今の大ヒットはこれだ!! 2016


イギリス生活情報誌 
月刊
ミスター・パートナー
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有限会社 田中鉄筋 代表取締役社長
田中真司氏

長野県出身。少年期から車に関心を持ち工業高校に入学。在学中、父親のいとこが経営する1991年創業の『田中鉄筋』でアルバイトとして働く。卒業後、入社、27歳から経営にも携わる。2006年、一級鉄筋施工技能士資格取得。2013年、二代目社長に就任、二級建設業経理検定に合格。
努力を重ね経営者の資質を形成
技術知識の蓄積で経営基盤強化

実直に仕事に向き合い、アルバイト、社員、社長と階段を登り、専門資格を取得して鉄筋事業の経営基盤を強化する。

 少年期のアルバイトから入社後の実務を通して技術の練磨、専門知識の蓄積を重ね、経営者の座を射止める。『田中鉄筋』代表取締役社長の田中真司さんは、絵に描いたような軌跡を辿って、経営者に求められる資質、実力、人間性を備えてきた人物だ。一級鉄筋施工技能士の国家資格を取得、入札指名で有利になる建設業経理士の称号も得て、鉄筋工事の業績拡大を図る基盤を固めた。
「現在、国道の橋梁やトンネルなどの国の事業が50%、公共施設などの地方自治体事業が20%、残りが住宅や工場などの民間工事、こんな割合で鉄筋工事を請け負っています。鉄筋は構造物の強度を保つ重要な基礎であり、組み立てに狂いは許されません。構造物の仕様書や図面を元に、周囲の状況なども考慮に入れて配筋の設計図を書き、着工前の打ち合わせで問題点を綿密に点検、クリアした上で工事の段取りを決めます。この手順が狂いのない組み立てにつながるのです」
 田中さんは作業中の作業員の言動にも心を配る。
「現場には取引先や他の業種の職人など多くの人が出入りし、皆の力があってはじめて工事が完了します。黙々と自分の仕事さえすればいいという時代ではありません。現場の人たちとのコミュニケーションを図ることも大切であり、言動に注意するよう促していますし、経営者としても従業員の士気に影響を与えないよう気を付けています」
 エンジニアを目指して入学した工業高校在学中、遠戚にあたる先代社長からの誘いでアルバイトを始め、卒業後、求められて入社、27歳の時に先代が病気に倒れ、経営面にも携わるようになった田中さんは2013年、35歳で経営を継承した。一般的な簿記の6倍もの仕訳があるという複雑な建設経理をこなし、受注に努め、時に現場に出て汗を流すその背中が、20〜30代の若い従業員たちの成長を牽引する。
(ライター/斎藤紘)

有限会社 田中鉄筋
TEL:0265-36-3494 FAX:0265-49-0232 Eメール:shincha@nyad.jp

足場屋勇仁 代表
鈴木一弘氏

静岡県出身。高校を1年で中退し、その半年後、地元富士市にある大手建設会社に入社し、足場組立に従事。厳しい指導の親方の下で腕を磨き、22歳で親方に抜擢される。2005年に独立、『足場屋勇仁』を設立。自身の経験を若い職人に伝授して育成しながら、営業にも力を入れる。
スピーディな足場組立で高評価
若くして親方に抜擢され天職に

