今の大ヒットはこれだ 2015

キャップボルトのねじを均等に締め付けることで専用の内径テーパーロッキングカラーが強力な保持力で固定。米国など海外で先行展開していた方式を国内口向けに展開。

　ベアリングの一種で、産業機械やローラコンベアなど厳しい衝撃荷重がかかる用途に利用される軸受ユニットを固定する画期的な技術が開発された。「日本ピローブロック」が特許を取ったロッキングシステム『Zロック』。ロック機構が緩まると、軸の空回りなどで軸受に損害を与えるが、『Zロック』は困難な環境にも耐えられる強力な保持力を維持し、しかも軸を傷つけないスムーズな取り付け、解体が可能。全周からの均等な締め付けによる振動がない静かな回転で、次世代のスタンダードとなるロッキング機構である。
（ライター／斎藤紘）

TEL：072-361-3750　FAX：072-361-4173　Eメール：info@fyhbearings.com

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『クレファインシリーズ』
コンパウンドや板材、射出成形品、切削品など様々な形状で提供。

アクセス／東京モノレール羽田空港線昭和島駅より徒歩約6分

　電子デバイスを損傷させる恐れがある静電気放電対策に最適な機能性プラスチック素材が開発された。「クレハエクストロン」の『クレファインシリーズ』。従来の導電性コンパウンドでは成型品の表面抵抗値にバラつきが生じるなどの問題があったが、特殊炭素素材とコンパウンド技術の組み合わせで問題をクリア。幅広い分野での利用を想定し、電気抵抗範囲、耐熱性、機械特性、デザインなどニーズに応じたグレードを提案する。日米欧中などで特許を取得した。
（ライター／斎藤紘）

TEL：03-3764-2511　FAX：03-3762-6192

ホームページ　http://www.kureha-extron.co.jp/

『ドライアイスパウダー冷却装置（DIPS）』適用機械はマシニングセンター、フライス盤、旋盤、研削盤。株式会社アストロテック（本社横浜市）が開発。

アクセス／JR有明駅より車で約2分

　金属加工の切削作業で発生する熱をクーラント（冷却液）でなくドライアイスパウダーで冷却する世界初の装置『Dry Ice Powder System（DIPS）』を「サン工機」が売り出した。液化炭酸ガスボンベから二酸化炭素を液状のまま装置に引き込み、生成したドライアイス粒子を噴射して加工点に衝突させ、瞬時にガス化することで酸素濃度を減らし、熱の発生を抑制する。加工の効率化、ドライな作業環境の実現、後工程の簡略化、工具の保守に貢献する画期的な装置だ。
（ライター／斎藤紘）

TEL：0263-82-6437　FAX：0263-82-7508

ホームページ　http://www.sankohki.co.jp/　
　　　　　　　　 http://www.dips-hc.com/

木質バイオマス焚き簡易貫流蒸気ボイラー ENER-S200
換算蒸気量200kg/h

　水を水管の一方から流し込んで蒸気に変える貫流ボイラーの燃料に木材チップやペレットが使える『木質バイオマス焚き簡易貫流蒸気ボイラー』を「巴商会」が開発した。電気式加熱ファンによる自動点火装置を搭載し、負荷の変動や温度、時間に応じて設定すれば、サイロからの燃料の送り量から燃料搬送量、燃焼出力の制御などを24時間通して全自動運転が可能。水蒸気発電装置と接続すれば木質バイオマス利用小規模発電システムを構築することができる。
（ライター／斎藤紘）

TEL：03-3254-2611　FAX：03-3256-7668　Eメール：info@tomoeshokai.com

ホームページ　http://www.tomoeshokai.com/

『プロプラス防菌ウェットワイパー』
バケツタイプ（200枚入）　詰替用（200枚入）

　サッと拭くだけで防菌･防ウイルス効果が長時間持続する高性能な衛生用品がある。「宇都宮製作」の『プロプラス防菌ウェットワイパー』。医療現場で皮膚や粘膜の消毒薬としても用いられている第四級アンモニウム塩を接着成分と合成、対象物の表面に除菌成分を固定化できるようにした化合物EtakⓇを配合し、強力な防菌･防ウイルスバリアを作る。漂白作用もなく乾燥後は無臭。医療、食品製造、公共施設などでの感染症対策、衛生管理に寄与する。
（ライター／斎藤紘）

TEL：0120-74-2321（お客様相談室）　Eメール：info@u-seisaku.co.jp

ホームページ　http://www.u-seisaku.co.jp/

礼儀正しく誠実な態度で仕事をする警備員。

営業時間／8:00〜17:00　定休日／日曜日
アクセス／名古屋鉄道豊川線諏訪町駅より車で2分

　工事現場やイベント会場での交通誘導、事業所や施設での警備などに携わる警備員。その態度如何で発注元のイメージが左右されかねない。『警備保障アウル警備』は、約18年の警備経験を経て起業した岩原寿社長の厳格な指導の下、警備員が礼儀正しく誠実な態度で仕事に臨み、信頼を得てきた会社だ。「警備員は外部の方と一番初めに顔を合わせる存在であり、看板を背負っているも同然」との自覚を促し、辛い事態にも平常心で臨む心構えを求める社員教育の成果だ。
（ライター／斎藤紘）

TEL：0533-95-4618　FAX：0533-95-4619

植栽、下刈、整備で守られる山の自然環境。

　約3万haの森林が広がる北海道北斗市で林業を営む『山田産業』は、山田美壽社長が平成元年に創業して以来、スギやトドマツなどの木を育て、切り出し、山の自然環境を守り続けてきた。従業員、家族が一体となって年間おおよそ植栽10ha、下刈130ha、森林整備90haのペースで事業を進めている。機械も導入し、安全管理を徹底しながら、良質の木材を産出している。林業技術を若い世代に伝え、環境保全に力を注ぎ、綺麗な山を守り続ける、これが社長の信念だ。
（ライター／斎藤紘）

TEL：0138-75-3163　FAX：0138-75-3170

動物が出没する場所に簡単に設置できる。2（幅）╳1.5（奥行）╳2（高さ）（m）。鉄製、重さ約250kg。
180,000円（税別）

営業時間／9:00〜18:00　定休日／土・日曜日・祝日
アクセス／JR結城駅より車で約10分

　イノシシやシカなどによる農作物被害に悩む農家の助けになるのが、畜産機械メーカー「イズミ」が開発した組み立て式『有害動物捕獲檻』。扉、壁板、床のパーツをネジで締めるだけで簡単に組み立てられる。エサなどでおびき寄せた動物が檻の中央にある板を踏むとロープが外れ、左右の扉が落ちて捕獲する仕組みだ。また関東職業能力開発大学校と共同開発した遠隔管理タイプは、太陽光パネル、カメラやセンサー、無線端末を搭載し、動物の種類や大きさを離れた場所から把握できる。
（ライター／斎藤紘）

TEL：0296-54-4972　FAX：0296-54-4973

ホームページ　http://metal-izumi.co.jp/