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住まいの
あれこれ

ハイセンスの外構エクステリアを実現
デザイン性と機能性の両立を徹底追求

多様な建材の知識活用、完成度の高さに高評価

家の外側の空間エクステリアと、それを構成する門やフェンス、庭、カーポートなどの外構は、家の価値や印象を左右する住空間の重要な要素だ。その外構・エクステリア工事の完成度の高さで存在感を高めている経営者がいる。「理想のお庭」を社名に掲げ、2021年に香川県高松市で創業した『アイディールガーデン株式会社』代表取締役の古竹竜一さん。前職の大手エクステリアメーカー時代に培った建材などの知識を生かした施工で重視するのはデザイン性と機能性の両立。業務で貫くスタンスがそれを裏付ける。
「外構、エクステリアは建物を外から見た際のイメージを演出すると同時に、防犯性やセキュリティを維持、向上させる役割を担っています。そのため、当社ではデザイン性と機能性の両方にこだわった施工を行なっております。景観とのバランスも考慮しながら、お客様のこだわりが詰まったマイホームの世界観を壊すことなく、全体の印象をグレードアップさせるような仕上がりを目指しています」
 創業から2年ですでに多くの外構・エクステリア工事を手がけ、そこで示した空間演出の実力は施工例から伝わる。
「家から家をつなぐ動線は洗い出し仕上げにしました。空いたスペースにはペットの散歩用に人工芝を施工しました。玄関横のアーチ将来バラのアーチになる予定です」(高松市・外構工事)
「広々としたデッキとテラスを設置し、バーベキューなどを楽しめる空間をつくりました。カーポートは遮光タイプの物を使用しているので、夏でも車内温度の上昇を防ぐことができます」(香川県丸亀市・外構工事)
 使う建材も多種多様だ。植栽はアオダモ、コルジリネ、石材は東洋工業のクラッシュストーンやクラッシュロック、門柱は四国化成のソネット門柱1型やサンワカンパニーのオスポール、四国化成のクレディ門柱、門扉は四国化成のプロメッシュ門扉やプロメッシュ門扉、フェンスは三協アルミのハイブリッドT・Tや土新建材のエコモックフェンス、四国化成のクレディフェンスHG6型、デッキは四国化成のファンデッキHGやファンルーフサイドパネル、カーポートは四国化成のマイポートNext3連棟やLIXILのSC、人工芝はアルフカンパニーやネイチャーターフ、畑中産業のハーモニーターフといった具合だ。
 古竹さんは個別の建材や設備で「これはいい」と思ったものは積極的に提案する。「リウッドデッキ200EG」はその一つ。リウッド(再生木)を使用し、こだわりの表面加工で天然木を思わせるリアルな木目と質感を追求したデッキ材だ。耐久性、耐候性などに優れ、高級感のあるデッキを実現するという。
 ブロック塀についても、街でよく見かけるシンプルなグレーカラーの普通ブロックより、コンクリートの表面に加工が施され、デザイン性、美観性に優れた「化粧ブロック」を勧める。また、掃き出し窓や勝手口などに雨除けとして取り付けられ、洗濯物干しや子供の遊び場、ガーデニングスペースなどにも活用できるテラス屋根も推奨する設備だ。
 施工に当たっては、構造物一つひとつのメリットやデメリットを分かり易く説明する。その一例が目隠しフェンスの目地幅だ。
「目地幅というのは、板と板の隙間のことをいいます。プライバシーの確保や防犯対策のための目隠しフェンスは、この目地幅も意識して選ぶことが大事です。人通りが多い道路に面していて、普段から視線が気になる場合は、目地幅が狭いフェンスを設置することで得られるメリットがたくさんあります。その反対に人通りが少ない地域の場合は不審者の存在も隠してしまうことになるため、かえって目地幅の狭さが仇となってしまう可能性があるのです。お住まいとその周辺の環境も勘案して目隠しフェンスを選択すると、後悔のない施工となるでしょう」
 古竹さんは、内装左官工事も得意分野で、素材や工法に特長がある。
「内装左官工事では、体や環境に優しい漆喰や珪藻土、シラスなどの天然素材を使用しています。調湿力も長けているため、一年を通して快適な室内環境を実現できます。自由に模様をつけられるため、デザインにこだわりたい方にもお勧めです。また、モルタル造形にも対応しています。壁面にモルタルを塗り付け、固まるまでにナイフで削る、ブラシで叩くなどの加工を施し、まるで本物の石やレンガを積んだように見せる工法です。インテリアのいらない内装を実現することもできます」
 造園工事も依頼の多い仕事だ。
「住んでいる人はもちろん、来客や近隣住民、通りすがりの人にも心のやすらぎと癒しをもたらすのがお庭の役割です。華やかで明るい雰囲気のお庭、厳かで落ち着いた雰囲気のお庭など、お客様のイメージに沿って演出します。職人の目と熟練の技術を生かし、隅々まで生命力に満ちあふれたお庭を維持いたします」
 内装左官工事も得意分野で、素材や工法に特長がある。
「内装左官工事では、体や環境に優しい漆喰や珪藻土、シラスなどの天然素材を使用しています。調湿力も長けているため、一年を通して快適な室内環境を実現できます。自由に模様をつけられるため、デザインにこだわりたい方にもお勧めです。また、モルタル造形にも対応しています。壁面にモルタルを塗り付け、固まるまでにナイフで削る、ブラシで叩くなどの加工を施し、まるで本物の石やレンガを積んだように見せる工法です。インテリアのいらない内装を実現することもできます」
 古竹さんは、香川県に本社を置く大手エクステリアメーカーなどで14年間働き、2021年に独立、起業した。創業前から付き合いのある職人や工務店、前職の上司などとの人脈も生かしながら事業を成長軌道に乗せたが、独特の営業スタイルも支持される理由だ。
「打ち合わせでは、個人的なこともお伝えすることで親近感を持っていただき、何でも気軽に相談してみようと思っていただけるのではないかと思っています。また、施工に当たって、お客様の方向性がはっきり定まっていない場合は、自分が住むとしたらという視点からプロとしてアドバイスしながら一緒に考えていきます」
 設計から施工まで自社一貫体制による施工で業績は伸びていく一方だ。
(ライター/斎藤紘)

