新時代のヒットの予感!! 2022

ミスター・パートナー
〒160-0022
東京都新宿区新宿
2-15-2岩本和裁ビル5F
TEL.03-3352-8107
FAX.03-3352-8605
時代が求める
プロフェッショナル
温泉だけに携わってきた
プロ集団によるコンサルティング

すばらしい温泉文化を
次世代に継承するために


『Senon株式会社』は、日本の感性が生きる「温泉文化」を研究し、国内はもちろん、世界にも発信し続ける温泉のスペシャリスト企業だ。温泉施設の計画・企画から温泉の有効利用、温泉設備の設計・施工、掘削・探査、温泉設備設計及びコンサルティング、さらにはアフターメンテナンスまで、温泉に関わるすべてをトータルで請け負っている。温泉の企画を実現するうえでは、様々な意見が交わされる。例えば温泉の設備やシステムはどのようなものにするのか。世界的に「環境問題・環境型社会」について叫ばれて久しいなか、単に温泉量が豊富だからといって何も手を加えない「掛け流し方式」が一番適しているのか。ほとんどの温泉成分自体も濾過しながら、化石燃料をふんだんに使用して運営するようなシステムについてはどう考えるべきか。こうした様々な声に考慮しながら温泉のもっているポテンシャルを最大限に発揮することを第一に考え、企画・立案を提言することをポリシーとしている。
 大切にしているのは、「限りある温泉資源、必要な時に必要な分だけ。限りある温泉資源を無駄にしない」という理念が設計思想にしっかりと反映されているかどうか。世界的にも類を見ない、すばらしい温泉文化を次世代に伝承させていくことを心掛けている。同社がコンサルタント及び設計業務を担当した日本式温泉リゾート『Yoko Onsen』が、ベトナム東北部地方クアンニン省カムファー市にオープン。ベトナム国内初の日本式温泉となるこのプロジェクトでは、温泉施設の開発や掘削、設備事業を手がける同社が参加したことで、伝統的な日本旅館のスタイルがみごとに完成した。ハロン湾から約10㎞程に位置しており、周囲は観光名所が充実。すばらしいリゾート施設となっている。
 日本の温泉文化は、奈良・平安時代の「施浴」というお風呂文化から始まり、様々な変遷と温泉との融合も経て、現在の「温泉文化」にまで昇華されている。貴重な温泉文化の伝承を社是とした『Senon』がプロデュースする温泉施設は、どれも最先端のエンジニアリングと職人の「粋」が感じられるスポット。温泉を熟知し、豊富な経験・実績・知識に裏付けられた自信によって、遠くても足を運び、こだわりを感じる価値が十分にある空間を提供している。温泉文化を楽しみながら、より豊かな人生を楽しんでほしい。
(ライター/森村朋子)

