注目情報はこれだ 2015


イギリス生活情報誌 
月刊
ミスター・パートナー
〒160-0022
東京都新宿区新宿
2-15-2 岩本和裁ビル5F
TEL.03-3352-8107
FAX.03-3352-8605
非常時給水タンクシステム『みずがめ君』のステンレス鋼製横円筒型タンク。
容量/163ℓ 寸法/外径318.5㎜×全長2168㎜×板厚t5/t3

営業時間/8:00〜17:00 定休日/土・日曜日
アクセス/東武線東武動物公園駅より車で約20分、JR古河駅より車で約30分

断水時に蛇口から水を出す給水用具を開発
日常生活で水を使いながら新鮮な水を貯蔵

 断水時に水道の蛇口から水を出すことができる画期的な給水用具が開発された。鋼板の大型一貫加工などを手掛ける「大丸鐵興」の非常時給水タンクシステム『みずがめ君』。住宅の床下の給水管の途中に、新鮮な水が滞留することなく常に入れ替わる仕組みのステンレス鋼製横円筒型タンクを設置。普段は炊事やお風呂などに水を使いながら、同時にタンクに水を蓄え、断水時は足踏みポンプや自転車の空気入れでタンク内を加圧すれば給水が可能になる。タンクの容量は4人家族の3日分に相当する163ℓ。防災グッズとして備えておきたい用具だ。
(ライター/斎藤紘)

大丸鐵興 株式会社
TEL:0280-87-8677 FAX:0280-33-7778 Eメール:sus@daimaru-tekko.co.jp
ホームページ http://www.daimaru-tekko.co.jp/

あらゆる電子回路の設計、電子機器の開発に挑戦する。

営業時間/9:00〜17:30
定休日/土・日曜日・祝日
アクセス/地下鉄黒川駅より徒歩約6分

あらゆる電子機器の開発を手がけ
ものづくりを徹底サポートする強い味方

 電子機器の開発、試作、回路動作調査から、解析とコンサルティングまでワンストップで手がける『エム・オー・シー』。
 深海調査船の光ファイバー通信システム、自動車の車両挙動安定装置、人間共存型ロボットのコントローラー、MRIの超ローノイズアンプ、航空保安装置など、高い技術力に裏づけされた開発力に定評がある。
 設計から試作・実装・組立・検査・調整と各々独自のラインを備え、迅速で質の高い開発を社内で一貫して行える。独自の技術と発想力は他社の追随を許さず、新しいものづくりをサポートしてくれる。
(ライター/馬場紀衣)

株式会社 エム・オー・シー
TEL:052-981-0336 FAX:052-981-0325 Eメール:moc@moc.ltd.co.jp
ホームページ http://www.moc-ltd.co.jp/

厚さがわずか0.15mmに極薄化され、超音波カッターの機能を飛躍的に高める特殊薄刃。
前年に引き続き、2015年6月に行われる「機械要素技術展」に出展します。

営業時間/8:00〜17:00 定休日/土・日曜日・祝日
アクセス/長良川鉄道越美南線関駅より徒歩約10分

驚異の切断力の超音波カッター用薄刃開発
切断ダメージを大幅に軽減する極薄化実現

 刃物の街、関市のカミソリメーカー「ニッケンかみそり」の新製品『超音波カッター用特殊薄刃』が、東京ビックサイトで開かれた機械要素技術展に出展され、優れた切断能力に驚きの声が上がった。厚さがわずか0・15㎜に極薄化され、カットする対象物の切断抵抗を大幅に軽減し、カッターの機能を飛躍的に向上させる。3層強化段ボールも簡単にカットでき、ABS樹脂やポリスチレン樹脂はもちろん、従来加工が困難だった光造形樹脂にも使用できる。また従来の超音波カッター刃よりも熱影響が小さくなる事もメリットで、対象物の変形をより小さくする効果がある。
(ライター/斎藤紘)

ニッケンかみそり 株式会社
TEL:0575-22-1611 FAX:0575-23-0856 Eメール:nikken@he.mirai.ne.jp
ホームページ http://www.nikkenkamisori.co.jp/

『シリコロイⓇ』イメージ図

従来の鋼では得られない硬度と耐食性の
バランスに優れた特性を持つ高ケイ素合金

 鉄合金にシリコン(ケイ素)を加えると硬くなるが脆くなる欠陥があった。しかし、長年の研究で含有比率や配合物質、製法などを工夫することで「従来の鋼」よりも高強度・耐熱性・耐食性・耐摩耗性・高硬度などのバランスに優れた高ケイ素合金『シリコロイⓇ』が開発された。特に『シリコロイXVI鋼』は、HRC57と析出硬化系としては最高硬度を有する。兵庫県に拠点を置く「エス・アイ・テクノ」は、この『シリコロイⓇ』をより使いやすくするために、材料特性、熱処理技術、プロセス技術を駆使して用途開発するベンチャー企業である。特殊金型や生産設備などニッチだが切実なニーズに応えている。
(ライター/土谷晴)

