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三九朗病院
予防医学を考えたフィットネスクラブで汗を流すのも気持ちいい。入会金は3,000円、月会費9,450円、登録料525円。月会費にはメディカルチェック、心肺運動負荷試験、経過観察に施行するメディカルチェック・個別プログラム、・栄養相談・コンサルティングが含まれている。
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「ここにきてよかった」と
信頼される地域密着の医療法人
「私たちにできることは何か、地域の人々が期待しているのは何か」を念頭に病院経営をする愛知県豊田市の『医療法人三九会・三九朗病院』。内科・消化器科・整形外科・リハビリテーション科の病院だが、地域の人々の健康のための独自な取り組みが評判を呼んでいる。その理由とは？
『三九朗病院』を開院した当時は緑が多い田園地帯だったという豊田市。今では工業地帯を抱える平野部だけでなく、山間部も含み活気ある都市に成長を遂げている。ここに開院して55年。質の高いリハビリテーションと、地域住民の健康サポートを二大柱に掲げ、住民からも厚い信頼を得ている『三九朗病院』に今、注目が集まっている。
それはなぜか？ というと、第一に地域完結型医療の中で、リハビリテーションと生活習慣病の管理から治療まで、各個人が持ち得る最高レベルの健康づくりをサポートする体制が整っているから。一般病棟40床、回復期リハビリテーション病棟100床の合計140床の病院だが、リハビリテーションに関しては、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士、医療ソーシャルワーカーなど、様々な職種の総勢１４０人を超えるスタッフが患者に関わり、退院した人たちへのデイケアも行っている。一人ひとりに向き合い、家族とも協力してのリハビリテーションプログラムは、綿密で心強い。
理由の二つめとして考えられるのが、病院内に併設するフィットネスクラブ。この施設は、運動を行うのに適していると国から認定されており、生活習慣病で医師から運動が必要と診断された人に関しては、費用は医療費とみなされ、医療費控除の対象になるという。また、健常者に対しては、クラブ利用者は人間ドックが20％OFFで受診できるというメリットも嬉しい。入院している人へのお見舞いメールの受信、広報誌の発行、理事長や院長を講師にした健康教室の開催など、楽しいことがいっぱい。こんな病院が全国に拡がってくれたら……。
（ライター／深井みさわ）
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