日本が誇るビジネス大賞 2022

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時代が求める
プロフェッショナル
周到な準備による重量物設置で躍進
冷凍・冷蔵設備などの知識経験動員

丁寧迅速な施工に評価
ゆとり重視の労働環境


 京都市の『株式会社朱雀重量』は、工場や倉庫、商業施設で使う冷凍・冷蔵設備や機械器具、空調設備などの重量物の搬入から設置までを一貫体制で請け負う事業で着実に前進してきた会社だ。現場視察で必要な資材や工具を確認するなど代表取締役の畑直樹さんが重視する周到な事前準備による無駄な作業の排除と丁寧で迅速な施工が支持される理由だ。
「重量工は、例えばビルの室外機など1トン、2トンあるような重量物をレッカーで荷揚げしたり、夜中に鉄道部品を運んだりとかなり特殊な技術が必要な仕事です。もともと鍛冶屋さんや足場屋さんが担当していた裏方の仕事です。創業して最初の仕事が、重量工を専門に手がける業者が少ない沖縄のスーパーマーケット様から頂いた仕事で、迅速、丁寧な仕事が評価されたことで事業に弾みがつきました」
 中でも、畑さんが力を入れているのが、冷凍・冷蔵設備工事だ。
「冷凍・冷蔵庫にはさまざまな種類がありますが、当社は豊富な知識を生かし、保管する品物に応じた温度管理ができる設備をご提案します。冷却器の防食加工や輻射冷却機器、低風量機器の設置などにも対応が可能です。また、熱をスムーズに逃がせる場所に設置しないと設備そのものに大きな負担がかかって寿命を縮めることになりますので、丁寧に現地調査を行なって適切な場所に設置します」
 機械器具や空調設備の設置工事にも知識と経験を生かす。
「機械器具設置工事では、工場やプラントの生産ライン設備の移設、機械器具の新規据え付け、既存設備の交換作業などを請け負っていますが、日々高度化が進んでいる機械器具にも適切に対応できるよう技術力の向上に励んでいます。空調は温度や湿度、気流、空気清浄を適切にコントロールすることが重要であり、空調設備について豊富なノウハウをもつスタッフが室内の快適性を維持できるよう施工します」
 畑さんは前職の機械器具設置工事会社時代、天候に月の収入が左右される不安定な状態を経験したことから、2017年の法人化後は「ゆとりある会社にしたい」と月給制を採用し、どれだけ休みがあっても最低限の給料は保証する形を作り、手当てやボーナスも支給する。また、2021年にはガーナ人も雇い、英語と日本語を交えながら笑い合える関係を築き、職場は明るい雰囲気に包まれている。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 朱雀重量
TEL/075-406-5177 
Eメール/suzakujyuryo.709@gmail.com
ホームページ 
https://suzakujyuryo.com/

国や都市の課題にも積極的に提言
建築設計に光る欧州での研究成果

消費電力削減策を提示
都会的センスの建築物


 フランスでヨーロッパの歴史的建築から近代建築、都市計画などを研究した『株式会社河辺哲雄建築都市設計事務所』の代表で一級建築士の河辺哲雄さんは、ヨーロッパ風のお洒落な建築物の設計で実績を重ねるだけでなく、社名にある「都市設計」にも独自の哲学を持ち、様々な機会を利用して提言し、情報を発信してきた建築家だ。
 その一つが、都市の電力消費を減らす方法。
「都市で、計画停電をせずに電力消費を減らす方法があるのです。過剰に電力を消費しているオフィスの照度を抑えることです。最新のオフィスでは机上で1200ルクスの天井照明があり、さらに各デスクのライトがあり、その上自ら発光するパソコン画面を見て作業をしています。これは過剰であり、机上で500ルクス程度に抑えればよいのです。業務への影響も全くないでしょう。なぜならヨーロッパのオフィス環境と同程度になるくらいだからです。方法は簡単で、棒状の蛍光灯の半分程度を取り外すだけ。定常的に電力消費を抑えることができます。都市部には膨大なオフィスがあり、この効果は大きいでしょう」
 河辺さんは、旧来の土木型公共工事にも異議を唱える。
「我が国は、土木型公共事業に膨大な予算を投入していますが、コンクリート構造物や鉄骨構造物には寿命がありメンテナンスやリニューアルに大変な額が必要になりますので、新規事業は停止し、文化・環境型へと大転換を図るべきだと考えます。ヨーロッパ諸国の公共事業は、古い町並みの保存修復と再生に多くの予算が使われています。日本が観光立国を目指すなら、観光資源である古い町並みの保存再生に多くの予算を当てるべきです」
 河辺さんの設計業務は、住宅、集合住宅、商業施設などの建築設計のほか、インテリアデザインから家具のプロダクトまで空間デザイン全般に及ぶ。建築設計は、国内外の様々なコンペで受賞するほどの実力。
「建築は都市のキャンバス、住宅は人生のキャンバス」といい、ヨーロッパの建築思想も参考にしながら、街並み、季節とともに変化する自然環境、光も考慮し、住居であれば住まい手の思い、希望、趣向、ライフスタイル、家族構成、商業施設であればビジネスコンセプトをしっかり胸に刻みながら、そのキャンバスにシンプルでナチュラル、お洒落で都会的なセンスの空間を描いていく。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 河辺哲雄建築都市設計事務所
TEL/03-5789-3640 
Eメール/info@tetsuostudio.com
ホームページ 
http://www.tetsuostudio.com/