アイディールガーデン 株式会社
TEL/087-814-3220 

Eメール/idealgarden.20210118@gmail.com
ホームページ 
https://ideal-garden2021.com/


大型不動産の売買仲介に光る知識と経験
売主の利益を最大化する周到なスキーム

信託銀行での経験活用し、5年後の上場を目指す

「素人が損をする不動産業界の構図を変える」
 オフィスビルや一棟マンション、商業施設、物流施設などの大型不動産物件を中心に売買仲介事業を手がける『株式会社日本不動産パートナーズ』代表取締役の青木晋市さんが同社を立ち上げた動機だ。約30年間務めた三井住友信託銀行の不動産部門などで培ったノウハウと実務経験に加え、不動産鑑定士や証券アナリスト、宅地建物取引士の資格が裏付ける専門知識を動員し、迅速に高く売りたい売主の期待に応えることで、この決意を具体化する。
「不動産業界には不透明な要素があり、安く買い叩かれてしまう売主様が少なくありません。私は、そういう不動産取引で損をしてしまう方々を助けたい、そのような業界の仕組みを抜本的に改革したいという思いから会社を立ち上げました。主に扱うのは、一般住宅以外の3億円以上の大型不動産や都心の不動産で、中でも数十億から数百億円規模の不動産を得意としており、その売主様と買主様をつなぐのが当社の主な役割です」
 この役割を果たすためのノウハウも明確だ。
「私共の強みは、投資家などの買主様との豊富なネットワークを構築していることです。我々がストックしている大都市圏にある3億円以上の不動産をピックアップし、仲介業者を介さずに買主様に随時メールで直接情報を提供しますので、スピーディーな対応が可能であり、秘密が漏れる心配もありません。また、不動産所有者である売主様の手数料無料も実現し、高額の手数料への心配は要りません。当社のこうした売買仲介のスキームで、手数料が高い、活動内容が不透明、時間がかかるといった不動産仲介業者に対する不信や悩みが払拭され、安心して取り引きすることができます」
 青木さんは、事業用不動産のコンサルティングも手がけ、その一例が上場企業の店舗統廃合のサポートだ。
「当社から大手不動産会社に売却などの依頼を行っていましたが、結局のところ全案件で当社のお客様が最高価格を提示し、当社で売主様の仲介のみならず、買主様の仲介も行うことになり、当該上場会社様には大変ご満足いただいています。その意味では大手不動産会社に仲介を依頼する意味はなく、複数窓口に依頼するより、当社に依頼するほうが売主様にとって効率的かつ最適ということになります」
 事業用不動産の有効活用の支援でも強みを発揮する。
「事業用不動産を有効活用する場合、不動産の所有権は、一番良い条件を知りたいと考えますが、仲介業者に依頼すると、よく知っている特定の取引先を紹介するのが一般的で、その特定の取引先が賃料などについて最高の条件を提示してくれるとは限りません。その点、当社は幅広いテナント先とのつながりを生かして、いくつもの選択肢をご提示でき、ご納得いただける契約相手を必ず見つけることができます」