Senon 株式会社
TEL/0465-62-8051 
Eメール/info@senon.jp
ホームページ 
http://senon.jp/

エンターテイメントやアーティストダンス!
楽しさ重視のダンスグループ

ダンスを通して日々の
生活が活気溢れるものに


『『BRASTON』は、幅広い年齢層の方々にダンスを純粋に楽しむことを知ってほしいという想いから生まれたダンスグループ。新たな視点で笑顔溢れるダンスを見出していき、カラダを動かす楽しさ、踊る楽しさを知ることができるよう、広がり・活力のあるダンス空間を創り上げている。代表は、ジャズダンスを主にヒップホップ、ロック、モダン、チア、社交、タップなど幅広いジャンルのダンスを身につけ、ZUMBAインストラクターも経験してきたユミさん。数々のダンスイベントやショー、公演に出演し、 海外のダンスイベントの振付け・出演の経験もある実力派インストラクターだ。
 ユミさんが掲げる『BRASTON』の掟は三つ。一つ目は、「人と自分を比較しない」。ダンスを始める時期や元々の運動経歴などは人それぞれ。年齢層・性別、筋力のつき方や柔軟性、骨格もすべてが一人ひとり異なり、目的や目標も個々に違うので人と比較してレッスンを受けず、自分なりのペース・レベルで自分のためにカラダを動かして楽しんで欲しいとのこと。二つ目は、「常に楽しむ気持ちをもつ」。大変だと感じることがあっても、「これを乗り越えれば自分が成長できる」「このレッスンに参加したことで新たな第一歩が踏み出せた」「まだ踊る速さについていけないけど好きなダンスに触れることができた」などすべて自分の考え次第で楽しさに変えることができるからだ。そして三つ目が、「目標を定める」。自分がどこに向かっているのかを明確にすれば成長が早まる。目標を達成したら、また次の目標を設定…と、絶えず設定すれば達成感も生まれ、やりがいが増してダンスを始めた頃からの自分の変化を楽しむことができるという。
『BRASTON』には、ダンスクラス毎にチーム名が存在する。『エンターテイメントダンス FREBY(フレビィ)』は、ジャズダンスをベースにアクティブな速い振付けからスローバラード、ヒップホップ、ロックダンス、テーマパークやシアターダンスなど様々なジャンルを取り入れ、観客の方に楽しさと感動を届けるパフォーマンスチーム。『アーティストダンス LIB-J(リブジェイ)』は、ジャニーズやK-POP、三浦大知、EXILE、安室奈美恵などアーティストになりきって、コピーダンスを楽しむクラス。各アーティストのファンが集まることが多く、仲間同士でワイワイ盛り上がれると人気だ。『ジャズダンスAmbless(アンブレス)』は、ダンスの基本となるカラダづくりやステップ、ターンなどを学ぶことができ、ダンス未経験者や初心者、ダンスの基礎を見直したい経験者などが通う初級クラスとなっている。また、個人的に学びたい人には、出張レッスンや個人レッスン『LIBEX(リベックス)』がオススメだ。
(ライター/山根由佳)

Yumiダンスグループ BRASTON
TEL/080-5935-7987 
Eメール/braston11@gmail.com
Instagram/@braston_dance
Twitter/@dance_braston
ホームページ 
https://www.braston.info/

コロナ禍対応の特許法改正を評価
模倣品の輸入は知的財産権の侵害

電子商取引増大を考慮
デジタルで手続簡素化


「特許法等の一部を改正する法律」が2021年5月に公布され、一年以内に施行される。新型コロナウイルスの感染拡大を契機に進むデジタル化やリモート、非接触など経済活動のあり方の大きな変化に対応したもので、知的財産の創造、保護、活用の全フェーズで企業を支援する『パール国際特許事務所』の所長岡田宏之さんは、数項目の改正点の中でも特に、増大する個人使用目的の模倣品輸入に関して、海外事業者が模倣品を郵送などによって国内に持ち込む行為を商標権や意匠権の侵害と位置付けた改正の影響は大きいと指摘する。
「これまでも模倣品が日本の輸入業者を通して個人に販売される場合は知的財産権の侵害として権利者が輸入業者に対し輸入差止や損害賠償を請求できました。しかし近年、電子商取引が容易になり、日本の輸入業者を通さず、直接個人に販売される事案が増え、権利者が輸入者である個人を訴えようとしても、個人で使用する目的で模倣品を輸入する行為は業としての要件を欠き、意匠権や商標権の侵害を問うことが難しい状況にありました。法改正はこうした状況を問題視したもので、権利侵害となる行為が拡充されて、これまで抑えにくかった行為を取締やすくなると期待されます」
 岡田さんは、海外からの模倣品で被害を受けている企業に、改正点を理解した上で対応を検討するよう促す。
 他の改正点では、新型コロナウイルスの感染拡大に対応した手続の簡素化などが、知的財産権の出願に好影響を与えるとみる。
「特許の効力などを争う審判について、当事者の出廷が必要だった口頭での審理がウェブ会議でもできるようになりました。また、特許料などを支払う際に印紙を購入して予め納める制度が廃止され、口座振込による予納や窓口でのクレジットカード支払も可能になるなどの変更がなされたほか、感染症拡大や災害などの理由によって特許料の納付期間を経過した場合の割増特許料の納付を免除する規定も設けられました。さらに、意匠や商標の国際出願では郵送のみで通知されることがありましが、今後は電子送付も可能になるなど手続きが簡素化され、感染症拡大時など郵送が停止される場合であっても、電子メールなどで通知されるようになったことも評価できます」
(ライター/斎藤紘)

