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認知症による資産凍結回避に最適解提案
助言の信頼性支える専門資格の深い知見

 加速する高齢化に伴って認知症の高齢者も増え、内閣府が2025年には約700万人になると推計する中、認知症によって判断能力が失われ、銀行の預金を引き出すことができなくなるなどの、いわゆる資産凍結を回避するための対策で頼りにされているのが、不動産リスクマネジメントを手がける『都築潔』さんだ。不動産コンサルティングマスターや家族信託コーディネーター、不動産後見アドバイザー、認知症ケア准専門士などの資格が裏付ける知見が助言の信頼性を支える。
 都築さんは、認知症と資産凍結について、平均寿命と健康寿命から高齢者不動産取引の留意点、意思能力に関する判例、意思能力の要素、意思能力確認・判断、意思能力に対する対策まで様々な角度から研究を重ね、資産凍結防止対策を考えてきた専門家だ。
「認知症などによって意思能力を有しなくなった方がした法律行為は無効とされている」と指摘し、資産凍結で認知症の高齢者が直面する問題の代表例として金融機関口座と不動産取引を挙げる。
「金融機関窓口で預金の払い戻しをする際に、意思判断能力が低下していた場合、払い戻しを受けることができない可能性があります。例えば、高齢者住宅入居一時金や賃貸住宅の修繕費、孫のための教育資金など必要になっても下ろせなくなるのです。また、不動産売買は本人確認と本人の意思確認が前提となりますが、意思判断能力が低下していた場合取引ができなくなる可能性があります。有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅に入居する資金が捻出できなくなります。売却資金で高齢者住宅一時金を捻出しようとしてもできなくなり、塩漬け状態になります。ハウスリースバックやリバースモーゲージもできません。賃貸住宅を貸していた場合、借主との契約関係、委任先の不動産会社との契約関係などの問題が生じる場合があります」
 こうした状況を回避する対策として都築さんは、家庭裁判所によって選ばれた成年後見人に財産管理をゆだねる法定後見制度や任意成年後見制度、賃貸住宅の管理・家賃回収などを管理会社に委任する民法上の委任、信託契約を締結して信頼できる親族などに財産管理を託す民事信託(家族信託)、個人が別の相手方に無償で財産を与える生前贈与など様々な手法の中から相談者の状況に最善の対策を助言する。
(ライター/斎藤紘)

不動産リスクマネジメント 都築潔
TEL/0422-52-1960 
Eメール/info@frm-tokyo.pro
ホームページ 
https://rm-polarstar-site.club/

訪問看護で精神障がい者をサポート
充実したメンタルヘルスケアが特長

「利用者が生活の中で感じる様々な問題やご家族の方々の悩みなど一見看護とは直接関係ない部分でも全てサポートしたい」
 宮城県仙台市で主に精神障がい者を対象にした訪問看護ステーション『スマイルケアステーション青葉』を運営する「小野看護総合研究所」代表の小野芳勝さんの心遣いが伝わる言葉だ。小野さんも含め看護師や保健師の資格を持つスタッフ9人で精神科病院を退院したり、自宅から通院治療したりしている精神障がい者130人超をサポートしている。
 小野さんが訪問看護で目指すのは、利用者が「自分らしく」「自分自身の力で」、家族も「明るく」「元気に」「楽しく」「前向き」な生活が送れるよう支援することだ。具体的な仕事は、主治医が作成する訪問看護指示書に基づき、健康状態のチェックや療養指導、医療処置、身体介護などを行い、利用者の社会的立場や家族との関係の調整、社会適応の支援などもする。精神障がい者は治った気になって指示通りに薬を飲まなくなったりすることがあり、メンタルヘルスケアで修正していくという。必要時には病院や関係機関と連携を取って対応する。
「精神障がい者の方の精神障がいの状態は常に変化し、担当者が訪問できなくなると精神的に不安定になり、様々なトラブルにつながる恐れが出てきますから、看護師であれば誰でもできるわけではなく、メンタルヘルスケアの知識が求められます。その点、当ステーションは、メンタルヘルスケアに精通した者が業務に当たり、最適な支援をしますので、安心していただけると思います。また、利用者様から信頼されない限りケアはできませんので、しっかりコミュニケーションを図り、自分たちの価値を押し付けず、利用者様の立場に立って考え、寄り添っていくよう心掛けながら信頼関係を築いています」
 小野さんは、精神科病院で長年看護師を務めた経験を生かして、2008年に『スマイルケアステーション青葉』を開始した。人体の構造と機能及び疾病、精神障がい者の生活支援システム、心理学理論、地域福祉の理論などの知識が求められる精神保健福祉士の国家資格と介護関連資格では最高峰の介護支援専門員の公的資格を併せ持ち、その知見と経験がメンタルヘルスケアの充実ぶりに表出する。精神障がい者を持つ家族を対象にした自治体主催の交流会の講師も務めている。
(ライター/斎藤紘)

