井形慶子 イギリス
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  掲載クライアント
 
株式会社 地盤ソフト工房 代表取締役社長
安達健司氏
1972年早稲田大学理工学部卒業。大手地盤調査会社に入社し、高速道路や鉄道、大型公共施設などの地盤調査・解析のスペシャリストとして従事する。1996年独立、『株式会社 地盤ソフト工房』を設立する。98年には地盤の液状化に伴う流動現象と残留変形などを研究する「ALID研究会」を発足。業界のさらなる発展に尽力する。
巨大地震から国土を守る
地盤解析ソフト

 東日本大震災から2年。いまもなお、多くの人命が失われた悲しみは消えることはない。土木・建設業界においても震災は大きな衝撃として記憶されるものとなった。関東地方では地盤の崩落や臨海地域における大規模な液状化などが発生。今後の地震発生の可能性も考慮すると、早急な施策が求められる。そのために必要となるのが、「地盤解析」だ。
『地盤ソフト工房』は、地盤工学に関連した地盤解析ソフトの開発・販売、受託解析・コンサルティング業務を展開するプロ集団。社長の安達健司氏はエンジニアとして、長年地盤調査会社にて現場を経験。高速道路や鉄道など、ライフラインの地盤調査や解析を手掛けてきた。
「私が仕事をはじめた1970年代は高度成長期のまっただなか、数々の道路や新幹線鉄道、宅地などのインフラが整備されていった時代です。弊社の地盤解析ソフトには、私が多くの現場を経験し身に付けてきたノウハウが反映されております」と安達氏は胸を張る。
 震災では道路や鉄道、河川・海岸堤防、ダムや港湾施設、多くの公共施設が被害を受けた。同社の取り組む地盤解析は、これらすべての国土保全を根本から支えるものといえよう。現在約200社の土木関連会社を顧客とし、日本全国の地盤解析を行う。自社開発のFEM解析ソフトの販売だけでなく、自社ソフトのカスタマイズ、FEM解析システムの委託開発など、クライアントの要望に素早く柔軟に応えられるのは、豊かな経験があればこそだ。
「ただ使いやすいだけのソフトではない、設計・施工に有効な指標を与えうるソフトメーカーでありたいと願っています」と語る安達氏。安全安心な暮らしのために、これからの日本の国づくりに『地盤ソフト工房』が担う役割は大きい。
(ライター/石井奈緒子)
 
株式会社 地盤ソフト工房
TEL/03-3205-1145 FAX/03-3205-1149 Eメール/info@jibansoft.com
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ホームページ http://www.jibansoft.com/
 
アストフィールド 株式会社 代表取締役社長
川口博央氏
23歳で独立し個人事業として平成18年「株式会社川口土木」創業。平成23年に現在の『アストフィールド株式会社』となった。熱意あるフィールド・誠意あるフィールド・信頼ある明日のフィールドを、社内一丸となり未来に向かい着実に築き上げていく企業・スタッフである姿を、各言語の語頭部を組み合わせて表現した語案。 基礎・外構・擁壁・塗装工事からリフォームも手掛ける。
重要なアスベスト処理
困難な作業でも貫徹

