ブームの真相 2015

イギリス生活情報誌 
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従来の形式や習慣に囚われることなく、新しい価値観で時代に合った葬儀の流れを提案する綱代正孝住職。
時勢に合った葬儀、お墓のありかたを提案する延浄寺。桜の木の下の散骨式自然墓。手元供養のためのお骨入れ容器。

アクセス/京王線つつじヶ丘駅より徒歩約10分

桜の木の下に散骨式の自然墓
遺族の気持ちを汲む手元供養

ライフスタイル考慮した葬儀
生前の意思表示と契約が条件

 調布市の「浄土真宗本願寺派延浄寺」は臨終についての一人ひとりの考えやライフスタイルに合うよう葬儀に工夫を加え、形式や習慣に拘らない「葬儀」を提案してきた寺院。その象徴が『自然墓・手元供養』。墓域の一角に立つ桜の木の下に築山のような墓がある。抽象的な御影石が立っているだけで、墓誌も香炉も花立てもない。「亡くなった後は墓はいらない。早く自然に還りたい」と願う人のための散骨式の自然墓だ。火葬場から戻って、生前の希望通りこの墓に散骨し、葬儀も法事もない。散骨後は元に戻すことはできないが、そのことに幾ばくかの抵抗がある遺族のために、遺骨を少し残し、形見として自宅に持ち帰って供養してもらう手元供養も始めた。この葬儀の条件は生前に意思を明確に示して契約すること。経費はその都度相談によって決めるが、手元供養も含め30万円ほどのお布施が目安だ。
(ライター/斎藤紘)

浄土真宗本願寺派 延浄寺
TEL:03-3326-2797 FAX:03-3326-5037 Eメール:info@enjyoji.com
ホームページ http://enjyoji.com/

名古屋中心部からも近く、交通至便の『伝光院』。山門両脇には阿吽の対をなす白御影の仁王像が立ち、中央には大きな仏手、六地蔵、燈籠が訪れる人を迎える。

アクセス/名古屋市営地下鉄東山線星ヶ丘駅より徒歩約8分

歴史のある古刹に永代供養塔
小観音像が心安らぐ御影石製

自然、交通に恵まれた好環境
合祀も個別納骨にも対応する

 東山公園、平和公園など自然環境が豊かな名古屋の東玄関、名東区の尾張丘陵南西部に佇む浄土宗の古刹、天正15年(1587年)創建の『法燈山伝光院』。その墓地の一角に御影石製の高さ、幅約3mの新しい永代供養塔が立つ。中央に合祀のための散骨室、左右にロッカー式の納骨壇があり、頂点に小観音が鎮座している。お墓参りできない人に代わって、あるいはお墓参りしてくれる人がいなくても、代わりに寺院が永代にわたって供養と管理をしてくれるお墓。合祀の場合、1霊20万円、夫婦など2霊同時申し込みは2霊30万円、いずれも管理費不要。ロッカー式の個別納骨の場合は1室50万円、管理費年間3000円という手頃な費用で納骨できる。核家族化や少子化で先祖代々の墓の継承が困難になっている世代にとって、建立された永代供養墓は将来の不安解消、経済的負担の緩和の両面で心の安寧につながる。
(ライター/斎藤紘)

浄土宗 法燈山 伝光院
TEL:052-781-0116 FAX:052-781-0116

アクセス/東急世田谷線世田谷駅より徒歩約7分

都心の由緒ある寺院。東京世田谷の永代供養墓

 東京世田谷の閑静な住宅街にある『常在寺』は、1506年に創建され500年以上の歴史を持つ由緒ある寺だ。門をくぐると、水音と豊かな緑につつまれた空間に心が落ち着く。『常在寺』には永代供養を約束する会として「常在寺 縁(えん)の会」がある。生前に本人と約束することを基本とし、戒名、お位牌、納骨式、永代供養が含まれる。ひとりの方にも、夫婦にも、安心の永代供養墓だ。
(ライター/馬場紀衣)

世田谷 寶樹山 常在寺
TEL:03-5450-7588 FAX:03-5450-6559
ホームページ http://www.jyozaiji.jp/

『霊性の華』(文芸社) 1,400円(税別)

アクセス/JR都農駅より車で約10分

思想、宗教を越えて人々の心に問いかける『霊性の華』

 九州八十八ヶ所第35番札所『遍昭山 行真寺』は、開山90年を迎えた。3代目住職荒川滄海氏は、宗教宗派、国境を越えた立場からの「霊性開発」の大衆化を目指した研究を重ね、霊性開発講座を開催するほか、執筆活動を行っている。新著『霊性の華』は、思想、宗教、国境を越え宇宙真理に生き、霊性(本性=神性の愛、仏の慈悲)を開発する上で知っておきたい摂理と、その実践の仕方・方法をまとめたものだ。
(ライター/馬場紀衣)

遍照山 行真寺
TEL:0983-25-3154 FAX:0983-25-3157 Eメール:yx7xc4@bma.biglobe.ne.jp

荘厳な本堂と丁寧な造りの唐狭間(からさま)(本堂の欄間を唐狭間と呼ぶ)。

地域活動で社会に貢献
おもてなしの精神を発揮するバイタリティー溢れる住職

 石川県輪島市の『真宗大谷派 長光寺』の松岡惠水住職は、地元だけでなく県外から訪れる人々を、能登の伝統文化「おもてなしの精神」で迎える。子どもの頃は廃車の自動車を修理できるほど手先が器用で、理数系の学科へ進学することを夢見ていた。中学生の頃、先代が病に伏したことで仏門に入る決意を固めたという。その後「大谷高等学校」に特待生として入学し、学生時代は日本文化研究会の会長を務めた。現在はロータリークラブの一員として、地域活動に積極的に従事し、人々との絆を深めるバイタリティー溢れる人物だ。
(ライター/馬場紀衣)

真宗大谷派 長光寺
TEL:0768-32-0104 FAX:0768-32-0108


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