 青木さんは、2023年9月には大阪の不動産会社『株式会社真成エステート』をM&Aで買収してグループ会社とし、全国展開の不動産フランチャイズチェーン『ハウスドゥ』に加盟、大阪市都島区中野町に地域密着型の『ハウスドゥ都島中野町店』を開設し、主に3億円未満の中古マンションやアパート、戸建て住宅の賃貸、売買仲介事業管理にも乗り出し、業容のウイングを広げた。
 さらに青木さんは、クラウドコンピューティング・サービス提供企業である米国Salesforce(セールスフォース)社の日本法人と提携し、顧客や物件情報の管理システムのほか、ある売り物件が出た際に一番良い条件提示をする買主候補を探索するシステムの構築に着手した。
 青木さんは、大学卒業後、住友信託銀行(現三井住友信託銀行)に入社、不動産仲介、企業融資、人事、不動産企画などの業務に携わり、最年少で不動産部長に抜擢された。東京で17年、大阪で10年、名古屋で2年と大都市を拠点として不動産コンサルティングや不動産仲介、不動産投資などで実績を重ねた。
「銀行の中でも不動産仲介ができるのは信託銀行だけで、取り扱いメニューもメガバンクより多いのです。その点では非常に多くの学びを得ることができました。そして、名古屋時代に不動産部長を務めたことがきっかけで、不動産仲介での独立に焦点を絞り、50歳で当社を設立しました」
 この間、不動産評価のスペシャリストである不動産鑑定士や不動産取引の専門知識を持つ宅地建物取引士の国家資格、企業、産業、経済状況を調査分析し、投資の対象として価値があるかを判断する日本証券アナリスト協会認定の証券アナリストなどの資格を取得した。国税局路線価評価委員や不動産証券化協会の委員などの役職も歴任し、その幅広く深い専門知識と経験が業務の信頼性を支える。
 さらに、青木さんは、不動産に関わるすべてのサービスを提供する事業をグローバルに展開する米国の世界トップクラスの総合不動産会社「ジョーンズラングラサール」のシニアアドバイザーを務めている。
「この仕事に携わることで、世界的に見た日本の不動産の状況を客観的に見ることができて勉強になりますし、外資系の買主様との直接ルートも多く持つことができています。中国の投資家の方もどんどん増えているので、今後はそちらとのつながりも強めていこうかと考えています。日本の不動産は世界の投資家にとって魅力がありますので、売主様が海外の買主様を視野に入れることができるよう幅広い情報を提供していきたいと思っています」
 会社設立から2024 年1月で丸4年。豊富なキャリアをフルに生かして、徹底して顧客ファーストの姿勢を貫いてきた青木さんの業務に注ぐ情熱の密度は濃くなっていく。
「仕事が楽しくて、本当に独立して良かったと思っています。今後どんなお客様や不動産と出会うことができるのかと毎日胸をときめかせています。創業4年で会社をここまで成長させることができたのは、立ち上げ間もない会社に入社し、共に頑張ってくれている社員皆の努力のお陰です。社員皆を幸せにすることが目標の一つなので、通過点として5年後を目標に上場を目指していきます。今は私が100%当社の株を所有していますが、いずれ社員皆とシェアできればと考えています。そうしてしっかりと経営基盤を強化しながら、今後も仕事を通して多くのお客様に喜びを提供し、社会に貢献できればと思っています」
(ライター/斎藤紘)