オンラインで管理組合の悩み解決
マンション修繕に画期的スキーム

建築家とIT企業連携
劣化診断や計画策定も


 マンションが経年劣化したときの大規模修繕をどうするか、管理組合が悩むこの難題の解決に支援の手を差し伸べる画期的なスキームが始動した。大規模修繕コンサルタントとして活躍する『K15建築設計事務所』の所長上村允郎さんが、関西電力グループのIT企業「オプテージ」と連携し、地域を問わず会員登録した管理組合を対象にオンラインで講習会を開いたり、メールで相談に乗ったり、劣化診断や長期修繕計画の策定を支援したりする前例のない活動だ。
「国交省の推計では、2020年末の築40年超のマンションはマンションストック総数の約15%に当たる103万戸にのぼり、10年後には約230万戸になると言われ、劣化したマンションをどう修繕するかで悩む管理組合は少なくありません。とりわけ1981年以前の旧耐震基準で建てられたマンションの修繕は喫緊の課題です。オンラインによる支援スキームはそうした管理組合の相談の窓口となるもので、情報システムで実績のある『オプテージ』様に情報発信と橋渡し役を担っていただくことで、地域を超えて管理組合を支援できると考えています」
 上村さんは2021年12月、「オプテージ」と共同でこのスキームのモデルとなるオンライン講習会を開催した。「オプテージ」がネットで告知し、この情報をキャッチした22の管理組合が応募、講習会では知人のマンション管理の国家資格の専門家であるマンション管理士が修繕積立金を含むマンション管理の問題点、上村さんが大規模修繕のプロセスや注意点など全体像を説明。その後、無償の劣化診断や長期修繕計画の策定を希望する組合の中から優先度の高い組合を選び、劣化診断から始め、その結果に基づいてどのような修繕が必要かを判断し、計画策定へと進めていく手順を確認した。
 上村さんは、このスキームの実効性を確保するために、大規模修繕を考える管理組合に会員登録してもらい、メールによる相談にも応じるほか、講習会についても主催者側のテーマに加え、管理組合が聞きたい問題や抱える問題をピックアップして専門的な視点から答える形式も導入する。
 年月とともに劣化していくマンション。早い段階からの対策が必要と強調する上村さん、スキームの趣旨に賛同する業者を募り、支援する側の輪を広げていく考えだ。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 K15建築設計事務所
TEL/06-6809-4303 
Eメール/k15_kamimura@yahoo.co.jp
創造と技術のちいさな不思議な会社
ホームページ 
https://www.kei-ichigo.com/

