井形慶子 イギリス
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足のサイズを計測した上で、1人ひとりの身体にあったオーダーメイドで仕上げられる『ロフェアーチサポート』。

歩き方に気を配るだけで日々の健康増進
二足歩行をしっかりサポートしてくれる大ヒット商品

 「足は第2の心臓」と呼ばれることは多くの人が知っていると思うが、では普段の生活でウォーキングの姿勢やシューズのセレクトに気を配っている人はいったいどのくらいいるだろうか? 健康的な身体の維持には、なにより正しい姿勢が不可欠。身体によくない姿勢は背骨や骨盤に無理がかかり、ジワジワと健康を害する要因になってくるのだ。足首から先にかけては全身の1/4にもなる52の骨と66の関節、複数の靱帯、筋肉、血管が複雑に作用して二足歩行を可能にしている。そもそも、現代人は1日に平均6000歩ほどしか歩かないと言われているが、それでも体重50kgの人では1日で総計360トンもの負荷が両足にかかってくる計算になる。時間に追われた忙しい現代人は急ぎ足になりがちだが、この急ぎ足も両足への負荷を倍増させる要因となっている。そして、足は身体の重心が前後左右のどれか一方向に傾かないよう常にバランスをとり、歩行時の衝撃を吸収する役割もある。これだけ見ても、いかに両足が日々酷使されているのかお解かりいただけるはず。
「プランニング」が開発した『ロフェアーチサポート』は身体の均衡と姿勢を整えるための支持型インソールで、「身体のバランスを最大限に正常に近づけるようサポートする」というコンセプトのもとに作られている。発売開始から4年半でなんと販売累計は12万足を突破したという驚きの実績である。人間は歩行時に関節と筋肉の靱帯が正しい位置にあることが理想とされているが、現代人は歩く姿勢ひとつとっても乱れがちだ。『ロフェアーチサポート』は足裏にある4ヵ所の足弓を構造的に最適な状態で支えることで関節の均衡を正しくして、足首・膝・骨盤・腰椎・肩・首など幅広い部位をサポートする機能を持っている。人間の身体の土台は足の裏であり、その土台がまっすぐでないと当然、建物もまっすぐには建たないのといっしょである。そして、建物をまっすぐに建たせるだけでなく、「歩行時の足に加わる衝撃を吸収して、足だけでなく身体全体の負担を減少させる」「直立時、歩行時の足に加わる圧力を均等に足裏に分散させて、関節と身体全体の均衡を維持する」といった効果も期待できる。
 欧米では40年以上も前に足病医学が誕生して、足の矯正具を処方する足病医師が多いといわれている。『ロフェアーチサポート』は欧米人とは異なる骨格、肉付きのアジア人向けに開発されたもので耐久性にも優れているので長期に渡って使用することができる。靴文化の歴史が浅い日本ではまだまだ足にあわない靴を履く人が多く、足のトラブルを抱えている人は潜在的にも多いと考えられている。『ロフェアーチサポート』を使用する際にはまず、普段履いているしっかりとした靴の中に入れて、そこからしばらく足に慣れるまで試し履きを行う。足や身体の歪みが強い人ほど違和感を覚えるはずなので、最初はゆっくりと少しずつ使用してほしい。慣れるまでには個人差もあるが、早い人で数日、長い人でも数ヶ月でしっかりと身体にあった姿勢と歩き方を身に付けられるはず。「根気よく続けることで、歩くことの楽しさと喜びを実感できるようになります。ご使用後のお客様の笑顔に接することがなによりの喜びです」と代表取締役の澤田社長は語る。
『ロフェアーチサポート』は全国の医療機関やカイロプラクティック、百貨店、和装店、ブティック店、家電店や家具メーカーの展示会等で取り扱っている。購入前にはコンサルティングを行い、すべてオーダーメイドによる製作となる。3年という長期の保証期間を付けているのもうれしい限り。足の手術後の患者さんでも利用することができ、下は10代から上は97歳まであらゆる世代に受け入れられている。また、プロのアスリートでも愛用者が急増中だという。毎日使う足にはいたわりの心とともに、『ロフェアーチサポート』でやさしく接してあげてほしい。
(ライター/小林邦昭)
 
