今の大ヒットはこれだ!! 2016


イギリス生活情報誌 
月刊
ミスター・パートナー
〒160-0022
東京都新宿区新宿
2-15-2岩本和裁ビル5F
TEL.03-3352-8107
FAX.03-3352-8605
川越本店 TEL.049-222-3939
狭山店 TEL.042-952-0009
白岡店 TEL.0480-91-2666
初期投資250万円で人気油そば店のFCに
自宅で風味食感が楽しめる通販にも注力

低リスクのFCシステム構築
オリジナルなレシピも紹介


 特製自家製麺とオリジナルのタレ、油が絡み合って濃厚な旨みと絶妙な歯ごたえを生み出す「油そば」が人気の『油濱(あぶらはま)』を展開する狭山市の「ONE WAY」が、独自のフランチャイズシステムを構築し、加盟店の募集に力を入れている。システムの特長を際立たせるキーワードは低投資コストと低リスクだ。
 同社が、フランチャイズ展開に乗り出すに当たり、ラーメン業界を調べた結果では、一般的な創業時の初期費用は物件が居抜きかスケルトンかで変わり、カウンター付きで10席ほどのスケルトンタイプであれば500万〜700万円が相場。自己資金ですべてまかなうことは難しい上、金融機関から融資を受けたくても実績がなければ必要金額の半分の融資を受けるのも困難、しかも、万一事業に失敗した時は借金が残るという実情が浮かび上がったという。
 これに対し、『油濱』のフランチャイズシステムは、保証金の50万円、物件取得費、店舗工事費、厨房設備費など一切の費用を含め250万円から開業でき、仮に何らかの都合で店を閉めたい時もリース残金がかかることはなく、借金の心配は無用という低投資コスト、低リスクで一人からでも始められるのが特長だ。
「現在、日本では1年間に約3000軒のラーメン店が開業し、それと同じ数のラーメン店がお店を畳んでいます。そうした中にあって、ラーメンと違ってスープの仕込みが必要なく、食材も設備もシンプルでいい油そばは、効率的な経営が可能で、個人で経営するのにぴったりの業態です。当社のフランチャイズシステムは母体会社が建設会社だからこそ可能になったもので、これまでに蓄積したノウハウをもとにサポートをしていきますので、比較的気軽に始められます」。同社の営業企画担当の佐藤美樹さんの説明だ。
 同社は、『油濱』製の「油そば」のネット通販にも力を入れ、特製自家製麺とタレ、油がセットになった「油そば3食パック」(1000円 税込)、「油そば6食パック」(1800円 税込)、それに「自家製チャーシュー」(500g 1500円 税込)を販売している。約4分茹でたそばを湯切りし、温めた丼でタレと油で混ぜ合わせ、好みの具をトッピングする作り方や、アボガドやトマト、チーズ、温泉卵、キムチ、ネギなどの素材を具に自宅で「油そば」を楽しめるレシピも紹介している。

油濱 ONE WAY 株式会社
TEL:04-2937-7485 FAX:04-2937-7492
ホームページ
 http://aburahama.com/
 http://aburahama.shop-pro.jp/ (通販サイト)

ますだせいじ 心のサポーター事務所
所長 桝田誠次 氏
大阪市出身。大学卒業後、PL教団の布教師養成機関PL教校で学び、修了後、PL教師として心の指導を続け、個人相談、一般向けセミナーで心づくりを説く。2011年に退職、『ますだせいじ心のサポーター事務所』開設。心づくりのインストラクターとして活躍。著書に「心づくりのススメ」など。
ポエム「クリスマスのサンタ代行」

