注目情報はこれだ! 2018


イギリス生活情報誌 
月刊
ミスター・パートナー
〒160-0022
東京都新宿区新宿
2-15-2岩本和裁ビル5F
TEL.03-3352-8107
FAX.03-3352-8605
 
◎レンタル着物
上:「出島内お散歩コース」「きもの de cafeコース」「きもの de ランチコース」
右上:長崎の風情が楽しめる「着物パスポート」
選べる2コース「街中お散歩コース」「いち日コース」
観光やお出掛けを
『カンタンきもの』で愉しむ

着物でまちぶら
ひと味違う観光をいかが

 日本人の伝統衣装ながら、なかなか普段着として着る機会がなくなっている着物。晴れの日やお祝い事のお呼ばれなどに着ていくことはあっても、日常で和装に触れることは今やほとんどないだろう。着物は着付けが大変だから、着るのに時間がかかる、着崩れが気になる、直したくてもすぐに直せない……など、純和風なイメージを演出してくれる着物は魅力的な反面、気軽に着られない事情があるのも確か。
『長崎はいからさん』代表取締役の阿野恵美子さんは、自身が馴染みのなかった着物に触れ、「皆さんにも着物に親しみを抱いてもらえたら」という思いを抱いたことから、誰もが簡単に着られる着物の開発に着手。試行錯誤を重ねて、高価でなかなか購入に踏み切れない着物を安価にレンタルできるように工夫、さらに知識や着付け経験がなくても一人で着ることができる洋服感覚の着物を作りあげた。
 着用方法は、あらかじめ結んである飾り紐をベルトのように巻くだけ。Tシャツやインナーの上から、面倒な小物などを一切必要とせず、なんとたった5分で、晴れやかな着物姿に変身することができる。まるで普段着のように着物を着こなせば、着物姿になる前とは見える景色ががらりと変わってくるはず。
 着物をより身近に感じるために、同社のレンタル着物を着ての散策が楽しくなるような特典の付いた『きものパスポート』を発行。着物姿で観光やお出掛け、という非日常的な体験に加え、お得なサービスまで受けられて大満足間違いなしだ。外国人観光客や添乗員、旅行会社のネットワークで評判が広まり、大人気を集めている簡単に着られるレンタル着物サービス。
 同社は、九州の主要観光地である博多や由布院にもビジネスを展開。地域の賑わいづくりに積極的に取り組んでいる。
(ライター/大嶋ひかり)

株式会社 長崎はいからさん
TEL/090-6293-3658 Eメール/info@haikarasan-ukj.com
営業時間/10:00〜17:00 定休日/無休
<博多はいからさん>
TEL/090-9473-9182 Eメール/hakata@haikarasan-ukj.com
営業時間/10:00〜18:00 定休日/水曜日
<湯布院はいからさん>
TEL/080-4317-2842 Eメール/ yufuin@haikarasan-ukj.com
営業時間/10:00〜18:00 定休日/月曜日
ホームページ http://haikarasan-ukj.com/

◎河津浜 温泉旅館
上左:創業当時そのまま囲炉裏のある「明治部屋」
上右:露天風呂「いそぶきの湯}
中右:1F「膳処 海苑」
3段目左:和室「御蔵」「大島」
畳に寛ぐ和の空間。美しい調度品に彩られている。
3段目中:女性のお客様に色浴衣
3段目右:和洋室「三宅」「神津」「式根」「新島」『利島」
快適にこだわったセミダブルベッド。
お一人様 1泊 和洋室 15,000円(税込)〜
一泊 和室 17,000円(税込)〜
明治から続く老舗旅館
河津浜の潮風を感じて
のんびりとしたひと時を

極上の海鮮と最高の景色
安らぎ空間で堪能して

 明治時代から代々続く老舗『河津海苑』。波の音を聞きながらゆったり、のんびりとした時間を過ごせる同旅館には、今も創業時のままの囲炉裏や明治時代の品が残っている。ロビーやオーシャンビューが堪能できる7室の客室は、癒しを感じられるレトロモダン調にリニューアル。古いものと新しいものに囲まれた独特の心地よさを味わえる。食事処では海鮮を始めとする河津の食材を地元出身のベテラン料理長が提供。細部にまで気を遣い、心をこめて作られた食事はいずれも絶品だ。「いらっしゃったお客様には、ゆっくりとした時間を過ごしていただきたいです」と、代表の鈴木由紀子さん。彼女や従業員からは、リラックスしてもらうためお客様との距離感を大切にしているということがありありと感じられる。可愛らしい色浴衣や冷蔵庫の手作りスイーツなど、心づくしのおもてなしがたっぷり詰まった大切な人と訪れたい旅館だ。
(ライター/大嶋ひかり)

