ヒットの予感!! 2019


イギリス生活情報誌 
月刊
ミスター・パートナー
〒160-0022
東京都新宿区新宿
2-15-2岩本和裁ビル5F
TEL.03-3352-8107
FAX.03-3352-8605
 
診療施設:救急センター、血液浄化センター、外来化学療法センター、日帰り手術センター、内視鏡センター、リハビリテーションセンター、サポートセンター、臨床試験センター、健康管理センター、通所リハビリテーションセンター
併設施設:羽生訪問看護ステーション、羽生総合病院ふれあい介護相談所、羽生市西部地域包括支援センター、ふれあいの森、ホームヘルプサービスふれあい
屋上にヘリポートあり。

院長 松本裕史さん
群馬大学医学部卒。民間、公立の病院を経て2003年、「羽生総合病院」院長就任。専門分野は胸部外科(肺)、消化器外科(食道)。日本外科学会認定医、日本消化器外科学会認定医、日本胸部外科学会認定医。
米国名門病院をモデルに診療体制を構築
新技術でがん治療をワンストップで完結

高齢化のニーズに対応
最新の医療設備を導入


 地域の防災拠点ともなる約48000㎡の広大な敷地に、屋上ヘリポートを備えた耐震構造の地上6階建ての病院が立つ。2018年5月に移転、新築が完成し、新たなスタートを切った『羽生総合病院』。松本裕史院長は、全米で最も優れた病院の一つ、ミネソタ州ロチェスターの総合病院メイヨー・クリニックをモデルに高齢化時代の医療ニーズも見据えて構築した高度の診療体制の下、運営理念に掲げる高度なチーム医療体制、患者第一主義、医寮を通じての全人的教育の実践を目指す。
「メイヨー・クリニックは、世界中から難病患者が訪れる総合病院で、高い質の医療を提供しながら医療費を低く抑えている成功例の病院としてオバマ前米大統領に激賞されたことでも有名です。この病院を参考にし、加えて団塊の世代が75歳を超える2025年問題なども視野に診療体制を整えました。特に、高齢の方が遠方の病院に行かなくて済むようがん治療を当病院で完結できるよう優秀なスタッフを揃えました」
 同病院の外科は、幅広いフィールドをカバーし、特にがん手術については常勤の病理医が手術中にがん細胞の状況を迅速にチェックし、より精度の高い手術を可能にしている。また、放射線治療装置、ハイブリッド手術室も導入、より高度ながん治療が可能になった。
 24時間救急患者受け入れ態勢はこれまで通り維持するが、非常勤医師などを上手に組み込んだ北米型の完全交替勤務を目指しており、医師が診療以外でこなさなければならない仕事の負担をできるだけ軽減するための様々なシステムも導入した。病室は、看護師の意見を取り入れ、ナースステーションを中心に周りに配置し、いつも見守れるように全てガラス張りになっているのも特長だ。
 臨床研修指定病院として若手医師のキャリアアップに繋がる研修や看護学校や薬学部の学生の実習受け入れなど医療従事者の教育にもこれまで通り取り組む。
「21世紀に通用する質の高い医療を提供できる病院を目指して、職員一同が一致団結して誠心誠意努力していきたいと思っています」
(ライター/斎藤紘)

埼玉医療生活協同組合 羽生総合病院
TEL/048-562-3000 Eメール/ hanyuhp@fureaihosp.or.jp

上:体内深部の悪性腫瘍にも直接加温できる。
熱で体内の腫瘍を攻撃する他の治療法との併用で相乗効果治療装置。
中:高周波式ハイパサーミアシステム『アスクーフ8』
6種類の高周波電極で身体の様々な部位に対応。
がん温熱治療装置に次世代型新機種登場
保険適応を認められた国内2つ目の装置

