今の大ヒットはこれだ!! 2016


イギリス生活情報誌 
月刊
ミスター・パートナー
〒160-0022
東京都新宿区新宿
2-15-2岩本和裁ビル5F
TEL.03-3352-8107
FAX.03-3352-8605
販促コンサルティングと顧客管理分析、デザイン制作・ホームページ制作を実施しているファースト・シンボリーを経営している経営者。 コンサルティング的な視点から、ほぼ毎日、飲食店を訪れているので、そのとき感じたことをそのまま表現しています!!

右上:「飲めば飲むほど業績が上がる『飲み会』仕事術」商業界 1,512円(税込)

代表取締役 藍原節文 氏
福島県出身。1997年呉服大手ナショナルチェーンに入社し、営業、人材採用を担当。後に友人と起業し、販売促進コンサルティング・顧客管理分析業務に従事。2006年、提携先だったデザイン制作会社『ファースト・シンボリー』の再出発に伴って代表取締役に就任、業務を再構築。

営業時間/10:00〜19:00 定休日/土・日曜日・祝日
情報収集、人脈形成に飲み会を積極活用
成功体験に基づく達意のテクニック開示

毎日ブログを更新することで興味・関心を誘い
「飲み会」を活用してビジネスチャンスを掴む


 酒づきあい。ビジネス的に言えば「飲みニケーション」の機会が多いビジネスパーソンが思わず手に取りたくなるようなタイトルの本が評判だ。販促コンサルティングなどで幅広いクライアントを持つ『ファースト・シンボリ―』代表取締役の藍原節文さんが2016年1月に出した単行本「飲めば飲むほど業績が上がる『飲み会』仕事術」。人脈づくり、情報収集、自己宣伝、ビジネス拡大に飲み会を活かすテクニックを自身の体験に基づく事例を交えながら論理的に平易な言葉で展開、コンサルティングに出向く現場に事業のヒントを見出し業績改善に活かす藍原さんの流儀が貫かれている。
「ビジネス上でお酒を飲みながら、たくさんの人たちとの人脈をつくり、飲み会で自分の考え方、動き方、接し方を模索するなかで様々なことを学びました。そうした生きた経験に基づいて、ビジネス上のちょっとした飲み会から重要な飲み会まで含め、取引先を上手に誘う会話、お店の選定の仕方、1対1の飲み方、1対多数の飲み方、自分に興味を惹きつける言葉やしぐさ、自己啓発法など具体的な考え方や行動を身につけることができるように書いたつもりです」
 この本の誕生のきっかけは、藍原さんが毎日8年間、ネット上で展開しているブログ「販促コンサルが行く!居酒屋訪問記」が出版社「商業界」の編集長の目にとまったこと。ブログはコンサルティングで訪ねた全国各地の飲食店の長所や欠点を飲食店経営者の参考になるように詳しく紹介した異色のリポート。これを機に同社の月刊誌「飲食店経営」に顧客管理分析などを活用した「店長のV字回復30策」や看板、チラシ、ITを駆使した地域密着型の情報戦略による「三等立地でも繁盛する」などの業績改善策の特集記事を執筆、その過程で、飲み会をビジネスチャンスの拡大に活用する藍原さんの仕事術が話題になり出版につながった。
『ファースト・シンボリ―』は、売上拡大・業績改善を目的として、コンサルティング、ホームページ制作、パンフレットデザイン、企画書作成代行、顧客管理分析、セミナー運営代行など企業経営を多角的にサポートする事業を展開してきた。藍原さんは経営セミナーで講演する機会も多く、大手ビール会社主催の開業セミナーで「繁盛店には必ず存在する効果的な販促手法」を紹介するなど、講師として提示する具体策が足で稼いだ最前線の情報、成功体験、幅広い知見に支えられて説得力を持ち、参加者の挑戦意欲を奮い立たせる。

株式会社 ファースト・シンボリ―
TEL:03-3555-9551 FAX:03-3555-9553 
Eメール:otoiawase@firstsymboly.com
ホームページ http://www.firstsymboly.com/