伊豆河津浜温泉 河津海苑
TEL/0558-32-0821 Eメール/info@izu-kaien.jp
チェックイン15:00(最終18:00) チェックアウト10:00
アクセス/伊豆急行線河津駅より徒歩約5分
ホームページ http://www.izu-kaien.jp/

◎兵庫・民宿
スタンダード カニ料理(11月〜3月) お一人様1泊2食付 16,200円(税込) 〜その他コースあり。ホームページをご覧下さい。
右中:「但馬かまどめし」も運営。
右:思わず見とれてしまう古民家風館内
釜ご飯とつきたて餅の朝の目覚め
趣のある古民家宿で
日々の疲れを癒す

「ただいま」といいたくなる
忘れがたき故郷を感じて

 美味しいご飯に始まり、ふかふかの布団で眠る。何故か懐かしい日本の古里を思わせるお宿が気比の浜にある『民宿 はし本』。趣のある古民家風の館内に一歩踏み入れると、日常の喧騒は忘れてしまう。囲炉裏の間で、気取らない接客でもてなす温かなスタッフに出迎えられると思わず「ただいま」という言葉が出てくるかのよう。宿自慢の「かま」で炊いたふっくらツヤツヤのお米の香りが立ち込める朝の目覚めは格別。名物のつきたて餅の味は、一生忘れられないものに。夜は、地元の旬の食材と津居山港からその日に揚がった「松葉がに」など新鮮な海の幸が主役の料理を心ゆくまで味わえる。釣り体験やさつまいも掘りなど季節ごとに楽しめる体験教室も用意され、家族でもカップルでも楽しめる。城崎温泉駅から送迎もしてもらえるので、車がなくてもアクセスもバッチリだ。日々頑張る自分へのご褒美に、心から癒される旅をしてみては。
(ライター/播磨杏)

民宿 はし本
TEL/0796-28-2834 Eメール/info@m-hashimoto.com
営業時間/11:00〜15:00 定休日/不定休
チェックイン15:30〜 チェックアウト10:00
アクセス/JR城崎温泉駅より車で約10分(送迎あり、要予約)
ホームページ http://m-hashimoto.com/

◎城崎温泉おみやげ
店内には、和雑貨・お菓子・珍味を含め、500種類以上のお土産を取り揃えている。 城崎温泉の外湯めぐりを満喫したら、是非当店のテラスで「湯上がりソフトクリーム」をどうぞ。
右下:7代目店主伊賀裕晃さん
可愛らしい和雑貨たちと
レトロな外観・町並みに
癒されるひとときを

ゆったりとした空間が
観光客たちを出迎える

 兵庫県・城崎温泉。かつて天災などでほとんど形を無くしたこの街を元のレトロな地域に戻そうと住民たちが団結し、今の温泉街ができあがった。この温泉街の中心部に位置するおみやげ屋『伊賀屋』は、溢れる温泉情緒の中に七代続く老舗。風情ある佇まいの建物に足を踏み入れると、店内には和雑貨やお菓子・珍味を含めた500種類以上のおみやげが常時豊富に取り揃えられている。常にお客様が絶えず、とりわけ若い女性で賑わっているという。
「代替わりして7年になりますが、とにかく続けることが大事だと実感する日々。この店も、一期一会の出会いを大切にしつつ、ご愛顧を頂いているお客様との絆を育みながら商いを続けることで、お客様により愛されることを目指し続けています」と語る七代目店主の伊賀裕晃さんは、もっと多くのお客様に来て頂きたい、城崎温泉を訪れる度に足を運んで頂ける店にしたいと意気込む。
(ライター/大嶋ひかり)

城崎温泉おみやげ 伊賀屋
TEL/0796-32-2657 Eメール/info@kinosaki-igaya.jp
営業時間/8:30~22:00 定休日/不定休
アクセス/JR城崎温泉駅より徒歩約15分
ホームページ
 http://www.kinosaki-igaya.jp/
 https://ja-jp.facebook.com/weloveigaya/(フェイスブック)