アメリカの貧しいご家庭にも
毎年、クリスマスはやってくる
この月になると、親としては辛い思いをすることになる
それは、裕福な家庭の子には、豪華なプレゼントが届くが貧しい家庭の子には、
届かない
そんな状況に立ち上がった人たちがいた
貧しい家庭の子にサンタの代行をするという
そんな子の家の前にプレゼントを置いて、ピンポンダッシュをして、陰に隠れる
すると、チャイムを聞いて、家族が外に出てきて、子どもは大はしゃぎする
親は、辛い思いをしてきただけにありがたくて涙をこぼしている
陰に隠れているサンタは、喜んでもらえたことに温かい気持ちになれる
このサンタ、名前も告げずに毎年続けているという
 アメリカという国も捨てたものではないとつくづく感じた。
これは、あるラジオで知った一場面をポエムにしたものです。これを行っているグループの人たちにとってのクリスマスは、貧しい子どもたちのために温かい気持ちのおすそ分けをする日かもしれません。
 しかし、このことを心づくりという観点から考えると、これは、人のことを思う心のトレーリングだと思うのです。人は、机の前に座っているだけでは、心を磨くことは、できないのです。やはり、何かの思いを持って何かの行動をするときに、心が育っていくのです。

 自分の心は自分で育てる以外ありません。

 心が育てば、発想が変わり、それは、言動にも展開にも結果にも影響します。心づくりによって、人生や周りの状況を変えてみたいと思われる方は、遠慮なくお電話ください。

ますだせいじ 心のサポーター事務所
TEL:06-6195-5813 FAX:06-6195-5814 Eメール:main@mental-supporter.jp
ホームページ http://www.mental-supporter.jp/

amazon出店中 商品名で検索して下さい。

代表取締役 山本光敏 氏
学業修了後、美容関係会社に就職、美容室用のパーマ促進機を販売。美容師の夫人が切迫早産を経験したのをきっかけに有害成分を含まない安全な美容商品を開発する『ワイズ』設立。
赤ちゃんにも使える新感覚のシャンプー
有害物質を徹底的に排除し美容効果追求

夫人の辛い経験契機に開発
会社設立し独自に成分研究


「スタッフのシャンプーによる手荒れはゼロです」。東京・渋谷の美容サロンの店長がブログで絶賛したシャンプーがある。「株式会社ワイズ」の山本光敏社長が開発した『NO|DEAノデアシャンプー』。人体に有害な物質を徹底的に排除し、体にやさしい成分だけで完成させた全身シャンプーだ。毎日多くの洗浄剤や化粧品に触れる美容師の健康のためにと美容院向けに売り出したところ評判が広がり、通販サイトにも出店、新感覚のシャンプーとして愛用者は増える一方だ。開発のきっかけは夫人の辛い経験だった。
「妻は美容師をしているのですが、切迫早産を経験したのです。長時間の立ち仕事が原因となる早産も多いそうですが、病院の検査データを見せていただいたことで、シャンプーなどに含まれる発がん性物質が悪影響を及ぼしたのではとも考えたのです。シャンプーやリンスといった美容商品には、 肌や髪に良くない成分が入っていて、その大半は石油由来のものです。よく滑る、ひっかからないといった特徴はそうした悪い成分の効果であることも多いのです。そうした悪い成分を使わない美容商品をつくりたいと考えたのです」
 その当時、美容関係の会社で美容室用のパーマ促進機の販売を手がけていた山本社長は商品の構想を携えて色々な会社に商品開発を打診して回ったが、「コストがかかりすぎてできない」と断られたという。
「良い成分だけでつくろうとすると、どうしても商品価格が高くなり、大量には売れない。商売をとるか、意気込みを優先するか、どちらかなのです。そこで、もう自分でつくるしかないと考え、資金的なバックアップをして下さる方にも背中を押され、『ワイズ』を設立し、およそ5年かけて商品を開発しました。さらに研究を重ね、身体に悪影響を及ぼさない成分で泡が立つよう改良も施したのです」
 こうして完成した『ノデアシャンプー』は、5つのフリーを標榜する。防腐剤として使用されるパラオキシ安息香酸エステルを含まないパラベンフリー、石油系界面活性剤フリー、着色料フリー、合成香料フリー、そして発がん性の懸念が指摘されるDEA(ジエタノールアミン)フリー。成分は生まれた赤ちゃんを洗う時に使われる弱酸性の洗浄成分や美容効果がある栄養分が主体。「肌や髪に優しく赤ちゃんにも安心して使って頂ける製品です。美容院はむろん、多くの方に試して頂きたいと思っています」