代表 桃井信弥さん
秋田県出身。1979年、歯科技工士の国家資格取得。歯科医院勤務を経て、1992年、川口市に精密義歯、オールセラミック、ジルコニア、インプラント上部構造などを製作する歯科技工所「ファーストファイン」開設。2005年より技術工場の為、臨床面での活動を開始。2008年からBPS認定歯科技工所としてBPS®デンチャー製作開始。2009年、蕨市にラボを移転。
お口のまわりの筋肉トレーニングや舌のダイエットをして
睡眠時無呼吸症候群(SAS)を改善

 睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、よく耳にしますが、日常的にイビキをかく人にとっては、その予備軍と言ってもいいでしょう。SASの損失は、人命を失うだけでなく、経済的にも莫大な金額が失われています。
 ほとんどの原因は、空気の通り道である気道が狭くなり呼吸が一時的に停止してしまうことです。
外見的原因としては、
①肥満
②下顎が小さい
③下顎が奥に引っ込んでいる
④舌が肥大している
等などあります。それ以外、口呼吸やノドチンコ、舌根、軟口蓋など、喉や上気道の狭窄がありますが、生活様式の変化により食べ物がインスタントやレトルト、中食など自分で料理するのではなく、軟食が増えたため、咀しゃくが大きく減少、口のまわりの筋肉や顎が衰えがあります。

 治療としては、C|PAP療法、マウスピース、外科的治療があります。主に歯科医療だは、マウスピースを使用し、F顎を前に出した状態で上下の顎を固定して、気道のスペースを確保するというものです。また、口の周囲の筋肉を回復すること、舌をよく動かして舌の肥大をふせぐことで、口の中のスペースを確保する必要があります。
 また、生活習慣を見直すことにより改善が可能です。
①肥満
②暴飲暴食
③喫煙
④口呼吸
⑤横向き寝
があります。

 睡眠時無呼吸症候群は、日常の眠気だけではなく、高血圧、心臓病、脳卒中、糖尿病等のリスクが高くなります。また、血中酸素濃度の低下につながり、特に脳の酸素消費量は全体の25%にもなるので、内科疾患を含め、判断力や認識力にも大きな影響を与えます。
 以上のように、原因や症状は様々ありますが、専門医に診断していただいて、早めに治療を行う必要があります。

ファーストファイン
TEL:048-420-9224 FAX:048-420-9224 Eメール: info@first-fine.com
ホームページ http://www.first-fine.com/

旅館の一室で始めた医院を起点に70年、先駆的な取り組みで医療システム、高齢者ケアの拡充を図り続け、地域住民の命と健康を支える。

医療法人 白水会・白川病院 理事長・院長 野尻眞
岐阜県白川町出身、1975年、関西医科大学卒業。岐阜大学医学部附属病院や公立病院で研修医や勤務医を経験後、1986年、父親が創立した『白川病院』に入り、翌年院長に就任。日本外科学会や日本消化器外科学会、日本東洋医学会、日本産業医学会、日本人間ドック学会などの専門医や認定医の資格を持つ。