すぐ止めるつもりで始めた足場組立の仕事で腕を上げ、独立後もスピーディで的確な仕事ぶりで声価を高め前進する。

 高校を中退し、小遣い銭目的に3ヵ月で辞めるつもりで飛び込んだ建設会社の足場組立の仕事で腕を上げ、22歳の若さで親方に抜擢され、足場組立が天職になった経営者がいる。富士市を拠点に事業を展開する『足場屋勇仁』の代表鈴木一弘さん。安全を確保しながらスピーディに足場を組み立てる的確な仕事ぶりで声価を高めてきた。
「現在、仕事の中心は住宅工事の足場です。建設や塗装、解体業の会社からご依頼をいただくことが多く、平均すると1日2、3カ所で組立てたり、撤去したりして回ります。年間で700件ぐらいになるでしょうか。どれだけ仕事をいただいても絶対に断らず、職人が足りない時は仲間に声をかけて集めて、ご依頼に応えています」
 足場の組み立てには、設置場所の状態、建物の構造などから組み立て方法を決定する判断力が求められる。その力を経験で培ってきた。
「指導して下さった親方は、とても厳しい方で、私も最後まで怒られ続けましたが、独立する時、決心して親方の家に行き、図面の見方を教えていただきました。図面を引く課題では合格点はもらえず、何度も足を運びました。独立後も足場を組むスピードを上げることや、いかに解体しやすく組むかなど、親方に教えられたことを忠実に守ってきました。今は現場を離れて営業をメインにしていますが、この経験から得た教訓を若い職人たちが引き継ぎ仕事に生かしています」
 仕事への信頼の高まりを背景に営業にも力を入れる。
「営業が大好きで、どんな会社にも飛び込みで入っていけるのが強みと思っています。最近は、私の他に営業マンを1人雇って、建設ならどんな仕事もいただくようにしています。当社を元請化して、足場以外の仕事はどんどん仲間たちに振っていく、そのような営業スタイルで、これからも積極的に動いていきたいと思っています」
(ライター/斎藤紘)

足場屋勇仁
TEL:0545-88-1148 FAX:0545-22-1723 Eメール:ashiba.yu-japan@cy.tnc.ne.jp
ホームページ http://ashiba-yujin.com/

株式会社 アーリーブレーン
代表取締役社長 石崎和宏氏

島根県出身。工業高校電気科を卒業後、IT専門商社「ダイワボウ情報システム」に就職、システム開発部門で働いたのを機にプログラマ兼システムエンジニア一筋に経験を重ねる。郷里のシステム開発会社「テクノプロジェクト」に転職し、約12年勤めた後、2013年『アーリーブレーン』設立。
効率的な手法でシステム開発
技術者のリモートチーム活用

システムエンジニアの経験と人脈を生かした効率的手法でWebシステムを開発、クライアント企業を技術面で支える。

 島根県出雲市を拠点にWebシステムの設計、開発を手掛ける『アーリーブレーン』代表取締役石崎和宏さんは、プログラム兼システムエンジニア一筋に経験を重ね、広がった人脈を財産に独立した経営者。市場やユーザーの要求に迅速に対応していくアジャイル開発と各地で活躍するシステム開発会社と築いたリモートチームによる開発を事業推進のエンジンにクライアントのビジネス価値向上に力を注いできた。
「リモートチームは東京を中心にパーソナル企業で構成され、各企業が受注したシステム開発にはそれぞれの得意分野で協力し合いますので、一社では時間も手間もかかる大きな仕事にも迅速に対応できます。ネットでつながっているので物理的な距離は問題になりません。ネットの特性と人脈を生かすことができる効率的な体制です」
 事業は、窓口業務や予約業務などのWeb系システム開発、会社の中核となる事業のシステム開発、社内業務を効率化する業務システム開発、スマートフォンやタブレット、ロボットなどのマルチデバイスに対応したシステム開発を軸に展開、新たな事業にも乗り出した。
「OSS365というオープンソースソフトウェアのホスティングサービスの運営を始めました。簡単に入手できるよう公開され、複製や改良ができる様々なオープンソースソフトウェアを月額固定料金で利用することができるサービスで、オープンソースのカスタマイズも可能です。対応可能なオープンソースを順次、増やしていく計画です」
 小学生の時からコンピュータに興味を持ち、工業高校の電気科を卒業後、IT専門商社のシステム開発部門で働き、システム開発会社を経て独立した石崎さんが培った技術力はネットワークスペシャリスト、データベーススペシャリスト、情報セキュリティスペシャリストなど10もの資格で裏付けられ、頭脳の中にも相乗効果を生むネットワークが形成されている。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 アーリーブレーン
TEL:0853-22-1881 FAX:050-3153-1337 Eメール:info@earlybrain.co.jp
ホームページ http://www.earlybrain.co.jp/

鈴江総合会計事務所 所長
公認会計士・税理士 鈴江武氏

徳島県出身。一橋大学卒業後、1991年大手都市銀行入行、融資、外貨ディーリング、外貨ALM企画を担当。銀行内最優秀賞(頭取賞)を受賞。2001年銀行を退社後、公認会計士事務所入所。税理士、社会保険労務士、中小企業診断士、公認会計士の各試験に次々と合格。2010年『鈴江総合会計事務所』開設。
いくつもの国家資格で安定した
企業経営を強力にサポート

