日本が誇るビジネス大賞 2016


イギリス生活情報誌 
月刊
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野口ファーム
代表 野口昭司氏

茨城県出身。米作農家だったが、将来性への懸念から養豚業に転換。『野口ファーム』を立ち上げる。悪臭公害対策の延長線上で排尿対策にも乗り出し、EM菌を活用した「畜産動物の排尿処理方法」で2013年7月特許を取得、2014年5月に公開された。特許期限は2032年10月12日。
発明技術に中国が特許権付与
養豚の排尿処理法に普及の芽

「中華人民共和国特許法に基づく審査を経て、本発明に対して特許権の付与を決定」。2015年8月、茨城県神栖市で養豚業を営む『野口ファーム』代表の野口昭司さんの元に中国の国家知識産権局から届いた特許証書。本発明とは「畜産動物の排尿処理方法及びこれに用いる排尿処理用の槽」を指す。養豚の悪臭対策と長年向き合ってきた篤農家の研究成果が国外に普及する可能性の芽が出た瞬間だった。
「中国は世界の飼養豚数の60%を占めるといわれる養豚王国。農村部では養豚場から出る排せつ物による湖や河川の水源汚染対策が切実な環境問題になっているとお聞きしています。私が発明した排尿処理技術がお役に立てればと特許を出願しました。しかし、広大な国。この技術を養豚業者に知ってもらうことは容易ではないと思っています」
 特許技術は、光合成細菌や乳酸菌、酵母など抗酸化物質を産生する有用微生物群EM菌を活用する技術。空き地に穴を掘り、内側にビニールシートを敷いて2個の水槽を作り、エアコンプレッサーを設置する。排尿を集めてEM菌と共に第一処理槽に導き、水中エジェクターポンプで攪拌させて尿の初期浄化とEM菌の増殖を進行させ、初期浄化尿を第二処理槽に導いて攪拌させ最終浄化尿を取り出すシステムだ。日本では2013年7月特許を取得、2014年5月に公開された。
「この排尿処理法が普及するかどうかは、EM菌をいかに定着されるかにかかっています。定着させるにはEM菌を散布する必要がありますが、特許技術の処理法を導入し、原液を50倍から100倍に薄めて散布すれば、定着までの時間を大幅に短縮できます。そうして菌が増殖していけば、一年を通じて安定した浄化処理を行なえるようになります。中国でもEM菌は普及していて、日本が逆輸入しているほど。発明技術が普及する素地は十分あると考えています」
(ライター/斎藤紘)

野口ファーム
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株式会社 K&K築炉
代表取締役 宮川和也氏

大工をしていた父の下に生まれ、学業終了後は父の仕事を手伝う。しかし、そりが合わず、伯父が勤める「築炉」を手掛ける会社に入る。会社の合併を機に伯父と独立、『K&K築炉』を設立。しかし2年後に伯父が急逝し、急遽事業を継承し、軌道に乗せる。
高い技術と若さで、日本の
ものづくりを支える「築炉」

「築炉」という仕事をご存じだろうか。「炉」とは、金属などを加熱、溶かして加工したり、燃料を燃焼させたりするための装置。その炉を建設・整備することを「築炉」という。
 群馬県桐生市の『K&K築炉』は、創業以来、工業炉や乾燥炉・電気炉の設計施工、焼却炉のメンテナンス等、日本国内はもとより海外でも築炉工事を手掛け、高度な技術と知識で着実に実績を積み重ねている。
 代表を務める宮川和也さんは、18歳の時に母方の伯父の勤め先である築炉を手掛ける会社で仕事を始める。特別な技術が必要だが、伯父や周囲の職人さんから仕事を教わりながら、仕事を覚えることに大きなやり甲斐を感じていた。その会社が合併されるのを機に、伯父と共に独立。ゆくゆくは宮川さんに後を託す前提で会社がスタートした。当時20歳だった宮川さんは、伯父の下で修行しながら、事業継承に向けて研鑚を積むつもりでいたが、2年後に伯父が急逝する。「私は何の覚悟も準備もないままに、事業を引き継ぐことになりました。会社も立ち上がったばかりで、しかもリーマン・ショックにより不景気の真っただ中でした。職人も数名抱えており、とにかく頭を下げて回りました。その甲斐があってか、少しずつ仕事をいただけるようになりました。そして3年ほど前から堅調になり、今では年間で100件を超える案件をこなし、日本全国ばかりでなく海外に拠点を置く日本企業からも依頼をいただいています。今があるのは辛い時に支えてくださった方々はもちろん、共に励んでくれた従業員の力があったからこそと感謝しています。現在は12名の従業員と40名の下請業者が働いています。私は人を大切にすることをモットーに、彼らを家族同然に思っています。しかも、弊社は同業者の中でも若手の職人が多く、軽いフットワークを備えたエネルギッシュな仕事ぶりが強みです。今後も幅広いニーズにお応えできるよう邁進していきます。まず目標は年商10億円突破です」。日本の産業を根底で支える「築炉」。正常に稼働する炉がなければ日本のものづくりは成り立たないのだ。
(ライター/後藤宏幸)