株式会社 日本不動産パートナーズ
TEL/ 052-856-5593
ホームページ 
https://www.nfp.jp/


中古住宅に新たな命吹込む革新的事業
美しく再生したリフレッシュ住宅好評

ローン返済が楽な価格、好条件付帯の安心住宅

 住宅市場で中古住宅が7〜8割を占める欧米先進国と比べ、新築信仰の高さから中古住宅後進国とまでいわれるこの国で、年間約40棟も売れ、しかも購入者の7〜8割が30代前後の若い世代という中古住宅がある。『株式会社アートランド』代表取締役の武本尚さんが構築した革新的なビジネスモデルの中古住宅買取再販事業で販売する『リフレッシュ住宅』。居住環境に恵まれた兵庫県西部の播磨地域を中心に一級建築士が顧客目線で細部に至るまで調査した土地付き戸建て中古住宅を同社が購入、事業パートナーである工務店が新築並みにリノベーションし、毎月の住宅ローン返済額が周辺の家賃相場以下になるように価格を設定し、好条件の保険付きで提供する住宅だ。
 その一例、兵庫県赤穂郡上郡町で売り出した『リフレッシュ住宅』を見れば、人気の秘密がわかる。木造2階建て、4LDKで建物面積が100・88㎡という物件。建物内外がリノベーションされたオール電化住宅で、システムキッチン、エアコン、照明、温水洗浄機能付きトイレ、玄関ドア、電気代を抑えられ、環境にもやさしいエコキュートなどを新設、窓はすべて結露防止、断熱効果のあるペアガラス。キッチンは室内に匂いや煙が広がりにくい独立型。敷地内で車3台を並列駐車することが可能。この物件の販売価格が消費税込で1680万円、月々のローン返済が48800円だ。
「購入予定者に最も関心の高いのが価格。当社では物件がある周辺の家賃相場をベースに、頭金が10万円程度で周辺の家賃と同額か下回る月々の支払額のローンシミュレーションで2000万円前後に価格を設定しています。国土交通省が2021年度に行った住宅市場動向調査によりますと、注文住宅の購入資金の全国平均は、土地を購入して建てた場合は5122万円、土地をすでに持っていて建て替えた場合は 3299万円でしたので、『リフレッシュ住宅』が若い世代でも手が届く価格であることがわかっていただけると思います」
『リフレッシュ住宅』の特長は、これだけではない。「既存住宅瑕疵保険」が付き、しかも「安心R住宅」というお墨付きだ。
「『既存住宅売買瑕疵保険』は、国土交通大臣指定の住宅保険会社が扱う保険で、検査と保証がセットになったものです。住宅引き渡し後5年以内に構造耐力上の主要な部分と雨水の侵入を防止する部分などに隠れた瑕疵が見つかった場合は、必要な修理費として保険金が事業者に支払われるというものです。しかも給排水管路の特約も付帯しています。この保険に加入するに当たっては、住宅に一定の傾斜やひび割れ、雨漏り、床下の腐食といった不具合がないかを国が認定する第三者機関の検査を受け合格する必要があります。当社ではユニットバス配管取付部、床下、水平垂直の傾き、屋根裏、基礎ひび、サッシコーキングなどを厳密に点検します。2022年度税制改正により、住宅ローン控除の築年数要件は撤廃されましたが、この既存住宅売買瑕疵保険に加入していることで、登録免許税や不動産取得税の軽減が受けられたり、既存住宅であっても新築同様に、住宅ローン減税の期間が13年の適用対象となるメリットがあります」
