ビジネスヒットチャート 2016


イギリス生活情報誌 
月刊
ミスター・パートナー
〒160-0022
東京都新宿区新宿
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「PVひまわりⅡ」ストリング計測でパネルの損傷も検知。常に一定の直流電圧をパワコンに出力
左上:基礎工事
右上:PVパネル配置
左下:架台組込作業
右中:DC/DC電圧調整/追従コントローラー/昇圧用変圧器
右下:低圧パワコン群、高圧キュービクル

アクセス/JR秋葉原駅より徒歩約10分、都営新宿線岩本町駅より徒歩約8分、JR浅草橋より徒歩約5分
ソーラーパネルの効率高める太陽追随架台
GPSで方位を認識し日射角・方向を自動制御

 日の出から日没前まで太陽の動きに追随して上下角度を変えながら180°自動回転し、ソーラーパネルが太陽光を確実に捉えるのを可能にするソーラーパネル架台が開発された「ニチデン」の『PVひまわり』。PVは、光起電性Photovoltaicの略。自動回転機能を基本に他の機能を付加したものも含め3つのタイプがある。いずれも設置場所を造成する必要のない一軸支持構造で二軸の動作をして施工に時間を要しない。多様な活躍シーンが想定され、太陽光発電の可能性を拡大させる画期的な製品だ。
 基本形となる『PVひまわりⅡ』は、架台の下部についた支持軸のオーガー杭を埋め込んで固定する。架台の裏側には、DC/DC電圧調整器、追従コントローラー。GPSで方位を認識して日射角、方向を自動的に計算し、モーター駆動のギアによる回転操作、ジャッキによる上下操作をプリント基板に内臓されたソフトで制御しながら常に最大の発電量を確保できる状態を維持する。光を受けやすいようにパネルは、千鳥状も平行配置もある。関東地区での実験では、NEDO国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の固定式と比べ1.58倍の発電実績を示した。太陽光発電監視システムを併用すれば発電状況を遠方から監視できるほか、異常発生時にはメールで知らせる。ストリング計測でパネルの損傷も検知できる。風向速計や降雪計、地震計、雨センサ、明暗センサを搭載し、気象状況に応じてパネルの角度が変わり、危険防止のための緊急停止制御機能も持つ。また、将来はパソコンから各種指令するようになる。
『PVひまわりⅢ』は、5kw~10kwのソーラーパネルを載せ、80゜のお湯を沸かせる太陽熱温水器も備え、家庭の湯沸に必要な電力がゼロになる利便性に優れた太陽追随型架台だ。家庭の庭や空き地、駐車場などの設置場所に90%完成状態で搬入するので、短期間で設置できる。オプションの蓄電池装置をつければ、電気自動車の自動充電の他、熱を夜間に風呂や暖房に利用できる。完全独立運転で電気、お湯を提供できることから、家庭のほか工事現場の事務所、災害発生時の避難所の照明や給湯、農家の温室栽培の暖房、インフラのないレジャー施設や離島など活躍する場は多い。
『PVひまわりⅠ』は、設置場所を選ばない小型タイプ。支持軸杭を取り外せば一般住宅の屋根や屋根のある駐車場に設置することもできる。『PVひまわり』シリーズは、自然エネルギーの効率的な利用法を追求してきた同社の技術力の結晶だ。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 ニチデン
TEL:03-5839-2429 FAX:03-5839-2439 Eメール:contact@nichidentokyo.co.jp

右下:代表取締役 田中真司さん
長野県出身。少年期から車に関心を持ち工業高校に入学。在学中、父親のいとこが経営する1991年創業の『田中鉄筋』でアルバイトとして働く。卒業後、入社、27歳から経営にも携わる。2006年、一級鉄筋施工技能士資格取得。2013年、二代目社長に就任、二級建設業経理検定に合格。
長野県下のインフラを支える
鉄筋工事の要とし地域産業に貢献