 アスベストは、耐熱性、絶縁性、保温性に優れ、古くから断熱材などに用いられてきたが、健康被害リスクが明らかになったことでほぼ全廃された。しかし現在においても、古い建設物から解体時のアスベスト飛散問題は解決されてない。
『アストフィールド』はこうしたアスベストを処理する専門技術を持つ企業だ。現在まで数多くの現場に向かい、難易度の高い作業もクリアしてきた。そのアスベスト除去処理技術には定評がある。同社は従業員が一丸となって、困難な作業であっても立ち向かっている。その若き創業者川口代表に話を伺った。
「弊社は私が23歳で独立し個人企業としてスタートしてから、法人として設立7年目。早いうちからこのアスベスト除去処理の分野に着目し、全国の現場に出向いてきました。現在は民間企業からの受注が多く、月に2、3ヵ所の現場を担当させていただいています」と、川口代表。
 その難易度が高く技術力を要する作業は、どのようなスタッフ達が支えているのだろうか。
「弊社の従業員は年齢構成がバランスよく、最年少が18歳で、最年長が65歳と、若手は年長者に学び、年長者は若手に元気をもらうといったように、良い関係を築いています。現場での作業は健康リスクのあるアスベストを扱うため、作業は防護服やマスクを着用しての作業です。またアスベストが周辺の環境に影響を与えないように建物を密閉しての作業が必要になります。アスベストはさまざまな広い用途で使われていたので、予想もできない現場に出向くことも多いですね」
 建築物の解体によるアスベストの排出は2020年から2040年頃にピークとなり、年間100万トン前後の処理への対応が懸念されている。こうした中『アストフィールド』は、未来を築くために重要な役割を担い、アスベスト処理に立ち向かっているのだ。
(ライター/本名広男)
 
アストフィールド 株式会社
TEL/0743-93-1230 FAX/0743-93-1230 Eメール/kawagutidoboku0409@yahoo.co.jp
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株式会社 HLS 代表取締役
芝村潤也氏
昭和43年東京都渋谷区生まれ。祖父母三代に渡り東京生まれの江戸っ子。建築に精通しているので「家」のことなら何でも相談できる。『株式会社HLS』は、水回りトラブル解消を主業務とする給排水衛生設備会社。
世のお役に立つこと
結局はそこだと思うんです

 水回りのレスキューサービス『HLS』には、あえて営業エリアを拡大しない方針があるという。その理由を芝村代表は次のようにいう。
「それは、第一にアフターサービス。水回りの修理では、後から気になる部分が出たりすることがあります。そんな時にアフターサービスでカバーできる営業エリアが望ましい。また私が弊社のサービスすべてを把握できるエリアということが二つ目の理由。そうしたお客さまへの細やかなサービスを維持できる範囲を考えればエリアは無理に拡げられません」
 同社は会社の収益の一部をユニセフや国境なき医師団などに寄付を行っている。
「それは世の中の役に立たないものはなくなっていくだろうという考えに基づいて行っています。世の中の役に立つ仕事は残る。仕事でお客さまの役に立ち、そこで上がった収益の一部をまた役立てていただく。会社の利益を微力ながら寄付すれば少しでも世の役に立つ。弊社の理念は『少しでも世の中の役に立つ会社でありたい』。会社の考え方がこの理念に全部集約されています。寄付していることは本来外に出すものではないのですが、私の個人的な行いでなく、社員も含めて会社として行っていることなので、ホームページに掲載しているのです」
 不思議とその考え方が表れているのが同社の顧客層だ。
「積極的に営業しているわけではないのですが、弊社の顧客には福祉法人がかなり多いのです。生活のために働くのは誰でも同じだと思いますが、あえて苦労が多いだろう福祉の仕事を選ぶということは世の役に立ちたいという気持ちがあるからではないでしょうか。そんな考え方が共鳴し合って福祉のお客さまが多くなっているのかもしれません」
 会社は利益を求めるものではあるが、その前に世の役に立つものでなければならない。それが芝村代表の考えの根底にあるのだ。
(ライター/本名広男)
 
株式会社 HLS
TEL/044-299-8240 FAX/044-299-8241
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ホームページ http://hls-kanagawa.com/
 
医療法人社団養高会 高野病院 事務長
高野己保氏
『医療法人社団養高会 高野病院』の理事長であり院長の高野英男氏を父に持つ。社会福祉士と精神保健福祉士の資格を持ち、父の片腕として活躍する。震災後、休むことなく医療の現場にあたる父の代わりに、同院の窮状を解決すべく人材募集などに奔走する。
被災地での医療の危機
唯一の医師が患者を守る

