井形慶子 イギリス
トレンド 企業の扉 ビジネス 商品開発物語 グルメ 住まい ヘルス ビューティー レジャー ライフ スピリチュアル
  HOME 商品開発物語 > | 1
  掲載クライアント
自然の恵みを活かした植物活性液を開発
発想力と行動力で農業を力強くサポート!

 自然豊かな八ヶ岳のふもとで、安心、安全、エコを心がけた商品作りをモットーとする「エコグリーン」。こちらで開発されたのが天然素材の植物活性液『ナチュラルリーフ』と『グリーンサポート』だ。製品を開発した代表の沖田さんはもともとサラリーマン。ふとしたきっかけで農業に興味を持ち、2年間ほど農業について学び、実際に様々な農作業を体験。すっかり農業の魅力にとりつかれたという。しかし、それと同時に、年々深刻さを増す日照不足や光呼吸過多、低音障害などの異常気象など常に天候不順で左右されながらの過酷な作業や、害虫駆除など、人手不足でどうしても強い薬に頼らざる得ない現状と、使用する農薬が人体に及ぼす悪影響など、農家の抱える厳しい現実を目の当たりにし、大きく心を揺さぶられたそうだ。そして農作業の負担を減少させ、尚且つ安全な製品を作りたい! と一念発起。勤めていた会社を退職し、農業用ビニールハウス向け電気式ヒーターの代理店として新たに再出発した。それからは、仕事の傍ら、周囲の人々のあたたかい励ましやアドバイスを頼りに、自社オリジナル製品の開発に試行錯誤を続ける日々。そしてある時、自然の産物を作り出す農業には、自然の恵みを生かした製品で対処するのが理に合っている、との結論に行き着いた。その発想をもとに開発されたのが、『ナチュラルリーフ』だ。インドセンダンという木の実から抽出した天然オイルを防除用に改良したもので、まずは農協のルートで食用菊の栽培用として売り出したところ、これが大好評。想像以上の反響を呼び、続いて天候不順時にも正常な新陳代謝を維持し、蓄積。養分を保護して乾燥や凍結から植物を保護してくれる画期的機能水として『グリーンサポート』を発表。根傷み、成り疲れなどでエネルギーの生成が減少したときなどにもパワーを発揮。糖度アップや玉のび効果で秀品率も大幅に上がったなど、沖田さんのもとには農家から喜びの声が多数寄せられ、現在もなおその声は増える一方だ。今後も、農業の将来を見据えながら沖田さんのさらなる活躍に期待が高まる。 (ライター/石崎緑子)
 
有限会社エコグリーン
TEL/0551-38-2288(受付時間/8:30〜18:00) FAX/0551-38-2299
   
 
   
EVC-1byjsk 本体価格(充電器含)
132,300円(税込)
中国の安さと日本の高性能がコラボ!
地球に優しいお洒落な電動バイクが誕生

 ハイブリットカーへの需要の高まりがますます加速し、注目されるなか、モーターで動くエコノミー&エコロジーな電動バイクが話題に。値段も12〜13万円程度とお手頃で若い世代からお年寄りまで幅広いニーズがあり、売れ行きも好調。もともと自動車の内装関係を扱っていた愛知県の「JSK」が販売している。同社と電動バイクの出会いは5年前。同社でも中国に生産移行が増え、何度も現地を訪れるなかで、街中を交通手段として数多くの電動バイクや電動自動車が利用されている現状に着目した。時代もまた、地球環境問題やエコ活動への意識が高まり、様々なエコ製品やハイブリッドカーが次々と脚光を浴びていたこともあり、中国の電動バイクを日本に広めようと決意。部品点数も少なく、開発しやすく、ガソリン高騰に左右されないメリットを最大限生かし、本格的な事業展開へと乗り出した。しかし、問題は中国バイクの品質の粗悪さ。日本メーカーの物まね、コピーなども多く、品質を重視する日本で受け入れられるのは難しかった。そこで、3年前から中国バイクの品質向上活動に取り組み、試行錯誤の末、日本で安心して乗れる理想的な電動バイクの開発に成功した。品質、性能は日本の原動機付きバイクの保安基準をクリア。耐久テスト済みの高い安全性を実現した。さらに1回の充電(約30円)で50kmから60kmの走行が可能と経済的。バイク特有のエンジン音もゼロで騒音などの気兼ねも不要。1年保証付きでアフターケア・サービスも万全だ。デザインもシンプルでスタイリッシュな8色のカラーから選べる。ガソリンを使用しないので環境に優しいエコバイクとして、今後もニーズを生みそうだ。同社では、現状に満足せず、乗り心地や耐久性の面でもさらなる改良を進めている。想像以上に快適な乗り心地。走りながら地球環境に貢献できる快感。この気分をぜひ体感してみて!
(ライター/石崎緑子 )
 
