令和のブームはこれだ! 2021

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最前線医療のプロフェッショナル
ドクターといい病院
大動脈瘤に対する低侵襲の手術法で実績
オープンステントグラフト法を海外発信

国際医学誌が資料承認
台湾にオンライン講演


 心臓から全身に血液を送る大動脈にコブができ、破裂すると生命の危機につながる大動脈瘤に対する手術法の一つ、精度、低侵襲性に優れたオープンステントグラフト法の施行で際立つ実績を残しているのが『新東京病院』の中尾達也副院長兼心臓血管外科主任部長だ。その実力は、この手術法の全容を解説したイタリアでのプレゼンテーションを活字化した資料がオンラインで世界に配信する価値のある学術資料として国際誌「Journal of Visualized Surgery(JOVS)」に承認されたことでも明確だ。
「大動脈には、常に高い圧力がかかっていて、動脈硬化などにより脆くなった血管は徐々に膨らんで瘤が生じることがあります。これが大動脈瘤です。いったん瘤が生じると、さらに瘤の部分の血管がもろくなり、どんどん拡大し、最悪の場合、破裂に至ります。これまでの標準的な手術方法は、大動脈瘤を切除して人工血管に置き換える人工血管置換術ですが、オープンステントグラフト法はこの手術法よりも傷口が小さく済み、身体的な負担が軽い手術法なので、高齢者や他の心疾患合併で同時手術を要す患者さんにも行えるという利点があります。具体的には、胸を開けて患部の血管にステントグラフトという金属製の骨組みに支えられた人工血管を挿入する方法です。直視出来るので患部にステントグラフトを確実に留置できます。胸部真性、急性、慢性解離性大動脈瘤などあらゆる形態の動脈瘤に適用できます」
 この手術法を解説したイタリアでのプレゼンテーションは最優秀賞の「Top10of the 10th Postgraduate Course-Surgery of the Thoracic Aorta Bestvideo Presentation Prize」に選ばれ。さらにイタリアのオンライン医学雑誌に世界中から寄せられる論文を掲載に値するかどうか判断するレビューアーにも任命された。
 国境を越えた医療技術の共有を重視する中尾部長は、2018年から台湾でもオープンステントグラフト法を指導し、台湾の医師を『新東京病院』での手術見学に招待したり、アジア胸部外科学会で講演したりしてして普及にも努めてきた2020年9月には台湾血管外科学会を対象にWeb会議ツールを使ってオンラインで208症例について講演を行った。
(ライター/斎藤紘)