「安心R住宅」は、中古住宅のマイナスイメージを払拭し、中古住宅を選択できる環境の整備を図るために国交省が創設した制度で、耐震性があり、インスペクション(建物状況調査)が行われた住宅で、リフォームなどについて情報提供が行われる中古住宅に対し、国の関与のもとで事業者団体が標章を付与する仕組み。「安心R住宅」施行開始から令和4年度までの戸建て住宅の累計件数は、全国で1702件。そのうちの101件が同社が実施した件数だ。
 こうした中古住宅買取再販事業のビジネスモデルは、中古住宅のメリットとデメリットに着目したものだ。
「一般的に中古住宅の販売価格は、新築時の価格の60%をめどに設定されますが、同じ価格の新築と比べれば土地が広かったり建物が大きかったりするのが最大のメリットです。また、建物の固定資産税は築年数に応じて減額されるので、新築時に比べると安くなります。購入価格が新築時に比べて安いので購入後の資産価値の目減り幅が少なく、ローン借入金額も新築に比べて安いので、金利のための支払いも当然少なく抑えられます。一方、日本では中古住宅の売買は個人間による売買が圧倒的に多く、個人が売主の場合、販売後に気がつかなかった物件の不具合が見つかった場合でも保障期間が長くても3ヵ月が標準というのがデメリットです。この点、『リフレッシュ住宅』は当社が売主ですので、買われるお客様の立場になって物件を調査した上で仕入れたものを責任を持って販売させて頂いていますので安心して頂けます」
 買取に当たっても、築年数が古い家など、他社では買い取りが難しいと断られた家でも、同社の場合は買取後にリフォームを前提としているので買取可能な場合も多く、しかも査定価格提示まで最短3日、現金決済まで最短3週間という迅速さも事業拡大の力になっている。
 また、このビジネスモデルが少子高齢化、人口減少で深刻化する空き家問題のソルーションとなる可能性を秘めていることも大きい。
「誰も住まない空き家を持つということは、思わぬリスクや費用負担などを引き寄せるものです。特定空き家に指定されると、修理をしないとペナルティが課せられ、最終的には所有者負担で強制的に除却されますので、どちらにしても放置することはできません。できれば老朽化する前に有効活用について考えてみることが大事で、新築同様にリノベーションする『リフレッシュ住宅』は、その有力な選択肢になると思っています」
「マイホームといえば新築」という従来の支配的な価値観から、「中古を買ってリノベーション」という価値観へのシフトを象徴する『リフレッシュ住宅』は、コロナ禍で急速に広がったテレワークに伴う新たな需要や九州や中国地方から関西圏で就職した人たちで都会暮らしから田舎暮らしを望む人たちの需要も大きく影響し、好調な販売実績が続く。
 2023年4月から「不動産屋ラムエイ」のYouTubeルームツアーチャンネルで公開している、新築同然にリノベーションされた兵庫県三木市上の丸町の販売価格3280万円、月々の支払94000円という木造2階建ての二世帯住宅を見れば、その理由は一目瞭然だ。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 アートランド
TEL/fresh@artland-fr.jp 
Eメール/ fresh@artland-fr.jp
ホームページ 
http://www.artland-fr.jp/


