日本が誇るビジネス大賞 2021

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これからの日本経済を支える
サービス&ビジネス

足場の進化示すパーフェクト工法
自由な組合せでいろいろな形状可能

移動式でエリア確保
作業の効率向上


 工事工法や建材などの建築テクノロジーに劣らず、目覚ましい進化を示しているのが建築工事現場の作業台となる足場だ。その象徴が足場施工専門に63年の歴史を刻む『深田鉄工有限会社』の『深田式パーフェクト工法』。トラス(梁枠)支柱を組み合わせた吊上げ装置パーフェクトビームの上に足場を組み、電動装置で作業床を上下水平に移動できるようにしたものを基本型に、現場の状況や建造物の構造を考慮したバリエーションも開発、現場全体を覆う従来の枠組足場と比べ、作業効率の向上、工事エリアの有効利用、工期の短縮、資材の大幅削減によるコスト低減に大きく寄与し、大規模建築工事を担う建築会社の間で評価が高まる一方だ。
『深田式パーフェクト工法』は、置場所や使い方、形状によって、「内部移動式足場」「外部移動式足場」「移動式成型機構台」「素屋根・大型飛散防止建屋」「大仏さん(大型高所作業車)」の5タイプ。吊上げ装置パーフェクトビームは、450×450㎜のトラス支柱を採用し、組み合わせる。支柱間梁にはワイヤーを張弦工法で組み立てるので、支柱間の距離を飛ばすことが可能で、下部作業スペースの有効利用を図ることができるのも特長だ。
「内部移動式足場」は、パーフェクトビームを使用し一部分の足場を組立て、支柱脚部に移動装置、レールを設置する。建物の内部全面に足場を掛ける一般的な足場と比べ、組立・解体日数の減少に伴う工事日数短縮と危険作業の減少、扇型や円形の建物でも設置が可能、建物内部にクレーンが入れない場所での組立・解体が可能、天井作業でも地面と同じように作業をすることが可能、作業工程の中で、足場の高さを変えるスライド・レベルダウン可能、作業床の下は空間ができるので、下部は資材の整頓など問題なくできるなどの優位点があり、移動機構を付けない場合は固定足場として施工できる。工場や体育館、ホールなどの鉄骨工事、天井工事で力を発揮する。
「外部移動式足場」も、パーフェクトビームを使用し一部分の枠組足場を組立て脚部に移動装置、レールを設置する。京都府城陽市で施工した建造物の外壁仕上げ作業用移動足場がその一例。支柱ビームをガイド支柱として門型に組み立てた後、枠組足場を重機で吊り上げて門型支柱間に吊り込んで組み立てた。レール長さは900m、足場の高さ約17mで、足場の最下部には走行速度が分速10mの電動走行台車を取り付けた。
「移動式成型機構台」は、大型倉庫や工場などの屋根折板工事の作業効率を飛躍的に高める機能を持つ。通常、屋根折板工事では、成型機を地上に設置して大型クレーンで吊り上げて施工する場合と、屋根レベルに固定の構台を設置後、成型機を載せて成型し、多くの人力で設置場所まで持ち上げて移動する方法で施工されるが、「移動式成型機構台」は屋根レベルにパーフェクトビームを使用した構台を設置し、移動装置、レールを設置することで施工する場所まで細かに移動することができ、工期短縮、コストダウン、危険作業の減少につながる。
 近年、大型物流倉庫で多数採用されている。
「素屋根・大型飛散防止建屋」は、城や寺社、五重塔など国宝や重要文化財の修理、焼却場などの解体時に飛散を防止する仮設屋根などで活躍する。あらゆる屋根形状の屋根勾配に角度を合わせることができ、どんな高低差でも各柱の高さを調整して合わせることが可能、改修部分の開放をせずに天井にクレーンを取り付けて資材の搬出入ができる、壁面の足場取り付けもできる、屋根を移動させることによって一方から梁を乗せ、移動させることが可能、素屋根内部に広大な空間を設けることができ、障害物なく作業ができる、天候の影響を受けず作業できる、などの特長を持つ。これまでに伊勢神宮式年遷宮(外宮)、浅草寺奔走、身延山久遠寺五十塔、松山城天守閣、興福寺中金堂、熱田神宮本殿などの工事に実績を残す。
「大仏さん」は、35m~53mの高所で360度回転する大仏さんの大きな手のような作業床で、同社の先代社長深田義徳氏が特許を取得した高所作業工法が技術基盤。床面積は10㎡(5m×2m)あり、一般的に多くの現場で使用している重機の先端に取り付けができるような構造になっている。360度回転することによって建物に密着する。作業床には水平維持装置や過負荷防止装置などの安全装置があり、高所でも安全に作業することができる。高所の看板取換工事や鉄骨建屋の解体工事などで活躍する。
 同社は、1958年の創業。構造物の高所足場の組立解体法や吊り高所足場の移動装置、足場床を支持する梁材と柱材の組立法などの特許技術を持ち、関西地区を中心に九州、中部、関東で体育館や工場、プール、文化会館、寺社、空港などの建築現場、土木現場、修理現場の足場を手がけ、多数の施工実績を積み重ねている。
(ライター/斎藤紘)