地域医療で大活躍できる方募集!
『地域のみな様の健康と生命を守る』地域包括ケアの構築70年の歴史を貫く医療理念と先進性

住民に親子二代で愛情を注ぐ医療理念
高齢化時代の理想郷を追求


 昭和2年(1927年)、岐阜県加茂郡西白川村に旅館を開業。無医村だった。昭和21年その一室で医院を開業してから70年間、今、親子二代で地域の一大医療拠点として住民の健康と生命を支える。
 平成28年(2016年)5月、創立70周年を迎えた『医療法人白水会白川病院』。初代院長 野尻元廣さんの遺志を受け継いだ長男の野尻眞理事長・院長は、古代ローマ帝国皇帝の侍医ガレンの言葉、「最高の診療は医師と患者の限りない信頼と深い愛情の上に築かれる」を深く胸に刻み、その精神を実践、先駆的な取り組みを重ね、医療・保健・福祉・健康・住宅・地域創成を一体的に提供するシステム、すなわち白川町の理想郷『しらとぴあ』として、超高齢化時代の地域包括ケアのあるべき姿を示す。
「昭和2年国鉄高山本線白川口駅の開業に合わせて白川温泉白水館が開業した。振り返ると、昭和4年(1929年)7月、無医村に住む3人の子どもを残してみまかった祖母、そんな中、父元廣は小学校3年でわずか9歳にして母を亡くした悔しさを医療の原点として医師の志をたて、みごと昭和18年(1943年)名古屋帝国大学医学部を卒業した。終戦直後の昭和21年5月5日、父がその一室を間借りして、『白水館医院』を開院したのが始まりです。
 昭和39年(1964年)その父も45歳で他界、中学3年15歳の私は父親の遺志を継ぐ決意、開設に奮闘した母・職員の皆さんのお蔭で、途絶えることなく『白川病院』の地域医療を継続することができました。住み慣れた地域で暮らしたいという地域住民の皆さん方の強い願いを支える、全国を見渡しても他に類を見ない、『しらとぴあ』という地域包括ケアシステムを実現することができたと思っています。着実に前進してきた70年の歩みを踏まえ、地域に貢献する決意を新たにしています」

全方位の地域包括ケア体制確立
先進的療法を先駆的に導入


 全方位の医療ケアシステム確立、先進的療法を先駆的に導入してきた『白川病院』の敷地3000坪には四季折々の花木が植えられ、自然豊かな公園のようだ。その中に病院や高齢者住宅などの施設が点在する。パークホスピタル(公園の中の癒しの病院)と呼ぶにふさわしい環境だ。
〈医療〉内科、外科、整形外科、眼科、小児科、肛門科、呼吸器科、消化器科、循環器科、皮膚科、脳神経外科、泌尿器科を擁する医科、さらに一般歯科、矯正歯科、小児歯科、口腔外科を擁する歯科がある。緊急用個室も含め11床を備えた透析センターもある。医師が計画的に自宅を訪問する訪問診察、寝たきりなどで通院できない人のための訪問歯科診療も実施。ベンツの高規格救急車ドクターカーが365日24時間体制で待機し、救急搬送に対応する。交通の便が少ない地域の事情を考慮し、多路線の無料送迎バスも運行する。
 また、日本園芸療法学会副理事長として、リハビリ庭園やハーブ庭園も整備、心や体のケアとして土や緑に触れる園芸療法を積極的に取り入れてきたほか、音楽を聴いたり、歌ったりドラムサークルなどの音楽療法にも力を入れる。
〈保健〉野尻院長の先駆的な取り組みも『白川病院』の大きな特徴だ。1990年には飛騨地方初のMRIを導入、県内一で脳ドックをスタートさせた。がんになる前段階で、遺伝子レベルで判定できる画期的なマイクロアレイ血液検査を導入したのも岐阜県で最初だった。大腸がん検診27年間、県内初で始めた前立腺がん検診16年間実施、女性の大腸がん死亡は1/3に減少した。
〈福祉・在宅〉高齢者を支えるシステムも拡充してきた。ケアマネジャー、社会福祉士、保健師が高齢者の相談に応じ、介護・福祉・医療を総合的に支援する白川町地域包括支援センター、ケアマネジャーが介護プランなどを支援する白川町在宅介護支援センター、通所リハビリのデイケアセンターを設けているほか、看護師が自宅に訪問し医療管理や介護をアドバイスする訪問看護、ホームヘルパーが自宅で身体介護や家事援助をする訪問介護サービスも展開している。
〈健康〉住民の健康増進策としてゲートボール・剣道・テニス・野球などのスポーツ大会を延べ110回開催し2万人弱の選手が参加してきた。
〈住宅〉高齢者住宅「健遊館」や共同で生活するグループハウス「百日草」も設置、包括ケアを絵に描いたような陣容だ。

介護科長制度の運用開始  

 なお、70年の節目に、看護介護部として国家資格である介護福祉士の専門性を高め給与上も優遇する施策を打っている。介護士は看護補助者ではなく、生活や環境のプロとしての仕事であり、看護科長と対等の役職として他に先駆けた当院独自の介護科長制度により介護科長・介護主任を二人、5月1日付辞令で発行した。給与体系上も技能職から総合職への転換を図っている。これによってチーム医療による他職種連携がより推進され、モチベーションも高まり、仕事に誇り・責任・分担の創設がなされると期待される。
『地域のみな様の健康と生命を守る』を理念に、皆様にとって頼りがいのある何でも相談できる医療機関として、これからも発展していきたいと思っている。