株式会社 K&K築炉
TEL:0277-43-2986 Eメール:info@kandk-chikuro.com
ホームページ http://kandk-chikuro.com/

アムスホワイト 株式会社
代表取締役 別所憲隆氏

米国コロラド州立大学、ブラザーフッド大学で哲学を学ぶ。1998年に一般社団法人真理大学(旧平和学院)設立。同年に自然療法健康センター開設。2006年にはパーフェクトヨガのBWTJヨガ学院を開院。2010年には米国ホノルル大学連合客員教授(健康自然科学)に就任。2011年、『アムスホワイト』創立。2015年11月国連WHFより日本大使に任命される。
水素水技術で養殖の効率一変
乳酸球菌BIO株に高評価認定

「日本は国自体が高齢化し活力を失いかけている。成長期にある東南アジアの技術吸収力の成果をUターンさせ、日本を目覚めさせたい」。乳酸球菌BIO株含有健康食品を製造販売する『アムスホワイト』の代表取締役別所憲隆さんが「水素水」の抗酸化効果に着目、無機化合物の焼結体セラミックを利用して「水素水」を作る独自の装置を開発。ベトナムでエビの養殖にテスト導入し、養殖方法に革新をもたらす技術的な成果を背景に、国内、海外での普及を加速させる計画だ。
「2015年10月、エビ養殖に当社の水素水を利用するテストを行いました。元々、ベトナムのエビ養殖は底に堆積した腐敗物などの影響で水質が悪く、半分くらいが死んでしまうと聞いていたからです。10月は気候的に養殖が難しい時期ですが、1000㎡の養殖槽をつくり、当社の装置で作った水素水で12万匹育てました。通常だと3ヵ月かかるところ2ヵ月で出荷が可能になり、しかも死亡率はほぼゼロ。この結果を知って、すでに3ヵ所の養殖場から導入の話がきています」
 別所さんは、国内外の研究機関での心と身体についての哲学的研究の中で、ホルモンの原材料となる栄養素を生成する小腸の働きを助け、腸管免疫を活発化し、悪玉菌を抑制、善玉菌を増殖させる「乳酸球菌BIO株」に辿り着き、その生菌体を大型培養タンクで培養、加熱殺菌し、1g中乳酸球菌BIO株1兆個以上を含む死菌体を粉末化する技術を開発。粉末スティック「愛と美のBIO-10の11乗」や「たい焼サプリ」として販売している。同社の「乳酸球菌BIO株」は、日本健康食品・サプリメント情報センターの原材料ハイクオリティ認証を受け、野口医学研究所が消費者に推薦する野口ゴールドコレクションに認定されている。
「細胞の活性化による健康増進が当社の命題。この国も技術開発の成果を吸収する力を取り戻して活性化することを願っています」
(ライター/斎藤紘)

アムスホワイト 株式会社
TEL:078-361-1281 FAX:078-360-1533 Eメール:bwtj@ams-white.com
ホームページ http://www.ams-white.com/

株式会社 イフ
代表取締役社長 福井乙人氏

愛知県出身。大学在学中、システム構築の仕事に興味を抱き、卒業後、大手コンピュータ会社に就職。20年間勤務し、情報技術の様々の課題と向き合った後、退職してベンチャー企業に参加。2004年に独立し『株式会社イフ』設立。「人間や社会と共存共栄できるシステムの構築」が信念。
アナログファクターを重視
システム開発に独自の視点