スマイルケアステーション青葉 株式会社 小野看護総合研究所
TEL/022-719-8333 
FAX/022-719-8344

事業継承で新たな一歩を踏み出す
社長自身の卓越した技術が経営資源

 京都府木津川市の『株式会社幸喜建設』は、約30年の歴史を持つ「日皆田建設」の経営者が他界した後、社員だった吉仲健さんが代表取締役として事業を承継した。公共土木工事をはじめとする数々の工事の中で磨かれ、蓄積された技術と経験、信頼を経営資源に、土木工事、解体工事、測量の主要業務を通じて地域社会に貢献していく決意だ。同社にはもう一つ、貴重な経営資源がある。淀川に建設された最初のダムである天ヶ瀬ダムの右岸で行った落石エネルギーを落下途中で低下させる減勢工落石対策工事の確かな仕事ぶりが認められ、2022年に国土交通省近畿地方整備局長から「極めて優秀な建設技術者」として表彰されたことでもわかる吉仲さん自身の卓越した技術力だ。
「発注者様の意図通り施工する出来形管理と品質管理、情報共有による迅速的確な対応を重視しながら前進していきたいと思っています」
(ライター/斎藤紘)

株式会社 幸喜建設
TEL/0774-76-0024

太陽光発電所の「再生事業」で実績
経年劣化で低下した発電効率を回復

 FIT再生可能エネルギーの固定価格買取制度の開始から10年以上が経過し、劣化による発電効率低下に直面している太陽光発電設備を再生させる『再生事業』で発電事業者に恩恵をもたらしているのが、太陽光発電所の開発、運営、保守管理などの事業を全国で展開している『ブルースカイソーラー株式会社』だ。同社の『再生事業』の主な手法は、太陽光パネルを片面タイプから両面タイプに取り換え、反射シートを敷設することで発電量の向上とメンテナンスの効率化を図り、パワーコンディショナを集中型から分散型に交換し、故障時のリスクを低く抑えるものだ。これらの措置によって発電量が改善され、収益性が高まる効果が出ているという。同社は稼働している太陽光発電所の買取り、再生事業も進めている。太陽光発電所の管理も受託しており、稼働済み発電所の運営管理を通じて、地域社会における雇用創生を図っていきたいと考えている。2023年9月現在で100件超、パネル実績ベースで150メガワットの『再生事業』工事を完了、今後も増やしていく計画だ。
(ライター/斎藤紘)

ブルースカイソーラー 株式会社
TEL/03-6261-3384 
Eメール/info@skysolar.co.jp
ホームページ 
https://www.blueskysolar.co.jp/

注目の最先端小型免震技術
ねこ免震で命と財産を守る

 地震の繰り返すゆっくりとした揺れは、建物を変形させて駆体にダメージを与えるが、「キラーパルス」と呼ばれる1~2秒周期の細かい揺れは木造建物と共振現象を引き起こして倒壊させる力をもつ。熊本地震、能登半島地震などの繰り返す大地震で発生しており、能登半島地震では最大加速度が2・9galと東北大震災並みの地震加速度で、倒壊した建物 の50%が2000年以降の新築住宅だった。最先端小型技術ねこ免震『エンプラUFO-E』は、駆体に地震のエネルギーが伝わる前に摩擦とバネとスライド効果で応答加速度を小さくし、建物倒壊を防ぐ。強度と耐久性が高いエンジニアリングプラスチック製のパッキンを基礎と土台の間に設置するだけ。これまで震度7クラスの揺れでも倒壊例なし。地震加速度の減衰がグラフで可視化されているのは『UFO-E』のみ。リフォームも可能なねこ免震で 長期に亘り予期せぬ大地震から命と財産を守る。
(ライター/彩未)