医療法人社団 誠馨会 新東京病院
TEL/047-711-8700

循環器疾患の診療を担う医師の布陣強化
不整脈治療の名医と循環器専門医が両輪

日本医科大と連携確立
コロナ病棟で患者受入


 世界中から難病患者が訪れる米国の名門病院をモデルに診療体制の拡充を目指す『羽生総合病院』で2020年、心臓や血管などの循環器疾患の治療を担う医師の布陣が強化された。不整脈治療の国内屈指の名医、新田隆・前日本医科大学教授を循環器総括顧問に迎え、心臓血管外科を日本医科大学心臓血管外科の関連診療科とし、循環器科の責任者である高橋暁行副院長との連携の下、高齢化と共に増える心疾患の早期発見、早期治療に包括的に取り組む。
 新田顧問は、虚血性心室性不整脈に関する研究で医学博士の学位を取得、臨床では心房細動と心室頻拍の手術で実績を重ね、心筋虚血に伴う心室性不整脈発生の予測手法や心拍動下心房細動手術による伝導ブロック作製の検証手法を考案、治療の精度向上に寄与してきた。
「不整脈の一つ、心房細動は加齢と共に増えていく病気です。心房細動で心臓内にできた血液のかたまりが脳に飛ぶと脳梗塞を引き起こします。心疾患と脳血管疾患を合わせると、がんに次ぐ死亡原因となっているだけでなく、心原性脳梗塞は寝たきりとなりうる最大の原因で医療費の増加や家族への負担など社会経済へのインパクトも大きくなっています。脳卒中・循環器病対策基本法に基づき2020年10月に循環器病対策推進基本計画が閣議決定された背景です。羽生総合病院では心臓の病気に対する高度で質の高い医療の提供と、不整脈に対する専門性の高い治療を両輪に、日本医科大学の若い力も導入しながら国の施策も視野に診療体制を充実させていきたいと思っています」
 高橋副院長は、米国のテキサスA&M大学医学部での勤務経験を持つ日本循環器学会循環器専門医。循環器科では不整脈や狭心症、心筋梗塞、心不全などの循環器の病気に対する診療を担当している。地域の心臓循環器救急の中核を担う病院を目指し、心臓血管センターの立ち上げに向けた専門医の常駐化、手術室や機材などの充実に力を注ぐ。
 同病院は、感染症指定病院ではないが、高橋副院長は急性心筋梗塞や肺炎などの重篤な疾患に使う体外式膜型人工肺(エクモ)の操作ができることから、「地域の患者さんを絶対に救う」との強い意思の下、コロナ病棟を立ち上げ、血栓症を合併して重症化する可能性が指摘されている新型コロナウイルス感染症患者の治療にも当たっている。
(ライター/斎藤紘)

埼玉医療生活協同組合 羽生総合病院
TEL/048-562-3000 
Eメール/hanyuhp@fureaihosp.or.jp

「患者さんファースト」という考えのもと
一人ひとりに合わせた治療とゴールをめざす

悪くなってからではなく
予防に注力


 かかりつけの整形外科として患者さん一人ひとりに合わせた治療とゴールをめざすのが『三軒茶屋整形外科・スポーツクリニック』。「MRIによる精密な検査」「リハビリテーション」「再生医療」の3本柱を特色として治療を行っている。一般的に、クリニックでありながらMRIの設備を導入している医療機関はさほど多くない。これは院長である反町武史先生の「患者さんファースト」という真摯な姿勢の表れだ。病状の根本を探るために役立つMRIだが、検査を受けるために何かと手間がかかる場合が多い。その間、患者さんとしてはずっと不安が拭えないのが現実だ。だが同院では、部位や症状にもよるが同日の検査が可能。「診察当日の検査および確定診断に努めていますから、不安も軽減できることでしょう」という反町院長の言葉通り、安心感は桁違いである。
 患部の状態をより詳細に精査したうえで、治療方針が決定する。その際にも同院は一味違う。
「僕が患者さんだったら、どう対応してほしいか、どのように治療してほしいかを考えながら、患者さんと接しています」
 病状はもちろん、年齢や暮らしなど、患者さん一人ひとりの立場に合わせて、治療方法やその先のゴールを見据えるのだ。「年だから」とか「病院に行ったらすぐに手術だといわれる」と悩んでいた人にも心強いだろう。もう一つの柱が「リハビリテーション」。整形外科疾患からスポーツ疾患による痛みや可動域制限、歩行や階段昇降などの日常生活上での不安に対し、適切なゴールを個々に設定してリハビリを実施。理学療法士も在籍しており、お子様から年配の方、本格的なアスリートまで、安心して任せることができる。
 反町院長も幼少期はサッカー少年で、大学進学後はアメリカンフットボール部に所属。アメリカンフットボールなどのチームドクターとしても活動を続けてきた。だからこそ、スポーツを愛する患者さんの心身の悩みも熟知。さらに、再生医療も同院の特徴の一つとなっている。その名の通り、身体の組織を再生することをめざす医療技術だ。日々新しい研究が行われている分野で、同院では患者さん自身の血液を用いる比較的安全性の高い再生医療を実施。早期治療や根本的治癒の可能性を大きく広げる先進のクリニックである。
「悪くなってから来る場所ではなく、少しでも調子が悪ければ気軽に立ち寄っていただく場所をめざしています。何よりも予防や健康維持が大切です」
 だからこそこれからも、誰より身近なかかりつけのお医者さんとして、厚い信頼を集め続けるに違いない。
(ライター/ナガノリョウ)

