ブームの真相 2019


イギリス生活情報誌 
月刊
ミスター・パートナー
〒160-0022
東京都新宿区新宿
2-15-2岩本和裁ビル5F
TEL.03-3352-8107
FAX.03-3352-8605
 
河合知則 院長(中央):東京医科大学卒。医学博士。
河合毅 副院長(右):日本医科大学卒。
河合亮 副院長(左):東京医科大学卒。
診療科目:胃腸外科・胃腸内科・肛門外科・内科・整形外科・リハビリテーション科・アレルギー科・泌尿器科・皮膚科
西洋医学・東洋医学を駆使して疾患に対応
特色ある診療体制を築き地域医療に貢献

受診者の苦しみ共有
末期がんに漢方活用


 岡山県倉敷市に開院して34年、地域医療に貢献してきた『新倉敷メディカルスクエア』は、西洋医学と鍼や漢方などの東洋医学も駆使して多様な疾患に向き合っている病院。医学博士で消化器、肛門、漢方処方が専門の河合知則院長は、胃がんで胃を3分の2切除した自身の経験から「患者さまの痛みを我が痛みとして診療すること」をモットーに掲げ、消化器外科が専門の河合毅、整形外科が専門の河合亮の両副院長を中心にした多くの専門医に加え、柔道整復師や指圧師、理学療法士などの国家資格保有者も揃え、特色ある診療体制を築いた。
 がんの治療は、西洋医学的治療が基本だが、末期がんや再発がんには抗がん剤と漢方薬による療法で対応する。消化器系疾患に対する腹腔鏡下手術、関節の変形性疾患に対する人工膝関節置換術や人工股関節置換術で実績を重ね、関節、筋の治療には、血小板の成長因子を活用した「PRP療法」による再生医療にも取り組む。痔の外科治療では、肛門機能温存と根治性を考慮しながら最適の手術を選び、腰椎麻酔で痛みを抑制して施行する。(ライター/斎藤紘)

新倉敷メディカルスクエア
TEL/086-525-5001 Eメール/info@sinkura-hsp.com
診療時間/9:00〜12:30 15:00〜18:30 日曜日 9:00〜12:00
定休日/木曜日・祝日・日曜日午後

橋詰清江 院長
聖マリアンナ医科大学医学部卒。同大学病院などで診療。遼寧中医大学附属日本中医薬学院で中医学を学ぶ。各地のクリニックで漢方外来を担当後、2018年『漢方内科スペースシン』開設。医学博士。国際中医師。
中医学・西洋医学の両面から疾患に向合う
症状に合ったオーダーメイドの治療提案

漢方・鍼を体感し信頼
中医学の方法で診察


「異常がないからといって、必ずしも正常であるとは限らない」
『漢方内科スペースシン』の最大の特長は、院長・医学博士の橋詰清江さんが西洋医学では診断がつかないような受診者の不調に中国の伝統医学、中医学の視点から向き合っていることだ。漢方薬、鍼治療を自ら体感して信頼できると確信、漢方外来を経験した後、「漢方内科」を標榜して開院。その診療の進め方は、一般的な内科とは大きく異なる。
「中医学は、身体全体のバランスを整えるために、病気の情報を得ることに重きを置きます。診療は、問診から始め、脈や舌を診たり、皮膚の色や所作など様々なサインを見逃さないようにした上で処方を決定します。当院では、この中医学と西洋医学の両方から身体の様々な不調にアプローチし、鍼治療をプラスした統合医療を用いて、乳児から高齢者まで、症状に合わせたオーダーメイドの治療を提案できるのが特長です」
 元々は、消化器内科中心に診療し、肝細胞癌とウイルスの関係に関する論文で博士号を取得した橋詰さん。中医学で診療領域を大きく広げた。
(ライター/斎藤紘)

漢方内科スペースシン
TEL/045-777-6502
診療時間/9:00~12:00 14:00〜17:00 土曜日 9:00~12:00(予約制)
定休日/金・日曜日・祝日・土曜日午後
ホームページ http://www.space-shin.jp/

