ブームの真相 2014

イギリス生活情報誌 
月刊
ミスター・パートナー
〒160-0022
東京都新宿区新宿
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さかい医院 院長
堺浩之氏
平成6年、東海大学卒業。同大学で2年間臨床研修医として勤務後、同大学の循環器内科へ入局、大学院でも研究を行う。平成12年、大和成和病院勤務。平成13年、寒川病院勤務。平成17年「さかい医院」開業。同院では内科、循環器科を扱い生活習慣病や、循環器の疾患を中心に幅広く地域医療を展開している。

ヒートショックはなぜ起こる
住まいの工夫による対策を

 冬季、高齢者に多い「ヒートショック」は浴室で急に具合が悪くなることで転倒などの事故を起こしたり、湯船の中での溺死に繋がるもの。この「ヒートショック」により浴室で亡くなる高齢者は約1万人に上るという(2011年、東京都健康長寿医療センター研究所調べ)。この「ヒートショック」問題に早期から着目し啓発を行っている『さかい医院』の堺浩之院長にその原因と対策を伺った。堺院長は、ヒートショックで亡くなる数多くの事例を聞き、衝撃を受けて啓発に取り組んできたため、その重要性は世に広く知られるようになってきた。
「地域で身近に高齢者と接していますのでヒートショックの問題は切実。患者様にも日常的に家の中の温度差についての注意を話しています。例えば、冬季に暖房の無い浴室に入るのは、裸で外にでるようなもの。リビングと浴室の温度差で血管が縮み、血圧が急激に上がるため体に負担がかかります。
 次に湯船で温まると、血管が広がり血圧が急激に下がります。
 浴室の気温差で血圧が上がり、湯船の温かさで血圧が下がることで、短時間に血圧の乱高下が起こります。
 この血圧の乱高下が心筋梗塞や脳梗塞など心臓や脳の発作を起こし、湯船の中で意識を失うことで溺れて亡くなる可能性があります。起きる疾患は人によって様々ですが、それを引き起こすのが温度差なのです」
 浴室とリビングの温度差。これをどのように無くすことができるか。
「住宅の状況は各家庭により様々ですが、断熱など大きな施工ができない時には以下のことを提案しています。まず、お風呂に入る前の準備として、浴槽のふたを開けたり熱いシャワーを出して室内の気温を上げておきます。洗い場にマットやスノコを敷くこと。そしてお風呂の温度は41度以下にする。家族がおられる方は、1番風呂は避けてください」と、堺院長はアドバイスしてくれた。
(ライター/本名広男)

さかい医院
TEL:044-711-0081 FAX:044-711-0081 Eメール:info@sakai-iin.com
ホームページ http://www.sakai-iin.com/
         http://sakaiclinic.com

株式会社 ファルマフェニックス フェニックス調剤薬局 代表取締役
長井知子氏
千葉県柏市出身。日大理工学部薬学科(現薬学部)卒業後、六本木の外資系香料会社に調香師として勤務。その後結婚して新潟へ。病院勤務を経て保険薬局薬剤師や薬科大学の臨床准教授を歴任。2012年に「株式会社ファルマフェニックス」を立ち上げ、保険薬局フェニックス調剤薬局を運営する。