 2016年3月、創業25周年を迎えた『田中鉄筋』は、先代が残してくれた経営基盤を守り、20〜30代の若い従業員を牽引し、長野県下の鉄筋工事事業に傾注している。代表取締役社長の田中真司さんは、修行を重ねる中で生まれ持った資質に磨きをかけ、実力をつけ、経営者に求められる人間性を備えた。一級鉄筋施工技能の国家資格を取得しているうえ、入札指名で効力を発揮する建設業経理士の称号も得て、鉄筋工事の業績を拡大する基盤を固めた。現在、国道の橋梁やトンネルなど国の事業が5割、公共施設などの地方自治体事業が2割、残りが住宅や工場などの民間工事といった割合で、鉄筋工事を請け負う。「鉄筋は構造物の強度を保つ重要な基礎であり、組み立てに狂いは許されません。構造物の仕様書や図面をもとに、周囲の状況なども考慮に入れて配筋の設計図を作成。着工前の打ち合わせで問題点を綿密に点検し、クリアにしてから工事の段取りを決めます」責任感あふれる田中真司さんは、仕事の意義などをそう語る。
(ライター/大倉恭弘)

有限会社 田中鉄筋
TEL:0265-36-3494 FAX:0265-49-0232 Eメール: t.tekkin@comet.ocn.ne.jp


アクセス/JR武蔵白石駅より徒歩約3分
耐震性に優れた露出型柱脚工法に進化形
中低層建築物への高強度鋼管柱導入に道

 中低層建物の耐震性確保が喫緊の課題となる中、露出形式の柱脚で先駆的な工法開発をリードする「日本鋳造」が、販売実績20年の『NCベース』をさらに進化させ、国内で初めて設計基準強度(F値)385N/mm2までの高強度鋼管柱に対応した『NCベースP』を「JFEスチール」と共同で開発した。耐震性確保のために重要となるエネルギー吸収能力が従来の一般工法と比べて格段に大きくなる独自の「下ナット工法」はそのまま引継ぎ、ベースプレートに「JFEスチール」製の高性能TMCP鋼板「HBL385」を採用することで実現した技術だ。鋼管柱の選択肢が増したことで設計の自由度が大幅に広がり、これまで以上に幅広い建築物に導入できるようになった。また、柱鋼管の薄肉化も図れ、鉄骨製作費の低減につながるほか、柱の細径化で居室面積が広がるなどのメリットも見逃せない。『NCベースP』は、部品の製造から現場施工までメーカーが一貫管理するという点でも、安心して採用できる商品と言えるだろう。
(ライター/斎藤紘)

日本鋳造 株式会社 建材事業部
TEL:044-322-3765 FAX:044-355-8543

左:『Rescue solar防災倉庫』外寸法幅2,000mm×奥行 2,050mm 987,000円(税別)
右:『Rescue solar portable』  218,000円(税別)
代表取締役 水谷きくさん
人との出会いとつながりを大切にした企業を目指し、環境保全活動や地域社会貢献活動にも積極的に取り組んでゆきたいと考えております。

アクセス/JR桑名駅より車で約10分、東名阪自動車道桑名ICより約5分
太陽光発電利用の非常用電源装置を開発
災害時の利用環境想定し4タイプ商品化

 建築工事、太陽光発電設備工事を手がける「美建総業」は、太陽光発電と蓄電機能を兼備した非常用電源システム『レスキューソーラー』を開発。利用環境に即して選択できる4タイプの装置を商品化、災害時の電源確保の悩みを解消するツールとして注目を集める。太陽光を受け直流電力を発生させるソーラーパネル、直流電流を蓄電するディープサイクルバッテリー、適正な充電を制御する充放電コントローラー、直流電力を交流電力に変換する正弦波インバーターなどを基本構造に、非常用備蓄品の収納や少人数での緊急避難所にもなるレスキューソーラー付きコンテナ『Rescue solar防災倉庫』、既設のポールに簡単取り付け、自動で点灯消灯、避難誘導灯にもなるLED照明の『Rescue solar light』、これと組合せ、停電時に十分な灯りの下でAC100V機器を使用することができる『Rescue solar box』、キャスター付きで持ち歩きできる『Rescue solar portable』を開発した。
(ライター/斎藤紘)