がん細胞の死滅に効果
他の療法の併用も可能


 人工的に熱を加えた場合、42・5℃を超えると急激に死滅するようになるがん細胞の性質に着目したがん温熱療法ハイパーサーミアに用いるがん温熱治療装置に次世代型の新機種が登場、医学界で注目度を高めている。産業用自動装置メーカー『株式会社庄内クリエート工業』の高周波式ハイパサーミアシステム『アスクーフ8』。安心安全、効果的、効率的で質が高い医療を実現する視点などに立脚した中医協などの厳しい審査を経て保険適応を認められた国内2つ目の温熱治療装置だ。
 日本ハイパーサーミア学会によると、ヒトの細胞は42・5℃以上に温度が上がると急速に死んでしまうが、正常組織は人工的に熱を加えても血管が拡張して血液がいっぱい流れ、熱を運び去ってくれる。これに対しがん組織の中にある血管は温められても拡張することができず、細胞だけが温められ死んでいく。この原理を利用したのが温熱療法だ。
 『アスクーフ8』は、この温熱療法を効率的、効果的に進めるために開発された。高周波電流を患部に通すことによって、がん細胞の温度だけを選択的に上昇させて悪性腫瘍を治療する。単体で使用することも、化学療法や放射線療法との併用で相乗効果も期待できる装置。
 深部体温を確実に上昇させる技術がキーテクノロジーで、難解な原理に基づくが、単純化していえば、軟質シリコン製の冷却パッド付き高周波電極を通して高周波電流を流すと身体の水の分子が振動し、そのエネルギーが誘電加熱となって分子自体が発熱する仕組みだ。高周波電流の散逸を抑制するため高周波電流が電極間に集中して均一な分布を実現したほか、冷却水回路の工夫によって加温特性の安定も実現した。電極のサイズを組み合わせることで、眼球と脳以外の部位の治療が可能になる。
 温熱療法について、日本ハイパーサーミア学会は無作為試験で有効性を示されている疾患として、再発乳がん、メラノーマ(悪性黒色腫)、子宮頸がん、直腸がん、膀胱がん、頸部リンパ節転移などを挙げ、肺がん、食道がん、肝臓がん、膵臓がんなどでも有効だったとの症例が多数報告されているとしている。
『アスクーフ8』は、横浜で開かれたメディカルショージャパン&ビジネスエキスポ2017に出展され、注目を集めた。同社は医療従事者向けのセミナーを全国で開くなど普及に力を注ぐ。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 庄内クリエート工業
TEL/0235-24-7922 Eメール/s-imai@s-create.jp
ホームページ https://www.s-create.jp/

『幹細胞治療』 片側 1,500,000円(税別)/両側 1,980,000円(税別)
『成長因子注入治療』 180,000円(税別)
『ペインキラー注射』 50,000円(税別)
(いずれも自費診療)

磐田振一郎 院長
慶應義塾大学医学部卒。2004年、米スタンフォード大学工学部客員研究員。2009年、NPO腰痛・膝痛チーム医療研究所設立。2017年『リソークリニック』開院。日本整形外科学会専門医、日本再生医療学会認定医。
関節疾患の治療に最先端の再生医療適用
幹細胞治療と成長因子治療で屈指の実績