プロ集団を牽引し精緻正確に業務遂行
電気通信工事や測定機器の校正で実績

インフラ支える使命感、視野にIT技術の進化

 ビジネス、交通通信、防災防犯、ショッピング、娯楽などあらゆるシーンでコンピュータやスマホを通じてIT情報技術が利用される時代。その利便性に目を奪われるが、通信設備や電気設備などの基幹インフラがあって初めて成り立つ世界。その基幹インフラに関わる通信工事や電気工事で実績を重ねてきたのが1980年創業の『センシン電気株式会社』。二代目社長金澤健一さんが工事を行うその先で目指しているのは、「人々の生活を豊かにする」「地域の発展に貢献する」ことだ。
 同社は、第一種電気工事士や第二種電気工事士、一級電気工事施工監理技士、二級電気工事施工監理技士、高所作業車運転技能者、第一級陸上特殊無線技士などの国家資格保有者や経験豊かなスタッフなどのプロ集団。その技術力で提供するサービスは三つある。
「通信工事サービス」は、通信機器の設置工事から施工管理、調査まで対応する。
「通信機器は、金属線ケーブルで電気信号を、赤外線や電波で無線信号を、光ファイバーで光信号を送受信し、デジタルデータ音声信号などを他の機器との間でやり取りすることができる機器のことで、当社はその工事に対応することができます。また、人々の安全を守る防犯カメラや災害情報をいち早く知らせる防災行政無線、地震速報装置、航空交通管制に用いられる航空無線機、自動車業界に導入され、携帯電話のデータ回線を用いて通信を行なうIP無線など様々な通信機器に対応することができます。防犯カメラがスムーズに動かない、防災行政無線の設置や点検をお願いしたい、移動車両内に通信機器を取り付けたいといったご要望にもお応えします」
 二つ目のサービスが「電気工事サービス」。
「テレビや電話、エアコンなど生活に身近な電気設備を取り扱う弱電工事から、発電機設備や高い電圧を施設で使える電圧に変換する機械を収めた設備であるキュービクルなどを取り扱う高圧受変電設備工事まで可能です。それぞれの工事とも設置工事から施工管理、調査、保守まで一貫体制で行います。これ以外にも新たなコンセントお設置や、映りの悪いテレビの調整、新しい照明器具の設置などにも迅速に対応します」
 三つ目は「測定機器の校正サービス」といい、工事とは異なる分野のサービスで、原則、本社に併設したキャリブレーション(校正)センターで行う。
「測定機器の校正は、工場や医療機関、研究機関などに欠かせない電子機器や通信機器、電気設備が正しく作動するかを測定する電圧電流計やオシロスコープなどの電子機器用測定機器や度量衡機器、温湿度計、記録計などを対象に、気温や湿度などの環境の変化でわずかに膨張したり、縮小したりして生じる狂いを標準器などを用いて正しい値になるよう調整したりする業務です。測定機器は様々種類の精密部品で構成され、微少な変形でも測定に影響を与え、測定の対象となる電子機器や通信機器、電気設備の品質や性能が維持できなくなりますので、測定機器の校正は欠かせない仕事なのです。ISO対応書類や校正証明書やトレーサビリティ、試験成績書などの作成や出張校正も可能です。レーダー会社、電子機器会社、住宅設備会社、計測機器会社などからのご依頼が中心ですが、計測器の示す値が正確かどうかわからない、眠っていた測定機器が使用できるか確認したいなどのご要望にもお応えします」
 同社は、これら三つのサービスの品質維持向上の取り組みが品質マネジメントシステムの国際規格ISO9001の要求事項に適合していると認定された。これに加え、金澤さんは同規格の要求事項に沿い、Planプラン、 Do実行、 Check評価、 Act改善をさらに徹底したほか、同社のモットーである迅速な対応、信頼の技術、安心のサービスを実践してきた。こうした取り組みが評価され、取引先は、国土交通省東京航空局や防衛省、警察、区役所、学校、大手電気会社などに広がり、専門性の高い業務で実績を重ねてきた。
 小中学校の通学路防犯カメラ設備工事、緊急地震速報装置保守、防災無線移設・新設工事、神奈川県警カーロケータ車載装置搭載替え工事、空港CCS更新その他工事、空港対空通信設備更新その他工事、ITV装置更新工事、WAM空中線交換作業、RCAG更新工事。DME局舎架空電線交換工事、滑走路ILS装置蓄電電池交換作業、小学校体育館照明改修工事、小学校トイレ全面改修電気設備工事、保育園キュービクル改修工事、福祉園非常用発電改修工事、共済組合演出照明設備工事などはその一端だ。 また、携帯電話の基地局のアンテナの更新や災害時の無線通信の工事も行う。
「アンテナがあってこその携帯電話なので、基地局のアンテナ工事は重要です。アンテナは1箇所ではなく、何千箇所と日本全国にあるので、耐久年数の関係で適宜更新しなければならいないのです。災害時に携帯電話が繋がらなくなった時の通信手段として無線設備も重要です」
 金澤さんは、青森県立十和田工業高校電気科で学び、就職説明会で同高校OBで同社の創業者である先代社長の話に感銘、入社した。現場で修業する中で挫折しそうになったことが幾度かあり、その度に先代社長に励まされ、2020年3月、先代社長が肺がんで他界した後に開かれた役員会議で社員からの推薦もあり、2代目社長に就任した。その直後に発生したコロナ禍で経営危機に陥ったが、同社の仕事の実績と創業者が築いた人脈もあり、資金を調達することができ、危機を乗り切ることができたという。第一線で苦労を重ねた経験が金澤さんの事業牽引の力になっている。 
「通信機器や設備、電気設備、計測器は正しく機能しなければ、社会生活、経済活動に大きな影響を与えます。当社のサービス業務はこれらのインフラの維持を支えていくものですが、情報通信、電気分野の技術はITの著しい進化とともに高度化していますので、その状況に的確に対応し、社会のニーズに応えていくことが当社の使命だと思っています。そのためにも、発注元の意向に沿い、精緻、正確にタスクを完遂するだけでなく、当社の長い歴史の中で培った技術を継承しながら、時代の変化に柔軟に対応できる人材も育成し、技術の高度化に取り組んでいきたいと思っています」
(ライター/斎藤紘)

