注目情報はこれだ 2014

イギリス生活情報誌 
月刊
ミスター・パートナー
〒160-0022
東京都新宿区新宿
2-15-2 岩本和裁ビル5F
TEL.03-3352-8107
FAX.03-3352-8605
1基あたり約80,000円~。
ユニット化した状態で出荷されるので組み立て工事の手間も削減。

注目の太陽光発電!
はじめるなら環境にやさしい木製架台で

 近年注目されている太陽光発電だが、2011年の震災以降、いかに環境への負担を減らすか、が更なる課題となっている。「大日本木材防腐」が開発した『SOLAWOOD』は、環境負担の少ない国産木材を使用した太陽光パネル架台。製造時のCO2排出量は、現在主流となっているアルミニウム製のなんと1/200。木材は塩害に強いが、雨風に弱いイメージがある。そこで銅系殺菌剤で防腐処理を行うことにより十分な耐久性を実現。これにより鉄やアルミニウム製の設置が難しい海岸地域での使用も可能となった。
(ライター/山中泰子)

大日本木材防腐 株式会社
TEL:052-661-1501(防腐営業グループ) FAX:052-651-0362
ホームページ http://www.d-m-b.co.jp/

設計したハウステンボスのメイン塔ドムトールンのライトアップ。
アクセス/東京メトロ南北線・都営地下鉄大江戸線麻布十番駅より徒歩約1分

空間をLEDの光で演出する照明デザイナー
業界に精通し、豊富な経験と高い技術力

 LED照明の商品開発、空間設計、施工を手掛ける『ライトバランス』は、大手照明器具メーカーに20年間勤務し、大型商業施設などの照明設計に関わった代表取締役 松谷憲之氏の経験がベースとなって業績を伸ばしている会社だ。集客や販売を重視する商業施設では、ターゲットの客層や客単価、立地条件などを考慮し、クライアントの要望やLED照明にした場合の明るさ感などを勘案し、費用対効果が最大となるよう設計、施工を行う。実績の一つ、ハウステンボスのメイン塔ドムトールンのライトアップにその技術力が輝いている。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 ライトバランス
TEL:03-3568-3864 FAX:03-3568-3865 Eメール:info@lightbalance.co.jp
ホームページ http://lightbalance.co.jp/

カメラ式非接触3次元測定器ATOSⅡで測定、形状データをSTL、IGS、DXFなどで出力。担当者が工場や事務所に出向いて測定するサービスも。
営業時間/8:30〜17:15
定休日/日曜日・土曜日隔週
アクセス/近鉄線烏森駅より徒歩約10分

製品開発に欠かせない精密迅速な測定を支援
特殊カメラの活用

 航空機や自動車などのメーカーにとって金型などの精度を確認する測定作業は製品の出来を左右する重要なプロセス。プレス金型・治工具メーカー「ナガラ」が展開する3次元カメラ活用の『非接触3次元測定サービス』は、手作業では1、2日かかる全長1mを超える大型対象物の測定も4、5時間でし終え、しかもミクロン単位まで計測してデジタルデータ化する技術で、製品開発競争に求められる精密で迅速な作業に貢献する。図面の無い製品、手仕上げを施した金型をデータ化したいといった要望にも対応でき、需要は拡大する一方だ。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 ナガラ
TEL:052-362-6066 FAX:052-362-2232 Eメール:office@nagara.gr.jp
ホームページ http://www.nagara.biz/

幕張メッセで開催された「CEATEC JAPAN 2013」に出展され、海外メディアも注目した『EVデロリアン』。「電源設計」は新エネルギーシステムの構築も目指す。
アクセス/大阪市営地下鉄阿波座駅より徒歩約10分

電源設計の高い技術力でEVデロリアン実現
リチウムイオン電池や制御回路を接続し搭載

 未来型電源システムの設計開発を手掛ける「電源設計」。この度、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場するタイムマシン「デロリアン」の電気自動車化を2009年に実行した日本EVクラブ広島支部と共に『EVデロリアン』のアップグレードを手掛け、電源設計は電池部分の開発を担当した。三井造船の正極材料リン酸鉄リチウムを用いたエレクセル社製20Ahラミネート型セルとマイクロ・ビークル・ラボ社製のリチウムイオン電池制御回路BMSと共にデロリアンに搭載、性能アップに成功。大型リチウムイオン電池を用いた電源の設計を通して電気自動車やロボットなどの開発を支援する技術力の高さを証明した。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 電源設計
TEL:06-6225-5336 FAX:06-6225-5399 Eメール:matsuo@dc-power.co.jp
ホームページ http://www.dc-power.co.jp/