スピリチュアリティを取り入れ
心と体の癒しも提供する調剤薬局

 精神医療を手がける医師から「統合医療のための診療所を開業するので、薬局を任せられないか」という依頼がきっかけとなり設立された『フェニックス調剤薬局』。同薬局では精神医療の薬剤だけでなく、代替療法やスピリチュアルケアを提供している。心の面を扱うためか、通常の薬局と違い、木を多く使った内装で心落ち着く佇まいとなっている。
「当薬局では、患者さんの心に寄り添うきめ細やかな対応をモットーにしており、人の心や身体を和ませる「バッチフラワーレメディー」を販売しております。また、代替療法の一つである踏江みつ子さんによる自己開放のためのアートセラピー『Heart Window Art』(写真の作品は長井氏の作品)を広めて行きたいと考えています。私自身も心が疲れていた時期があったのですが、「ホメオパシー」や「バッチフラワーレメディ」などの代替療法を勉強し救われたと感じているので、自分の体験からもお勧めしています。「バッチフラワーレメディ」はマイナスの感情を打ち消してくれる働きがあるのです。『Heart Window Art』は、単純な形を手の赴くまま無心に描き続けるアートワークなのですが、心が開放されそれが線や色に反映されるのです。描いている方々が知らず知らずのうちにシンクロして同じ絵を描くことがあります」
 そう語るのは同薬局を運営する「ファルマフェニックス」の長井氏だ。代表はさまざまな国内外のヒーラーやチャネラーとの出会いの中で、自己の霊的な能力に気がつくようになってきたのだと言う。
「特に心の師 踏江さんとの出会いは、私をチャネラーとして目覚めさせてくれました。薬局の二階には、セミナーやカウンセリングのためのスペースがあります。薬局を軌道にのせて、新しいことをするための礎を築いたら、いずれは、薬剤師の仕事だけではなく、スピリチュアルカウンセリングも行うのが目標です」と長井氏は語った。
(ライター/朝霞瑞穂)

株式会社 ファルマフェニックスフェニックス調剤薬局
TEL:0250-21-0804 FAX:0250-21-0810

株式会社 エビスホールディングス 代表取締役社長
希望ヶ丘鍼灸・整骨院リハビリデイサービス 院長
島村光一氏
大学卒業後フランスへ渡仏。フランス軍フランス外人部隊で医療部隊衛生兵として最前線で医療活動に従事する。国連軍の一員としても様々な国で医療・リハビリを提供。帰国後、病院・整形外科クリニックでの勤務を経て開業に至る。

海外での経験生かし整骨院に併設
高齢者向けリハビリデイサービス

 『希望ヶ丘鍼灸・整骨院 リハビリデイサービス』の島村光一院長は、スポーツ医学への関心から、アメリカの大学で人体や医療を学んだ後に渡仏、仏軍外人部隊や国連軍で医療活動に従事した異色の経歴の持ち主だ。「海外から帰還して病院に務めていたのですが、医療の制度が心もとないと感じました。今、病院だけでもつぶれる所が年間150件程ある。医療保健の点数が下がる事での一番の問題は、経営が悪化する病院が増え利益率の悪い患者さんを診ることができなくなってきていること。例えば脳梗塞で手足に麻痺がでた場合、昔はずっとリハビリが行えましたが、今では3ヵ月で打ち切られることがほとんど。治る見込みの無い人は切り捨てられることになったのです」と、島村代表。
 そこで島村氏は医療保険と介護保険を扱う事にしたのだという。医療保険で制限された部分が介護保険でまかなえる。医療保険と介護保険の二つを扱う事で、片方だけよりもより多くの方を救い上げることができ、より患者に寄り添ったケアができるのだ。
「今の医療制度ではいずれ限界が来ることに皆が気付いてくる。だから医療と介護を両建てでやっているのです。医療と介護両方を扱う事は投資も必要だし人材も確保しなければならない。しかし私は踏み出した。現在の医療保険だけでは患者様のケアが行き届かない。しかし介護保険を併用すれば継続してケア可能となる。リハビリ専門の介護施設を作くればずっとリハビリができる。お年寄りはずっと自分の足で歩き自立して、いつまでも豊かに生きたいと思っている。弊社のケアにより、送迎が必要だったお年寄りが歩いて帰れるようになることもしばしば。それが私にとり喜びなのです」
(ライター/斎藤紘)

希望ヶ丘鍼灸・整骨院/リハビリデイサービス
TEL:03-6311-1578 FAX:03-6311-1578
ホームページ http://www.kibougaoka-clinic.com/

助産所ドゥーラえむあい 助産師・思春期保健相談士
池上道子氏
東京大学医学部付属看護学校・助産婦学校卒業後、20代で助産師に。伊那市中央病院に勤務した後、助産所を開設。日本助産師会長野県支部上伊那地区長、長野県助産師会副会長を歴任後、2011年から会長を務める。受胎調節実地指導員でもある。

