 同クリニックは内科・小児科・皮膚科・外科・リハビリテーション科を診察科目としているクリニックだが、岩崎院長はそれにとらわれず、家庭医としてプライマリーケアを展開している。プライマリーケアとは、「身近にあって、何でも相談にのってくれる、体や心が抱える問題を総合的に診る医療」のこと。同クリニックは専門分野を超えて健康上の問題に総合的に対応しているので、「体に不調があるけれど、どの診療科に出向いたらいいか分からない」というときは、まず岩崎院長を訪ねて欲しい。同クリニックでは、丁寧に病状や治療方針を説明してくれ、治療に臨む患者の不安を解消してくれるなど、いわば心のケアも行っているのだ。岩崎院長は同クリニックでの診療について次のように語る。
「地域医療においては、医師は家庭医としてあたります。それには医療の専門家である前に、人と人との関係が大切になるので、人間としての人格がしっかりと確立していなければなりません。また、医療の窓口たるプライマリーケアを行う存在なので、各分野の専門性より総合的にあらゆる医療に精通していなければならないのです。家庭医は、疾病臓器・患者の性別・年齢・その他医学的技能の専門性にとらわれずに、患者様や地域の方々の医療を総合的に担当します。欧米ではプライマリーケア医が確立しているのですが、これまで日本では曖昧な領域だったのです。従来は、内科や小児科の開業医の先生や外来の先生などがその役割を果たしてきました。時代劇で言えば、町医者のような存在かも知れません。地域医療におけるプライマリーケアについては、これからもそのあり方を追及していきたいと思います」
 岩崎院長は、たとえ同クリニックでの治療が難しくとも、地域医療の窓口として適切な専門院を紹介してくれる。そんな時は岩崎院長がかつて勤務医として務めていたときの幅広いネットワークを活かし、各種の医療機関と連携して対応してくれる。
「地域をプライマリーケアで支える上では、勤務医時代のネットワークは今となってはなくてはならないもの。そのネットワークにある医療機関とは連携がスムーズで、緊急時にも対応可能なのです。これは当クリニックを利用していただく上では、患者様にとっても大きな安心感になるでしょう。また、自分自身が長くがんの専門医をしていたので、がんの早期発見には力になれると思っています。大きな病院の役割の違いは、こうしたプライマリーケアで地域を支えていく事にあるのだと思います」
 岩崎院長は、これからも地域のかかりつけ医として、医療に関することなら何でも相談に乗り、社会的背景なども総合的に判断し、あらゆる医療の窓口となれるように関連機関とも相互にコミュニケーションを図り、家庭医としての多くの方を安心させている。
(ライター/本名広男)
 
ひろせ中央クリニック
TEL/022-391-0755 FAX/022-391-0756
FAX PC TEL BOOK  
ホームページ http://www.myclinic.ne.jp/p911348/pc/
 
在宅で睡眠時無呼吸症候群の治療が行えるCPAPを導入。禁煙外来やメタボリック・アンチエイジングにも力を入れる。

診療時間/9:00~12:00 14:00~18:00
     水・土曜日9:00~12:30
休診日/日曜日・祝日・第3土曜日
最先端の代替医療で
患者様と共にがんと闘う

 『水野内科クリニック』では生活習慣病の治療を専門とし、予防医療やQOL(生活の質)の向上にも積極的に取り組む。同院は、通常診療のほか、自由診療として最先端の代替療法を導入。『高濃度ビタミンC点滴療法』などの点滴療法やサプリメントによる栄養指導など、通常の医療を補完するものとして有益だという。『高濃度ビタミンC点滴療法』は天然の抗ガン剤でありながら免疫力を高める効果が確認されており、身体に優しい理想的な治療方法として、多くの患者様に喜ばれている。また、副作用を伴わずがん細胞だけを攻撃する「がん治療 免疫細胞 BAK療法」(きぼうの杜クリニック)やがん患者本人のリンパ球を大量培養・強化した超活性リンパ球ががん細胞を破壊する「NK細胞療法」(内藤メディカルクリニック)と提携。どのような療法を選ぶか、これからは患者様自身が選ぶことが必要となる。そのためにも同院ではインフォームド・コンセントを重視。納得できる医療を提供していく。
(ライター/石井奈緒子)
 