パール国際特許事務所
TEL/03-3988-5563 
Eメール/office@pearl-pat.com
ホームページ 
https://www.pearl-pat.com

商標権侵害のトラブル回避で助言
経済的損失や刑事罰のリスク指摘

表面化例は氷山の一角
背景にWEB検索の利用


「会社のブランディングで重要な商品やサービスの名前などの商標権めぐるトラブルが増えています。侵害されても、侵害しても経済的損失などのリスクがありますので、注意が必要です」
『オリーブ国際特許事務所』の所長で弁理士の藤田考晴さんが、知的財産権の社会動向から発する警鐘だ。経済的損失をカバーする保険の登場がその動向を象徴するが、リスクを回避するために専門家に相談することを促す。
「商標権は、商品又はサービスについて使用する名前や文字、図形、記号、立体的形状、音などの商標に対して与えられる独占排他権で、その効力は同一の商標や指定商品だけでなく、類似する範囲にも及びます。全国の地裁で争われる商標権侵害の民事事件は、年間100件前後で推移、令和2年に280件の商標権侵害事犯が検挙されていますが、これらは氷山の一角で、実際はその何倍もの商標権侵害のトラブルが起きているとみられます。知的財産への理解が広まっていることやインターネットで他社の販売商品などが調べやすくなったことも背景になっていると考えています」
 商標権侵害のリスクや対抗手段は、多岐にわたるという。
「侵害された状態を放置すると、類似商標を使用した他社の商品やサービスが市場に出回り、ブランド価値が損なわれるだけでなく、他社の商品が粗悪品だった場合、同一視されかねません。WEB上の消費者の投稿で他社商品の知名度が上がって競争に影響しかねません。対抗手段は警告書の送付から始まりますが、相手が応じない場合は差止請求、侵害組成物廃棄等請求、損害賠償請求、不当利得返還請求、信用回復措置請求、刑事告訴などの措置を考えていきます」
 知らずに侵害した場合は重大な結果を招くおそれがあるという。
「商標権侵害は商標法違反であり、刑事罰として10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金に処されます。侵害に気づいた場合は、直ちに商標の変更やライセンス契約による継続使用、金銭による解決などの手段を講じる必要がありますが、企業によっては侵害した企業をそのまま泳がせ、太らせてから利益を丸ごと請求するケースもあり、油断は禁物です」
 藤田さんは、クライアント企業が商標権侵害の警告を受けた場合は、相手方の主張に理由があるかを徹底的に調査、分析し、適切な対応を助言する。
(ライター/斎藤紘)

オリーブ国際特許事務所
TEL/045-640-3253 
Eメール/olive@olive-pat.com
ホームページ 
http://www.olive-pat.com/

