ビジネスヒットチャート 2016


イギリス生活情報誌 
月刊
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有限会社 弥生商事 代表
大澤彌一氏

東京都出身。若くして総合建設業を経験。経済事件で被害に遭い、独学で法律を学ぶ。弁護士の依頼を受けて北海道森町の水産工場の倒産整理に携わったのを機に、江別市に定住。1963年、『弥生商事』設立、アミューズメント機器のリース事業を経て不動産事業に軸足を移す。
大澤彌一さんは、建築技術や法律知識を生かし、独自の仕事の流儀で不動産リサイクル事業を広く展開、取得した不動産を再生させる。登別市の「ビバーチェ81」イタリア製の窯で焼くピザが人気。
不動産事業を貫く独自の信念
窮状の事業者から取得し再生

 水心流。北海道江別市の『弥生商事』の社長大澤彌一さんは、仕事の流儀をこう表現する。低きに流れる水のごとく、自分からアプローチせず、相手が求めてきたときに応える姿勢だ。培った建築技術、独学で学んだ法律の知識を生かし、不動産リサイクル事業を展開、窮状にある事業者の求めに応じて不動産を取得、再生させてきた。その好例となるのが2016年5月、登別市でオープンしたイタリア料理店「ビバーチェ81」。
「破産者が手放した店舗物件です。貸店舗にするつもりで借り手を募った時、一ヵ月ぐらいで、10件以上の申し込みがあったが、契約直前、破談になったから、自分で営業することにしたのです。若手の従業員9人を新たに雇い、開店にこぎつけました」
 千歳市のスーパー銭湯、札幌市のマンション、岩内町の温泉ホテル、白老町のリサイクル工場も同じケース。だが、落札した競売物件の取得が裁判所の判断でできなくなった事を巡る訴訟で敗訴した経験もある。
「裁判官は、善悪の判断ができる者として裁判では宣誓を強いる者であり、悪い行い、判断、判決を悪いと思いつつ行っても、正しいと思ってしまう性格が裁判官の本質。官強民弱を痛感しました」
 若き日、東京でホンダの創業者本田宗一郎氏からバイクづくりの腕を見込まれ入社の誘いを受けた思い出を胸に経験を積んできた大澤さん。「やるからには楽しみながら最善を尽くす」が信念だ。
(ライター/斎藤紘)

有限会社 弥生商事 / ビバーチェ81 合同会社
TEL:011-382-0111 FAX:011-382-0100

株式会社 M&H 代表取締役
石渡広美さん

1988年より旅行会社の国内、海外旅行パッケージツアーの添乗員として勤務。北米、中南米、アジアを得意として、43ヵ国以上訪問。2002年家督を相続し、その後管理運営を開始。2011年に『株式会社 M&H』を設立。
1F「鎌倉甚平」2Fカクテルバー「BAR KELPIE」
歴史の街、鎌倉で受け継がれている地元を愛する心
祖母から受け継いだ土地で、洗練された情報を発信

 古都鎌倉は、観光の名所として全国から世界中から多くの観光客が訪れるスポットとして常に賑わっている。長谷観音の交差点の一角に位置する和風モダン造りの貸店舗「とらいあんぐる」は、『M&H』の人気の物件。オーナーである石渡広美さんが平成20年に祖母、母より受け継ぎ現在は、1階が鎌倉名物の生シラス丼で行列ができる「鎌倉甚平」。2階はフレッシュフルーツカクテルなど店主のこだわりのカクテルが飲める「BAR KELPIE」。大正九年に祖父母が住み、石渡畳店として祖父は畳職人・祖母は畳の営業をしていらっしゃつたとのこと。『M&H』の由来は祖母のイニシャルと自身のイニシャルでつけたそうだ。「とらいあんぐる」は、祖母が購入したこの土地に建てた貸店舗。昭和30年代は道路もまだ整備されていなくて目の前を川が流れていたとか。祖母が孫子の代まで役に立つのではないかと購入して現在に受け継がれたもので、当時はテレビでの昭和の懐かしいコント55号などお笑いを一緒に見に行ったような時代であった。石渡さんは、大仏通り商店会を盛り立てようと平成28年春の鎌倉大仏の改修工事の際は自ら大好きなお笑い観劇の趣味が高じて〝キングコング〟の西野亮廣さんを招き、イベントを行い商店会をもりあげている。そんな石渡さんの目標は、この物件をイベントができるスペースや商店会の窓口として多くの観光客に喜んでもらえるよう頑張りたいと話してくれた。
(ライター/工藤淳子)

株式会社 M&H
TEL:0467-22-8627 FAX:0467-40-6681 Eメール:tenpo.kamakura1157@gmail.com
ホームページ http://hase-triangle.jp/