会田拓也 院長
順天堂大学医学部卒。同大学大学院医学研究科卒。2014年『あいだ希望クリニック』開院。医学博士。日本産科婦人科学会専門医。

培養室。クリニック入り口。
体外受精の身体的負担経済的負担を
自然周期による不妊治療と成功報酬制で軽減

排卵誘発剤を使わず
身体に優しい治療法


 不妊治療を行う『あいだ希望クリニック』は、体外受精を行う高度生殖医療を提供している。身体に優しい自然周期による治療を専門とし、会田拓也院⻑の豊富な知識と高度な技術が、体外受精に様々な不安を抱く夫婦に希望の灯をともし、成果を高めている医院だ。
「昔ながらの治療は、ステップアップ。そのために体外受精でないと妊娠しづらい女性の貴重な時間を無駄に費やさせてしまうことも。体外受精が必要なご夫婦には、十分な説明と十分な理解を得て無駄なステップは省きます。そして自然周期法は、月経周期を崩さず、排卵のタイミングまで育った卵胞から成熟した卵子を採卵する方法で、体外で受精させ培養し子宮に戻します。自然周期で育つ卵は、自分の体が選んだ卵子で生命力が強いことが多く、妊娠する可能性も高くなります。排卵誘発剤を使わない分、身体にも優しい方法です。一度にたくさんの卵子を採るために卵胞の発育を促す排卵誘発剤は、採卵まで、そして採卵後の女性の身体的負担が心配されます」
 高額な費用を必要とする不妊治療を受ける中で経済的負担を理由に断念する夫婦もある。採卵から卒院までに成功報酬制を採用し、一人でも多くの夫婦が希望を持ち治療に挑める制度を取り入れているという。
(ライター/斎藤紘)

あいだ希望クリニック
TEL/03-3254-1124
ホームページ https://aidakibo.com/

瀬川智也 院長
金沢大学医学部卒。公立病院の産婦人科医長など経て、2010年『新橋夢クリニック』に入る。2016年、院長に就任。医学博士。日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医、日本生殖医学会認定生殖医療専門医。

診察室。座り心地のいい快適なソファのある受付・待合ロビー。オペ室。
体外受精のための採卵で低卵巣刺激周期の治療
卵子が卵巣の中で成熟していく過程重視

薬や注射回避に努力
低刺激採卵も取り入れる


 不妊治療に特化した東京・新橋の『新橋夢クリニック』は、体外受精のために取り出す卵子を可能な限り薬や注射を使って成熟させず、卵巣の中で成熟していく過程を重視する「低卵巣刺激周期の治療」を原則とする瀬川智也院長の診療方針で実績を重ね、存在感を高めている医院だ。
「体外受精のための採卵は、排卵誘発剤で卵子を育て成熟させて、排卵する直前に体外に取り出す方法が一般的ですが、良好な卵子を得るためには、卵子が卵巣の中で成熟していく過程を重視しなければなりません。その期間は非常に長く、原始卵胞からでは1年近くになりますが、最後の数ヵ月間は卵胞刺激ホルモンなどの下垂体ホルモンの影響を強く受けます。この問の卵子の成熟が乱されないように、できるだけ自然に近い状態で成長と排卵を促す低卵巣刺激周期の治療が重要だと考えています」
 卵巣の中の卵胞(卵の入った袋)に針を刺して卵胞液を吸い出す採卵に当たっても、卵巣に刺激を与えないよう5㎜程度の小卵胞全てに針を指す低刺激の小卵胞採卵で成熟卵の回収率を上げている。
(ライター/斎藤紘)

医療法人社団 永遠幸 新橋夢クリニック
TEL/03-3593-2121 Eメール/mail@yumeclinic.net
ホームページ http://www.yumeclinic.net/