株式会社 ワイズ
TEL:046-240-9695 FAX:046-240-9697
ホームページ http://www.ys-biyou.co.jp/

地再生プロジェクト
エレベーター無しの古い5階建て団地で住民の高齢化が進み、転居による空き室増加が懸念される課題に着目、団地再生のプロジェクトを構想、実現に向けて提言する。

代表取締役 上村允郎 氏
鹿児島県・屋久島出身。高校までを屋久島で過ごし、大学進学のために大阪に移住。卒業後、大阪の建築事務所に就職、転職を経て大規模修繕工事の仕事に出会う。その分野での経験を積み、独立して2012年に『K15建築設計事務所』を設立。マンション管理基礎セミナーなどで講演も行う。
神戸で古い団地の再生プロジェクト始動
劣化対策、耐震化、バリアフリーで提言

A団地で勉強会
視野に20年間の使用継続


 神戸市で昭和40年代に旧耐震基準で開発された団地の再生を目指す画期的なプロジェクトが動き出した。工業地帯の形成に伴い急増する人口の受け皿として開発された須磨ニュータウンの一角、A団地の5建て、エレベーター無しの団地で今年2月、勉強会が開かれ、事業を主導する『K15建築設計事務所』代表取締役上村允郎さんがプロジェクト全体の構想や実現に必要な住民の意思集約などの条件を説明した。高齢化が進む住民が安心して暮らせる構造上の工夫を中心に、向こう20年間、さらに使い続けることができる住環境の整備が目標だ。
 上村さんは、老朽マンションなどの大規模修繕工事のコンサルティング事業で実績を重ねている。阪神淡路大震災を契機に設立されたNPO法人「耐震総合安全機構JASO」の会員として建築環境の耐震対策にも力を入れてきた。加えて今回、経済成長と共に都市郊外にベッドタウンとして形成された4、5階建ての団地の住民が高齢化し、階段の上り下りの苦労を嫌って転居するケースが増え、空き室率が高まってスラム化しかねない全国的な課題に着目、その解決策のモデルとして、A団地での団地再生プロジェクトを構想、自治体と一体となって検討を重ね、実現に向けて条件整備を進める計画だ。
「A団地を選んだのは、古い団地でありながら長年きちんと管理され、住棟間隔が広く日照や通風に恵まれていること、戸当たりの専有面積が広いこと、保育園や幼稚園をはじめ良好な子育て環境があること、購入しやすい価格で中古取引がなされていることなど、向こう20年、建物として使い続けていく価値がある団地と判断したからです。そのために何が必要かを考え構想にまとめました」

時代に対応した機能付加
昇降機でバリアフリー化


 再生のための改修として上村さんは経年劣化対応改修、バリアフリー改修、耐震改修の3点を示した。劣化改修は傷んだ箇所の修復に加え、手摺や格子をスチール製からアルミ製に変えたり、玄関扉を化粧鋼板製と取り替えたり、照明をLEDに変えたり、時代に対応した性能、デザインの向上、機能付加を提案する。ポーチ土間や駐輪場、植栽も含め外観のグレードアップも検討課題だ。耐震改修は、壁や柱を太くする、柱梁をフレームで補強する、鉄筋や等辺山形鋼アングルなどの型鋼でつくられた補強材の鉄骨ブレースや鋼製パネルを入れる、玄関扉に耐震丁番をつけるといった工法を挙げる。
「耐震基準を定めた建築基準法の改正で1981年、昭和56年以降は震度6強以上の地震に対応することが求められるようになりましたが、それ以前の旧耐震基準では震度5強程度に耐えられればいいことになっていました。大地震も想定される時代の中、古い団地の耐震化は急務といえます。建物を構成しているさまざまな部位の耐震性は一律ではなく、それぞれには独自の安全性レベルがあり、組み立て方や構成のあり方で耐震性は異なります。耐震化には多角的な視点が求められ、費用対効果も考えながら助言していきたいと思っています」
 住民の高齢化との関係で上村社長が重視しているのは、バリアフリー改修。エレベーターがカギになるとみる。
「築40年を超す団地は建築基準法でエレベーターの設置義務のない4、5建てが多いのが特徴です。A団地もその例にもれず、エレベーターがありません。この団地は階段の両側に居室がある階段室型で、敷地も広く、エレベーターを外付けできるスペースがあります。工事自体はエレベーターを外付けし、階段側かバルコニー側とブリッジで結ぶだけで済みます。既存の共同住宅へのエレベーターの取り付け工事は増築として扱われますが、建築基準法の規定を満たせば、既存の建築物をそのままにして増築することができるので、住民の高齢化が進む団地再生のキーポイントになると思っています」
 上村さんの知見と経験がプロジェクトの推進力だ。