三軒茶屋整形外科・スポーツクリニック
TEL/03-3487-8341 
Eメール/ info@sangenjaya-ortho-sports.com

内視鏡が痛みなくできる総合内科専門医
皮膚科や原因不明の現代病にも適切対応

胃・大腸カメラで実績
東洋医学の知識も活用


『宮田胃腸内科皮膚科クリニック』の宮田直輝院長は、膵臓がんのがん抑制因子に関わる研究で医学博士の学位を取得した総合内科専門医。西洋医学では解決できない問題に東洋医学の観点からアプローチするウイングの広い診療に特長がある。専門は消化器系の疾患で、微小な病変も発見する内視鏡検査で実績を重ね、施行は胃カメラが約2万件、大腸カメラは約1万件にのぼる。受診者の負担を考慮し、スコープの直径が5〜6㎜ほどの細い経鼻内視鏡を口から入れる検査法を採用して嘔吐反射を軽減したり、大腸カメラでは内視鏡挿入時に炭酸ガスを使用して腹痛やお腹のハリを抑えたりして、痛みなく実施する。
 宮田院長は、2年前から皮膚科についても研鑽を重ね、湿疹やアトピー性皮膚炎、じんましん、にきび、水虫、帯状疱疹、円形脱毛症などにも対応する。東洋医学では漢方も活用、体質や病気の状態から最適な生薬を選択する。また腰痛、神経痛、関節炎、頭痛、めまい、婦人科系疾患などに鍼灸治療も行う。
(ライター/斎藤紘)

宮田胃腸内科皮膚科クリニック
TEL/03-5937-0668
ホームページ 
https://miyata-clinic.com/

ピロリ菌の知見と内視鏡検診の経験活用
極細径の経鼻内視鏡も備え嘔吐反射軽減

ノーベル賞学者に師事
除菌して胃がんを予防


『ヴィナシス金町内科クリニック』の木村一史院長は、胃がんの原因になるピロリ菌の発見でノーベル賞を受賞した豪州の博士の下での研究で得た深い知見と大手鉄鋼会社での胃内視鏡検診で多くの早期胃がんを見つけた豊かな経験を最大限生かし、ピロリ菌除菌治療を通して胃がんを予防する専門性が際立つ診療で実力を示してきた医学博士だ。
 受診者に好評なのが嘔吐反射を軽減する極細径の経鼻内視鏡だ。
「経鼻内視鏡による検査は、舌根部を通過しないため、嘔吐反射を少なくする事ができます。経鼻内視鏡の口径は5・9㎜で10人に1人ほどは入らないか、痛い思いをしないと挿入できないことがあり、当院では口径4・9㎜の極細径経鼻内視鏡も備え、鼻腔が狭い人にも対応できるようにしました。極細径の経鼻内視鏡でも解像度はよく、視野角は狭いものの5・9㎜の経鼻内視鏡と同等の画像で検査できます」
 この検査で、ピロリ菌感染が確認されれば、除菌して胃がん発症のリスクを軽減し、除菌後もフォローして、胃がんの発症を予防する。
(ライター/斎藤紘)

医療法人社団 ヴィナシス 金町内科クリニック
TEL/03-5876-9416
ホームページ 
https://www.clinic-kanamachi.com/