医療法人白水会 白川病院
TEL:0574-72-2222 FAX:0574-72-1701
ホームページ http://www.shirakawahp.com/

左下:『LSOレーザー治療器』下肢静脈瘤治療用

保坂純郎 院長
日本医科大学医学部卒業。2002年に、アメリカニューヨークのコーネル大学付属Vascular Center(血管治療センター)にて、下肢静脈瘤レーザー治療の第一人者、米国静脈学会会長、Min教授より直接指導を受け、日本医科大学付属病院とその関連病院にて、下肢静脈瘤に悩む多くの患者の診断と治療を行う。2009年「四谷・血管クリニック」開院。

診療時間/9:00〜12:00 15:30〜18:00 
定休日/日曜日・祝日・木曜日午前・土曜日午後
エコノミークラス症候群を防ぐには
足に何か異変を感じたら血液外科で検査を

ホルモン剤を飲んでいる人、
がん患者、手術後の人など注意を


 エコノミー症候群とは2つの病態、すなわち深部静脈血栓症と肺動脈血栓塞栓症の総称。この2つの病態は、密接に関係している。
 まず、深部静脈血栓症とは、足部分から心臓へ血液を押し戻す静脈の中に血の塊ができて、詰まってしまう病気のことだ。たとえば、足の表面にある静脈に血の塊ができたとしても、直ちに大きな問題になることは少ない。しかし、太ももや膝、下腹部の深部静脈に血栓ができてしまった場合は重症になることが多いのだ。その塊が心臓や肺に運ばれて肺の血管で詰まってしまうと、2つ目の病態、肺動脈血栓塞栓症を発生させる。
 深部静脈血栓症になると、片側の足全体やふくらはぎ部分が腫れ上がる。同時に痛みが発生し、放置しておくと腫れが続いて皮膚が茶色く変色していく。また、その部分が潰瘍となるケースも少なくない。症状が進行して肺動脈血栓蓋栓症になると、胸が痛くなったり呼吸困難に陥ったり、最悪の場合は命を落とすことになる。
 深部動脈血栓症の原因としてさまざまなものが挙げられているが、これといった明確な原因はまだ特定されていない。しかし、ホルモン剤を服用している人や寝たきりの人、がんの患者、最近手術を受けた人がなりやすいといわれている。
 深部静脈血栓症を治癒するために、血液をサラサラにするための抗凝固剤が用いられる。症状が悪化すると治療に必要な時間も長くなってしまうので、早期の段階で発見して、早めに治療することをオススメしたい。足に何らかの異変がある人はまず、血管外科で検査してもらうのがよいだろう。

医療法人IMA 四谷・血管クリニック
TEL:03-6380-6252 FAX:03-6380-6253
Eメール:mail@yotsuya-kekkanclinic.com

上:静かな場所で
落ち着いた空間でリラックス
命を授かる産婦人科
下左:現院長 長男の久裕院長
下右:『母と子の城 久産婦人科内科医院』 久靖男 理事長
昭和43年大阪大学医学部卒業。大阪府立母子医療センサーで経験を積み昭和60年に開業。同年「母子保健奨励賞」を受賞している。

診療時間/9:00~12:00 17:00~19:30 
定休日/日・木曜日・祝日・土曜日の午後
医療介入を極力控えた自然な出産
人間としても自然な水中出産を実施