深田鉄工 有限会社 (FTK)
TEL/078-841-1669 
<東京営業所> 03-6423-1738
ホームページ 
http://www.ftk-kobe.com/


独立性の高い木製カプセルベッド
喫煙ブースやリバーテーブルが好評

職人技と機械が融合した
高い技術力で家具を製造


 リフォームから、オリジナル家具・什器製作など、総合的な内装の改装を企画・デザインし、施工までを行う『株式会社エクセレント』は、一般住宅から店舗、オフィス、クリニック、アミューズメント施設などの大型施設までを手がけ、統一感のある美しい空間づくりで定評が高い。社内には、設計・内装、5X・NC・機械加工の木工場、注文家具による盤面特殊加工の三部門を有し、有機的に連動しながら、「構想力」「技術力」「対応力」を発揮。お客様のアイディア、感覚などを具体化し、設計から製作・施工、さらにはアフターケアまでを一貫して提供する。
 2004年に家具製造の自社木工場を設立以来、オーダー家具や什器製造に力を入れてきた。手作業では困難だったR加工やレリーフなども機械の特徴を活かして実現。人の手と機械の融合により、ぬくもりとやさしさ、高い精度を兼ね備えた家具・什器、造作品を創造している。そんな同社が長年にわたって磨いてきた高い技術がオリジナル製品として結実し、今注目を集めている。
 その一つがカプセルベッド。コンパクトで軽量、組立ても簡単な同社オリジナル品だ。カプセルホテルのブースと、二段ベッドの良い部分を抽出し、進化させたものである。
 二種のカプセルベッドのうちの、個人向け・企業向けが『SRIPPLE(スリプル)』。スペースの独立性が高く、リラックスできる空間を確保し、質のよい睡眠をとることができる。シャープなフォルム、ぬくもりのある風合いが融合したワンランク上のデザインも快適性を高める。『SRIPPLE』は、子ども部屋にも最適。まるで秘密基地のような空間がお子様の創造心を刺激する。また、縦空間を有効活用し、シングルベッド一台分のスペースに二床分を設けながらパーソナルスペースが確保できるので、シェアハウスや民泊、仮眠室にも適する。さらには宿泊施設の防火安全対策として定められている不燃性素材を使用しているため、社員寮や学生寮のベッドスペースにも利用可能だ。内部には、電球色のLED照明や換気扇も付属しており、快適性も抜群。コンセントもあるので、携帯電話の充電をしたり、電話機の子機などを設置でき、利便性が高い。
 もう一つのカプセルベッドが『エックボックス』。災害用ベッドとして避難所などでの利用を考慮したものだ。備蓄時はコンパクトに収納でき、六角レンチだけでスムーズに組み立てられ、リユースも容易だ。ブース一つひとつに遮光カーテン、鍵付きのクローゼットが備え付けられており、中で安心して着替えもできる。調光付きのLED照明、換気扇に加え、コンセント、USBの差し込み口も完備。災害時は、まず避難所の収容力が重視され、プライバシーが後回しになることがままあるが、『エックボックス』は周りの目を気にすることなく、睡眠をとったり、一人の時間を過ごすことができ、避難所生活のストレス軽減をはかることができる。もちろん、避難所だけではなく、発想次第で宿泊施設、自宅などにも設置可能。仮設住宅のプライベートスペースとして利用したり、子ども部屋のベッド兼間仕切りに使ったり。さらには相部屋のドミトリー形式の民泊施設でも、省スペースでプライベート感の高いベッドスペースを設けることができるなど、可能性は無限大といえる。
 もう一つのオリジナル品が、喫煙ブース『Smoop(スモープ)』。特長的なのが、壁面に設けられた不規則な形の窓。全面素通しとは異なり、内部に人がいることを知らせながらも、程よく視線を遮ることができるため、喫煙者もリラックスタイムを満喫できる。内部の照明をつければ、こぼれる灯りによってまるでしゃれたオブジェのような雰囲気に。喫煙ブースといえば実用性重視の無機質な場所になりがちだが、空間のアクセントにもなり、喫煙者にも非喫煙者にも気持ちの良い時間をもたらすことができる。利用人数に応じた広さの変更、壁面の色や素材の変更などにも対応可能だ。
 また、家具製造で出た端材を利用し、多種のウッドクラフトも製作し、オンライン販売している。その代表例が、木とレジンを組み合わせたリバーテーブル。木本来の形を活かし、川に見立てた部分にエポキシレジンを流し入れ、固めて造られる。木とレジンという異素材の組み合わせが新鮮なうえ、同じ形の木は存在しないので、世界で唯一の一点ものができるのも魅力。欧米では、セレブの間で話題となっているという。日本ではまだまだ数の少ないリバーテーブルにいち早く挑戦し、ブルーラメで川を表現したタイプやグリーンラメの斑模様など美しいテーブルやベンチを生み出している。扱いやすい長方形の天板は、オブジェとしても人気だ。
 オンラインショップでは、掲載商品のセミオーダーや、ゼロからの注文家具、特注家具も対応可能。自社工場での家具製作により、幅広い内装工事・リフォームが一貫体制で叶う。一味違う空間を演出したい方はぜひ相談を。
(ライター/ナガノリョウ)