妊婦がなごむ献身的サポート
知識と実績で信頼厚い助産所

 待望の子ができた夫婦が最初に直面するのが、安心して出産できるのはどこかの選択。病院や診療所を選ぶ夫婦が多い一方、あたたかいお産ができると根強い人気があるのが助産所だ。厚生労働省の2011年の人口動態調査では、約1万人が助産所で出産している。
「支援者」の意味があるというギリシャ語を名前に付した『助産所ドゥーラえむあい』は、助産師池上道子さんの経験と専門知識、行き届いた心配りが評判を呼び、「ここなら」と訪れる妊婦が多い。「私が取り上げた赤ちゃんだけでも約3000人。立ち会ったケースを含めますと1万人を超えます」
 助産師として活動するためには、看護師国家試験に合格することが絶対条件。そのうえで助産師国家試験にも合格して厚生労働大臣の免許を取得しなくてはならない。
 助産師が頼りにされるのは、専門知識を身に着けている上に、陣痛の間もずーっとそばに付き添って面倒をみてくれるからだ。急変時に備えて、酸素や点滴等の準備や救急車の手配なども怠りない。陣痛は初産の方で平均16、7時間続くとされる。妊婦を励ましつつ、不安を解消してくれる専門家の付き添いは妊婦にとって心強い。
「病院からの強いバックアップや6人の仲間に恵まれたお蔭で、理想とする体制が築けています。一人ひとり時間をかけて接するために月に多くても2〜3人しか受け入れていません。妊婦健診のときからしっかりサポートしています」
 妊娠中だけではなく産後のケアも行い、母乳育児支援のみならず、食事、肩こりや腰の痛み、特に骨盤のゆがみなどを確認し、体操を勧めたり、擦ったりと直接手を添えて支援してくれる。
(ライター/斎藤紘)

助産所ドゥーラえむあい
TEL:0265-98-9611 FAX:0265-78-0413 Eメール:doula_mi0819@lilac.plala.or.jp
ホームページ http://www.popotto.jp/doula-mi/

宅幼老所ながぼっしゃん
相談員・介護福祉士・精神保健福祉士・認知症ケア専門士
西澤淳子氏
病院の事務や作業所の指導員、大手の介護施設経て平成23年9月に「ながぼっしゃん」を開設する。「ながぼっしゃん」の名の由来は七福神の「福禄寿」から。長寿の神である事から自分自身が開設する施設に名付けたという。

どんな方でも受け入れます
自発性を大事にする介護を

 長寿県である長野県にある『ながぼっしゃん』は、利用者や家族の都合で利用時間を自由に選ぶことができる小さな一軒家の「宅幼老所」だ。営業時間以外も相談可能で、特に定休日がなく稼働している。
「ここに来るのに条件はありません。今は、精神障害を持つ高齢の方、知的障害を持って高齢になった方、認知症が深くなって他の施設では難しくなった方などを優先的に受け入れています」と、同施設代表の西澤さん。
『ながぼっしゃん』では次のような介護のスタイルを取っているという。
「利用者の方には基本的にこちらからは何もしません。その方が動き出すのを待つのです。待つための仕掛けはしますが、そのままその方が動き出すのを待ちます。例えばお風呂にしても私どもが入れるのではなく、その方が入りたいという気持ちになるところまで、待ちます。私たちはその方のうしろから見守り、何か始められた時はあれこれ言わないんです。するとみなさん実に様々な事を始められます。部屋の片付け、食事の準備、掃除、草とり、洗濯、疲れている職員の寝かしつけなど思い思いに動き出されます。もし、もっと多くの方に必要とされるのであれば、小さい施設をまたもう一つ作るという形にしたい。少人数で安心できる空間をたくさん用意したいですね。」
 その介護の仕方は、一人ひとりに合わせたケアとなるため、定員7名という小規模施設だからこそできることだという。
「介護をされるご家族には休息が必要です。休息がなければ満ち足りた介護はできないでしょう。介護をなさる方は、先の読めない時間を過ごさなければならないのです。いっぱいいっぱいになるまえに、なるべく早い段階で休息を取っていただきたいと願っています」
(ライター/本名広男)