蕭悧悧 院長
台湾高雄医学大学医学科卒。台湾国家医師免許取得。1981年、日本で医師免許取得。1989年、熊本大学医学研究科卒。医学博士学位取得。守谷眼科皮膚科医院副院長を経て、『渋谷国際皮膚科医院』開院。

指先から数滴のみ血液を採取する簡易アレルギー検査やアトピー性皮膚炎に対する光線療法を実施。
診療科目:一般皮膚科 小児皮膚科 美容皮膚科
皮膚に関する深い知見で多様な疾患治療
院内導線に光るプライバシーへの心遣い

台湾と日本で医師免許
診察で内科的見地重視


 問診が漏れない完全個室の診察室、受診者同士が顔を合わせないようにした処置室の導線。『渋谷国際皮膚科医院』は、蕭悧悧(ショウ リリ)院長の心遣いが随所に光る医院だ。台湾と日本で医師免許を取得し、熊本大学研究科で医学博士の学位を取得した日本皮膚科学会皮膚科専門医として、細胞診をはじめとする各種検査を基に日常生活での皮膚の炎症、かゆみ、かぶれからアトピー性皮膚炎や乾癬などの専門的な皮膚疾患まで体の部位を問わず対応し、治療実績を重ねてきた。
「お肌の悩みは、部位によって他の人に知られたくない場合もありますし、デリケートな問題も含んでいます。院内には、光線療法室や日帰り手術、レーザー照射を行う処置室もあり、レイアウトを考える時に、プライバシーができるだけ守られるように工夫しました」
 診療で皮膚を見るだけなく、内科的見地からの診察も重視する院長が約30年の診療活動で抱き続けてきたのは、「皮膚をキレイに保つことが健康を維持するということを知っていただきたい」という思いだ。(ライター/斎藤紘)

渋谷国際皮膚科医院
TEL/03-3486-6601 Eメール/ネットより24時間予約受付
診療時間/ 10:00~13:00 14:00~17:00
定休日/日曜日・祝日・土曜日午後
ホームページ http://www.shibuya-derma.com/

今川賢一郎 院長
慶応義塾大学医学部卒。医学博士。1985年『ヨコ美クリニック』開院。国際毛髪外科学会設立会員。日本人初のアメリカ毛髪外科専門医。著書多数。
自毛植毛による男性型脱毛症治療で実績
永続的にヘアサイクルを繰り返す移植術

植毛研究の第一人者
自身も治療効果確認


『ヨコ美クリニック』の今川賢一郎院長は、世界的に知られた植毛研究の第一人者。毛髪に関する多様な症例に対応するが、中でも男性型脱毛症(AGA)に対して精緻な理論で組み立てられた治療法で、自身も10年前に手術を受けて毛の密度を保つ「自毛植毛」で実績を重ねる。
「自毛植毛は、将来ずっと抜けない後頭部から側頭部にかけての自分のヘアをドナーとして採取し、脱毛した部分に外科的に植え込む方法です。他にも髪の毛を増やす技術はありますが、一生ものの髪が生え続け、永続的にヘアサイクルを繰り返す事ができるのは自毛植毛だけです。当院で治療を受けて頂いた方からお喜びの声を頂いています」
 治療プロセスは、カウンセリング、デジタルメーターなど使った測定を経て、ドナーを採取する場所の毛を短く刈り込み、その後採取場所をデザインしてドナーを採り、移植する。術後1~2ヵ月は、ヘアサイクルの休止期でヘアは一度抜け落ちるが、成長期に入ると再び発毛を開始し、6ヵ月で発毛は完了、10ヵ月で植毛の効果が実感できるという。
(ライター/斎藤紘)

医療法人 横美会 ヨコ美クリニック
TEL/045-311-8811  Eメール/dr@yokobikai.or.jp
診療時間/9:00~18:30 定休日/日曜日・水または木曜日
ホームページ https://www.yokobikai.or.jp/