不動産の多様な相談に的確に対応
複雑な相続問題でも最適解を提示

幅広い知見経験が強み
節税ドクター本領発揮


 不動産を所有する資産家が顧問先の90%を占めるだけでなく、自身でも収益不動産を多数保有する『田中会計事務所』の所長田中美光さんは、不動産の購入、保有、売却・処分の各フェーズのトラブルや難題を解決し、利害が複雑にからむ相続問題を最善の着地点に導いてきた不動産、相続のスペシャリスト。税金対策で納税者の立場に立つ「闘う税理士」「節税ドクター」の異名が示す実力を求めて相談に訪れる経営者や不動産オーナー、相続関係者が後を絶たない。
 田中さんが取り扱う不動産案件は多岐にわたる。
「購入資金の借り入れについては、各金融機関の長所欠点を知り尽くしていますので、一番有利な融資付けができるよう複数の金融機関に競争してもらいます。中古物件の購入では、実際に物件を調査、内見に同行して購入の是非の判断材料を示します。複数の物件のキャッシュフローや損益を知りたい方には、物件ごとに補助コードを付けて会計データを管理し、各物件の強み、弱みを考え、改善すべき点を的確に助言します。不動産の法人化による節税策では、金利上昇や連帯保証人の追加を認めない新法人への債務引受などわかりやすいシミュレーションを提示します。不動産売却に際しては、個人保有、法人保有それぞれの場合に売却時の納税を減らして手元に残る資金をできるだけ多くする道を探ります」
 相続については、約40年ぶりに改正された民法相続法も視野に入れた助言で実績を重ねる。
「日本では、相続財産の半分以上が土地と建物です。相続財産に土地が含まれている場合、税理士によって納税額が数百万円から時には数千万円も違うこともあります。相続財産として多数の不動産を所有しているケースでは、対象不動産の実質的な価値、取得後の収支を含めたキャッシュフローなどを含めて、相続人の状況を把握した上で最適な分割をアドバイスします。相続税の申告に当たっては、不動産の現地調査、測量で土地の評価減につながる要因を見つけ、納税額を抑えます。相続税の申告に税務調査が入るケースでは、相続税税務調査コンサルタントの資格を生かして交渉を引き受けることも可能です」
 こうした対応は、土地の権利調整のコンサルタント会社や弁護士、司法書士、不動産鑑定士、土地家屋調査士などとのネットワークを活用して実効性を担保する。
(ライター/斎藤紘)

田中会計事務所
TEL/03-6659-4848
Eメール/HPのお問い合せフォームからご相談下さい。
ホームページ 
http://田中会計事務所.com/

地域の歯科診療のあるべき姿追求
培った技術で診療のウイング拡大

高齢受診者の治療綿密
歯科口腔外科でも実績


「クリーンで、受診者のプライバシーを守り、快適に治療を受けられる導線や空間にし、暗いイメージを払拭して若い世代にもアピールしていきたい」
 福岡県大牟田市で35年にわたり歯科診療を続けてきた父親に代わり、『山下浩歯科医院』の経営を引き継いだ院長山下敏生さんは、勤務医として培った医療技術で診療のウイングを広げただけでなく、地域に根差す歯科診療のあるべき姿を追求し実践してきた志豊かな歯科医だ。医院の建物をゆるやかな曲線が美しいR形状の空間を残してリノベーションした際の要望からも、その意思の一端が伝わる。
「大牟田市には、高齢の患者様が多くいらっしゃいますので、基礎疾患も持っているかなどの全身状態を知っておく必要があります。歯を削ったり、抜いたりすることは口腔のみならず体にダメージを与えますから、しっかりと患者様の状態を把握した上で治療を進めることを心がけています。また、この医院では対応できないと判断した場合は、速やかに二次医療機関に紹介いたします。それが患者様のより早い回復に繋がると思っています」
 山下さんの心配りは、通院の利便性にも及ぶ。
「大牟田市は、都市に比べて公共交通機関が発達していない上に、高齢化も進んでいる地域で、運転免許証を返納する高齢者も多く、当院に通うための足がなくなってしまう患者さまが増えることになります。そうなると必要な時に必要な時に適切な歯科治療を受けづらくなることが懸念されます。そんな状況を少しでも改善すべく、送迎システムを構築しようと考えています。どんな形でも気楽に安心して当院に治療を受けに来ることができるように工夫していきたいと思っています」
 診療に当たっては、歯科大卒業後に勤めた大学病院や総合病院で口腔外科や手術、全身管理歯科、がん治療、術後管理や退院後の外来の管理などに携わった経験を生かし、一般的な歯科治療以外の外科的治療を行う歯科口腔外科にも力を注ぎ、歯の移植やインプラントのほか、マイクロスコープやレーザー機器など最新の医療機器も駆使して埋伏歯、歯性感染症、嚢胞、顎関節症、顎顔面外傷、粘膜疾患、腫瘍、顎変形症、口腔乾燥症、舌痛症なども治療し、地域のかかりつけ医として一緒に診療を続ける父親の診療内容のプラスアルファとして実績を重ねる。
(ライター/斎藤紘)