母子保健奨励賞受賞の実績
著作も多数出版している


 病院名にもなっている「母と子の城」とは、出産の主人公は母と子であることを指している。産婦人科が少なくなり、少子化が問題となっている現在社会において、今の出産はどうあるべきかを自分自身に問いかけた久靖男理事長は、自然出産と水中出産という結論に辿りついた。
「水中出産」は文字通り水中で子どもを産むことだが、あまり一般的ではないのが実情だ。しかし、『母と子の城 久産婦人科内科医院』の久理事長は「お湯に浸かることで緊張やストレスが緩和されるので陣痛を軽くすることができます。また、ご主人が一緒に浴槽の中に入れば夫婦一緒であるという一体感を感じることができ、安心感でスムーズな出産が可能となります。そして、母体から出た赤ちゃんは胎内と同じような環境に産まれてきて、すぐにお母さんに抱いてもらえるという利点があります。水中出産は家族の絆を育むものに他ありません。また、お母さん自身が主体的に分娩に取り組むことでより豊かな母性を育むことに繋がります」と語る。
「私が水中出産を導入したのは、病院出産での麻酔や薬剤、医療機器などによる医療の介入は、自然な出産メカニズムを破壊するものであり、医療介入は出産のリスクを高める原因になってしまうだけでなく、母親から生む喜びを奪ってしまうという考えからです」
 これはフランス人医師のミシャル・オダン博士が言った言葉だが、久理事長はこの意見に共感して自然出産の重要性を改めて認識した。そこから、医療技術が発達して安全性が高まっていることは間違いないが、その代わりに失っているものがあるのではないか。また、海や山、森などの自然には安心感があり、ヒーリングミュージックとして波の音が用いられていることからも、本来、人間も自然の一部である。さらに、母と子の絆は自然出産と母子の触れ合いから始まり、その絆はその後の子どもの成長に大きな影響を及ぼし、さらに、児童虐待やイジメなどの問題は絆の形成の失敗が原因となっているケースも少なくないのではないか。日本の未来を担うのは子どもたちであることは間違いなく、その子どもたちが健やかなに育つことでさまざまな社会問題が解決していくことに繋がる可能性もある、と考えた。久理事長は語る。
「従来の病院出産は母と子を切り離して別の部屋で隔てて過ごすことが多いですが、当院ではすべて同室の個室で、お母さんと赤ちゃんはいつも一緒にいてお母さんが自由に子どもを抱いて授乳できるシステムを構築しています」
 しかし、現状はどうだろうか。リスクがあるからという理由から産婦人医が減少傾向にある今、子どもを産みたくても産めない状況がさらに悪化している。産婦人科に問題があるから子どもに何らかの問題が生じてしまうと考えるのは当然ではあるが、実際には原因は多岐にわたっている。そうした厳しい状況下でも妊娠・出産とはどうあるべきかを常に多角度的に考え、本当に母と子にいいお産とは何かを考えて久理事長は真摯に水中出産に取り組んでいる。

医療法人『母と子の城』久産婦人科内科医院
TEL:0744-33-3110 FAX:0744-32-8717

有限会社スリースターズ 代表取締役
メイプル薬局 平群店 代表 永田哲彦 氏
長崎県出身。九州の大学の薬学部で学び、薬剤師資格を取得。福岡の病院内薬局で約3年、大阪の薬店で約4年勤務後、奈良県内の薬店、ドラッグストアに勤務。『スリースターズ』に入社、経営権を譲り受け、2007年に「メイプルファーマシー」FC店として『メイプル薬局 平群店』を引き継ぐ。

営業時間/月〜金曜日9:00〜20:00  土曜日9:00〜18:00 
定休日/日曜日・祝日
いとこの心臓病をきっかけに薬剤師を志し、
地域みんなの待合室と呼べる薬局を目指す