センシン電気 株式会社
TEL/03-6715-9473FAX/03-6715-9474 

Eメール/kanazawa@senshin-e.co.jp
ホームページ 
https://senshin-e.co.jp/

住まいの理想形生み出した技術の進化
快適性安全性を追求した自由設計の家

構造材に天然の無垢材、家族の将来見据え設計

「そのときどきの暮らし方やデザインセンス、多様な価値観に応じた家づくりができるように日々進化を続けてきました」
 埼玉県秩父市の「株式会社いのうえ工務店」は、三代目代表の井上敏さんのこの言葉通り、1919年の創業以来、住宅建築で創意工夫を重ねてきた会社だ。その進化の到達点といえるのが完全自由設計の『彩ハウス』。快適かつ安全な住まいのあるべき姿を徹底的に追求した理想形だ。
 柱や梁、屋根、土台などの構造材に十分に乾燥させた天然無垢材を、壁には調湿機能がある漆喰を使い、室内の湿度を自然調節できる伝統工法を維持した上で、新たな技術で高気密、高断熱性能を確保したのが特長だ。
「家の中で最も空気の出入りが多い場所であるサッシ窓に業界内でも屈指の性能を誇るLow-E複層ガラスを採用。それにアルゴンガスを封入することで空気よりも高い断熱性を確保します。また、これまで住宅の施工で一般的だったグラスウールではなく、より高い断熱性と気密性を実現するウレタンフォーム吹付を標準仕様にし、室内空間を快適に保ちます。さらに、外壁材と柱の間に通気層を設ける外壁通気工法で壁の中の湿気をスムーズに排出し、結露やカビの発生を抑えます」
 地震大国のこの国で欠かせない耐震性も万全だ。
「伝統的な木造軸組み工法の強度を生かしながら、壁には高強度のオリジナルパネルを採用した上に、単発の地震、繰り返される余震の揺れを軽減させて衝撃を和らげ、躯体を傷めないようにする制振ダンパーも取り入れ、長く住み続けられる住まいを実現しました」
 こうした安全構造の中で展開する住空間の設計は、快適性の確保はむろん、家族のライフスタイルも視野に入れる。
「機能性に優れ、洗練された上質なデザインの100%オリジナルの住まいが『彩ハウス』のコンセプト。ご家族様ごとの希望に沿って、将来を見据えた間取りやプライベート空間を考え、さらに自然と調和する開放的で心地よい環境として自然光をたっぷり取り入れることができる中庭などを提案します。キッチンや水回りの設計では、実際に使う際のスムーズさなどから日々の家事を時短できる動線を提案します」
 祖父、父親から受け継いだ大工職人の技と知識、時代の住宅ニーズを見極める経営センスで、これからも井上さんは住宅建築の進化を牽引していく。
(ライター/斎藤紘)

彩house 株式会社 いのうえ工務店
TEL/0494-25-3458 
Eメール/ info@irodori-house.jp
ホームページ 
http://www.irodori-house.jp/

自然と繋がる暮らし
理想を叶え快適な住まいを実現

自然エネルギー利用、素材選びや施工にもこだわり

「お客様とともに創る家」をコンセプトに、理想の暮らしを叶えるための家づくりをサポートする『有限会社FORESTWORKS』。家は単なる物ではなく、いつまでも健康で豊かに暮らすための人生の基盤。「外や自然と繋がる暮らしをお客様にお届けしたい」という想いから、自然エネルギーの力を借りるパッシブデザインを推奨した住まいづくりを行っている。
 パッシブデザインとは、太陽や風などを上手に活用して小さなエネルギーで快適に暮らせるように工夫したデザイン設計のこと。例えば、太陽の角度が高い夏は、深い軒や庇を設けて建物の中に直射日光が入らないように工夫をしている。太陽の角度が低い冬には、窓から多くの日差しを取り込めるように窓を配置。また、風の通りも良くなるように配慮し、夏は涼しく冬は暖かく快適に暮らすことができる設計を目指している。高性能断熱材の使用など断熱性や気密性、蓄熱性にも十分配慮されており、暖房や換気などに使用するエネルギーが少なくて済む家計に優しいデザインとなっている。
 また家づくりは、デザイン性だけでなく使い勝手の良さや機能性も大切。来客と家族の導線を分けた2way導線や水回り導線の快適さの追求、収納スペースの配置の工夫やコミュニケーションを取りやすいオープンキッチンの導入など、理想を叶えるための様々な要望に応えてくれる。さらに、耐震性・耐久性にもしっかり考慮し、全棟耐震等級3の建物を設計している。地震や台風などの自然災害から大切な家族や財産を守ってくれるので、万が一のときにも安心だ。
 注文住宅だけでなく、リフォームやリノベーションやオーダー家具の設計、製作や内装・カーテン・照明・家具などのインテリアコーディネートの相談などにも丁寧に対応。土地探しや設計、コーディネート、施工まで一貫して対応しており、できあがった住宅に問題が生じたときのアフターフォローや、経年劣化によるメンテナンスもしっかりしているので安心。家づくりは、人生の一大イベント。何度も体験できるものではないからこそ、お客様の細かいイメージや要望などを丁寧に聞き取り、素材選びや施工技術にも徹底してこだわった理想の家をつくるために全力でサポートしている。
(ライター/彩未)

有限会社 FOREST WORKS
TEL/0869-24-8909 
Eメール/info@forestworks2019.jp
ホームページ 
https://www.forestworks2019.jp/