◎美術館
上右:『Musashino はけの森カフェ』
緑に恵まれた街で
小金井に生きた画家の
コレクションに浸る

 市立美術館として地元住民から親しまれている『はけの森美術館』。近代洋画壇の重鎮として活躍し、戦後移り住んだ小金井において終生作品を描き続けた画家・中村研一の油彩画、素描、陶芸作品などの所蔵作品展のほか、年に1~2回の企画展も開催している。隣接する美術の森緑地内には、中村研一が自宅としていた建物を利用した喫茶棟もある。休日には、風情ある美術館でゆったりとした時間を過ごすのはいかがだろうか。
(ライター/大嶋ひかり)

小金井市立はけの森美術館
TEL/042-384-9800 Eメール/s030999@koganei-shi.jp
営業時間/10:00~17:00 ※入館は16:30まで
定休日/月曜日(休日の場合は翌平日休)・年末年始、展示替え期間は休館
料金/所蔵作品展:一般 200円/小中学生 100円(企画展:その都度設定)
ホームページ https://www.city.koganei.lg.jp/

◎横浜温泉
●泉質・効能 炭酸水素ナトリウム・メタケイ酸含有泉
神経痛/腰痛/筋肉痛/冷え性/健康増進
この記事をお持ちの方に、手ぶらセット(入浴料、シャンプー、リンス、石けん、貸しタオル)470円で提供。(2018年12月まで有効)
天然温泉の銭湯
古き良き趣のある空間で
癒しのひと時を

 横浜市保土ヶ谷区にある銭湯『黄金湯』は、温泉協会認定の天然化石海水型天然温泉。地下約100mから湧出する温泉(天然化石海水)の泉質は茶褐色の重炭酸泉。主に美肌効果、神経痛、筋肉痛、関節痛、切り傷、冷え性、疲労回復などの効用がある。天然温泉の他に気泡風呂、ジェットバス、超音波風呂もある。昔ながらの古き良き雰囲気の建物、浴室で、身も心も癒される。都心から日帰りで、手ぶら入浴も可能なので、日々の疲れを癒しに来てみては。高齢者には、優待サービスもある。
(ライター/播磨杏)

横浜温泉 黄金湯
TEL/045-331-2707
営業時間/15:00 ~ 22:30(23:00まで延長可) 定休日/金曜日
入浴料/大人470円 子ども(小学生以下)200円
アクセス/相鉄線和田町駅より徒歩約10分

◎碓氷峠・鉄道テーマパーク
古き良き旧碓氷線の
歴史と魅力を伝える
鉄道ファンの聖地

 旧碓氷線の歴史を伝えるテーマパーク『碓氷峠鉄道文化むら』。アプト式鉄道導入や幹線電化といった鉄道史において重要な存在である旧碓氷線についての資料や蒸気機関車D51や電気機関車など、かつて活躍した車両が30以上展示された鉄道展示館、日本で唯一のEF63形電気機関車で実際に軌道を走ることができる『運転体験コース』(1日の実技講習を要する)など、小さなお子様から鉄道ファンまで楽しめるコンテンツが盛りだくさんだ。
(ライター/大嶋ひかり)

碓氷峠鉄道文化むら
TEL/027-380-4163
営業時間/3/1~10/31 9:00~17:00(16:30まで)
11/1~2/末 9:00~16:30(16:00まで) 定休日/火曜日(8月を除く)・12/29~1/4
料金/中学生以上500円、小学生300円、小学生未満無料(保護者同伴)
アクセス/ロ

◎美術館
「東洋の白」を全身で
感じられる唯一の美術館
大作を大空間に展示

 新潟県南魚沼市の『トミオカホワイト美術館』。新潟県・高田生まれの画家・富岡惣一郎氏の油彩絵画『白の世界シリーズ』の大作500点を収蔵。常時、約35点を展示している。この美術館では、富岡氏が自ら開発した黄変や亀裂、剥落のない白油絵の具「トミオカホワイト」を使用して国内外各地の雪国の世界をモチーフとし、死の直前まで描き続けたという作品群を鑑賞することができる。清澄で魅力的な輝きを秘めた独特の白と黒の絵はまさに圧巻。海外でも広く支持される絵画を、ぜひ一度直接目に焼き付けてみて。
(ライター/大嶋ひかり)

南魚沼市 トミオカホワイト美術館
TEL/025-775-3646
営業時間/ 4〜11月9:00〜17:00、12月〜3月10:00〜17:00 ※入館は16:30まで
定休日/水曜日・年末年始(展示替え期間などは休館)
料金/大人500円 小中高生250円
ホームページ http://www.6bun.jp/white/


[イギリス生活情報誌]月刊 ミスター・パートナー 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-15-2 岩本和裁ビル5F TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605