山下浩歯科医院
TEL/0944-54-3338 
Eメール/ロ

コロナ禍で重要性が増す健康管理
眼科も含め全人的医療で早期治療

多面的視点で疾患検討
オンライン診療も推奨


 感染拡大がいつ収束するのか見通せず、重い症状の感染者を受け入れる病院の病床逼迫が繰り返されるコロナ禍の中で、「一般的な疾病の診療で住民の健康を守るかかりつけ医の役割が大きくなっている」と指摘するのは、医師と薬剤師の国家資格を併せ持ち、眼科を中心に全人的医療に取り組む眼科医の小菅正義さんだ。西洋医学と東洋医学を融合した独自性の強い総合診療で疾病の早期発見に努めているほか、オンライン診療の利用も促す。
「新型コロナウイルス感染症に止まらず、これまで未知のウイルスによる感染が何度も繰り返されてきました。コロナ禍は特に爆発的な感染拡大で危機感が強まりましたが、これからはウイズコロナの時代と自覚し、健康を守るために自分はどうすべきかを考えていかなくてはなりません。しかし、一般の人が自分自身で健康を守るのは至難の技であり、身近なかかりつけ医に頼ることが必要です。健康診断を受け、血液検査や心電図などで健康の状況を把握することが重要なのはいうまでもありません」
 小菅さんの診療で異彩を放つのが「全人的医療」だ。
「一般的な診療は、内科の視点からの診断から始まり、問診で症状などをお聞きし、聴診に移り心音や呼吸音に異常がないかを調べ、その後血液データ、症状から診断し、治療法を考えます。内科といってもその領域は広く、消化器、循環器、内分泌・代謝、腎臓、呼吸器、血液、神経、アレルギー・膠原病、感染症など多岐にわたりますが、生活環境の変化が著しいこの時代、病には様々な要因があり、専門的な診療だけでは対応できない場合が少なくありません。全人的医療は患者さんの健康問題を生物学的、心理的、社会的な側面など多面的な視点から検討し解決しようとするもので、多様な原因が考えられる心房細動、片頭痛、腰痛、生理痛、卵巣のう腫、更年期障害、不妊症、突発性難聴、めまい、不眠症なども含め、内科、精神科、心療内科、婦人科、皮膚科の経験、漢方の知識も動員して、患者さんの心理や社会的側面なども幅広く考慮しながら診療に当たります」
 眼科の診療は結膜炎や麦粒腫(ものもらい)などポピュラーな疾患から診療外科の領域まで幅広く対応する。
「まぶたの裏側と目をつないでいる半透明の結膜に炎症が起こる結膜炎やまぶたが赤く腫れる麦粒腫、血がにじんだように白目が真っ赤になる結膜下出血、まぶた炎症が起こる眼瞼炎などは視診で診断がつくことが多いのですが、今は、コロナ禍ということもあり、患者さんご自身で下眼瞼をめくってもらって調べています。重篤な疾患の疑いがある時は、血液検査や眼脂検査、ウイルス検査、微生物検査、顕微鏡検査などで診断します。また、眼科的に問題はないのに明らかな目の症状を訴える場合は、精神的な問題が目の症状となって現れていることが多くあり、メンタルな視点からの対応で視力改善を図る場合があります。これが心療眼科と呼ばれるものです」
 コロナ禍での診療で、小菅さんが推奨するのがオンライン診療だ。
「遠隔医療のうち、医師と患者さんの間でパソコンやスマホ、タブレットなど情報通信機器を通して診察、診断、処方などをリアルタイムに行うオンライン検診は、病院へ足を運ぶ必要がないので、他の患者さんとの接触や二次感染の心配がありません。診察が予約制になるので、待合室での待ち時間がありません。また、会計や処方薬の手配もオンライン上で行うため、それらにかかる待ち時間もありません。ただ、疾患や状態によっては受けられない場合があるので、かかりつけ医に相談することが前提になります」
(ライター/斎藤紘)