創造と技術のちいさなふしぎな会社
株式会社 K15建築設計事務所
TEL:06-6809-4303 FAX:06-6809-4304
ホームページ http://www.kei-ichigo.com/


NPO法人サカエ会 代表理事
有限会社サカエ住宅 代表取締役
伊藤 栄一氏
福岡県出身。大工の父親の背中を見て育ち、父親のもとで修行を積む。1980年、20歳で個人事業主としてサカエ住宅を設立、1989年、設計事務所(一級建築士)登録。1994年には法人化を果たした。2011年、地域活性化への貢献を目的NPO法人サカエ会を設立、代表理事に就任。
未来の子どもたちにエールを送る NPOを設立し
愛する町、筑豊・飯塚の活性化に尽力

 地域社会づくりは「人を育てる」ことから。未来の子どもたちへエールを送る。その強い思いから、魅力ある地域社会の実現を目指して2011年に設立されたのが福岡県飯塚市の『NPO法人サカエ会』だ。
 福岡県中部に位置する飯塚市は、かつては筑豊炭田から産出される石炭をもとに、筑豊三都の一つとして鉱工業によって栄えた。しかし、石炭産業の衰退、炭鉱の閉山により急激な過疎化が進んだ。その後、1966年に近畿大学、1986年に九州工業大学がキャンパスを開設。学生を中心に人口が増加した。また炭鉱跡地に工業団地を造成し、製造業の誘致を図る。さらに2003年4月には「飯塚アジアIT特区」と呼ばれる経済特区の指定を受け、市域北部に先端産業向け工業団地「飯塚リサーチパーク」を建設。市内の九州工業大学と連携して先端産業の育成を図っている。
 「今の飯塚市は、若者たちにとって必ずしも魅力的な町とは言えません。町のレベルを底上げして、若者も住み続けてくれるような環境を整えていきたいと思っています」と語るのは、『サカエ会』の代表理事を務める建築会社「サカエ住宅」の代表伊藤栄一さんだ。『サカエ会』は、魅力ある地域社会の実現のために環境づくりや地域活性化に関わる活動を行い、個性あふれる地域社会の実現と、安心して健やかに暮らせる地域社会づくりに寄与することを目的に、伊藤さんが飯塚市や近隣の企業に呼びかけて設立された。
 「地域の自然を将来に残したい。防犯活動を行ってどこよりも安全な地域にしたい。ゴミのないキレイな町にしたい。地域に仕事を増やして活性化させたい。 そして、何よりも地域の皆さんの喜ぶ笑顔が見たいんです」と伊藤さん。その活動分野は、まちづくり、環境保全、災害援助、地域の安全確保、子どもや市民の活動援助など広範囲にわたる。「様々な方から応援をいただき、徐々に活動の範囲も拡がっています。うれしいことに会員企業は90社を超えました。今後も活動の幅をさらに拡げ、住みやすい魅力あふれる飯塚にできるよう環境を整えるお手伝いをしていきたいと思っています」
 『サカエ会』の「平成27年度活動報告書」を見ると、年間を通して実に様々な活動を行っていることがよくわかる。その一部をご紹介しよう。
 毎年2月から3月にかけて行われる「いいづか雛(ひいな)のまつり」。江戸時代から現代までの様々な雛飾りが、飯塚市の商店街を中心に市内18会場で飾られる。『サカエ会』は、庄内保健福祉総合センター「ハーモニー」会場の展示で参加。毎年近隣の保育園児を招いている。
 6月と11月には、飯塚市花いっぱい推進協議会の「花いっぱい運動」の一環として、庄内小学校通学路の花壇を整備。色とりどりの花の苗を植えた。また自治会の草刈りにも参加し、子どもたちが安全に遊べ、お年寄りや地域の方が安心して過ごせるように地域の環境整備に努めている。
 10月には、楽しみながら社会貢献をと、第3回目となる「骨髄バンクチャリティーボウリング大会」を開催。参加者は96名に上り、募金額 147、587円を全国骨髄バンク推進連絡協議会へ寄付した。
 また10月17・18日には、2年に一度行われる「綱分八幡宮御神幸行事」に参加。約650年の歴史を持つ福岡県無形民俗文化財で、郷土で生まれ育てられた、郷土が誇る大切な伝統行事だ。
 設立後まだ6年と日が浅いのにもかかわらず、その実績は数え切れない。中でも環境保全活動についての様々な取り組みが認められ、市民の環境保全活動を広く紹介し、啓発する飯塚市の環境教育推進大会「エコスタいいづか」では3年連続で表彰を受けている。
 伊藤さんは、大工の父親の元で修行を積み、20歳で「サカエ住宅」を設立。自ら一級建築士と宅地建物取扱主任者の資格を持ち、6名の棟梁を擁して、土地探しから設計、現場監理、融資相談、プランニングなどを手がける会社に成長させた。
 「これまでの経験で培ってきたものを、次の世代へ伝えていきたい。私のもつすべての知識や技術を若い職人たちに伝えていきたいと思っています。そして、この飯塚の町を若者たちが留まることができるような魅力的で活気のある町に、お年寄りから子どもまで安心して暮らせる住みよい町にすることが私たちの使命だと思っています」と伊藤さんは語った。