株式会社 エクセレント
TEL/049-255-2520 
Eメール/sp@ex-nt.co.jp

高所作業の効率を飛躍的に向上
米国発の最新高所作業機器投入

日本製にない
アップ&オーバー性能


 自走式高所作業車の世界的メーカー米国『JLG Industries』の日本支社『株式会社JLG Industries Japan』が、高層建築物の建設や工場内の高所作業の様相を一変させる自走式高所作業車や手動式高所作業台の高機能モデルを日本市場に投入した。障害物を乗り越えるブーム形状、到達高度の高さ、作業範囲の広さなど日本製にはない特長に注目が集まる。

◇直屈伸式ブームリフト800AJ◇
『JLG』の主力機種、直屈伸式エンジンブームリフトの一つ。ブームを屈折させられることによる懐の広さが特長で、障害物を乗り越えながら行う作業に最適だ。作業床高さは24・4m、最大作業半径は15・8mで業界トップ。高さ9・5m、奥行16mの障害物をまたいで作業することができ、今までのブームリフトが届かなった場所の作業が迅速に行える。走破性の高い四輪駆動が標準だが、オプションの四輪操舵を選ぶことで狭小現場での取り回しの良さを体感できる。

◇600AJ◇
 直屈伸式エンジンブームリフトの一つ。作業床高さは18・5m、最大作業半径は12・1m。AJシリーズ共通のバスケット首振りと先端屈折ジブで届きにくい作業位置までアクセスしやすく、小ぶりな機体は日本製の18mブームリフトを知る者にとっては驚きだ。『600AJ』も四輪駆動が標準。オプションで四輪操舵を追加可能。

◇1250AJP◇
 作業床高さは38・1m、最大作業半径19・2m。わずか95秒で最高地点に到達する。高さ18m、奥行19mの障害物をまたいで、トラック架装の高所作業と違って連続作業が可能だ。

◇エコリフト・ペコリフト◇
 手動式高所作業床台『エコリフト』は、最大作業床高2・2m、車両幅0・8m、車両重量305㎏。一回り小さな『ペコリフト』は、最大作業床高1・5m、車両幅0・7m、車両重量180㎏。走行、昇降ともにモーターや油圧装置などを一切使用せず、特許のガスダンパーシステムにより、軽い力で上昇と下降が簡単に行える。はしごや足場に代わる安全でより生産性の高い作業を実現する。

◇マストブーム◇
 製造業の工場などで活躍するバッテリー駆動タイプの高所作業車。マストが上方に垂直に伸びるとともに、マストの先端に連結したジブ(腕)が水平、垂直方向に伸縮するのが最大の特長で、マストブーム四モデルの最上位である 『T12Eプラス』は、高さ6・9mの障害物をまたいだまま水平方向に5・5mも伸びる。設備ラックなどの設置物や工作機械などの上方にあるスペースでの作業に最適だ。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 JLG Industries Japan
TEL/048-661-5611 
FAX/048-661-5612
ホームページ 
https://www.jlg.com/ja-jp/