眼科医・総合心療医 小菅正義
ホームページ 
小菅正義 医師

薬づけの人工医学に警鐘を鳴らし
自然医学の古典鍼灸を継承し実践

自身の治癒経験が契機
古典鍼灸指導者に師事


「人工医学から自然医学への転換を」
『本田鍼灸院』の院長本田維道さんは、西洋医学を検査づけ、薬づけの人工医学と喝破し、自然医学と位置付ける鍼灸で治療実績を重ねるだけでなく、その技法を「純漢方鍼灸治療・鍼灸真髄」として、国内外で普及に力を注いできた信念の治療家だ。その技法を特長づけるのが診察法。西洋医学の視診や問診に相当する望診、聞診、問診に加え、お腹と脈に触れて患部を探る中国古典医術に依拠する切診で気の流れの弱い経絡や張りやつやのない虚の状態を綿密に診て、体表などに現れる腰痛や内臓の病気を正確に突きとめ、治療目標を立てる。治療は、体表や経絡で不足している気を鍼や灸によって補う補法と、気の流れを妨害する邪を取っていく瀉法の二つの方法を適宜組み合わせて行う。
「例えば、足のツボに鍼をあてると胃の痛みが取れることがあります。ツボは経穴と呼ばれますが、経穴を使って変動している経絡を平らに整えると、体に活力が湧いてきて病気の症状がだんだん消えていくのです」
 本田さんが「鍼一本、もぐさ一ひねりで万病に対応できる医学」というこの治療を求めて鍼灸院を訪れる人たちが抱える症状は、腰痛や肩こり、しびれ、目の疲れ、偏頭痛、生理痛、高血圧、腰部脊柱管狭窄症、関節リウマチ、座骨神経痛など多岐にわたる。
 本田さんが治療家の道に進むきっかけは大学時代にさかのぼる。体操選手として活躍していた二年生のとき肩を負傷し、鍼治療を受けて改善した経験だ。卒業後、楽器製作会社に就職、青年海外協力隊を経て復職する中で新しい道を探り、鍼治療を思い出して、昼間は会社で働きながら、鍼灸専門学校で学んだ。学校に通いながら、さらに「本物の鍼灸を学びたい」と、古典鍼灸、経絡治療を追究する東洋はり医学会を訪ねた。ここで昭和期の鍼灸復活の立て役者となった福島弘道氏と出会い、師事。薬づけの対症療法に陥った西洋医学を批判し、一切薬を用いずに古典の原理に則って体全体を治す古典鍼灸を説く福島氏に本物の鍼灸を見出し、その理論と技術を継承し、1983年に開業した。並行して国内外で鍼灸セミナーを開いて古典鍼灸の普及に取り組み、2014年には著書「自然医学の復興を 国がすべきこと、国民が知るべきこと」を刊行し、検査づけ、薬づけの人工医学に警鐘を鳴らした。
(ライター/斎藤紘)

古典鍼灸 本田鍼灸院
TEL/045-864-8666 
Eメール/honda.hari@sky.plala.or.jp


ミスター・パートナー
東京都新宿区新宿2-15-2岩本和裁ビル5F
TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-15-2 岩本和裁ビル5F TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605