美建総業 有限会社
TEL:0594-24-4945 FAX:0594-21-2388 Eメール:mizutani@biken.jp
ホームページ http://www.biken.jp/

『ハイブリッドソーラーパワー』
SUPER10、15、20、30、50の5タイプ。
価格出力1kw約80万円~5kw300万円
サイズ:縦850~910㎜/横580~710㎜/高さ440㎜

受付時間/10:00〜16:00 定休日/土・日曜日・祝日
アクセス/JR名古屋駅より徒歩約8分

〈東京連絡事務所〉TEL:0424-89-2037 
Eメール:s.iwanami@do12.dant2.jp
〈製造〉株式会社 伸和電機製作所  TEL:048-441-6325 
Eメール:shinwadenki@nifty.com
ソーラー電力と通常電力を効率的に使う
省エネ対策に貢献する電源自動切替装置が登場

 ソーラー発電といえば電力会社への売電が主なものだが各電力会社はむしろ早期の原発再稼働を目指しているのが現状である。一方家庭用としては、ソーラー電力を一旦蓄電池に貯蔵し市販電力の停電時、地震などの災害発生時の非常電源として利用している。このような中でソーラー発電を自前の電力として自己発電し電気代を気にせずフルに消費できる分野はまだ未開の状態にあるが、今後大きく発展していくだろう。今回の『ハイブリッドソーラーパワー』は、世界で初めて開発された画期的商品だ。ソーラー電源の電力は上下するためインバータとフライホイールによって安定化させ、電力が降下した時は自動的に市販電源に。また逆にソーラー電源の電力が回復した時は自動的にソーラー電源に切り替え、常に安定した電力を供給できる。ソーラー電力と市販電力を予め2系統別々に接続しておいて、昼間はソーラー電力のみを使い、夜間は市販電力を使って1日24時間連続的に電気を使用できる。特に昼間の消費電力が夜間より大きい事務所、ホテル、小規模工場、コンビニ店舗などの冷凍機、エアコン、事務機械や家庭のエアコン、暖房器具など消費電力が極めて大きい場合に省エネ効果が顕著に現れる。売電用としてソーラーに投資した費用を回収するのに10年〜20年かかることを考えると本製品は設備費用としてもごく小さく、数年で回収できる。
(ライター/斎藤紘)

日本フライホイール 株式会社
TEL:052-414-7242 Eメール:nihonfl@ninus.ocn.ne.jp

下左:『どこでもてんすい』 3,975円(税込)
下中:『ビニールハウスてんすい』 1,383円(税込)
下右:『テント用てんすい』 1,707円(税込)

営業時間/ 9:00〜17:00 
定休日/土・日曜日・祝日
アクセス/中央自動車道伊那ICより約5分、JR伊那市駅より車で約17分

<常設展示場>
JA上伊那 資材課生活センター TEL:0265-76-1941
アクセス:中央自動車道伊那ICより約8分、JR伊那市駅より車で約10分
雨水活用に道を拓く農家思いの特許技術
取付簡単なビニールハウス用雨樋支持具

“天の恵みである雨水をもっと活用利用できないものか”。長野県伊那市の農業用資材の製造販売「クルミコーポレーション」の代表取締役増田光信さんが、ビニールハウス用の雨樋支持具『てんすい』を発案した契機だ。これはハウスの屋根を支える横軸のパイプに簡単に取り付けることができ、しかもスライド、軽量化が可能な構造の意匠が、2010年に特許を取得。『てんすい』のほか、雨樋や雨水を貯めるタンクタイプも販売、要望があれば取付施工も行う。標準型以外のハウスにも対応する。『てんすい』で雨樋をハウスに付けた農家からは「水道料が大幅に節約できた」「1年を通して雨水で栽培ができた」「雨水での栽培は山野草生育に良い」「ハウス内の土に雨水が浸み込んで土が流出するのを防げる」などの喜びの声が寄せられている。用途は、ビニールハウスの他にもイベント用テント、レジャーテント、車の簡易ガレージなど応用範囲は広い。1個の安価なアイデア金具がもたらす効果は、想像以上に大きい。
 また「デンカ株式会社」の協力により、雨樋と『てんすい』のセット販売が可能となった。詳細は要問合せを。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 クルミコーポレーション
TEL:0265-74-9010 FAX:0265-74-9009 Eメール:watertool9010@gmail.com
ホームページ http://www.watertool.jp/