時代の建築ニーズに技術力で対応
コロナ禍で増えたリノベーション

コストを抑制して質は維持
エビデンスを基に説明


 大阪を拠点に関西一円で総合リフォーム事業を展開する『株式会社レクシード・ジャパン』代表取締役の川田大さんは、的確な状況判断と鋭い経営感覚で時代の建築ニーズに応えてきた経営者だ。在宅勤務や建築資材の高騰、中古物件人気などコロナ禍を背景にしたリノベーション需要に、建築関係の様々な資格を持つスタッフを中心にした施工体制でコスト抑制と工事のクオリティ維持を両立させながら対応、内装工事の施工実績がコロナ禍前の三倍にものぼる業績がその実力を示す。
「建築業界の一番の課題は、建築資材の高騰です。コロナ禍による製材所の休業や生産調整、国際物流のひっ迫による輸送コストの増加に加え、経済の急速な回復に伴う需給のひっ迫などで大きく値上がりしていますが、安易に価格転嫁することは許されません。当社は、不必要な工事は極力避け、工程も効率化してコストを抑制すると同時に、仕事のクオリティを絶対落とさないという姿勢で施工に臨んでいます」
 リフォームやリノベーションの依頼が増えた理由も明確だ。
「建築資材の高騰で新築住宅の価格も上昇し、それを敬遠する若い世代の間で中古物件の人気が高まっている住宅市場の動向から、不動産オーナーが中古物件の販売力や入居率を高めるためにリノベーションを依頼するケースが増えています。また、働き方改革やコロナ禍で在宅勤務が推奨され、家の状態をじっくり見る時間が増えたことや、リモートワークで内装や間取りを変更するケースが多くなったこともリノベーション需要を押し上げた要因です」
 川田さんは、住宅工事業界で大工職人として10年、設備機器メーカーの塗装部門のサラリーマンとして4年働いた後、独立。外壁診断士や一級塗装技能士、高所作業車運転者などの有資格者を積極的に採用、住宅やマンション、店舗などの屋根や外壁の塗装や内装の小規模修理からフルリノベーションまで手がける総合リフォーム会社に成長させた。工事の見積もりの段階で、構造上に外からは見えにくい修理箇所の動画による見える化や膜厚測定器を用いた塗装面の数値化など、エビデンスに基づいて説明し、施主が納得した上で施工する誠実な姿勢でも信頼を集めてきた。
「これからも当社独自の施工スタイルで、時代と共に変化する建築ニーズに応えていきたいと思っています」
(ライター/斎藤紘)

株式会社 レクシード・ジャパン
TEL/06-7505-4699 
Eメール/rexeed_japan@yahoo.co.jp

リフォームで示す独自の建築理念
空き家問題解決で地域貢献に意欲

工法や資材にこだわる
増える介護リフォーム


「自分自身が住みたくなる住まい造りをすることが、当社のリフォームです」
『リフォーム工房むつのぶ』代表の六信丞示さんは、顧客満足度を最大化するために工法や資材に強いこだわりを持つ職人だ。内装工事会社で勤務後、「真にお客様のためになる仕事がしたい」と元請になる道を選択、施主だけでなく、職人仲間とも「相手を自分事のように大切にする心」で接する姿勢でも信頼を集めてきた。
 六信さんが手がけるリフォームは、内装から水廻り、屋根、外壁、外構までカバーするが、こだわりが伝わるのが内装だ。
「私たちが考えるいい家は、気持ちよく暮らすことができる家です。それを可能にするのは、建材メーカーが開発するツルツルした傷に強い塗装の合板フローリングではなく、無垢のフローリング、それもツルツル塗装のしていないものです。また、健康的で気持ちの良い理想的な部屋は、印刷されたビニールと合板に囲まれた空間ではなく、自然素材である木や漆喰、珪藻土、布や紙の壁紙を使った気持ちの良い空気と雰囲気の空間と考えています」
「独立を意識するようになったのは、リーマン・ショックで勤務先の仕事量が減少したのがきっかけです。元々独立するつもりでいましたので、思い切って2009年に操業しました。独立後は、勤務時代に知り合った職人仲間と協力しながら仕事を獲得し、現在に至ります。今も技術の研鑽を続け、仕事の幅を広げるための努力を続けています。元々大手ハウスメーカーからの仕事が多かったのですが、数年前からエンドユーザーからの依頼が増え、今ではエンドユーザーの仕事だけで成り立つようになりました。お客様ともお付き合いは一生続くものだと考えており、当社のお客様は他社のお客様からの紹介、またはリピーターのお客様がほとんどです。お客様のためになる家づくりをするため、元請になることを選びました。あの時、その選択をしてよかったと、今でも思います」
 現在は事業を通じて地域に貢献することを考え、今の目標は空き家問題の解決に寄与することだ。2021、同社で一軒の空き家を購入し、リフォームして売り出す計画が進行中。コンセプトは、「家づくりのプロも住みたくなる家」。様々なニーズに応えることで地域が活性化するように取り組んでいる。
(ライター/斎藤紘)