NPO法人 サカエ会
TEL:0948-42-8031
ホームページ http://sakaekai.org/
有限会社 サカエ住宅
TEL:0948-42-8031 FAX:0948-42-3080
ホームページ http://www.sakae-jutaku.com/

「新・相続税は『自宅対策』から始める!」
KADOKAWA/角川マガジンズ刊 1,188円

代表取締役・税理士 廣田龍介 氏
福島県出身。製菓会社、税理士事務所勤務を経て、1985年、税理士登録。税理士法人タクトコンサルティングに入社し、不動産を使った相続税対策の資産税に携わる。1995年、独立し、『エクスプレス・タックス』設立。ケーススタディ方式で易しく解説する講演に定評。
遺産相続の円満解決に多角的な視点
時代の要請に応える達意の相続対策

不動産の4代継承を追求
優遇税制など制度を活用


 民法の規定にしばられる遺産相続は財産を遺す被相続人との血縁関係で配分の割合が左右される。離婚や再婚がからむケースでは一層複雑さを増す。遺族間で話し合いがまとまらず、家庭裁判所の調停に持ち込まれる相続案件は年々増え続け、年間1万件を優に超える。こうした時代の中、円満解決へのナビゲーターとして実績が際立つ相続対策のスペシャリストがいる。税理士事務所『エクスプレス・タックス』代表取締役・税理士廣田龍介さん。近著が多角的視点からの対策を浮き彫りにする。
「離婚が年間22万組前後で推移し、離婚した配偶者との間に子どもがいたり、子連れで再婚したりしているケースが増えている今の社会では、相続人の特定や相続の順位決定に困難を伴う場合が少なくありません。我が国の相続は子どもの血のつながり、血縁を重視します。例えば、子連れ同士で再婚したようなケースでは、夫が亡くなった場合、法定相続人は妻、夫の連れ子、実子です。妻の連れ子に相続権はありません。次に妻が亡くなった場合は、妻の連れ子と実子で、 今度は夫の連れ子に相続権がなくなります。当事務所では、こうした複雑なケースにも対応できるノウハウ、スキルを積み重ねています」
 著書の一つ、「相続財産を3代先まで残す方法」は、相続争いを回避できる相続・相続税対策を示した新書版で、遺言、家族信託、法人化の活用など相続の問題を解決へ導く有効な方法から家族の絆を深める方法までわかりやすく解説している。昨年出版した「新・相続税は『自宅対策』から始める!」は、2015年1月の税制改正で相続増税となり、都心部では5人に1人が納税の対象になるとの推定から、相続財産の約4割を占める不動産に焦点を合わせ、もめない自宅の分け方から、贈与、不動産の法人化まで最新の手法を駆使した相続対策を提示している。
 税理士登録して30年、資産税、相続税、不動産税務に精通したスペシャリストとして2000件超の相続案件に携わり、不動産コンサルティングの分野でも実績を重ねてきた廣田さんが重んじるのは「和」。
「様々な制度、手法を活用することによって、生まれ育った自宅を仲良く4代にわたって残すことができるように知恵を絞ります。新相続税の施行後も1億6000万円以内という配偶者控除や小規模宅地特例などの優遇税制を利用して相続税を無税にしたり、遺言書の作成や家族信託、生前の贈与に関する優遇税制を活用したりして、相続争いのない円満解決にベストを尽くします。和をもって貴しとなす、これが私の事業運営の精神です」