「ビジネス・ドクター」として会計面だけでなく企業経営全般をサポートする会計事務所。所長の鈴江さんにお話を伺った。

 企業を取り巻く経営環境は年々厳しさを増し、経営者にとって厳しい事業運営を余儀なくされる時代となっている。中小企業庁の統計によれば、1980年から2009年に創設された企業のうち、10年後には約3割、20年後には約5割の企業が倒産・撤退しているという。さらに、経営者が代替わりする時期に、後継者問題や事業環境の変化などにより経営不安が生じることが多いという。そこで企業経営に大事な役割を果たすのが、会社の現状を常に把握し、的確なアドバイスができる税理士だ。
 大阪市の『鈴江総合会計事務所』は、他の税理士事務所とは一味も二味も異なる企業の強い味方だ。所長の鈴江武さんは、大学卒業後大手都市銀行に10年間勤務。その後、一念発起して税理士を志し、34歳で税理士試験に合格。さらに「税務だけでなく様々な角度から中小企業のニーズに応えたい」との思いから、社会保険労務士、中小企業診断士、公認会計士の超難関資格を次々に取得した。そのため、通常の税理士では手に負えない高度な節税対策や税務相談、税務申告などの税務業務のほか、財務体制改善や資金繰り、資金調達の支援など幅広いサポートを行うことができる。「総合会計事務所」と銘打っている理由もここにある。
「私たちは企業の『ビジネス・ドクター』として、収益向上と事業承継を含めた長期的な経営基盤の安定化のために様々な提案をさせていただいています。経営者の方と密接なコミュニケーションを取りながら、綿密な目標・計画の立案と予算・実績の管理を行います。さらに幅広い知識と豊富な経験に基づく独自の節税対策を行うことで安定した収益構造と、それを生み出す組織を盤石なものにしていきます。その成果を数字という具体的に目に見える形で呈示するのが私たちの仕事です。また、弁護士や司法書士など他の士業の方々と強固なネットワークを構築しており、企業経営のあらゆるお悩みにお応えできるワンストップサービスを提供できるのも私たちの特長です」。
(ライター/後藤宏幸)

鈴江総合会計事務所
TEL:06-4963-3792 FAX:06-4963-3793 Eメール:suzue@suzueoffice.com
ホームページ http://www.suzueoffice.com/

株式会社 JFS 代表取締役
神宮寺達也氏

千葉県出身。大学時代にコンビニの店員や青果市場の荷受、引越し業者や塾の教師など様々なアルバイトを経験。卒業後はマンション販売の不動産会社に就職。その後ファイナンシャルプランナーの資格を取得。外資系の生命保険会社勤務を経て独立し、『JFS』設立。
リスク回避の出口戦略を重視
信頼厚い不動産・保険コンサル

不動産、保険業界での実務経験、ファイナンシャルプランナーの知見を動員、出口戦略重視で資産運用をサポートする。

 出口戦略。軍事作戦や経済政策の目的達成が見通せなくなったとき、損害を最小限にとどめて最悪の事態を回避する方策のことをいう。不動産投資と保険のコンサルティング会社『JFS』の代表取締役神宮寺達也さんは、不動産会社や外資系生命保険会社での実務経験、ファイナンシャルプランナーとしての多角的な視点から、出口戦略を考えながら最適解を示し、クライアントから厚い信頼を得てきた気鋭の経営者だ。
「一般的に保険は加入時がフォーカスされることが多いのですが、より重要なのは出口戦略です。保険にはタイミングやお客様の環境に合わせた解約の仕方や満期金、給付金の受け取り方はあるものの、契約時点では真に良い商品を選べたかどうかは判断できません。どのような出口を迎えるのか、お客様のライフステージの変化に応じて出口を見据えたメンテナンスに知恵を絞り、サポートしていきます」
 同社は、この方針で個人に止まらず、法人向けの福利厚生や退職金積立てなど保険を活用した企画提案も行う。不動産投資も同様だ。
「不動産投資は値下がりしたり空室が増えたり想定外の事態が起きる可能性が常にあります。そのようなリスキーな状況になったとき、物件をすぐに売ることができるかどうかが重要なのです。購入するとき、何年後には手放すと戦略を練っておき、それよりもリスクの大きい状況になった場合の回避策も予め考えておくことが大事なのです」
 ワンルームや一棟もののアパートなどの収益物件をクライアントのライフプランや嗜好に合わせて提案、出口戦略を見据えて資産形成をサポートする同社。不動産、保険に通じたファイナンシャルプランナーの知見に加え、実務の中で築いた弁護士や税理士、行政書士、司法書士などとの士業ネットワークが信頼性を担保する。不透明な経済情勢の中で頼りになるナビゲーター的な存在だ。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 JFS
TEL:03-6273-1540
ホームページ http://jfs.asia/