心のカウンセリング そば打ちセラピー
「つながり」 代表 一ノ瀬安裕氏

広島県出身。航空自衛隊に入隊、定年まで勤務。その間、妻が鬱病を患い看護。自身も鬱病になり、そば打ちで克服。メンタルケア心理士の資格取得。『一ノ瀬カンパニー』を設立し、『カウンセリングルームつながり』を運営。NPO法人浜松地区精神保健福祉会明生会理事。
鬱病に苦しむ妻の為にメンタルケア心理士の資格を取り、自身の鬱病克服に役立ったそば打ちをセラピーに活用する。
「そば打ちセラピー」3,000円(税抜 材料費含む)
打ったそばをお食事される場合+500円
そば打ちセラピーで希望与える
自信につながる充実感、達成感

「そば打ちセラピー」という例のない斬新な施術で心の病に苦しむ人たちに希望を与えているメンタルケア心理士がいる。『心のカウンセリング そば打ちセラピー「つながり」』代表の一ノ瀬安裕さんは、過去に仕事上のストレスから患った鬱病、アルコール依存症を克服するきっかけになったそば打ちで、同じくして鬱病に悩む妻の力になればと資格を取得して心理士として創意を生かした手法だ。
「鬱病でつらい思いをしていた間、趣味のそば打ちだけは楽しめたのです。そばを打つという行為に心のバランスを整える効果があることに気づいて始めたのがそば打ちセラピーです。そばをこねたり、伸ばしたり、切ったりする過程で得る充実感が喜びに、達成感が自信となり、体を動かすことでストレス発散になります。出来上がったそばを家族や大切な人たちと一緒に食べることでコミュニケーションも増えていきますし、セラピー効果は高いと思っています」
「そば打ちセラピー」は予約制で所要時間は約90分。そば打ち部屋で一ノ瀬さんが会話を交えながら手解きする。打ちたてのそばを併設の「隠れそば処つながり」で味わうこともできる。その楽しい雰囲気が評判になり、セラピーには次々と予約が入る。
「心の病は家族みんなで治すもの。本人だけでなく家族の方たちにも喜ばれ、大きなやり甲斐になっています」
(ライター/斎藤紘)

心のカウンセリング そば打ちセラピー「つながり」
TEL:053-426-4446 090-5112-7354 FAX:053-426-4446 
Eメール:ichi.camping.jasdf@ezweb.ne.jp
ホームページ http://tunagari-soba.com/

有限会社 さとう介護 代表取締役
佐藤正則氏

広島県福山市出身。鉄工業を営む父の背中を見て育ち、工業高校の機械科で学ぶ。卒業後、工作機械会社に就職、約17年間経験を積む。35歳で退職、再び技術系の仕事に従事。5年勤めて退職を申し出た時に脳梗塞で倒れるも一命をとりとめ、『さとう介護』設立。介護福祉士。
重篤な脳梗塞から奇跡的に回復、人の為にと介護事業に参入、訪問介護、福祉タクシーで高齢者と障がい者を支える。
右:「ヘルパーステーションさとう」福祉タクシー
真心で高齢者、障がい者を介護
重病から回復し人生の進路転換

 脳梗塞から奇跡的に回復し、残りの人生を人のためにと介護事業に打ち込む経営者がいる。広島県福山市の『さとう介護』の代表取締役佐藤正則さん。介護福祉士の国家資格を取り、ホームヘルパー12人と契約し、「ヘルパーステーションさとう」を拠点に、訪問介護と福祉タクシーで約70人の高齢者と約25人の心身障がい者の生活を親身に支えている。
「居宅での介護が必要な方のほかに、病院への通院で苦労されている方も多く、福祉タクシーも事業の柱にしました。タクシー事業の許可を取り、福祉タクシー事業に必要な有償運送の許可も取って、5台の車で送り迎えしています。障がい者の介護は、福山市の障がい福祉サービス指定事業所として誠心誠意取り組んでいます」
 実家が鉄工業だった関係で工業高校の機械科で学び、工作機械を扱う企業に就職、その後、技術系の会社に移り、次なる目標に向かって進むために退職を申し出た時に脳梗塞で倒れる。容態は深刻だったが一命をとりとめ、回復。この闘病生活が進路を一変させる。
「九死に一生を得て改めて人生を見つめ直した時に、生かされた命だから人のために生きようと思い、自分も歳をとったときお世話になるだろう介護の道を選びました。人を思いやる真心をもって利用者様に寄り添っていきたいと思っています」
(ライター/斎藤紘)

ヘルパーステーションさとう
居宅介護支援事業所ケアプランさとう
TEL:084-981-1865 FAX:084-981-1866
訪問看護ステーションにこっと
TEL:084-961-4771


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