憲克彦 院長
札幌医科大卒。日本リハビリテーション医学会、日本リハビリテーション医学会指導医、日本リハビリテーション医学会専門医、北海道大学病院リハビリテーション科客員准教授。

リハビリスタッフ。
下肢麻痺リハビリ支援ロボット『ウェルウォーク』
最新機器導入と総合リハビリチーム
により多様なニーズに応える

歩行支援ロボットで
効率のリハビリ

 北海道石狩市の『花川病院』(竹川節男理事長、憲克彦院長・180床)は、病院機能評価機構認定病院(リハビリテーション付加機能)、リハビリ専門医常勤2人、非常勤3人在籍し、365日リハビリを展開し、道内でも有数の規模を誇る施設基準回復期リハビリ病棟1(120床)をはじめ、地域包括ケア病床(30床)、医療療養病床(30床)、外来リハビリや訪問リハビリなどを展開するとともに、大手自動車会社が開発し、第8回ロボット大賞で厚生労働大臣賞を受賞したリハビリ支援ロボット『ウェルウォーク』を道内で初めて導入など最新機器も揃えて、様々なリハビリニーズに対応している。こうしたサービスを110人以上のセラピストが支えており、看護師・薬剤師・管理栄養士・社会福祉士等の多職種で質の高いチーム医療を提供し、患者さん満足度の向上へ繋げている。
 また、人材育成を重視した教育システムで多くの工夫を行い、職員の質向上に取り組んでいる。言語聴覚士19人体制のVF(嚥下造影検査)やボトックス治療も入院・外来で対応している。
 学会発表にも積極的に参加し、北海道から全国へ臨床研究結果を情報発信している。
(ライター/斎藤紘)

医療法人 喬成会 花川病院
TEL/0133-73-5311 Eメール/hanakawa@kyouseikai.jp
診療時間/9:00~12:00 定休日/土・日曜日・祝日
ホームページ http://kyouseikai.jp/hanakawahp/

増田博 院長
大阪市立大学医学部卒。国立大阪南病院、島田病院勤務を経て、1994年『ますだ整形外科クリニック』を開院。日本整形外科学会認定スポーツ医。日本医師会認定健康スポーツ医。

デイサービス『エンジョイ』では、年々落ちる体力・気力を体操、リハビリ作業、レクリエーションなどで元気にしてくれる。
訪問介護リハビリテーションでは、利用者の心身機能、動作能力、日常生活の能力に応じて、オーダーメイドのプログラムで、その人らしい生活を応援。
運動器の疾患が増える高齢化時代に対応
包括的な医療体制で機能回復をサポート

デイサービス併設
訪問リハビリも実施


『ますだ整形外科クリニック』は、リハビリ設備のほかデイサービス施設を併設、訪問リハビリテーションも実施するなど加齢による運動器の疾患が増える高齢化時代の医療ニーズに、リハビリのプロの力を結集して包括的に対応する増田博院長の明確な意思が伝わる医院だ。
「運動器リハビリテーションでは、運動器疾患を持った人々に対して、医師の診断のもと理学療法士や柔道整復師、スポーツトレーナーが評価を行い、個々に適した治療プランを立て、ストレッチや筋力トレーニングなどの運動療法も行っています。また、温熱や電気刺激などを体に加える物理療法、装具療法などを用いて身体的機能や生活、就労上の問題などの改善を図っていきます。介護が必要な方などが対象の訪問リハビリテーションでは、理学療法士が自宅へ訪問し、基本動作訓練や日常生活活動訓練などで身体機能や生活機能の維持や向上を図っていきます」
 関節リウマチの治療にも力を注ぎ、最新の研究を取り入れ、抗リウマチ薬の副作用やリウマチの活動性をチェックしながら治療を進めている。
(ライター/斎藤紘)

ますだ整形外科クリニック
TEL/072-957-6815
診療時間/9:00~12:45 16:00~19:00 木・土 9:00~12:45
定休日/日曜日・祝日・木、土曜日午後
ホームページ http://www.masuda-seikeigeka.com/


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