株式会社プランニング
TEL/0551-38-2288 FAX/0551-38-2299
   
  ホームページ  http://planning-lofe.com/
   
100%天然成分のフィトンチッドをすみずみまで拡散
現代人の病を解消する空気サプリメント

 ここ数年の健康志向の高まりにより、一般にも広く浸透しているサプリメント。だが、日本フィトン・チッド株式会社が開発・製造をしている『空気サプリメント』というフレーズは耳にしたことのない人が多いのではないだろうか。私たちが毎日身体に取り込む空気。『空気サプリメント』はこの空気自体に栄養を補給して、我々に数々のプラス作用をもたらすことを目的として開発された製品である。ここでいう栄養とは、植物が自分の身を守るために発する成分フィトンチッドのことを指している。『空気サプリメント』は100種類以上の植物から抽出して調合された本物のフィトンチッドを発生させることができ、近年の産学連携研究では、さまざまなエビデンスを取得。老化や病気の元とされる「活性酸素」の分解除去能力や新型インフルエンザウイルス等への不活化性能も驚くべき効果が認められている。例えば、森林の深い山里で暮らす人々が花粉症やアトピー、ぜんそくなどのアレルギー性疾患にあまり悩まされないのは、フィトンチッドのおかげであると考えられている。私たちが森を歩くと癒され、とても爽快な気分になるのにはしっかりとした理由があったというわけだ。『空気サプリメント』を使えば室内で手軽に森林浴と同じ効果が得られ、ホルムアルデヒドなどの有害物質も沈静化させ、脱臭や消臭で部屋をすみずみまで浄化することができる。その効果は既存の空気清浄機以上というから驚きだ。天然成分100%なので小さいお子さんのいるご家庭でも安心して使用することができる。実際に『空気サプリメント』を使用している方から「アトピーが改善した」「ペットのストレスが軽減された」「疲労やケガの治りが早くなった」といった喜びの声も届いている。現在はフィトンチッド溶液の量産体制が整っていないため一般販売は行っていないが、量産化に向けての体制を着々と進めている。フィトンチッドは国産の植物から抽出するため海外での製造もできない。とことんまでメイド・イン・ジャパンにこだわった製品として、今後の更なる発展が望まれる。 (ライター/小林邦昭)
 
日本フィトン・チッド株式会社
TEL/06-6409-4811
   
  ホームページ  http://www.phytoncide.co.jp/
   
完成度の高い加工を心がけている「平林製作所」。
40年に及ぶ経験とノウハウの蓄積が生んだ
高度なアルミ・銅の加工技術と職人の心意気

 昭和33年の創業以来、アルミ、銅、ステンレスの加工を専門に歩んできた『平林製作所』。かつてこの地域(東京都大田区)では海苔の生産が盛んで、当社も海苔関連の製造機械を扱っていた。その後、様々な時の流れにより海苔産業が途絶えてしまい、事業を転換。孔明加工をメインに行うようになった。先代は100分の5ミリの穴でも誤差なく開けられるような地元でも評判の職人だったとか。
 そんな先代の職人技を受け継ぎ、アルミ・銅の孔明加工をメインにひとりで会社を切り盛りする平林社長。金属は生き物であり、なかなか思い通りにいかないと言う。それを意のままに加工するのが、職人の経験と技術。最近は精度的に高いものが要求されるため、まったく気が抜けない。平林社長は、マシニング加工だけでは対応できない繊細で高度な加工にも対応している。ここ数年は半導体を製造する装置の部品加工の注文が多く、長年の研鑽が生んだ確かな金属加工技術で信頼を勝ち得ている。「半導体部分はとても薄いため、扱いが難しいのですが、常に完成度の高い部分の加工を施すように細心の注意を払っています」。やはり先代からの素晴らしい技術を引き継いでいるからこそ、半導体の細かい加工にも対応できているのだろう。
 当社が手がけるのは量産品ではなく、ほとんどがオーダーメイドの機械加工部品。常に、材質も大きさも形状も異なる、さまざまな機械部品の依頼がある。同じ部品のオーダーがあっても、材質が変更になるなど、まさに多品種少量生産なのだ。そこには決められたマニュアルはなく、これまで積み重ねられた経験と技術が勝負。得意、不得意といったものがなく、どんなものにも高い水準で対応できるのが強みになっている。
「扱っている商品は、短いサイクルで変わっていくので、その度に壁に当たるんですよ。その時代の流れに合わせて新しいことに挑戦したいです」。今後も加工分野に特化しつつ、誠意を持って対応する姿勢は変わらない。
(ライター/矢田和彰)
 
有限会社平林製作所
TEL/03-3761-1150 FAX/03-3761-1029
   
   
   
必要な時に必要な分だけ自動的に散水
雨水を貯めて再利用する循環システム

 地球に「ありがとう」と言える環境づくり——。それが、内山淳二社長をはじめとする「園部設備工業」の社員一人ひとりが目指すことだ。佐賀県三養基郡の地で創業して以来、地元企業の設備工事など「水」に関わる施工を多く手掛け、内山社長は「水を通じて何か世の中に貢献したい」と考えるようになった。そこで、環境問題に働きかけるべく、身近な「雨水」を活用する方法を模索し、誕生した『園部雨水利用システム』は特許を取得。まず、雨樋を伝って地中の貯水タンクに雨水を溜める。この時、温度センサーを屋根と貯水タンクに設置しておく。そして、設定した温度を超えると、自動的にバルブが開いて、屋根や屋上、庭などに水が撒かれるのだ。温度が下がると、ひとりでにバルブが閉まる。これは、太陽光発電を利用したスイッチによるもの。屋根を冷やすと、建物全体を冷却できるため、エアコンの使用頻度や設定温度が下がり、CO2削減にもつながる。さらに、散水された水は再び貯水タンクに戻り再利用され、ここに循環型システムが築かれるわけだ。この美しい仕組みは、地球への感謝の心が生み出した。独創性が高く評価され、地球に優しい空間創を提供する新事業の開発をテーマに県の経営革新事業に認定。現在、「県のステップアップ事業」として、モデルハウスにて改良を重ねられている。夏の高温が厳しいプレハブの工場などで試用し、「ぜひ採用したい!」という声が増え続けているこのシステムは、この春、より安価で移動可能な、一般家庭向け地上型の完成が待ち望まれている。
(ライター/中村美奈子)
 
有限会社園部設備工業
TEL/0942-92-5183 FAX/0942-92-3182
   
  ホームページ  http://www.sonobesetubi.com/
   
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