リフォーム工房 むつのぶ
TEL/0826-54-0836 
Eメール/info@mutsunobu.com
ホームページ 
https://www.mutsunobu.com/

塗装工事に光る真心とプロ職人の技
クオリティ維持とコストダウン両立

工程効率化で工期短縮
地域活性化に情熱傾注


 実務経験7年以上かつ二級合格後2年以上の受験資格を満たす職人でも二人に一人は落ちる難関を突破し、一級塗装技能士の国家資格を取得した『株式会社真心塗家』代表取締役の西別府亮詞さんは、塗装に関する高度の技術と知見を生かし、「クオリティを保ちながらコストダウンも実現する」姿勢で施工実績を伸ばしてきたプロ職人だ。仕事の拠点となる町の地域活性化に貢献する活動にも情熱を注ぐ。
「当社は住宅の外壁や屋根、アパートなどの塗装を手がけていますが、塗装には洗浄、養生、下塗り、上塗り、乾燥などいくつかの工程があります。その中でも特に充分に取る必要のある乾燥にかかる時間を有効に使うことで複数箇所を同時に施工し、工期を大幅に短縮しています。このように各工程を効率良く回すことでクオリティを保ちながらコストダウンが可能になるのです」
 使う塗料は、シリコン塗料やハイブリッド塗料が多いという。
「シリコン塗料は結合する力が非常に強く、紫外線などによる影響を受けにくく、低汚染性にも優れ、長期間にわたり塗膜の劣化症状が表れにくいコストパフォーマンスが高い塗料です。ハイブリッド塗料は、合成樹脂を使った有機塗料と鉱物を成分に含む無機塗料の長所をあわせ持ち、耐用年数が長く、光沢が長続きする塗料です。まずは建物の状態を詳しく見せていただき、最善の塗料を選択しますが、特に重要な色選びでは、カラーシミュレーションソフトや実際に塗装した色板、サンプルなどを用いて十分にご納得いただいた上で施工します」  
 こうした塗装で新築のような外観に変えたり、古い家を現代風に生まれ変わらせたりするが、仕事で貫くのは、社名の通り、「お客様のためにならない提案や不必要な塗装は行わない、真心を込めた施工」だ。
 西別府さんは高校卒業後、様々な職場を経て20歳のときに塗装業の道に進んだ。先輩職人から厳しい指導を受けながら腕を磨き、塗装全般について知識を深め、一級塗装技能士のほか有機溶剤作業主任者や高所作業車運転者の資格も取得し、地域密着型の会社として、スタッフの職人と共に前進してきた。愛荘町商工会青年部に属し、コロナ禍で打撃を受けた飲食店を支援するイベントの責任者を務めるなど地域活性化にも熱心に取り組んでいる。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 真心塗家
TEL/0749-20-5645 
Eメール/magocoro@macotoya.co.jp
ホームページ 
https://macotoya.co.jp/