 IT分野で、完成したコンピュータシステムやソフトウェアを業務などの目的のために使用する人のことをエンドユーザーという。業務改善のためのシステム構築で企業をサポートする『株式会社イフ』代表取締役社長の福井乙人さんがシステム構築に当たって何にも増して重視しているのがこのエンドユーザーだ。長年、コンピュウータ会社で働いた経験の中で、情報技術の高度化が抱える逆説的ともいえる課題に関心を持ち、人にやさしい技術を一途に追求し、堅守してきた開発姿勢だ。
「企業の業務フローを管理支援するシステムや機器の設備管理とメンテナンスを支援するシステムなどを構築してきましたが、どのような情報が、どのようなタイミングで必要とされるのかなどをエンドユーザーからヒアリングすることからシステムのあるべき姿を描いていきます。そのプロセスを経て経営の要請に適う最適解を見出していきます。当社が目指しているのは、デジタルファクターとアナログファクターの最善のバランスなのです」
 ITをめぐっては、情報技術を使いこなせる者と使いこなせない者の間に生じる格差、デジタルデバイドの弊害が問題化し、その解消の必要性が指摘されているが、競争原理が働く事業活動も例外ではない。福井さんがエンドユーザーにこだわるのはこのためだ。
「事業を展開する上で、技術の進歩や需要動向などを見極めて、それに見合う業務の改善を目指すことは当然ですが、性能や効率を追求するあまり、新しい形態に対応できないスタッフに過大な負担がかかって逆効果が生じるケースが少なくありません。このようなことのないよう、人というアナログファクターを考慮に入れたシステムを提案すること、システム運用がスムーズに行えるように徹底的にサポートすること、この姿勢が信頼につながっていると思います」
(ライター/斎藤紘)

株式会社 イフ
TEL:03-5725-3188 FAX:03-5725-3199 Eメール:info@i-fu.co.jp
ホームページ http://www.i-fu.co.jp/

ALESPIA
オーナー 山口真央さん

千葉県出身。学業終了後、化粧品販売、エステサロン勤務を経て「ミス・パリ・ビューティ専門学校」で学ぶ。日本エステティック業協会認定エステティシャン、ソワンエステティック協会認定ビューティセラピストの資格を取得。2014年、リラクゼーションサロン『ALESPIA』開設。
オリジナルのエステ術で魅了
手技でストレス肉体疲労緩和

 ほのかに差し込む陽光、洗練されたインテリア、清潔感が心地よい室内にアロマオイルの香しい香りが漂う。2014年に東京・恵比寿にオープンした1室1ベッドのリラクゼーションサロン『ALESPIA(アレスピア)』。エステティシャン、ビューティセラピストの資格を持つオーナー山口真央さんのオールハンドによるオリジナルのエステ、マッサージ技術が多くの男女を惹きつけるプライベートサロンだ。
「当店では、お客様一人ひとりのお体の健康を意識したコースの提案と効果を大事にしています。柔らかな手の温もりで日頃のお疲れの部分を心を込めてマッサージし、ストレス緩和、肉体疲労の軽減、免疫力向上を充分実感してもらえるように努めています」
 肌荒れに悩んだ20代に化粧品の販売に携わったのを機にエステに興味を持ち、「ミス・パリ・ビューティ専門学校」 で学び、 エステティシャンとIPSNビューティセラピスト国際資格を取り、いくつかのエステサロン勤務を経験した後、独立した。オイルトリートメント、ストレッチ、フェイシャルが基本メニューだが、人気はオーダーメイドコース。
「例えば、パソコン仕事で首肩のコリ、眼精疲労が多いシステムエンジニアの方にはボディケアストレッチやヘッドマッサージを施し、足の疲れ、ストレスがある営業職の方にはリフレクソロジーで足の疲れを緩和、オイルトリートメントでストレスを和らげるといった具合に、お客様の身体の状態と希望をお聞きして組み立てています」
 手技を用いるリラクゼーション業が日本標準産業分類で産業認定されたのは2014年。エステティシャンの意欲に火を付けた。
「今やストレスを感じない人の方が少なくなってきた時代。メンズエステのニーズも無視できないものになってきました。時代の流れを読み取りながら、技術に磨きをかけていきたいと思っています」
(ライター/斎藤紘)