水野内科クリニック
TEL/0256-32-3582 FAX/0256-32-3100 Eメール/info@mizuno-clinic.com
FAX PC TEL BOOK  
ホームページ http://www.mizuno-clinic.com/
 
『ナローバンドUVB療法』は、治療効果の高い特定の狭い波長を利用した紫外線療法で、アトピー性皮膚炎等に効果を示す。
『高濃度ビタミンC点滴療法』は、血中のビタミンC濃度を急激に高めることにより美肌・美白・疲労回復・風邪の予防・抗アレルギーなどに効果が期待できる療法だ。

「患者様の日常生活のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上のため精一杯尽くし、頼りにされるクリニックを目指したい」と語る鳥居靖史院長。

診療時間/9:00〜12:00 14:30〜18:00
     土曜日9:00〜12:00 14:30〜16:00
     水曜日9:00〜12:00
休診日/日曜日・祝日・水曜日午後
アクセス/北陸鉄道石川線馬替駅より徒歩約12分
アンチエイジング分野に期待の
『高濃度ビタミンC点滴療法』

 『とりい皮膚科クリニック』は『ナローバンドUVB療法』など、保健診療による最新皮膚治療を行っているが、漢方や統合医療分野にも可能性を見出し研究と導入を行っている。
「日本皮膚学会から治療ガイドラインが作成されている疾患に関しては、それに則したエビデンスのある治療を行っています。ただ、医学界は日進月歩。最新の治療に関してもクリニック全体での勉強・研修を行っています。その中でも代替療法といわれる『高濃度ビタミンC点滴療法』は、多くの医師による成功例が報告されています。当クリニックでは、まず専門分野である皮膚のアンチエイジング分野から希望される方のために一つの選択肢として準備しています」と、同クリニックの鳥居院長。
 酸化ストレスが様々な疾患や老化現象に関与していることが分かってきて、ビタミンCを始めとする抗酸化物質の働きにアンチエイジングの研究者から注目が集まっている。同クリニックでは医療の基本を大事にしつつも新しい可能性にも挑戦しているのだ。
(ライター/朝霞瑞穂)
 
とりい皮膚科クリニック
TEL/076-294-7880 FAX/076-294-7891
FAX PC TEL BOOK  
ホームページ http://www.toriicl.tv/
 
1993年初の著書、驚異の矢追インパクト療法(桐書房)は1995年に台湾で翻訳出版された(左)。矢追氏は2009年国連から、2011年と12年にはオバマ大統領からもサイン入りで2つの賞を受賞(中)。右は近刊著書。

代替療法の世界的権威、米国アンドルー・ワイル医学博士もYITに注目(右が矢追博美医師)。

全人類への福音となる医療
驚異の『矢追インパクト療法』

 矢追博美医師は20数年前、多くの病気やからだの異常が患者さん達の心身の弱さに起因することに気付き、この弱さを簡単・安心・安全・安価でエコに根本から改善させうる〝矢追インパクト療法Yaoi Impact Therapy(YIT)〟【検索】という世界が驚く「新しい医学」を誕生させた。脳卒中やケガで何十年も屈伸不能だった手足が初回治療後数分で動かせたり、幼児の重症脳性小児麻痺を半年程で完治させたり、変形性膝関節症や先天性股関節脱臼や難治性むち打ち症等を初診のその場で治したり、重度の冷え性や生理痛、重症の首肩こりや腰痛、激しいつわりや妊娠性痒疹、辛い鼻炎や花粉症の症状を簡単に治したり、縮毛やハゲ、何十年も治らなかったケロイド・瘢痕やイボを改善させたり、老人の白髪頭を黒髪だらけにしたり、パーキンソン病や認知症、パニック障害やうつ病などの症状を改善させたり、進行癌や末期癌の一部を〝卒癌〟まで導いたり、長年ステロイド剤等に依存した重症の気管支喘息やアトピー性皮フ炎の人達を全く普通の人に戻したり、インフルエンザの予防や治療にも効果的で驚きだ。
(ライター/朝霞瑞穂)
 