 「全国の看護師と介護士の皆さんに当院の現状を知っていただき、力を貸していただきたいです」
 そう訴えるのは『医療法人社団養高会 高野病院』の事務長を務める高野己保氏。
 1980年、福島県双葉郡広野町に開業した『医療法人社団養高会 高野病院』が位置する地域は、東日本大震災で発生した福島第一原子力発電所事故により全域が緊急時避難準備区域に指定され、全町民が避難した。現在指定は解除されているが、総人口5236人のうち、1月18日現在町内居住者数は未だ645人に留まっている。同院でも地元に戻れない職員は多く、33人いた看護師が一時は20名に減るなど深刻な人手不足に陥っている。双葉郡においては慢性疾患で入院治療が可能な病院は、同院ただひとつであり、その機能が回らなくなれば地域医療が危機に陥るといっても過言ではない。同院には内科病棟と精神科病棟があるが、精神科の病棟は半分閉鎖している状態。現在は高野英男理事長が、ただ一人の常勤医として休む間もなく奮闘している。また、広野町の要請で高野理事長が運営している特別養護老人ホーム『花ぶさ苑』もやはり深刻な人手不足で、介護職員が震災前の半分に減ったため4つあるユニットの半分しか開けられない状態。
「当院の窮状はあまり知られておらず、NPOや公的な支援も受けづらい状況にあります。地域医療や介護を復旧させ、地域を離れた方々が安心して戻れるような状態にしたい。医療のない地区には人は戻れない。志ある医療関係者に来ていただいてこの地域の医療を支えて欲しいと思います」と高野己保氏は語る。
 地域医療が確立することこそ復興の第一歩。しかしこの時期に至ってもその一歩が踏み出せない状況にある。広野町は「東北に春を告げる町」と呼ばれた町。広野町に春が来てこそ東北の復興という春の訪れに繫がっていくはずなのだ。
(ライター/本名広男)
 
医療法人社団養高会 高野病院
TEL/0240-27-2901 FAX/0240-27-2286 Eメール/takanohp@cyber.ocn.ne.jp
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ホームページ http://takano-hosp.jp/
 
医療法人社団 鳳龍会 メディアートクリニック 院長
前山和宏氏
1990年4月、日本大学医学部卒業、医師国家試験合格。2010年4月、メディアートクリニック院長。2012年4月、『医療法人社団鳳龍会メディアートクリニック』理事長・院長に就任、現在に至る。
現代医療に諦める前に
代替医療の可能性を

 「今までの日本の医療と言いますと、病院中心の医療が行われてきました。特にがんに関しますと、西洋医学では治らないケースが多くあり、対処が問題になっています。しかし、世界中の医療を調べますと、今の標準的な医療の枠を越えた医療がたくさん存在するのです。これらはまだ日本ではあまり知られていません」と『メディアートクリニック』の前山院長。
 西洋医学の病院の場合、解剖学が発達しているということもあり、検査医学に関しては大変優れている。しかし慢性的な病気の治療となると、心許ない部分がある。そこを補完する医療が代替医療という分野。同クリニックでは、その代替医療を副作用がなく身体に優しい医療として進めている。前山院長は続けて語る。
「通常、病院では、がんの治療の場合、抗ガン剤や放射線療法、外科手術を標準療法として行いますが、それらの治療では治らない、治療ができないという患者さまが、駆け込み寺のように私の所に訪れています。その患者さまに自然物質を使い回復に導いています。病院の治療は辛いものが多い。そこに同じような治療を行ったのでは患者さまが衰弱する一方になります。副作用のダメージから回復させるようにしながら、快方に導く治療を行っています」
 同クリニックの具体的な治療法の一つとして、日本ではあまり知られていない『大量自家血オゾン療法』がある。オゾンを血液に溶かすと、体の自己治癒力が向上していくのだ。古くからヨーロッパでは広く行われている治療法だという。これは患者の血液を200ccほど採取し、オゾンを溶かして体に戻すという治療。がんのみならず脳血管障害やパーキソン病など数々の難病に対応している。 
 がんや難病で、病院で治療ができなくなり諦めてしまう前に、同クリニックの門戸を叩いてみてはいかがだろうか。
(ライター/朝霞瑞穂)
 