薬局での調剤はもちろん、それ以外の
時間の多くを、人々の健康に捧げる


 奈良県生駒郡平群(へぐり)町で『メイプル薬局平群店』を営む「スリースターズ」代表取締役の永田哲彦さん。「患者さんのため、地域のために、質の高い地域医療の実現に力を注ぎ、胡座をかくことなく、誠意を以て仕事に取り組む」という信念を守り、実践する。
 奈良県生駒郡斑鳩町に、生駒郡・北葛城郡の両郡が共同で創設した王寺周辺広域休日応急診療施設組合の三室(みむろ)休日応急診療所がある。休日や休日夜間の急患に対し、応急的な診療を行う医療施設だ。医師や歯科医師、薬剤師、看護師などが輪番で担当。地域住民が安心して暮らすうえで大きな意味を持つ施設だから、と永田さんは手を挙げ、薬局の定休日の日曜や祝日を利用し、少なくとも2ヵ月に1回は診療所で調剤にあたる。
 さらに、薬局での調剤の合間を縫って2週に1度、介護施設へ足を運び、介護職員を通じて、薬が必要なお年寄りに服薬指導を行う。また、昼休みを利用し、重篤な病気を持ち、外出できない患者さんや車椅子利用のために薬局を訪れるのが困難な患者さんの住居を車でまわって薬を届けるなど、患者さんをサポートしている。
 長崎県出身の永田さんは、県内で高校まで過ごし、九州の大学の薬学部へ進学。薬剤師を志したきっかけは、いとこが心臓病を患ったことだという。
「残念ながらいとこは亡くなりましたが、その闘病生活を通して、治療に懸命に励む医師の姿にふれ、医療に携わる仕事で人々の健康を助けることができれば、と考えるようになりました」
 薬剤師の国家資格を得た永田さんは大学卒業後、福岡県内の院内薬局で勤務後、大阪の知人の薬剤師に誘われ、大阪の薬店に勤める。さらに、奈良県内の薬店、ドラッグストア調剤薬局で約16年勤務した後、『メイプル薬局平群店』を営む「スリースターズ」入社。経営権を譲り受け、2007年に地域医療に貢献する調剤薬局グループを標榜する「メイプルファーマシー」のフランチャイズ店として、3人の薬剤師をスタッフに営業を開始した。現在、処方せん受付医療機関は約100にのぼり、1500品目以上の調剤医療薬品を扱う調剤薬局として、地域に欠かせない存在となっている。
「地域みんなの待合室と呼べる薬局を目指してきました。同時に、医師や看護師、ケアマネージャー、介護士の方々と築いた信頼関係をより強固にし、今後も地域の健康を支え続けていきたいと思っています」温厚実直な永田さんが描く夢は温かい。

メイプル薬局 平群店
TEL:0745-46-2170 FAX:0745-46-2171

上右:CD『ガンバレ!日本~永遠に♡』
下中:絵画『めでたい』たった一度の人生だから一日一生(笑、唱)
下右:『日にちぐすり』プレアデス出版1,600円+税

阿川茂 院長
島根県出身。京都大学に入学するも中退、島根大学医学部に入学。卒業後、島根医科大学の解剖学助手を経て、臨床医に転身。1989年、三重県志摩郡の大王町国民健康保険大王病院副院長に着任。1997年『あがわ医院』を開設。2002年にプロの歌手としてデビュー。

診療時間/月~土曜日・祝日9:00~12:00 15:00~18:00
心を癒すシンガーソングドクターの歌
自作の8曲が通信カラオケに収録(唄コミ中)

〝人癒やす医も歌も絵も僕の道〟
愛娘の心の叫びの曲もヒット


「ガンバレ!日本2002」「日にち薬」「いつも春なの」「それでしあわせ」「Darkness~心の闇」の5曲がDAM、これに「夢を乗せて」「あの空の向こう」「愛の若草物語」の3曲を加えた8曲がJOYSOUND×UGAの通信カラオケに収録、配信されているシンガーソングライターがいる。『あがわ医院』という風変りな芸名で2002年に歌手デビューした志摩市の『あがわ医院』の阿川茂院長。シンガーソングドクターのニックネームで地域の人たちから親しまれている医師だ。
 ♪今の日本は狂ってる そう思いませんか お爺さんお婆さんお父さんお母さん 子供だって どうしてそんなにイラつくの 明日が見えないからですか どうしてそんなにムカつくの 思い通りにならぬから♪
 デビュー曲のシングルCD「ガンバレ!日本2002」の歌詞は、日本の究極の応援歌であり、曲は一度聴いたら最後、一週間、頭をグルグル回る。You Tubeにも映像つきでアップロードし、看護師さんたちと一緒に歌う阿川さんの様子が見られる。これまで5枚のCDを出しているが、2014年の4thアルバム「ガンバレ!日本~永遠に♡」は、徳間ジャパンコミュニケーションズから全国発売された。
 ♪お願いだから私をここから連れ出して お願いだから私に誰か手を差し伸べて♪
 このアルバムにも収録された「Darkness~心の闇」は、適応障害に悩む四女悦子さんが阿川院長に出した手紙の心の叫びに「娘の好きな歌で励ますしかない」との思いで、手紙の文章に曲を付けた作品。これが東京の音楽プロダクションの目にとまり、女性3人のアイドルグループ「平成琴姫」のシングルとして発売され、オリコン週間総合ランキングで13位になった。
 阿川院長は、診療の中で心のケアの必要性を感じ、診療の合間に作詞作曲を始め、その曲を診察中に流して音楽療法として活用したところ、患者さん中心に広がり、歌手デビューにつながったという。
 医師としての阿川院長は、内科、外科、アレルギー科、リハビリテーション科、心療内科、神経内科、小児科と一人で何でもこなす。医師、作詞家、作曲家、歌手に加え、画家、講師、随筆家の7つの顔も持つマルチ人間。2012年に出版した単行本「日にちぐすり」の宣伝文には「見かけもちょっと変、することもちょっと変なただ者じゃないただの医者の元気の出る特効薬、こころに効くクスリ」とある。