ALESPIA アレスピア
TEL:03-6721-9922(予約受付時間14:30~24:00) FAX:03-6721-9922 
Eメール:info@alespia.net
ホームページ http://alespia.net/

田中病院
院長 田中優子さん

愛知県名古屋市生まれ。
名古屋大学皮膚科学教室入局
名古屋第一日赤勤務
現在 長期療養型病床 田中病院院長
専門 皮膚科・美容皮膚科
公益社団法人 日本女医会理事
日本保健医療学会理事
日本医療福祉学会評議員
男性にも更年期あり。
男性ホルモン減少による症状に対応

「アンチエイジングとは、年をとることに抵抗することではなく、それぞれの年齢での最高の健康と美を保っていること」。美肌のカリスマ女医として女性の皮膚の悩みや更年期障害に向き合ってきた『田中病院』の院長田中優子さんが、男性に目を向けるように促しているのが男性更年期障害。女性特有の症状という通念が自覚を妨げ、不調改善の機会を逃している男性に向けた人生の質を高める治療の勧めだ。
「性機能の維持に関わる男性ホルモンの一つ、テストステロンは早い人だと40歳くらいから減少し始め、うつ、ED勃起不全、筋肉痛、耳鳴り、めまい、夜間の排尿、イライラ、やる気のなさ、自殺願望などが現れてきます。これが典型的な加齢男性性腺機能低下症候群、いわゆる男性更年期障害です。その概念を知らず、精神科や整形外科に行っても改善せずに悩んでいる男性は少なくないと思われます」
 同病院では、こうした症状を訴えて受診する男性に対し、問診で不調の状態を聴き、血液検査で男性ホルモン値を測定、人によっては精巣や前立腺の検査も行い、男性更年期障害と判断されれば、低下しているテストステロンを経皮吸収させるホルモン含有クリームや筋肉注射でのホルモン補充療法、漢方薬などで改善に導く。深刻なEDには別の視点も加わる。
「日本では働き盛りの40代からEDになるというケースは少なくありません。今は先の見えない雇用形態で高度成長期の働き手に比べてかかるストレスははるかに大きくなっている。当院でも男性機能の復活を目指す男性の受診が増えていて、抗ED薬の服用やカウンセリングでサポートしています」
 男女に起きる身体の変調に向き合い、長期療養型病院として高齢の患者さんにも対応、最新医療技術でアンチエイジングの美と健康を追求する院長の独特の医学的センスがメディアで脚光を浴びる理由だ。
(ライター/斎藤紘)

田中病院
TEL:0595-82-1335 FAX:0595-82-9582
ホームページ http://www.tanaka-byoin.jp/

株式会社 東京医療コンサルティング
代表取締役 尊田京子さん

神奈川県出身。大学まで父の勤務する病院の社宅で育つ。その影響もあり学業終了後は外資系医薬メーカーで念願の研究職に就く。しかし事故、難病と度重なる受難でキャリアアウト。不屈の精神で社会復帰を果たし、2010年『東京医療コンサルティング』を設立する。一般社団法人レジリエンス協会理事(医療部会主査)
人と医療の、日本と世界の懸け橋となり
人に優しい医療社会の実現を目指す