株式会社 資産工学研究所 代表取締役
坂本善博氏

鳥取県出身。東京大学経済学部卒業後、富士通入社。システムエンジニアとしてIT適用指導、商品企画部長として各種サービスの商品化担当。その後、昭文社専務として地図の電子化商品開発担当。1998年、経営コンサルテイング会社『株式会社資産工学研究所』を設立、社長に就任。
社内の暗黙知を成功法則として「見える化」し
「できる化」するしくみを提供

社内に散在する成績優秀者の知恵を取り出し、関係者の能力と成果を高めるテクノロジーで、企業の発展・持続性の実現をサポートする。

 国内のトップ企業からベンチャー企業まで、多くの業種で導入されている業績向上のための人材育成テクノロジーがある。『㈱資産工学研究所』代表取締役坂本善博所長が開発した「ナレッジファシリテーション技法」。
 社内の成績優秀者の知恵や知識を活かす効果的なしくみを体系化したこの技法のベースになったのは所長独自の「読書法」だ。市販書籍の中で見出した成功法則の本質を2ページに要約して「ナレッジシート」として「見える化」し、自身の成長状況を「理解・実践・体得」のどの段階にあるかを記録しながら「できる化」する習慣をつける読書法。「ナレッジファシリテーション技法」の骨格を為すのはこの「見える化」と「できる化」だ。
「ナレッジ研修会で進行役のファシリテーターが10名前後の参加者(成績優秀者)にテーマを提起し、参加者の頭の中にある価値ある暗黙知を上手に誘導して付箋紙に書き出させます。これを模造紙に貼り付けて整理し、切り口別に本質を浮かび上がらせ、深掘りを繰り返して参加者の合意やコミットメントを確認しながら、当事者意識を高めさせて企業固有の成功法則をナレッジシートとして『見える化』します。ナレッジシートの集大成となるナレッジブックは『理解・実践・体得』のステップを踏んで業務担当者全員を『できる化』する有効な手段になります」(坂本所長)
 この技法は既に日本銀行や東京海上日動火災、トヨタ自動車なども含め中堅企業やベンチャー企業まで200業種、260社に導入実績がある。中でもワンルームマンション販売会社では、1年で売り上げが3倍になり、上場が2年早まった顕著な事例もある。
 業績改善にとどまらず、新商品開発や新事業開拓に際して、社内のナレッジを結集し、短時間で成果を「見える化」する技法としても活用されている。
「人工知能実用化時代を先取りしたナレッジ活用により、新時代に生き残り、発展・持続を期する企業を支援することが使命だと思っています」。 人の可能性に思いを巡らす深い洞察がここにはある。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 資産工学研究所
TEL:03-5213-4655 FAX:03-5213-4679 Eメール:info@iire.co.jp
ホームページ http://www.iire.co.jp/

野口ファーム 代表
野口昭司氏

茨城県出身。米作農家だったが、将来性への懸念から養豚業に転換。『野口ファーム』を立ち上げる。悪臭公害対策の延長線上で排尿対策にも乗り出し、EM菌を活用した「畜産動物の排尿処理方法」で2013年7月特許を取得、2014年5月に公開された。特許期限は2032年10月12日。
養豚の尿処理特許技術に反応
講演依頼に応じメリット強調