有限会社 エス・アイ・テクノ
TEL:072-769-0327 FAX:072-769-0375 Eメール:sitechno@silicolloy.co.jp
ホームページ http://www.silicolloy.co.jp/

『BUNRIコンパクト』
1分当たり処理能力60ℓの「CPT-05」250万円、120ℓの「CPT-1」が280万円。カートリッジフィルターが不要で、交換の面倒がない。

営業時間/8:00〜18:00 定休日/土・日曜日・祝日
アクセス/JR東日本京浜東北線大井町駅より徒歩約6分

サイクロン方式の研削盤用濾過装置を開発
小型化、低コスト、省エネ、高精度を実現

 「ブンリ」が開発した研削盤用濾過装置『BUNRIコンパクト』は、研削液に混入する微細なスラッジをフィルターなしにサイクロン方式で濾過する低コスト、省エネの高性能な小型装置。研削液を回転させ、向心力でスラッジを集積、無泡タイプの濾過装置で濾過する。既存装置では30~50㎛(マイクロは100万分の1)とされる濾過精度を1~10㎛にまで高めた。設置面積が既存装置の約1/3の0・98㎡、使用液量も1/4の245ℓで済む。電気代を含め年150万円のコスト削減効果が見込めるという。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 ブンリ
TEL:03-3778-2061 FAX:03-3778-2063 Eメール:tokyo@bunri.com
ホームページ http://www.bunri.com/

環境・資源・創造をキーワードに地球環境との共生をめざす。
清掃活動のボランティアに定期的に参加。

営業時間/8:00〜17:00 定休日/土・日曜日・祝日
アクセス/JR小野田駅より車で約15分

環境と安全に配慮、地球環境を守る
産業廃棄物処理の専門家

 昭和46年の創業以来、産業廃棄物の適性な処理と無害化、地域環境の保全、有用な資源を回収しリサイクルすることを使命とする『都市産業』。長年の経験と豊富な知識を活かし、各種産業廃棄物の運搬や処理のみならず、貯槽、ピットなどの清掃工事から、排出制御、適正処理などのコンサルティングを行っている。また、地域貢献として清掃活動などボランティア活動にも積極的に参加。さらに環境マネジメントシステムの認証を取得、省エネ機器やソーラー発電を導入するなど、厳しい維持管理基準を設定し、常に改善を重ねている。
(ライター/馬場紀衣)

都市産業 株式会社
TEL:0836-83-2830 FAX:0836-83-1176 Eメール:info@toshisangyo.co.jp
ホームページ http://www.toshisangyo.co.jp/

サイズや袋の色にも利用者の声を取り入れた『スメールカット』。
手元のスライダーで閉めやすくしたタイプも開発。

嫌な臭いをカットする消臭機能特化型ジップ袋
介護からペットの排泄物まで、用途はいろいろ

 名古屋に本社がある「丸万」は別名「袋の達人屋」。封筒からエコバッグまでポリフィルム製「袋」なら何でも揃う。中でも知られているのがチャック付ポリ袋「マルマルジップ」シリーズ。その新製品がTVでも取り上げられて話題の『スメールカット』である。製袋材料に消臭剤を加えてアンモニア臭を98%も除去できるようにした。開発のきっかけになったのは社員の母親の在宅介護の話で、オムツの処理などで発生する臭いの悩みを解決できないかということだった。その後、袋の大きさや色、チャックなど改良を加え、用途をぐんぐんと広げている。
(ライター/土谷晴)

丸万 株式会社
TEL:0120-417-296 052-741-0155 FAX:052-741-0170 
Eメール:info@maruman-jp.com
ホームページ http://www.maruman-jp.com/

『S-Light』(コンベアタイプ)を使ったレタスの検査。他にスタンドタイプ、テーブルタイプがある。また光の3原色(RGB)のLEDを使用したタイプもある。

異物混入を未然に防ぐ強い味方
高輝度LEDを使った検査用機器

 異物混入が食の安全・安心を脅かし、時に経営すら危うくする時代。食品検品ラインはまさに最前線。従来は蛍光灯の下でおこなわれてきたが、光量の低さやちらつきが検査員に負担を与え、検査精度にも影響していた。岡山・津山市に本社を置く「サムテック・イノベーションズ」が開発し、関連団体の賞を総なめにしたのがLEDを応用した『S-Light』(エス・ライト)だ。とくにRGBの3色LEDタイプは、食材によって色を変えて照射することで異物を見つけやすくしたスグレもの。代表取締役髙本智仙氏は「国産・地元の力でがんばるメーカーでありたい」と語る。
(ライター/土谷晴)

サムテック・イノベーションズ 株式会社
TEL:0868-28-5510 FAX:0868-28-5518 Eメール:sumtech@wave.plala.or.jp


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