進化する土木技術を積極的に導入
人・建機一体派遣と合わせ信頼獲得

本州各地で業務を遂行
環境への配慮も重要視


「人間社会の発展のための基盤整備を担う土木工事が、力仕事系、ローテクの代表格のように言われる時代は過去のものになりつつあります」
 こう語るのは、48年前に個人事業からスタートし、今や大手ゼネコンの依頼を受け、本州各地で宅地造成や道路舗装などの公共工事で実績を重ねるまで成長した『株式会社開発工業』の代表取締役坂巻美代子さんだ。創業者で早世した夫が確立した「人と建機一対」で現場に派遣する施工体制を堅持、土木施工管理技士の国家資格が裏付ける専門知識を生かし、進化する土木技術を積極的に取り入れながら前進してきた。
 坂巻さんが目指す会社像は「使われ易い会社」だ。そのために発注元の大半を占めるゼネコンの厳しい条件をクリアする努力を重ねてきた。その象徴が最新鋭の重機の積極的な導入だ。
「これまでアナログの代表と思われていた土木工事は、先端テクノロジーの力で進化しています。情報通信技術ICTを搭載した重機が登場し、施工の各工程を位置情報などの電子情報を利用したりして自動制御することが可能になりました。これによって作業効率や安全性が大幅に向上します。当社には、重機メーカーから新機種の情報が寄せられ、保有している重機の更新時期などを考慮しながら、新機種を導入してきました。合わせて重機オペレーターを自社で育成し、工事現場に工程管理責任者となる土木施工管理技士資格を持つスタッフ、重機、協力会社の社員を含めた作業員とともに派遣し、指示通り完工する体制を整えています」
 現在、同社は、ハイブリッド油圧ショベルやブルドーザー、ローラー、破砕機、ダンプトラック、重機を運ぶトレーラーなど約50台を保有、これを含め創業以来導入したマシンは200台を超える。
 坂巻さんは、土木技術とともに重視するのが環境対策だ。
「時代の要請である環境対策は、環境に影響を与えて建設物を作り出す土木工事では重要な課題です。現場では、水や空気、土壌などの自然環境や周辺環境に影響を与えない工法や作業方法を考えながら進めなくてはなりません。こうした課題に真摯に向き合い、実践してきたことが信頼につながっていると思っています」
 経営を貫く確たる信念がコロナ禍の難局を乗り越えていく力だ。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 開発工業
TEL/046-241-3364 
Eメール/info@kaihatsu-kogyo
ホームページ 
http://kaihatsu-kogyo.co.jp/

建築で顧客満足度の最大化追求
建て主目線に徹し要望を具現化

大工職人の技術力結集
リノベーションで実績


「マイホームの購入は一生に一度の買い物。住まわれる方にとって大切な出来事です。その分、大工職人に対する期待もおのずと高まります」
 こう指摘し、大工職人の力を結集してその期待に応えてきたのが札幌市の『建匠株式会社』だ。その実力は、戸建て住宅に止まらず、共同住宅、商業施設、工場など数多くの建物の新築、増改築、リノベーションでも示され、顧客満足度の最大化を追求する地域密着の工務店として着実に地歩を築いてきた。同社は、22年に及ぶ大工職人としてのキャリアを持つ代表取締役前坂憲二さんが2016年に40歳で起こした会社。社員4人と大工職人22人を擁し、協力会社も交えたチーム力で建て主の要望に応えてきた。この中で前坂社長が重視してきたのがお客様目線だ。
「こんな家に住みたい、こんな店舗にしたいといった、お客さまがイメージしていることを的確に汲み取り、当社の持つ建築技術とノウハウを活かしながら、長く、快適にご利用いただけるよう、真心を込めて施工し、イメージ通りに形にするのが当社のスタンスです」
 同社への工事依頼で増え続けているのが、既存の建物に大規模な改修工事を行い、新たな価値を引き出すリノベーションだ。
「具体的には、古くなった建物などを建て替えずに、暮らす人や利用する人の生活スタイルに合わせて建物や部屋を刷新し、 新築時以上の機能性を実現させることです。既存の部屋の形や色、間取り、用途などにとらわれず、一から再構築します。当社は、マンションや住宅をはじめとし、店舗やビルなど様々なリノベーションを数多く手がけ、その実績が技術力に対する自信につながっています」
 もう一つ、同社の声価を高めているのが店舗事業だ。
「これまでに、新規開店や時代にマッチした店舗改装、テナント問題の解消などについてオーナー様から相談を受け、ご要望に沿って建築から設備、内装、外装までトータルに手がけてきました。その仕上がりにオーナー様からは、店の認知度が上がった、集客に効果があったなど店舗価値の向上に対する高い評価をいただくことができました」
 前坂さんは、日本在来工法住宅協会会員として、柱と梁の軸組に象徴される木造在来工法の伝承にも力を注ぐ。
(ライター/斎藤紘)