有用微生物群EM菌による畜産動物の排尿処理方法の特許技術の普及を願い、出始めた反応をとらえ啓発に取り組む。

「畜産動物の飼育、特に養豚の排尿処理で有用微生物群EM菌が活躍する場が増えることを期待したい」。EM菌を使った「畜産動物の排尿処理方法、及びこれに用いる排尿処理用の槽」で特許を取った『野口ファーム』の代表野口昭司さんが2016年5月、求めに応じて養豚業者を前に初めて講演し、処理効率を飛躍的に高める特許技術について説明、排水基準をクリアするなど具体的なメリットに焦点を合わせる。
「講演は、当社が飼料を購入している食品メーカーが東京のホテルで開く会合で、約100人の養豚業者を前に畜産動物の排尿処理方法をテーマに行う予定です。短い時間ですが、費用対効果などこれまでの処理法にはないメリットをアピールできればと思っています」
 特許を取った処理方法は、空き地に穴を掘り、内側にビニールシートを敷いて2個の水槽を作り、集めた排尿をEM菌で浄化する低コスト、高性能のシステム。2千頭の豚を飼育する『野口ファーム』はこの方法で浄化した排尿を近くの常陸川に放流しているが、BOD生物化学的酸素要求量が基準の160ppmに対し10ppm、窒素含有量は700ppmに対し24.9ppmと水質汚濁防止法の排水基準を大幅に下回る数値を示した。中国の国家知識産権局もこの発明に特許権を与えた。地元でもこの技術に注目して地下水の汚染対策に利用する動きが出てきた。
「地元は農業地帯なので、畜産動物の排尿や化学肥料などで地下水が汚染される可能性があります。井戸水を利用している知り合いの方が小生の特許技術に着目し、EM菌の塊みたいな当方の処理水を井戸の周りに掘った穴に投入する実験を始めました。地下水は広範囲に存在しますので、一カ所で実施しても効果は限定的です。地域全体で取り組む必要があり、その機運が生まれることを願っています」
 2013年に特許を取得した野口さんの啓発は広がりを見せ始めた。
(ライター/斎藤紘)

野口ファーム
TEL:0299-92-3167 FAX:0299-92-3167

株式会社 ジェイエムシー音楽研究所
代表取締役 大畑惠三氏

高知県出身。桐朋学園大学器学科卒業、指揮科研究科修了。九州交響楽団に主席ファゴット奏者として入団。1977年、指揮デビュー。1979年、ウィーンに留学、O・スウィートナーやS・チェリビダッケに指揮法を学ぶ。1989年、『ジェイエムシー音楽研究所』設立。九州芸工大、福岡教育大、福岡女子短大の教壇に立つ。
音楽家と社会を結ぶ接点を構築
演奏機会の開拓に情報技術活用

音楽教育者の故斎藤秀雄氏に師事した経験を生かし、音楽家の育成と演奏機会を広げるマネージメントに情熱を傾ける。

 クラッシク音楽家と社会をいかに結びつけるか。35年にわたり音楽家の育成と活動の場を広げるマネージメントに力を注いできた『ジェイエムシー音楽研究所』の代表大畑惠三さんが、2016年4月から「Tom-net福岡(トーサイ・ミュージック・ネットワーク福岡)」の名のプロジェクトを始動させた。これまで追求してきた課題を時代の流れの中で見直し、情報技術などを活用して目標の達成を目指す集大成的な活動だ。
「最新の情報技術を使い、音楽家、顧客取引先、イベント、イベントと音楽家のマッチングの4つの管理機能を持つホームページを構築し、この夏に稼働させる計画です。音楽家のデータベースも蓄積し、音楽家と社会を結ぶ接点として役立てていただきたいと思っています。これと並行して音楽家が得意分野や演奏会のスケジュールを広く広報できる音楽家専用のホームページを提供することも考えています」
 4月からは若手音楽家の研鑚を支援する活動をスタートさせた。
「研究所に併設した小ホールを若手音楽家の研鑚の場として活用する企画です。プロフェッショナルなソリストや新しいアンサンブル・ユニットの誕生を目標に研鑽の場を提供します。また、売れる演奏プログラムの研究開発や新人発掘の機会にも繋げたいと思います」
 桐朋学園大学で指揮・音楽教育者の故斎藤秀雄氏に師事し、ウィーンに留学して帰国後、『ジェイエムシー音楽研究所』を立ち上げた大畑さんは、マルチメディア技術を駆使した画期的な音楽電子書籍「VierWeg(フィールヴェーク)指揮法入門」で注目を集め、一方で全国の自治体や公共ホールでの演奏機会の開拓にも力を注いできた。
「プロジェクト名のトーサイは斎藤先生のニックネーム。その音楽への情熱、生き様から多くを教えて頂いたことへの恩返しだと思っています」
(ライター/斎藤紘)

株式会社 ジェイエムシー音楽研究所
TEL:092-575-3267 FAX:092-581-0136 Eメール:jmc_music2001jp@ybb.ne.jp


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