医療法人社団 鳳龍会 メディアートクリニック
TEL/03-6225-2165 FAX/03-6225-2168
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西本整形外科 院長
西本邦弘氏
早稲田大学の重量挙部で活躍する。その後アルバイトをしながら国立旭川歯科大を卒業。徳洲会を経て湘南鎌倉総合病院の整形外科部長を務める。平成24年に『西本整形外科』を設立し、自分が体験してきた筋肉トレーニングの良さを活かした医療を展開している。
筋肉トレーニング導入で
コリや痛みの根本解消を

 『西本整形外科』は、一般的な医療の他に、筋力トレーニングや中医学の漢方、インドのアーユルヴェーダなどを取り入れ、総合的な医療を提供している。通常整形外科の場合、腰痛であればその痛みをシップや薬で除去する事を行っている。
「それはその場しのぎの対処で、根本的な治療にはなりません。当院では総合的な医療により大元の原因を解決する根本的な治療を行います。腰痛の場合の根本治療は筋肉を鍛えることにあります」と、同院の西本院長。同院ではそのためのトレーニングのアドバイスを行っている。
「たとえ腰の変形があったとしても、筋肉がしっかりしていれば痛みはないものです。しかし年を取ると筋萎縮が起きて筋肉が衰弱してくると痛みが出てくるのです。すべてがそうとは限りませんが、筋肉を付けることにより90%の方は痛みをかなりの所まで解消できるのです」
 同院では高齢者向けの筋力トレーニングとして東大の石井直方教授が提唱するスロートレーニングを推奨している。
「ただ、筋肉はすぐに付くものではなく、3ヵ月なり半年なりかけて直していくことになります。かなりのお年寄りでもやり方によって筋肉を付けていくことは可能です。例えば片足立ちで1分間立つ方法があります。これを両足1日3セット行う。これで一日30分歩いたのと同じ効果があります。これはダイナミックフラミンゴ療法と言い、お年寄りでも無理のない筋力トレーニングなのです。ゆっくり行うスロートレーニングは循環器系にも負担をかけずかつ効果的な方法といえます」
 薬に頼らず、筋肉を付けることにより痛みを解消し、高齢になっても自分の足で歩けるようにして、健康で長生きに繋げたい。そんな西本院長の試みは、日本の将来を左右する増大している社会保障費問題への解決のヒントになるのではないだろうか。
(ライター/本名広男)
 
西本整形外科
TEL/046-870-3787 FAX/046-870-3788
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あがわ医院 院長
阿川茂氏
1956年島根県生まれ。京大を中退して島根大学医学部卒業。三重県志摩郡の大王町国民健康保険大王病院(現・国民健康保険志摩市民病院)副院長を経て1997年に『あがわ医院』を開設する。診察を通して心のケアの必要性を感じ、音楽療法を開始。2002年にはファーストCD「ガンバレ!日本2002」で、歌手としてデビューを果たす。
マルチな才能をもって
現代人を癒す