建匠 株式会社
TEL/011-769-3533
ホームページ 
https://kensyo-k.com/

木と火と人とをテーマに
木を活かす住まい

三代続く大工仕事に加え
新技術を次々と導入


 愛知県高浜市で主に木造住宅の新築、増改築を中心に、倉庫やガレージ、はたまた舞台セットまで様々な仕事に取り組んでいる『daiasa wooden builder』。建てる方の希望や夢を大切にカタチにし、夢の力添えをしている。
 少しでも理想に近づけたい、と施主ならば誰しもが願うことだが「それは同時に当社のスタッフの願いでもある」と代表の杉浦雅之さんは語る。どうすれば使いやすいのか、どうすれば綺麗に収まるか、どうすれば施主に喜んでもらえるのか。一生の課題として真摯に取り組んでいるという。
 杉浦さんは、木を知り、木を扱う大工として建築に取り組むだけでなく、「ウッドライフアドバイザー」の資格も取得。これは川上から川下まで木に携わり、木に触れ合う人々を支援する「木」の専門資格だ。「木」の持つ優しさ、匂い、音にふれ、そのよさを正確に伝え、広める。適切に管理された森林を間伐し、その木材を利用することは森林整備に貢献するとともに大気や水・土壌など環境改善による人々の健康や、地球温暖化防止にも貢献する。こうした木のよさを幅広く熟知した専門家だ。
 杉浦さんが住まいへの導入をオススメするのが『ペレットストーブ』。燃料に使うのは、木質ペレットという残・廃材が有効活用された木質バイオマス。主に木材工場から排出される樹皮や枝葉、おが粉、端材などの原料を細かい顆粒状まで砕き、圧縮して棒状に成形したもので、地球にやさしいエコ燃料。『ペレットストーブ』は、炎が揺れる様子が見え、心が休まる。薪ストーブと比べて設置工事が簡単で、導入コストを抑えられるうえ、ランニングコストも半分以下という。薪割りの手間もなく、手入れも楽なのも魅力。なんといっても、自然と家族がストーブの周りに集まり、心まで暖まる時間は格別なもの。
 また、同社では近年、『モルタル造形』に力を入れている。『モルタル造形』は、欧米から渡ってきた技法で、モルタルを塗って柔らかいうちに彫刻のように削って模様などを作り、塗装をして仕上げるもの。木や石組み、レンガ、アイアンなど様々なモチーフを表現でき、テーマパークなどの多彩な造形にも多く使われている。新築の建物でもアンティークな表情に仕上げることができるうえ、年月を経た本物の木や石をあしらうのとは異なり、メンテナンスも容易なのがメリットだ。
 木の質感豊かな住まいとともに、『ペレットストーブ』や『モルタル造形』など、わが家だけの魅力をプラスしたい方にオススメだ。
(ライター/ナガノリョウ)

daiasa wooden builder by 住処工匠大浅
TEL/090-8554-2178 
Eメール/daiasa@katch.ne.jp
ホームページ 
https://daiasa-dwb.com/