宅幼老所ながぼっしゃん
TEL:026-233-2969 FAX:026-233-2969

千春会ハイパーサーミアクリニック 院長
近藤元治氏
1936年生まれ。1962年、京都府立医大卒業、母校の第3内科で内科医。1969~71年にかけて米国ハーバード大学留学。1978年、京都府立医大第1内科教授に選任。2010年、医療法人社団千春会が「千春会ハイパーサーミアクリニック」を開設するにあたり院長として就任。

がんは決して諦めないで
一緒に前向きに戦おう

 「ハイパーサーミア(がんの温熱療法)は、健康保険の認可にはなっていますが、治療を行う機械が日本に100台あまりしかなく、ほとんどのがん専門病院の先生方が知らない状態。そこで普及に務めているのですが、もう一つハイパーサーミアは他のがん治療に比べて保険の点数が低いという問題が有ります。患者さんにとっては良いことですが、病院にとっては収益が少なく高額機器の費用が出ない。しかし私は長年この療法を行い深い信頼を置いていますので、ハイパーサーミア専門でやっているのです」
 そう語るのは『千春会ハイパーサーミアクリニック』の近藤院長だ。ハイパーサーミアは脳腫瘍以外の固形がんに使え、電磁波加温装置(サーモトロンRF8)でがんの部分を42度以上に加温して破壊する。通常組織は血流で放熱されるのでダメージは無いが、がん組織は血流が乏しいのでダメージを受けるのだ。しかし、日本のがん治療は、ほとんどの病院が標準療法として外科手術、抗がん剤、放射線療法の3大治療のみでそれ以外の治療は行っていない。
「がんが進行して3大治療が使えなくなれば、通常の病院では他に手だてがなくなる。そしてもう治療できないと言われた患者さんは希望が無くなってしまう。しかし決して諦める事は無いのです。3大治療が使えなくてもハイパーサーミアを第4の治療として続けられるのです」
 がんの末期では、肺炎などの感染症で亡くなる事が多い。
「ハイパーサーミアの治療を続けていた進行がんの患者さんは、最期がすごく安らかで眠るように亡くなる方が多いのです。それはハイパーサーミアを受ける事で脳からエンドルフィンが分泌されて痛みを和らげ、また、温熱効果で免疫力が高まり感染症にかかりにくくなるからなのです」
 例え末期であっても苦しみがなければ高いQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を得る事ができる。それがハイパーサーミアなのだ。
(ライター/本名広男)

千春会ハイパーサーミアクリニック
TEL:075-958-6310 FAX:075-958-6320

株式会社 国際教育研究所 代表取締役社長
遠藤尚雄氏
大学卒業後、丸紅・富士通・ファナックにおいて、世界をまたに駆けて CNC(コンピュータ数値制御) と産業用ロボットの営業に邁進。そのビジネス展開に一役買ったのが、国内で独学した英会話力。その経験から『遠藤メソッド』を確立し「国際教育研究所」の社長・教育責任者として、子供から大人まで英会話教育を行っている。