 「患者さんから、〝ここに来るとホッとする〟〝癒される〟という言葉をいただけるのが目標ですね」と語るのは、『あがわ医院』の阿川茂医師だ。診療科目は内科、小児科、アレルギー科、外科、リハビリテーション科、心療内科、神経内科と幅広く、地域密着かつ全員参加型の診療機関であり、〝かかりつけのお医者さん〟として、患者から大きな信頼を得ている。
 また、阿川医師は2002年にメジャーレーベルから歌手デビューし、これまで3枚のアルバムをリリースしているプロの歌手でもある。さらに、作詞・作曲家、随筆家、画家、講師としても活躍しており、なんと七つの顔をもつマルチタレントな医師だ。
 そんな阿川医師がライフテーマとして掲げるのは「癒し」。医療という軸を中心に、音楽や絵、詞、エッセイを発信していくことで、ストレスの多い現代人や心に巣食う病巣を取り除く。だからこそ、阿川医師はすべてに全力投球だ。休診日は日曜日だけ。医院での診察だけでなく、往診までこなすという。
 身体の不調だけでなく、不安神経症やうつといった心の問題も抱えているケースが多いことから、音楽療法の必要性を感じ歌手活動を始めたという阿川医師。『あがわ医院』では、診察室に阿川医師の楽曲を流している。最近では制作した楽曲を「YouTube」でも配信しているという。「周囲にすすめられて」と阿川医師は語るが、歌に込められたメッセージに感銘を受けた患者が、少しでも多くの人に聴いてほしいと願ったのではないだろうか。
 七つの顔は阿川医師の個性であり、武器でもある。うつや過労で悩む人が増えるなか、患者に寄り添い、話に耳を傾ける。歌や絵、心のこもった言葉で他者の心に訴えかけ、心をほぐし、一歩を踏み出すことができるよう、背中を押す。阿川医師のもとには今日も次々と患者さんが訪れている。心の距離を近づけたいと……。
(ライター/岡本茉衣)
 
あがわ医院
TEL/0599-72-2663 FAX/0599-72-2663
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ホームページ http://agawaiin.byoinnavi.jp/
 
株式会社 アストロ・テック 代表取締役
佐藤秋夫氏
宮城県南三陸町出身。精密機械を扱う会社への勤務を経て、地元で『株式会社アストロ・テック』を創業。リーマンショックによる影響や火災事故、東日本大震災での被災を乗り越えて、現在は若者が地元に残れる産業を、ということで従来の事業に加えファッション分野へ進出している。
ファッション産業を興し
魅力ある南三陸町を

 南三陸町で通信機の精密部品を製造する『アストロ・テック』は、東日本大震災において工場が被災、従業員の三分の一ほどが第二次避難のため会社を去ることを余儀なくされた。同社はそんな状態ながら震災から1ヵ月も経たないうちに業務を再開、次の展望を切り開くためにファッション分野を手がけ始める。佐藤代表は当時のことをこう話す。
「当時従業員のほとんどは避難所にいたのですが、落ちこむばかりなので1時間でも2時間でも働くことができれば、多少希望が持てると思い再開しました。幸いなことに被害を免れた設備や部品があったので、担いで運び出し、設備のメンテナンスをして使えるものから稼動しました。物流は宅配を使ったのですが、集荷場まで行くのに2時間近くかかりました。毎日できた分をそうして関東に納入しました」
 そして同社に、業種は違うが革製のバッグやポーチの製造の仕事の話がきた。
「それまで町のために何ができるかと考えていましたが、新しい仕事のニーズに応えることにより雇用が生まれると考え、新分野に取り組むことにしたのです。それで一人でも二人でも震災による影響から自立してもらえたらと。そして今回、新分野に挑戦できることをチャンスとして、南三陸町に新しいファッション関連の産業を生み出したい。今のままだと二次避難した若い方々が帰ってこられる状態にはないのです。若い人の仕事の受け皿としてファッションの分野を拡げたい。まず3年計画で、ファッション製品の一貫した生産体制を整備していきます」
 この南三陸町で一度失われた故郷をどうやって再生するか。元々若者が地元から都会に出て行く町だった。佐藤氏は、最後にこれから向かう方向を語ってくれた。
「震災前に復旧するだけでなく、若者が戻って来られるような魅力ある町にしていきたい。それが私の願いです」
(ライター/本名広男)
 
株式会社 アストロ・テック
TEL/0226-46-1531 FAX/0226-46-1532
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