エクスプレス・タックス 株式会社
廣田龍介税理士事務所 「相続財産を3代先まで残す方法」 幻冬舎刊 799円
TEL:03-3595-8221 FAX:03-3595-8222

韓朋広(かん ともひろ) 院長
高校卒業後、土木建築の専門学校を卒業。腰に大きなケガを負い、鍼灸整骨院に通う中で治療家の道を目指し、研修を重ね、柔道整復師、はり師、きゅう師の国家資格を取得。2009年、『東心斎橋整骨院・しんきゅう院』を開業。不妊鍼灸の専門家から技術を学ぶ。

営業時間/月〜水・金曜日10:00〜21:00 土曜日10:00〜18:00 
定休日/ 木・日曜日・祝日
不妊で悩む人たちの思いに寄添う施術姿勢
女性の願いに応える美容鍼灸

自然治癒力の向上に力を注ぐ
多様な領域の症状に改善効果


「身体が子どもを授かる準備が整っていないと、宿す力が働かないのです」。『東心斎橋整骨院・はりきゅう院』の韓朋広院長は、なかなか子どもが授からず、不妊治療で妻に負担をかけた辛い思いをした経験をきっかけに、治療家として不妊で悩む人たちを救いたいとの思いが募り、妊娠希望の女性専門に施術する神奈川県川崎市の山村祐静堂鍼灸院で不妊鍼灸(しんきゅう)の極意を学び、今、「不妊整体鍼灸」は施術メニューの大きな柱になっている。
「当院の妊活施術は、お身体全体の気の流れを整え、全身のレベルを上げることにより、血液の循環や内臓の働きを高めながら、赤ちゃんが授かるための子宮環境だけでなくすべての体内環境を整えていく施術法です」
 また、現在は妊活を行う方々を専門的に支援する、一般社団法人日本メディカルリフレ協会の、妊活コンサルティング認定講師としても活躍している。「なぜ妊娠にいたらないのか?間違った情報であなたの貴重な時間が無駄に流れているかもしれません。その本質を皆様にお伝えし、妊活ではなく、子育てに時間を使っていただきたい」と、韓院長は話す。
 韓院長は、美しさを求める女性の願いに応える施術にも力を入れる。
「美容鍼灸は、お顔にはりきゅうをおこない、血流を改善し、胎内のコラーゲンを生成する働きを促進します。お顔のたるみ、しわ、くすみ、むくみ、目の周りのクマ、リフトアップや小顔などの効果が期待できます。「美容」=「健康」なので、体調を整えながら美容鍼灸を行うと、より効果的な変化が見られます。不健康で顔だけ施術をしても効果は得られません」
 20代の頃、スノーボードで腰に大きなケガを負い、鍼灸整骨院に通ううちに治療家を目指すようになったという韓院長は、様々な治療法を学び、柔道整復師、はり師、きゅう師の国家資格を取得、2009年に開業した。
「治る治療を求めて様々な治療術の研修に参加しては、試行錯誤を繰り返しました。その中で、自然治癒力を高める治療をすることこそ、完治に向かう唯一の道という答えに行きつきました。患者さんの身体に負担がかからないように、できるだけ少ない手数のソフトな施術を行うようになって、治癒成績は格段に上がりました」
 手技、はり、きゅうを駆使して、身体の様々な痛み、歪んだ背骨や骨盤、交通事故によるむち打ち症など幅広い領域の症状を改善に導く韓院長の声価は高まる一方だ。