矢追インパクトクリニック東京
TEL/03-5295-0141 FAX/03-5295-0241
FAX PC TEL BOOK  
 
矢追医院
TEL/019-687-3888 FAX/019-687-3777
FAX PC TEL BOOK  
 
<要クリニック>
クリニック内には病室も完備。
受付時間/平日13:00〜21:00 土曜日9:00〜14:00(不定期)

<要第2クリニック>
受付時間/10:00〜18:30 定休日/土・日曜日・祝日
その「いびき」は全身疾患に結びつく
『睡眠時無呼吸症候群』の可能性が

 山陽新幹線の運転士が居眠りをして問題になったところから知られるようになった『睡眠時無呼吸症候群』。意外にも多くの方が知らず知らずのうちにかかっているという。その症状の一つがいびきだ。いびきはうるさいだけでなく『睡眠時無呼吸症候群』のケースが多い。「いびきが突然止まって息をしていないのではないかと思った」と家人に言われたことはないだろうか。実はこれは命をおびやかす全身疾患に結びつく、治療が必要な病気なのだ。
 その『睡眠時無呼吸症候群』の専門医療機関が豊島区池袋の「要クリニック」だ。同クリニックでは呼吸器内科・循環器内科・耳鼻咽喉科・歯科領域から睡眠障害の専門医を招き診療にあたっている。睡眠ポリグラフ検査により睡眠時無呼吸症候群の原因や重症度を調べ、治療法などを決定する。治療にはCPAP療法・マウスピース・耳鼻科的咽喉手術の3種類があり、症状に応じて治療法が選定される。
 こうした治療で重篤な疾患を予防し、忘れていた快適な睡眠を取り戻す。それは世界が変わるほどだという。
(ライター/本名広男)
 
医療法人社団愛語会 要クリニック
TEL/03-5979-7911(完全予約制)
FAX PC TEL BOOK  
ホームページ http://www.ikebukurosleep.com/
 
医療法人社団愛語会 要第2クリニック
TEL/03-5917-2607(完全予約制)
FAX PC TEL BOOK  
ホームページ http://www.kanamecho-hp.jp/clinic_daini/
 
AGA治療薬
プロペシア 1ヵ月分 8,400円
ミノキシジル5% 1ヵ月分 8,400円
頭髪生毛メソセラピー 1回 15,000円

『三愛クリニック』
東條文龍院長

診療時間/9:00~12:30 18:00~19:30(受付時間19:15まで)
水・土曜日9:00~12:30
休診日/日曜日・祝日
アクセス/JR東西線・片町線(学研都市線)・東西線・おおさか東線放出駅より徒歩約2分
病院だからこそできる
男性型脱毛症の専門的治療

 男性が思春期以降に、額の生え際や頭頂部から髪が薄くなったり、後退していく「AGA(男性型脱毛症)」、つまり「禿げ」は、古来より男性の悩みとしてこれまで治療法がないとされてきたが、医学の力は薄毛の悩みに対処できるようになってきている。現在ではAGAは医師への相談が、悩みの解決への早道と言われている。
 大阪市鶴見区の『三愛クリニック』ではそんなAGAの治療に、10年以上前から取り組んでいる。
「AGAは進行性の病気ですから早期のケアが大切です。日本皮膚科学会で推奨されているフィナステリド(プロペシア)やミノキシジルを中心とした治療をメソテラピーも組み合わせて行います」と、東條院長。
 プロペシアは飲むタイプでミノキシジルは塗るタイプの薬だが、メソセラピーは、頭皮に直に注射する治療法で通常の方法より優れた効果を発揮する。同クリニックでは、他の治療で効果のなかった人も含め、90%以上の人が生毛しているという。意外に治療費が安いことが嬉しい。
(ライター/本名広男)
 