株式会社JSK
TEL/0566-91-3553(受付時間/9:00〜18:00) FAX/0566-91-3556
   
  ホームページ  http://www.jsk-bike.co.jp/
   
「アクセルの上に足がある以上はだれにとっても安心とはいえません。大事故を起こした人は一生苦しむ。そんな思いが少しでも減らせれば。」と鳴瀬社長。
踏み間違い事故の原因を根底から解決
踏むのはブレーキだけの画期的ペダル

 意外に多発するブレーキとアクセルの踏み間違いによる暴走事故。実際、全国で年間に約6000件起こっていて、削減に取り組むべき大きな問題だ。高齢者に多いイメージがあるが、運転未熟な20代をはじめ、各世代でまんべんなく起こっている。踏み間違えによる暴走事故は、マニュアル車からAT車を多くの人々が運転するようになってから急激に増加。マニュアル車はクラッチ操作をしないと速度が上がりにくいのに対し、AT車はドライブモードにしておけば、すぐに速度が上がってしまうからだ。
 事故防止のために自動車業界が開発してきたものといえば、センサーであったり、GPであったりと、システムの機械化による解決を図っていた。しかし、「そこには事故の原因の本質はなく、実は原因は人の特性にある」と、語るのが『ナルセ機材』の成瀬社長。自らもAT車に乗っていて、踏み間違いによる暴走で、危なく大事故になるところだった経験を持つ成瀬社長はその原因の究明に没頭。「車に乗っていて瞬間的にアクシデントが起きた際に、人は反射的に「踏む」という操作を行なってしまう。アクセルとブレーキが同じ動きなのは危険」となると、そもそもアクセルペダルに常時足をおいて運転していることこそ大きな要因だったと解明。逆にこの習性を生かして「危ないときは踏む」操作方法にすればよいと判断し、鳴瀬社長はブレーキペダルに足をおいて運転できる『ナルセペダル』を開発した。 
 アクセルはブレーキペダルの右方に取り付けられ、かかとを支点に足を左右に動かし、足の外側でアクセルを操作。足裏が当たる部分にローラーがあり、スムーズに運転ができる。アクセル操作中もブレーキを踏めば、自動的にアクセルが解除される上、ブレーキとアクセルの踏み替えの時間もまったく不要なので、空走距離もかなり短くなり、安全性はぐっと高くなる。また、足の裏で踏みつけないでいいので、振動による足の裏にかかる負担は少ない。高齢者や障害者の方も運転しやすい車として、市民団体も注目するところだ。
 踏み間違いによる交通事故の原因の根っこを改善した、画期的なペダルの効果は大きな説得力を持っている。すでに7ヵ国で特許をとっている期待度大の商品だが、これから加速度的に普及し、この種の事故が大幅に削減される日は遠くないだろう。
(ライター/藤村弘幸)
 
ナルセ機材有限会社
TEL/0968-72-5211(受付時間/8:00〜19:30) FAX/0968-73-8726
   
  ホームページ  http://www.naruse-m.co.jp/
   
「人間ができることは土壌の保全までで、どんな植物が取り付くかは自然の手に委ねるべき」をテーマによりよい商品を開発する「多機能フィルター」。
地球環境に優しい循環型リサイクルで
土の動きを止め自然に還す養生マット