住宅の塗装工事に光る技術と知識
美しい仕上がりで資産価値を向上

劣化状況に見合う工法
本格的防水工事も実施


「建物の劣化した塗装を塗り替えるだけで、イメージが一新し、建物の耐久性が増し、資産価値も高まります」
 戸建て住宅を中心に建物の塗装工事を手がける『株式会社ハヤシ創建』代表取締役の林優一郎さんは、修業時代はもちろん、独立起業後も塗装技術の研鑽と塗料の知識吸収の努力を重ね、その成果を仕事で実践し、仕上がりの美しさで施主に笑顔をもたらしてきた職人経営者だ。
「雨や紫外線、空気に常にさらされている建物の屋根や外壁の塗装は、種類やグレードにもよりますが、だいたい10年前後で劣化し、防水性能が衰えてしまいます。防水性能が衰えたまま放置をすると、建物内に水が浸入して、雨漏りを起こしたり、内部の断熱材や木部などを腐食させてしまったりして建物の耐久性に重大な影響を及ぼし、建物の資産価値を下げてしまいます。塗装面に白い粉が浮き出るチョーキング、カビや苔の発生、ひび割れ、剥離、変色など劣化の兆候があれば、速やかに専門業者に塗り替えを依頼することが重要です」
 工事依頼があれば、林さんは塗装面の劣化状況を専門的な角度から確認し、施主の意向も尊重しながら、アクリル塗料やウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料、無機塗料などの塗料の中から最善のものを選び、スタッフの職人や個人事業の職人と力を合わせて塗装工事を実施、パネル状の壁材サイディングの隙間を埋めるシリコンやポリウレタンなどの樹脂製のコーキング材が劣化していれば、コーキングもやり直し、水や汚れの侵入を防ぐ。
 また、屋上や屋根、ベランダなどで雨漏りや建物内部への浸水が認められる場合は、ウレタン防水やFRP繊維強化プラスチック防水、シート防水、アスファルト防水などの方法の中から状況に最適の方法を考え、防水工事も行う。
 林さんは、高校で学びながら建築塗装のアルバイトをし、卒業後は自動車整備士になって5〜6年ほど働いた。ある休日に再び塗装のアルバイトを始め、この中で父親の知人から「家を一軒、塗装してみないか」と声をかけられ、実行すると面白みを感じ、本格的に塗装について学び、知識と技術を吸収した後に独立起業した。仕事の確かさから住宅メーカーから仕事が来るようになり、今では戸建て住宅を中心に月に八棟ほどの工事をこなすなど成長軌道を進む。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 ハヤシ創建
TEL/096-327-8365 
Eメール/h.soken.2021@gmail.com

周到なプロセスでゴキブリを駆除
効果確認後の完全後払いシステム

ベイト剤で連鎖的駆除
自身の経験が開業動機


 見るだけで不快になる害虫ゴキブリの駆除で飲食店や宿泊施設などから頼りにされているのが『株式会社クリーン・アウト』の代表取締役社長山内雅照さんだ。ゴキブリに悩まされた自身の経験から「絶対にゴキブリを完全に出なくする駆除業者になってお客様に感謝される仕事がしたい」と始めた事業。駆除に向けた周到な準備と効果が実感できる駆除法、それにゴキブリ駆除効果を確認した後に料金を支払う異例の「完全後払いシステム」で示す自信が支持される理由だ。
「かつて経営していた飲食店でゴキブリに悩まされ、駆除を業者に頼んだときのことです。ゴキブリが完全に駆除されていなかったのに請求書が送られてきたのです。そのときの気持ちを思い出し、業界の常識を覆したいとの思いが強くなり、とにかく安心、信用第一でお客様にリスクのない他社とは違ったシステムで始めたのが今の仕事です。ゴキブリは、トイレや排水口など不衛生な場所を通ることで雑菌やウイルスが足や体に付着し、その状態で家の中を動き回り、ゴキブリが触れた食べ物や調理器具などから病原体が人に感染するおそれがありますので、早めの対処をお勧めします」
 駆除のプロセスは周到だ。まず、厨房や宴会場などの什器や冷蔵庫、食洗機、コンロなど熱を発する機器の下部や裏側などはゴキブリにとって居心地のいい、人の目が届かないところの清掃を徹底的に行った後、ベイト剤を要所に設置する。場合によってはゴキブリが出入りする隙間を目地材などで充填するコーキング施工も行って万全を期す。
「ベイト剤とは虫の好む餌に殺虫成分を配合した毒餌剤です。巣から出てきたゴキブリがベイト剤を食べ、巣に戻って死滅します。その死滅したゴキブリをほかのゴキブリが食べることで連鎖的に駆除することができます。当社の駆除作業ではオリジナルベイト剤を使いますが、その効果は一ヵ月から一ヵ月半でほぼ100%に達します。ベイト剤は臭いの発生はなく、食品や食器に付着する可能性のある場所や人畜が触れることのない場所に設置しますので安心です」
 山内さんがこれまでに実施した駆除作業は、居酒屋、焼肉店、焼き鳥店、レストラン、ホテル、旅館、ペンション、食品工場、給食センターなど7000ヵ所を超える。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 クリーン・アウト
TEL/0120-967-642
ホームページ 
https://www.cleanout.co.jp/


ミスター・パートナー
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