業界最小0.05mN・m(0.5gf・cm)
(最小桁表示0.0001mN・m(0.001gf・cm)

従来できなかった微小トルクを計測
一体型でメンテナンスフリーの手軽なセンサ

 『JKT-SSシリーズ』は、従来検出する事が難しかった微小トルクを、独自の検出方式により簡単に測定できるトルクセンサだ。あらゆる対象物に柔軟に対応でき、医療関連装置などの電子部品や精密機器、自動車部品のトルク検出に多くの実績を持つ。モーター、トルクアンプ、表示器一体型で、スイッチ一つで測定可能となる。検出ヘッドにはモーターを内蔵しており、測定対象にヘッド入力軸を接続して測定する。ブラシレス構造でメンテナンスフリー。ステッピングモーターの採用で各種性能が向上している。
(ライター/本名広男)

株式会社 マック技研
TEL:042-621-6601 FAX:042-621-6640
ホームページ http://www.mac-giken.co.jp/

営業時間/9:00〜18:00
定休日/土・日曜日・祝日
アクセス/JR鶴見小野駅より徒歩約5分

大電流高熱に対応可能な次世代半導体に道
炭化ケイ素利用のパワー半導体モジュール

 Si(シリコン)半導体に代わる次世代半導体の開発は戦国時代といわれるなか、「マイクロモジュールテクノロジー」は、横浜国立大学などとの共同研究で、大電流に対応可能な高耐熱性の業界最小の『超小型SiC(炭化ケイ素)パワー半導体モジュール』の実装技術の開発に成功した。金属ベース基板と上面電極の間にSiCチップを搭載する両面放熱構造で、半導体の小型化、薄型化、高密度化が可能になるという。これを搭載すれば、EV冷却装置を大幅に小型化することもできるといい、原園文一社長は今後、電動バイクや1~2人乗りの電動モビリティ、逐電装置などへ順次導入する計画を描いている。
(ライター/斎藤紘)

マイクロモジュールテクノロジー 株式会社
TEL:045-510-3080 FAX:045-510-3081 Eメール:mm-tech@micro-module.co.jp
ホームページ http://www.micro-module.co.jp/

顕微鏡観察時の温度管理を正確に行える顕微鏡用透明加温ステージ。温度、湿度、CO2を管理し、リアルタイムの生体観察を可能にする顕微鏡用培養装置。
アクセス/JR源道寺駅より徒歩約12分

独自技術でライフサイエンス研究を下支え
動画での観察を可能にした顕微鏡周辺機器斎藤紘

 理化学機器メーカー「東海ヒット」は、高性能の顕微鏡周辺機器で最先端のライフサイエンス研究を支えている会社だ。主力製品は2つあり、『顕微鏡用培養装置』はこれまで断片的な画像としてしか捉えられなかった細胞や遺伝子などのサンプルを動画としてリアルタイムで観察することを可能にした。サンプルを温度管理できるガラスヒートプレート『顕微鏡用透明加温ステージ』は、サンプルを一定条件に保ち続けることを飛躍的に簡単にする装置。いずれも卓越したオリジナル技術の集大成といえる製品で、多くの研究機関で採用されている。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 東海ヒット
TEL:0544-24-6699 FAX:0544-24-6641 Eメール:sales-jp@tokaihit.com
ホームページ http://www.tokaihit.com/

『ナゲットプロファイラー』(型式NPH02)

スポット溶接の品質をチェック
磁気を使った非破壊検査装置

 従来、抵抗スポット溶接の品質確認の方法はドライバーを使った準破壊検査でしか行えなかったが(品質保証は破壊試験)、磁気を使った検査装置『ナゲットプロファイラー』は、非破壊検査でナゲットを数値化でき、圧接との判別を可能とする。これは、ナゲット部分は金属がマルテンサイト変態するため透磁率が低下するという特性を利用した検査方式。本機では磁気を使用するため超音波方式では必要な水やジェルなどの媒体を必要としない。完成車組立ラインでの品質検査や部品会社での出荷検査、受け入れ部門での受け入れ検査での運用に適した検査機となっている。
(ライター/本名広男)

日本高圧電気 株式会社
TEL:0562-47-1253 FAX:0562-46-1185 Eメール:mg_sales@nkeco.co.jp
ホームページ http://www.magnegraph.com


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