東心斎橋整骨院・はりきゅう院
TEL:06-6258-2510 FAX:06-6258-2509 
Eメール:higasei20091201@gmail.com

(左から)スタッフ 新田晶絵さん、ゼネラルマネージャー 赤山僚輔さん、スタッフ 清水理恵さん、代表取締役 田中雄さん。
機能訓練型デイサービス「さんごのおうち」も運営している。

株式会社 Ys健康科学
代表取締役 田中雄さん
作業療法士の国家資格取得後、最先端の技術を学びながら仕事ができる山梨県のリハビリ専門の病院に勤め、診療の補助として活躍。その後誘いを受けて香川県・小豆島の公立病院勤務を経て、2014年、『株式会社Ys健康科学』設立。

営業時間/月〜金曜日10:00〜14:00 16:00〜20:30 土曜日9:00〜12:00 13:00〜17:00 
定休日/日曜日・祝日
リハビリのプロ集団がフィットネスに新風
先進性を際立たせる独創的なアプローチ

自律神経測定で最適運動提案
最先端機器により
短時間トレーニングでも効果あり


 高松市でフィットネスクラブ「LibreBody(リブレボディ)」を営む『株式会社Ys健康科学』の代表取締役田中雄さんは、最高レベルの人材と最先端機器の導入でこの決意を実現した若き経営者だ。
 田中さんのご家族や親せきたちが医療関係の仕事をされていた影響で、自然と医療関係への道を志すようになったという。国家資格である作業療法士の資格を取得後、公立病院などの勤務を経て、ある著明人からのお引き立てにより、2014年に会社を立ち上げた。 
「LibreBody」は、JARTAの統括部長で理学療法士とアスレティックトレーナーの資格を持つ赤山僚輔さんをゼネラルマネージャーとして、それに日本アスリートリハビリテーショントレーナー協会(JARTA)代表の中野崇さんや、高松市の『さんごの海整形外科』清水誠英院長のお二方をアドバイザーとして迎え入れた。更にJARTAや近隣のさんごの海整形外科と提携し、作業療法士・言語聴覚士などの医療スタッフを加えることにより、プロアスリートや、既存のフィットネスでは対応が難しい整形疾患を患っている方でも安心して利用することができる。また、3D高速振動マシンの「パワープレート」や、「Hogre」、「SD療法機器」などの最先端機器の導入に加え、自律神経側器によって最適な運動を提案する為に、体への負担が少なく、短時間で結果が出せることが特徴。その「パワープレート」をはじめ、「香川オリーブガーナーズ」、「Hogre」などの企業と業務提携を結んでおり、一般の方々だけでなく、スポーツ業界や医療器メーカーも注目するフィットネスクラブであることから、その実力の程がうかがえる。
 2016年4月には、田中さんが発起人となり、中四国地域で活躍される医師やスポーツトレーナー等を中心に、最新の情報などを共有・発信し、都会と地方との情報格差を無くすこと事を目的とした「うどん県うんどう会」が結成された。これは赤山さんが代表を務め、年3回の冊子発行と月1回のワークショップを実施しており、今後もこれらの動向に注目したい。

LibreBody
TEL:087-837-3535 FAX:087-834-0036 
Eメール:info@libre-body.com
ホームページ http://libre-body.com/


[イギリス生活情報誌]月刊 ミスター・パートナー 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-15-2 岩本和裁ビル5F TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605