右下:代表取締役 清水朋一さん

営業時間/9:00〜17:00 定休日/日曜日・祝日
アクセス/JR武蔵浦和駅より車で約10分、首都高速埼玉大宮線浦和南ICより約5分
スタイリッシュな車両が揃う
ドライ製品に特化した輸送サービス

 埼玉県戸田市に本社を置き関東一円の中距離輸送を得意とする『清光ライン』。このところの雇用状況の好転により各業界では人手不足の感があり、運送業も例に漏れない。しかし、そうした状況下にあっても『清光ライン』には若い声が飛び交っている。同社の車両を見ると複数種類はあるが、どれもブルーのメタリックな光沢が美しい。スタイリッシュで清潔感がある。そんなところに惹かれる若手社員も多いのだという。それに加え、業界に蔓延するダンピング競争を避け、適正価格を維持して安定した経営を行っていることで、若い優秀な人材が集まってくるという好循環を生んでいるのだ。「運賃は人件費や燃料費、車両の減価償却費、安全対策や環境対策の経費などから適正に設定しています。折り合いがつかなければ、取引しません。これは私の信念なのです」と、代表取締役清水朋一さん。取引条件を落とすことは業務の品質を落とすことにつながるからだという。その信念があるからこそ、平均年齢30代後半のドライバーたちは顧客の満足する高品質の輸送サービスを提供できるのだ。
(ライター/田中一郎)

株式会社 清光ライン
TEL:048-458-0723 FAX:048-458-0724 Eメール:info@seikou-line.com
ホームページ http://www.seikou-line.com/

代表取締役 松本栄志さん(前列右から3人目)
愛媛県西条市出身。身体一つで上京後、独学で学びシステムエンジニアとして社会に出る。さらにマーケティングを独学で学ぶ。派遣業の隆盛を予想し派遣業界でノウハウを取得。そこで培った人脈とノウハウを携えて『SUCCESS・AGE株式会社』を設立。震災後、東北で人材登用し通信サービスの販売を展開。

アクセス/京王笹塚駅より徒歩約6分
現場に求められる秀逸な人材と究極の販売手法が成功に導く
スキルの高さが保証する売り上げアップへの鍵

 強力な販売手法を持つ優秀なセールスの人材にその力を発揮してもらう。言葉で言えば簡単だが、実際には頭を抱えている販売現場の責任者は多いだろう。どこにそんな人材がいるのか、と。そんな課題を解決してくれる企業が『SUCCESS・AGE(サクセス・エイジ)』だ。同社は、東京・仙台・福島・山形でIT関連サービスの企画・開発・運営、販売委託、通信系の人材派遣などを手がけ、ブロードバンドサービス会社や携帯キャリア会社などから業務委託を受け、家電量販店や携帯ショップへ販売員を派遣する。なぜ優秀な人材が集まるのか。まず、従来派遣会社ではタブーだった派遣社員の正社員化がある。それによりモチベーションやスキルの向上、優秀な人材を集めやすくなるのだという。また、採用に当たっては同じ業界だけではなく、異業種から人材を募るという事も特色の一つ。それぞれの業界で身に着けたノウハウや経験が強みとなり、各クライアントの下で販売代行を行うエージェントが育成される。それに加え同社オリジナルの①販売手法「Sales・AGE」②企画手法「Planning・AGE」③管理手法「Control・AGE」が、売り上げの伸び悩みに苦しむ現場を救っているのだ。
(ライター/田中一郎)

SUCCESS・AGE 株式会社
〈本社〉TEL:03-6276-5306 FAX:03-6276-5386
〈東北支店〉TEL:022-341-0596 FAX:022-341-0598
ホームページ http://www.success-age.com/


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