大関節の痛みを解消する人工関節置換術
高齢化で急増の肩関節疾患の治療で実証

高度先進的手術で実績
生活の質の改善に寄与


『鎌倉病院』で脊椎関節外科を担当する三松興道院長は、高齢者の骨粗鬆症骨折に関する研究で医学博士の学位を取得した日本整形外科学会専門医。関節疾患や脊椎脊髄疾患に対する手術治療で実績を重ね、特に関節の痛みを除去する人工関節置換術で技術の先進性を示す。
 三松院長が手掛ける人工関節置換術は、人工肩関節置換術、リーバス型人工肩関節置換術、人工肘関節置換術、人工股関節置換術、人工膝関節置換術などすべての大関節に対応、膝の内側だけを小さな侵襲で置換し、靭帯など周辺組織は温存できる人工膝単顆置換術も可能だ。
「高齢化で急増している肩関節疾患では、腕が上がらない症状や激しい夜間痛による睡眠障害などの症状を解決するため、高度な技術を要するリバース型人工肩関節置換術に積極的に取り組んでいます」
 人工関節置換術は、O脚変形や左右の脚の長さなどの外観上の矯正に加え、ほとんど歩けなかった方が歩けるようになって旅行やスポーツができるようになるなど生活の質の改善が望めるという。
(ライター/斎藤紘)

一般財団法人 鎌倉病院
TEL/0467-22-5500 
Eメール/ soumu@kamakurahospital.or.jp
ホームページ 
https://kamakurahospital.or.jp/

糖尿病の治療に重層的なスキームで対応
食事療法・運動療法で血糖をコントロール

発症と病状の進行予防
合併症にも細心の注意


「糖尿病を罹患すると健康寿命が約10年間短縮するといわれています」
 2型糖尿病に関する研究で医学博士の学位を取得した糖尿病治療のスペシャリスト『松本クリニック』の松本和隆院長は、健康診断などで高血糖と診断された時には、速やかに専門医の指導の下で、血糖コントロールに着手して発症と病状の進行を予防するよう促す。
「糖尿病は、完治しない病気であり、重要なのは血糖をコントロールしながら悪化を予防していくことです。当クリニックでは、管理栄養士による糖質制限などの食事療法、糖尿病療養指導士の資格を持つ理学療法士による運動療法を組み合わせ、糖尿病の自己管理能力を高め、改善に導いていきます。改善しない場合は、経口治療薬を投与、インスリン療法やインクレチン製剤による治療などを進めていきます」
 松本院長は、糖尿病網膜症や糖尿病性腎症、下肢閉塞性動脈硬化症など糖尿病の合併症に細心の注意を払い、超音波による頸動脈検査や血液脈波検査、糖尿病性神経障害のチェックなどの検査にも力を注ぐ。
(ライター/斎藤紘)

医療法人 松徳会 松本クリニック
TEL/0598-25-1240 
Eメール/ matsumotoclinic1240@gmail.com
ホームページ 
http://www.matumoto-clinic.jp/

充実のセラピスト体制や最新鋭機器を活かす
道内有数のリハビリ病院

セラピストと各種専門家の
チーム医療


 北海道石狩市で40年超の歴史を持つ、『医療法人喬成会花川病院』。リハビリテーション病院として道内有数の150床もの回復期リハビリ病棟を持ち、脳血管障害や骨折などの回復期にある患者さんが自宅復帰を目指して365日集中的リハビリテーションに取り組んでいる。
 リハビリ専門医・指導医をはじめ、130名を超える理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が在籍。看護師、薬剤師、管理栄養士などとともにチームを組む充実した体制も同院の特長だ。また、大手自動車会社が開発した最新のリハビリテーション支援ロボット「ウェルウォーク2000」を道内で初めて更新。上肢リハビリ用ロボット「ReoGO-J」も取り入れ、リハビリの期間短縮や改善率の向上につなげている。こうした最新の技術や新しいリハビリ手技も充実し、患者さんやその家族からも好評を得ている。
 院長の菅沼宏之さんは、リハビリ、摂食嚥下のリハビリ専門医でもある。その深い知見を活かした診療でスタッフを率い、さらに信頼と安心を提供できる病院をめざす。
(ライター/ナガノリョウ)

医療法人 喬成会 花川病院
TEL/0133-73-5311 
Eメール/ hanakawa@kyouseikai.jp
ホームページ 
http://kyouseikai.jp/hanakawahp/


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東京都新宿区新宿2-15-2岩本和裁ビル5F
TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605
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