三愛クリニック
TEL/06-6968-5008 FAX/06-6968-5100
FAX PC TEL BOOK  
ホームページ http://sanai-clinic.com/
 
スタッフは全員女性。女性ひとりの方でも安心して来院している。東京歯科大学口腔インプラント学講座との連携によって、安心感のある治療を提案している。

矢島うらら院長

診療時間/月・金曜日10:30~13:00 14:30~19:00
     火曜日14:00~21:00
     水・木曜日12:00~20:00
休診日/土・日曜日・祝日(但し、土曜日は不定期に診察。お問い合わせ下さい)
プライベートな感覚で
患者様本位の診療を

 『うらら歯科クリニック渋谷』では、患者様との「対話」と「くつろぎ」を重視している。そのため、クリニックには、歯科診察台としては1台しか置いていない。これは患者本位の『プライベート診療』を意味する。患者様にとっては他の患者様を気にせずくつろげ、自分だけをしっかり診てもらえるということで満足度は高い。矢島うらら院長はこうした診療方針を取る理由をこう話す。
「EBM(Evidence Based Medicine)、PCM(Patient-Centered Medicine)を実践したいと考えています。また、患者様といろんなお話をしている中で、その日の体調や全身状態がお口の中の状態に反映していたり、逆にお口の中の状態が全身に影響を与えていたりすることに気がつかされます。そういうことを臨床試験やCTを含むX線診査などと併せ考えて、診療を進めて行きたいのです。また、口腔内外の健康増進のために、サプリメントや美容も扱っています。会話から治療や保健のヒントをもらえるので、私たちにとっても必要なことだと考えます」。
 流れ作業のように診ていけば数をこなせるかもしれないが、矢島院長は、あえて患者様とじっくりとコミュニケーションを取ることを選んでいるのだ。
(ライター/本名広男)
 
うらら歯科クリニック渋谷
TEL/03-6416-9622 FAX/03-6416-9623
FAX PC TEL BOOK  
ホームページ http://www.urara-os-shibuya.com/
 
『表参道デンタルオフィス』
根本康子院長
1992年新潟大学卒業。2002年やまぶき歯科開院。2011年表参道デンタルオフィス開院。AO(アメリカのインプラント学会)会員。AAP(アメリカ歯周病学会)会員。OJ(日本のインプラント学会)正会員。日本臨床歯周病学会。日本再生歯学会。JIADS歯周病コース講師。

診療時間/8:30~21:00
(曜日により時間変更あり。予約の際に確認を)
休診日/日曜日
アクセス/JR山手線原宿駅より徒歩約7分
組織再生医療を駆使し
難症のインプラントを可能に

 『表参道デンタルオフィス』は、根本院長の「自分が患者だったらこんな歯科医院に通いたい」という思いの実現を目指している歯科医院だ。最新の歯科治療の技術や方法を積極的に取り入れ、審美歯科や歯科インプラント、歯周病、歯周形成外科を手がけている。
 インプラントでは噛み合わせや耐久性などの機能性の他に自然な美しさなど総合的にワンランク上の治療を行っている。特筆すべきはその技術力だ。他の医院ができないような難症の例でも対応する。例えば、奥歯の骨が薄い人がいてインプラントを断られるケースがあるが、同院では上の奥歯の場合サイナスリフト(上顎洞底拳上術)、前歯や下の歯ではGBR法(歯槽骨増大術)等を行い、骨の量を増やしてインプラントができるようにする。また、インプラント周囲の歯肉が薄い場合、歯肉が下がってインプラントが見えるなど審美的問題が起こってくるが、そうならないように歯肉の移植(遊離歯肉移植や結合組織移植など)を行う。このように、その技術を駆使して、諦めていたインプラントを実現してくれるのだ。
(ライター/本名広男)
 
医療法人 在心会 表参道デンタルオフィス
TEL/03-6427-7690
FAX PC TEL BOOK  
ホームページ http://www.omotesando-dental.com/
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イギリス情報誌●ミスター・パートナー 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-13-16旭ビル4F TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605

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