あがわ医院
TEL:0599-72-2663 FAX:0599-72-2663
ホームページ http://byoinnavi.jp/clinic/87503

ますだせいじ 心のサポーター事務所
所長 桝田誠次 氏
大阪市出身。大学卒業後、PL教団の布教師養成機関PL教校で学び、修了後、PL教師として心の指導を続け、個人相談、一般向けセミナーで心づくりを説く。2011年に退職、『ますだせいじ心のサポーター事務所』開設。心づくりのインストラクターとして活躍。著書に「心づくりのススメ」など。
事柄の問題の根っこに心の問題がある

 たとえば、あるご家庭でのこと。中学生の息子さんが自分の部屋をもらっているのに掃除や片づけをしない。お母さんが、その有様をみつけては、ご自身で掃除をしていました。そんな状況はまずいのではないかと個人コンサルのとき話されました。

 このお母さんの話を聞いていてまず思ったのは、表面に出ている事柄としての問題は、おっしゃるとおりだけど、その根っこにある心(思い方)の問題は、片づけが面倒くさいという心や美的センスが欠如しているという問題。
 このまま、大人になって社会に出たら、今度は、上司から言われたことを面倒くさいと思って、後に回したり。回さないまでも必要最小限のことしかしなくなるという問題や美しい仕事ができなくなるという問題として現れてきます。仕事に美的感覚が必要なのかと思われる方もおられるかもしれませんが、仕事の美しさが信用になって、成功したという人だっているわけです。
 そこで、お母さんに、「お母さんは、面倒くさいなぁと思うような場面はありませんか?」「掃除をするとき、美しい綺麗な部屋にしようと思ってされていますか?」とお尋ねしました。
 すると、「面倒くさいと思うのは、しょっちゅうです」「美しい部屋にしようなどと思って掃除したことはありません」という答えが返ってきました。このお母さん、まじめな方なので、今一生懸命ご自身の生活を、振り返って探しておられます。

 ここで何が言いたかったのかといいますと、事柄の問題の根っこには、思い方の問題があり、このお母さんは、コンサルを受けることで、心の問題を意識され始めました。そして、ご自身の生活を振り返ることで、子どもの問題からご自身の問題に移行することができました。

 昔から「人と過去は、変えられない」。
 しかし、「自分と未来は変えられる」と言います。親御さんが事柄の問題から思い方の問題に、子どもを変えようとするところからご自身を変えようとするところに転換すると、今までお子さんとは、話し合ってもどうにもならなかったことが、動き始めることが多くなります。そんな風な方向で努力されることが、大事なのです。
 それでも、何も変わらないということは、ポイントが違っているのかもしれませんから、個人コンサルをお受けになられることをお勧めいたします。

ますだせいじ 心のサポーター事務所
TEL:06-6195-5813 FAX:06-6195-5814 Eメール:main@mental-supporter.jp
ホームページ http://www.mental-supporter.jp/


[イギリス生活情報誌]月刊 ミスター・パートナー 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-15-2 岩本和裁ビル5F TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605