高い技術力と機械精度の高さを
融合させたカプセルベッド

デザインの変更やフルオーダーも可能

『株式会社エクセレント』は、リフォームやオリジナル家具・什器の製作など総合的な内装改装を手がけている施工会社。一般住宅から店舗、オフィス、クリニック、アミューズメントパークなどの大型施設まで、幅広い建物の総合的な内装改装の企画・デザイン・施工実績があり、統一感のある美しい空間づくりに定評がある。また、その高い技術力を活かし、長年の経験で培われた高い技術力と機械の精度の高さを融合させたオリジナル商品のカプセルベッド『SRIPPLE(スリプル)』と『エックボックス』を販売している。
『SRIPPLE』は、個人や企業向けのカプセルベッドで、カプセルホテルにあるようなカプセルハウスと家庭にあるような2段ベッド、それぞれが持つ良い部分を抽出して設計。シャープなフォルムとぬくもりのある風合いが融合したデザインが特長だ。スペースの独立性が高く、リラックスできる空間を確保し、質の良い睡眠を提供してくれる。パネル式で取り付け可能な加工がされており、ベッドの組み立ても簡単。カプセルベッド自体の連結も6角ドライバー1本とプラスドライバー1本での連結が可能だ。
『エックボックス』は、災害時の避難所などでの利用を考慮したベッド。備蓄時にはコンパクトに収納でき、六角レンチだけでスムーズに組み立てることができる利便性の高さが魅力。また、リユースも容易で環境負荷の軽減や資源の節約はもちろん、経済的なメリットも併せ持つ。ブース一つひとつには、遮光カーテンと鍵付きのクローゼットが備えられ、中での安全も確保されており、機能的で安心して利用できる設計となっている。一般家庭内に設置も可能で、災害時の避難場所に設置すれば、睡眠時のプライバシー確保にもひと役買ってくれる。災害時だけでなく日常的に「集中したい」「1人になりたい」「狭い空間が落ち着く」など個室だからこそ味わえる自分だけの貴重な時間を過ごすのにもオススメだ。
 また同社では、オリジナルの『ネコハウス』も販売。店舗や施設用の特注家具製作を請け負う中で、納品後のまだ使用可能ながら廃棄せざるを得ない端材や使用しなくなった木材を有効活用し制作されている。サステナブルな取り組みを通して『SDGs』にも貢献している。
 同社の製品は、デザイン変更やフルオーダーも受け付けているので使用場所や用途に合わせて制作も可能だ。
(ライター/長谷川望)

株式会社 エクセレント
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新たな価値生み出すリノベーション
新感覚の高性能ユニットハウスも販売

自然素材を随所に採用、プライベート空間確保

 建築設備のスペシャリストとして、先進的な住宅建築の工法を追求し、自然素材を随所に使うビュッフェスタイルの住宅に象徴される『Naterie House(ナテリエハウス)』ブランドの住宅で声価を高めた『株式会社Liv』代表取締役の河内大志さんは、リフォーム、リノベーションでも施主に笑顔を持たしてきた経営者だ。時代の流れを読み取る経営感覚は、働き方改革やコロナ禍で広がったテレワークなどに対応できる完全プライベートのユニットハウスの販売からも伝わる。
「これから住む人たちの暮らしに合わせて間取りから内装、機能など全てゼロから考え直し、住まいの価値を向上させる」と、河内さんがメリットを指摘するリノベーションの代表例がある。車庫兼物置を住まいにリノベーションしたものだ。
「将来性を考慮してコンパクトな住宅仕様にリノベーションしました。沖縄の海底から採集した風化造礁サンゴの塗り壁や越後杉の建具、羽目板など調湿、消臭、断熱効果のある内装材で毎日快適に生活できる住空間になったと思っています。壁に使った風化造礁サンゴは『Naterie House』でも使い、吸湿性や消臭性に優れていて、断熱性能も高く、漆喰や珪藻土と比べても劣化しにくいという特長があります」
 このほかにも、築80年の住宅の物置になっていた和室を寝室として利用できるように床下地からリノベーションするなどの施工例がある。
 販売を開始したユニットハウスは、名古屋の住宅建築会社が開発した『TORIDE(トリデ)』。河内さんはその現代的なコンセプト、優れた機能に着目して事業に加えた。
『TORIDE』は制震設計で造られ、組み立て式の室内用と完成品をクレーンで設置する室外用があり、内部には4000K照明と空調を完備。メインフレームには、航空機にも使われるアルミパネル構造、外壁には耐性に優れた断熱パネルを採用、吸音材と遮音ガラスで防音性能を担保し、病院で採用される抗菌コーティングも施している。
「『TORIDE』は、安心・安全のプライベート空間を確保できる箱型ハウスで、設置、移動、解体を簡単に行うことができます。個室としてだけでなく、オフィスや店舗、家屋、楽器の演奏など趣味のスペース、テレワーク空間としての利用でき、今までにないライフスタイルを可能にします」
 様々なサイズとカラーがあり、幅広い用途での活用が期待されるという。
(ライター/斎藤紘)

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