 交通事故と難病。度重なる禍難を自ら乗り越え、さらに世界の人々のために尽力する、不屈の精神と無類のバイタリティの持ち主がいる。
 人に優しい医療社会の実現を目指し、患者、医療従事者、医薬関連企業の三者による医療ネットワークを提案する『東京医療コンサルティング』。代表取締役の尊田(そんだ)京子さんがその人だ。臨床検査技師だった父親の下に育ち、常に医療が身近にあった。自然と理系の学問に興味を持ち、研究職を目指した。大学卒業後は、念願が叶い外資系医薬品メーカーの研究者となることができた。しかし、2年後に交通事故に遭い、目や手が不自由となり研究職を諦め会社を辞した。リハビリに励み、社会復帰後は外資系の医療業務を手掛ける会社に就職し、マーケティングの仕事を担当し次第に熱中していった。その後再び不運が襲い「線維筋痛症」という難病に罹ってしまう。闘病生活を余儀なくされたが、偶然、治験薬の対象に選ばれ、周囲の様々な支えもあり、2年間の寝たきり生活から劇的に回復した。その後、家族・知人の協力を得て同社を立ち上げて6年になる。
 『東京医療コンサルティング』は、数少ない海外調査を得意とする医療系コンサルティング会社として認知され、医療と福祉、危機管理分野において国内外でのコンサルティング業務を行っている。国内では病院やクリニックの業務をサポート。海外では、日本の病院やクリニック、研究機関、医療機器や福祉用具メーカーなどが海外進出する際のコンサルティングを行っている。また新興国や開発途上国においては、政府開発援助(ODA)事業にも携わっており、ミャンマーでは障がい者支援にも協力している。
 「プロジェクトに関係する数多くの機関・企業を調整してまとめていくのには、トータルなコーディネート力が求められます。一つひとつ壁を乗り越え、プロジェクトを完遂できた時の喜びはひとしおです。世界中に人に優しい医療社会を少しづつでも実現していくことができれるよう、これからも努力していきます」。かつて二度にわたり病床に伏した経験を持つ尊田さんのこの重みを持った言葉が胸に響いた。
(ライター/後藤宏幸)

株式会社 東京医療コンサルティング
TEL:03-3568-3112 FAX:03-6740-6931 Eメール:mail@tmedc.com
ホームページ http://www.tmedc.com/

永覚歯科クリニック
院長 玉川秀泰氏

愛知学院大学歯学部卒業
(医)日本生体咬合研究所副所長
日本全身咬合学会・認定医・指導医
国際頭痛学会会員
日本頭痛学会会員
2000年「世界初バイオ人工歯咬合重心を主体とした新臼歯部人工歯の開発」論文を日本全身咬合学会で発表。
咬み合わせ、顎関節症の
治療で体の不調を改善

「慢性頭痛(緊張性頭痛、偏頭痛)は、頭の表面にくっついている筋肉の筋肉痛である」と語るのは愛知県豊田市の『永覚歯科クリニック』の院長玉川秀泰先生だ。慢性的な頭痛や肩こり、腰痛などは、咬み合わせや顎関節症が原因になっている場合が多い。きちんと咬み合わせを治すことで、健康が取り戻すことができる。20年以上の咬み合わせ治療の経験と実績を持つ咬み合わせ治療の権威である玉川先生に、自分で頭痛を治す方法を伺った。
「皆さんは両足で歩いていると思いますが、例えば目的地まで右足だけで歩くと仮定したら、右足の筋肉はどうなるでしょうか。そうです、疲れたり、痛くなったり、筋肉痛で歩けなくなると思います。では『足』を『歯』に変えて考えてみて下さい。右側を多く噛めば右側の噛む筋肉が凝り筋肉痛になるのです。
 この筋肉痛をいわゆる緊張性頭痛と言っているだけなのです。ですから、右側で多く噛めば右後頭部に緊張性頭痛が出るのは当たり前なのです。この場合の治療法は、両側の歯で噛むことで改善します。何も難しくありません。両側で噛むこと、両側同時咀嚼法とは、
 ①食べものを口に入れる。
 ②食べ物を口の中で左右に分ける。
 ③両方の奥歯で同時に噛む。
 ④意識してくり返す。
 これだけのことです。そのためには両方で、噛められる状態になっている事が大事です。また、噛み合わせによる偏頭痛は左右どちらに出るかはわかりません。
 偏頭痛は上下の奥歯がきちっと当たっていないので、噛む筋肉(側頭筋)が不活性化(側頭筋の等尺性収縮ができてない状態)しているから起こると、日本生体咬合研究所の中村昭二先生も述べておられます。そのため正しいところで噛めれるようにすれば、筋肉は活性化され偏頭痛も改善されます。ですから噛む筋肉が筋肉痛を起こさないようにするには、両方で噛むことだと理解できると思います。ですから、両方で噛むことが最大の治療であり、最大の予防になるのです。これはただ(無料)でできる自分治療なのです」。
(ライター/後藤宏幸)

永覚歯科クリニック
TEL:0565-27-9711
ホームページ http://www.ekaku-shika.com/


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