英語が聞き取れ発音できる
英語脳になる「遠藤メソッド」

 日本を代表するファナックや富士通、オリンパス、GE Japan、横河電機など数々の企業で約1万人以上の海外赴任候補者がネイティヴなみの英会話力を身に付ける事ができた英会話メソッドがある。それが「国際教育研究所」の社長遠藤尚雄氏が開発した『遠藤メソッド』だ。
「これまでの英語教育に抜けていた部分。それは、英語には日本人が聞き取れない音素がたくさんあること。英語には51種類の音素があり、子音だけを続けて発音する場合が多い。しかし日本語の音素は24種類で足りる。そのため日本人には英語の子音だけの聞き取りや発音が非常に難しい。英語のcoat、court、caughtは、[kout][kɔːrt][kːt]と発音が違いますが日本語では「コート」のみ。英語脳を持たなければいくら外国人教師に習ったとしても身に付く事はありません」と、遠藤氏。
『遠藤メソッド』で英会話を速習できる理由は、『発音をアメリカ人なみに上手にすること』と『残音領域(音声の一時的記憶領域)に入る程度のフレーズに切ってこのフレーズを聴いて話すことを50回もやらせること』。この2つを、単純な反復により無意識下で染み込むように身につける「芸事」として学習する。こうして初めて51種類の英語音素が永久メモリー(長期記憶領域)に組み込まれ英語脳となる。「芸事」だからこそ可能なのだ。そして今まで聞き取れなかった英語が自然に聞き取れるようになるという。
「『遠藤メソッド』での独習により、わずか360時間で、アメリカ現地で5年程学んで得られる英会話力が身に付きます。私の英会話教育30年の集大成がこの『遠藤メソッド』に詰まっています。まずは60時間かけてネイティヴの発音を身につけてください。そこから先は、これまでどうしても挫折した英文法や英単語の学習が、驚く程進むのが実感できるでしょう」。遠藤氏の言葉には実績に裏付けられた重みがあった。
(ライター/本名広男)

株式会社 国際教育研究所
TEL:0120-322-989 Eメール:endo@pasocon-eikaiwa.com
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学校法人 千葉白菊学園理事長 兼 千葉白菊幼稚園 園長
鳰川泰也氏
高校卒業後、淑徳大学社会福祉学科に進み、その後、英国ブリストル大学で社会学を学ぶ。さらに千葉経済大学短期大学部初等教育科で教育の知見を蓄積。 2005年に創立者の祖父を継いで学園理事長、幼稚園園長に就任。2013年8月まで千葉市美浜区倫理法人会会長を務める。

基本と体験を重視し実践
園児の将来見据えた教育

 幼稚園は、学校教育法に基づくれっきとした学校。少子化で、近隣の子どもや兄弟姉妹が少なくなっている中で、子どもたちが触れ合う場としての役割も大きくなっている。一方で、幼稚園の6割を占める私立が園児集めに苦労しているのも事実だ。
『学校法人千葉白菊学園』の理事長鳰川(におかわ)泰也さんが園長を務める「千葉白菊幼稚園」は、創設者の祖父から鳰川さんが園長を引き継いだときは、園児はわずか60人余りで、経営危機に陥っていたという。それが、今は約200人にまで増えた。
「就任当初、よかれと思って実践したことと、保護者が求めていることの間にギャップがあり、〝妥協〟と〝迎合〟の文字が私の頭をかすめました。それでも、私には理想とする教育があり、その原点を追求することが私の役割であり、使命であると心に刻み〝妥協〟と〝迎合〟を払拭し邁進すると決心したことによって、現在の千葉白菊幼稚園の道が拓けたのです」
「基本しっかり、体験たっぷり」。この教育コンセプトは鳰川園長の思いを見事に表した「千葉白菊幼稚園」の教育の根幹にある言葉である。その中でもとりわけ重視しているのは挨拶の励行。
「元気な挨拶をする人は、大人になっても可愛がられ、自然と人との繋がりができます。子供たちに幸せと思える人生を歩んで欲しいとの思いで、挨拶を大事にしています」
「体験たっぷり」は、行事をみれば一目瞭然。年中行事をはじめ、芋ほり、田植え、稲刈り、さらに夏はデイキャンプでサーフィン、冬はスノーキャンプでスキーも楽しむ。幕張で開催された恐竜博の見学、劇団四季「ライオンキング」の演劇鑑賞など様々な体験型のイベントも行っている。
「家庭の中ではできないようなことを、幼稚園の枠にとらわれることなく体験させ、いつもワクワクさせてあげたい。そういう思いで、子どもの成長に必要と思える体験をどんどん取り入れています」
 こうした取り組みを支える教諭たちに鳰川さんが求めるのは、「つまずいたら考え、実行する、それができるチャレンジ精神旺盛な人」。鳰川さんの教育理念が、活気にあふれる同園の環境形成の中核にある。
(ライター/斎藤紘)

学校法人 千葉白菊学園
TEL:043-241-6600 FAX:043-241-6796 Eメール:info@shiragiku.ac.jp
ホームページ http://shiragiku.ac.jp/


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