 従来、道路工事などの傾斜面裸地に対して一般的だったのは、土壌保全のための緑化として施されてきた、植生基材吹付工や張芝工などのいわば「急速緑化工法」である。しかし、土壌侵食の大きな原因である降雨や凍上霜崩れや乾燥風害など、緑化完成前の様々な気象ストレスの弊害により、緑化が思うように進まないという現状が。
 そこで『多機能フィルター』では、「緑化のための環境づくり」に取り組んでいる。土壌の保全を図り、遅速緑化により、より自然に近い状態での緑化を進め草本類、木本類の計画的導入が出来るという考えに基づいている。人間本位な開発によって破壊されていく自然を、自然に委ねながら回復させていくのだ。まず、土壌を豊かにしながら保護できる、法面緑化シートの開発に着手。そして、県の創造的中小企業事業化促進事業の認定を受け、試行錯誤を重ねた結果、理想的な「多機能フィルター」の開発に成功した。これにより、同社は数々の賞を受賞し、地域のベンチャー企業として大きな注目を集め、全国にその名が知れ渡るまでに成長した。
 同社の開発した「多機能フィルター」は、土壌を侵食や鹿・猪などの獣害から護るため、植物の毛細根に似た極細の撥水性繊維をランダムに配した不織布(ウェブ)と化学繊維のネットで補強したものに植物の種、肥料等を入れたもので表土を覆う。ウェブは空隙率96〜98%、の構造をしており、時間降雨100mm程度の豪雨でも土粒子移動を止め土壌の保全が可能。またウェブは通気・透水性、保温、保湿性に富む。これを被せることによって、土壌中のバイオマスや微生物フロラが多様化し、植物に対してより活性化しやすい土壌環境をつくり出すことができるようにしたわけだ。
 生分解型素材を使った場合は、敷設後も数年以上これらの機能を保持し、やがて土と一体化するという優れもの。さらに先にも触れたが高い土壌侵食防止機能を持ち、降雨時の雨滴の衝撃エネルギーを吸収し、土壌団粒の破壊をブロック。地表面の土粒子とウェブの繊維が絡み合うため降雨水は、流水抵抗の大きい地表面より流水抵抗の小さいウェブ中間部の導水路内に集中して流れ落ちる。よって降雨による濁水流出や土壌中有効成分の溶出を防ぐことができるのだ。
  同社の提唱する「環境緑化における生態系との調和」を実現するこのフィルターは、全国でも大きな反響を呼び、全国的に普及を推進中。環境問題が、地球規模でクローズアップされるなか、今後も同社の活躍に一層の期待が寄せられる。 (ライター/石崎緑子 )
 
多機能フィルター株式会社
TEL/0833-46-4466(受付時間/8:30〜17:00) FAX/0833-46-4678
   
  ホームページ  http://www.takino.co.jp/
   
Vol4…光のなみだ
『Leier-Seeie』Vol1…ヘンデル、バッハ、光の波紋 Vol2…光の歓び  Vol3…光のゆめ(各2,940円) 
編曲・ライアー/中正雄
現代人の心に静けさと平安を齎してくれる
ライアーがもつ究極のヒーリングサウンド

 殺伐とした現代社会にあって、私たちは日ごろ様々なストレスにさらされている。常に周りのことに振り回されて、自分が何をして、どうしたらいいのか分からなくなり、精神を病む人も多い。そんななか、癒しを求める人々の間で静かなブームになっているのが「ライアー」の響き。はるか昔、ギリシア神話の中でヘルメスが作ったといわれるドイツ楽器の竪琴である「ライアー」は、演奏者のひざのうえに、まるで小さな子どもを抱くように抱えて弾く小さな楽器。ライアーの魅力は、何といっても美しい弦の響き。伸びやかな響きと想像力をたくましくしてくれる余韻には、魂を静めるかのような不思議な力がある。弦を弓でもなく、いろいろな機械の仕掛けを使うのでもなく、指で直接触れて音をつくる演奏に際してのこの非近代的・非合理的な部分が、ライアー独特の素朴な音色を生み出す。その音は、機械のパーフェクトなものに慣れてしまった現代人が失ってしまった人間的な「何か」を思い出させてくれるのだ。そんなライアーの魅力を広く伝えようと北海道で愛好家たちが集って活動しているのが「ライアー・ゼーレ」。主に札幌で様々なワークショップやコンサートを行ない、精力的に普及に努めている。会長は、ライアー奏者として世界的に活躍する仲正雄氏。「心が落ち込んだときにライアーの響きに出会うとなぜか心が落ち着き、心に灯りが点る。ライアーには、悲しみから立ち直り、素顔の自分を取り戻すための癒しとパワーがある。心の平安が様々な弊害によって妨げられている現代人にとって、ライアーという楽器はうってつけなのです」と仲氏。そんな仲氏が奏でるライアーの音色は、多くの人々の心を癒し、定期的に開催されるコンサートは毎回大盛況。そんな仲氏が、「現代人に静けさの持つ力を伝えたい」とクラシックの名曲などを演奏したCDを発表。多くの反響があり、すでにシリーズは4作目まで発売されている。HPからの購入も可能。ぜひ気軽にお問い合わせを。
(ライター/石崎緑子)
 
ライアー・ゼーレ株式会社
TEL/011-215-9050(受付時間/10:00〜18:00) FAX/011-571-8563
   
  ホームページ  http://www.leier-seele.com/
   
  HOME 商品開発物語 > | 1
イギリス情報誌●ミスター・パートナー 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-13-16旭ビル4F TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605 編集人: 井形慶子
(C)2009 Mr.Partner Co.Ltd. 「ヒットの予感! 2010年度版」