SMRC 株式会社
TEL/03-6276-9350
ご購入、代理店希望のお問い合わせの方は、
販売元 北日本ユーフォー販売株式会社 TEL/011-633-2015
ホームページ 
https://www.smrci.jp/

進化し続けるエコ充電
フライホイールの電力供給

 太陽光や風力で発電した自然エネルギーを回転エネルギーに変換して蓄えるフライホイール蓄電。自然エネルギーをフライホイールバッテリーに仲介することで、電力の生産が多い昼間に電力を溜め、夜間に発電する。従来のフライホイールは高価で繊細な磁気軸受で浮遊させるため、稼働させる為に電力を消費する問題や、停電故障による破損などの課題を抱えていた。『株式会社空スペース』の『フライホイール』は、磁気軸受を止めて、ボール同士を非接触に維持する転がり軸受『ADBⓇ』とし、新たな特許構造、分離ステーターや心柱構造と合わせ、大幅なコストダウンと信頼性の向上を両立させている。また今冬にアメリカで問題となった、寒冷地でのEV充電問題はフライホイールでは発生せず、バッテリーの弱点である充放電回数による寿命も無い。同社の『フライホイール』は、2010年から鉄道研究所との共同研究を開始、2013年はクレーンが吊り下げる鋼材の揺れを抑えるジャイロ機構用に建設会社へ納入、など実績を積み上げている。
(ライター/彩未)

株式会社 空スペース
TEL/0422-57-3508 
Eメール/brg@coo-space.com
ホームページ 
http://coo-space.com/

精密な角度測定シーンで威力発揮
非接触高精度測定が可能な角度測定器

 電子機器など精密機器の生産工程で微小ワーク(部品)の傾きを非接触、高精度に測定できる角度測定器がある。『駿河精機株式会社』が開発したレーザオートコリメータ『Smart LAC』。測定対象物へレーザビームを照射し、その反射光をイメージセンサ上に集光させることで、測定対象物の角度を算出する。撮像素子の傾きや光学素子の接着傾き、外部レーザの光軸傾きなどの測定、光学部品の角度調整などで活躍。測定時間の短縮が生産性の向上につながる。一般的な角度測定は、変位センサ3台の測定値から角度を計算する方式だが、『Smart LAC』は1台で角度測定ができるのが特長。1点から最大5点までの光点の角度データや各光点の相対角度データを取得したり、異なる2面の平行度を確認したりすることも可能だ。手のひらサイズの省スペースで、レーザの色も赤、緑、青、赤外の4種ある。
(ライター/斎藤紘)

駿河精機 株式会社
TEL/0120-789-446 
Eメール/info@suruga-g.co.jp
ホームページ 
https://marketing.surugaseiki.com/

産業支える高精度の切削加工技術
難削材や高硬度材加工で示す実力

 『高洋電機株式会社』は、1951年の創業から高精度の切削加工技術を積み重ね、自動車や半導体、医療機器、情報機器、建築機器などのメーカーを下支えしてきた典型的なモノづくり企業だ。中でもタングステンやモリブデン、タンタル、プラチナ、純銀、石英ガラス、水晶などの難削材や高硬度材を数値制御NC旋盤を使ってマイクロメートル単位で極薄、極小、多孔、細穴などを切削加工する技術の高さは一頭地を抜く。同社は、部品加工から組立、検査、出荷まで一貫生産体制で発注元の要望に応えてきたが、自動車や半導体製品の高度化精密化に対応するため主軸移動型CNC自動旋盤やCNC精密自動旋盤、高精度CNC旋盤などを導入。さらに2022年7月からは新設した工場に最新の5軸加工機や超音波加工機を導入し、メーカーが新製品や部品を開発する際の試作品を作る試作品加工事業にも乗り出した。
(ライター/斎藤紘)

高洋電機 株式会社
TEL/0596-58-2121
ホームページ 
https://koyofirst.jp/


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