感性を刺激する新感覚の賃貸物件
お洒落なブルックリン風居住空間

不動産投資向けに開発
入居者の募集まで支援


 BLOOKLYN Cafe Style Apartment。感性がくすぐられるお洒落な街、米ニューヨーク市ブルックリンのカフェのイメージをもとに、一級建築士事務所『株式会社ESPRESSO』が不動産投資向けに企画、開発したデザイナーズアパートメント「ESPRESSO」が、カッコよく暮らしたい若い社会人や自分磨きに敏感な女性、豊かな暮らしを望むカップルなどの間で好評だ。サロンやSOHO、事務所、テレワーク拠点など仕事を充実させるビジネス空間としても利用できるのも支持される理由だ。
 その魅力は、愛知県清須市で建てた『ESPRESSO清須』を見れば歴然。部屋のタイプは2種類あり、どちらも隠れ家のような機能的なロフト付き。1階タイプは22・90㎡のワンルームと9・72㎡のロフト、2階タイプは30・64㎡の1LDK と13・18㎡のロフトの空間構成。天井高で開放的なゆったりした造りで、ブルックリンをイメージしたレンガタイルの壁面が味わいのある空間を演出する。ロフトへはハシゴではなく、お洒落な階段で上れるのが特長だ。
『ESPRESSO』を開発した不動産企画コンサルタントの代表取締役牛田筧千さんが、土地活用とアパート経営を成功へと導くための要件として挙げるのが、デザイン性の高さ、建築コストの良さ、満足度の高さ、空室率の低さ、収益力の高さの5点だ。このすべてを満たすことを目指して企画したのが『ESPRESSO』だ。余分な経費をカットし、設備や建材はリースリーズナブルな国産の既製品を採用、大手ハウスメーカーに比べ、三割程度安価に建築できるほか、デザインとプランによる差別化で相場の1・3倍の家賃設定が可能という。
「多くの賃貸仲介会社の営業マンが利用している空き室情報システムにも登録します。かっこいい、お洒落のキーワードで検索すると、膨大な物件の中から『ESPRESSO』の賃貸を見つけ、入居者に仲介してくれるので、高い入居率が実現できます」
 同社は、名古屋、東海圏で新規に土地を購入してアパート経営を検討している投資家などを対象に、『ESPRESSO』に適した用地の紹介、設計プランの提案、収支計画書の作成、施工、入居者の募集、物件管理までフォローし、アパート経営を成功へと導く。2021年には、東京・大田区に『ESPRESSO大森南』を完成させ、関東進出に踏み出した。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 ESPRESSO
TEL/0120-358-505 
Eメール/lan@lan-c.jp 
Instagram/@espresso.fanclub
ホームページ 
http://espresso-apartment.com/

経年劣化した建物の改修で実績
防水工事などで資産価値を向上

厳密な劣化調査が基盤
不動産オーナーも支援

 大阪・寝屋川市の『藤田建創株式会社』は、経年劣化が原因で住宅やビル、マンションなどに生じる構造上、機能上、外見上の問題を迅速、的確に解決するプロ集団だ。一級防水施工技能士の国家資格を持つ代表取締役藤田慎二さんの劣化状況の見極めに基づき、主軸の防水工事だけでなく外壁改修工事、内装工事、リフォーム、リノベーションまで対応、不動産オーナー向けに賃貸経営の収益性を高める建物改修工事も提案する。
 防水工事、外壁や素地にクラックやひび割れがないか、雨水の浸入や躯体からの湿気などで膨れた防水層がないか、地震や建物の動きによって入ったひびや破れがないか、めくれた防水シートや弱ったジョイント部分がないかなどをミリ単位で徹底的に調べる。
 工事では、下地からしっかり補修を行った上で、アスファルトに合成繊維不織布を含ませたシート状の建材を貼り重ねるアスファルト防水や塩化ビニールシート製の防水シートを下地に貼り付ける塩ビシート防水、合成ゴム製の防水シートを下地に貼り付けるゴムシート防水、防水塗料を塗り重ねる塗膜防水など状況に合った工法で進める。
 外壁改修工事は、外壁に生じたクラック(ひび割れ)やモルタル壁の欠落、壁内部の浮き状態などを様々な工法で修繕補修する。内装工事は水回りの改修やクロス、床などの張替えにも対応する。
 こうした技術は、経年劣化による賃貸物件や売却用物件など経営資源の価値低下に悩む不動産オーナーの解決策にもなる。建物の壊れたり悪くなったりした性能や機能を原状回復する修繕工事、機能を向上させるような変更、改造、グレードアップなどを伴う改修工事、さらにはマンションやビルなどの資産価値を維持するために一定の周期で行う建物全体に対する大規模修繕工事も請け負う。
 特に大規模修繕工事は、長寿命化と美観向上を重視し、厳格な現状調査に基づいて無駄の無い適切な施工プランを提案、住民や店舗オーナー、借主に対する工事説明会や周辺への工事案内なども遺漏なく進める。
「お客様のニーズに応える質の高い改修工事をお約束します。新築より素敵になったと言われるような魅力ある建物を目指し、安心、安全な工事を実現していくことが私たちの使命と考えています」
 藤田さんの言葉から仕事に真摯に向き合う姿勢が伝わる。
(ライター/斎藤紘)

藤田建創 株式会社
TEL/072-813-2908 
Eメール/fujitakensou-1@kind.ocn.ne.jp
ホームページ 
http://fujitakensou.com/


ミスター・パートナー
東京都新宿区新宿2-15-2岩本和裁ビル5F
TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-15-2 岩本和裁ビル5F TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605