手術以外の選択肢追求
組織の修復再生を促す


 東京・内幸町の帝国ホテル内にある『リソークリニック』は、機能不全に陥った生体組織の機能再生に細胞や細胞由来の物質を利用する最先端の医療技術「再生医療」を関節疾患に適用して実績を重ねる国内でも数少ない医院。日本再生医療学会再生医療認定医の磐田振一郎院長が、様々な負担がかかる手術以外の選択肢として採用したのが幹細胞治療と成長因子治療だ。
 これまでは、一度擦り減った軟骨組織は二度と再生しないと言われ、根本的な治療法は人工関節手術にほぼ限定されていて、長期間の入院が必要だったのに対し、同医院の幹細胞治療は日帰りでできる治療という。
「幹細胞とは、自己複製能力と様々な細胞に分化する能力を持ち、際限なく増殖できる細胞です。治療では、局所麻酔下で患者さんのひざを約1・5㎝切開し、滑膜由来幹細胞という軟骨再生に最適な細胞約1gを15分程度で採取し、約1ヵ月にわたって培養した後、細胞を活性化させる物質などとともに患部に戻すことで、擦り減った関節組織の再生を促します。実際、海外の論文では、治療後1ヵ月で痛みが半分程度になり、軟骨欠損部も半分程度に改善しているという報告もあります」
 治療の流れは、1回目のカウンセリングと血液検査、2回目の脂肪組織採取、約1ヵ月の培養を経て患部への注入、経過観察、アフターフォローへと進める。
 もう一つの成長因子治療は、血小板内に存在する成長因子の働きを利用して、ダメージを受けた筋肉、腱、骨、関節などの組織の修復や再生を促す治療法で、これも日帰り治療だ。約50㎖採血し、専門機関で成長因子製剤を作成、約3週間後、患部に注入して完了する。成長因子製剤は自分の血液からつくられるため、拒否反応の心配もない。スポーツ選手に適した治療法という。
 同医院は、再生治療を実施するのに必要な第二種再生医療等計画番号を取得している。再生医療のほか、痛みの緩和に即効性があるペインキラー注射や変形性関節症に対する人工関節や関節鏡手術による治療でも実績を重ねる。
 こうした先端医療の実績に加え、遠方からの来院でもホテルに宿泊しながら受診できる利便性も好評で、国内のみならず海外からも多く治療に訪れる。
(ライター/斎藤紘)

リソークリニック
TEL/03-6268-8528
診療時間/10:00〜18:00 土9:00〜12:00
定休日/木・金・日曜日・祝日・土曜日午後
ホームページ https://riso-clinic.com/


伊東令華 院長
昭和大学歯学部卒。東京医科歯科大学医歯学総合研究科大学院修了。2008年、歯学博士の学位取得。昭和大学歯科補綴学講座助教、米UCLA留学などを経て、2016年『欅坂上医科歯科クリニック』開院。日本補綴歯科学会補綴専門医。
診療の精度高める歯科医科の有機的連携
全身にアプローチするシームレスな治療

診療体制を貫く独自性

 東京・元麻布の淡いピンクを基調としたお洒落なモモンビル5階にある『欅坂上医科歯科クリニック』はユニークだ。歯科に循環器内科、心療内科、一般内科を併設し、それぞれが専門性を生かしながら連携して受診者の健康維持、管理をサポートするシームレスな診療を可能にする他にない体制を作り上げたからだ。この体制、院長で歯学博士の伊東令華さんが予防医学、予防歯学の観点から掲げる「口、体、心、すべてを健康に」という診療方針を形にしたものだ。

心臓病やフレイルの予防

 「厚生労働省の80歳高齢者を対象とした研究で、歯を失う数が少なく、よく噛めている人は生活の質QOLが高く、運動、視聴覚機能に優れていることが明らかにされました。また、歯周病があると冠動脈疾患を起こすリスクが25%程度上昇することも明らかになっており、それは歯周病から生じる細菌が血液中を循環し、持続的に炎症を起こすからです。こうした知見に基づき、当クリニックでは疾患そのものを診るのではなく、全身にアプローチして人を診る医療を目指すことにしたのです」

歯科と循環器科連携の相乗効果

 歯科と循環器内科が組むメリットは、歯周病が心臓血管病の原因となることではない。。
「循環器疾患に限らず、肺炎などの感染症、慢性頭痛などの日常的な不調、生活の質の向上のためには、オーラルケアは非常に重要です。当クリニックでは、循環器内科の専門医との連携の下で治療を進めますので精度の高い診療が可能になります。また、内服している薬によっては、一般的な歯科クリニックでは処置を断られてしまうこともありますが、当クリニックでは必要に応じて心電図モニターや連続血圧測定装置などを歯科治療中にも行い、歯科医師だけでなく内科医師も同時に監視しますので、内服薬の関係で歯科治療をあきらめていた方も安心して治療を受けることができます」
 伊東さんは、日本補綴(ほてつ)歯科学会認定の補綴専門医として、かぶせものや入れ歯、インプラントによる治療にも力を入れ、歯科医療に関する最新の知見や技術を駆使した高度で精緻な治療で実績を重ね、ユニークな診療体制と相まってクリニックの存在感を高めている。
 個々の診療科は、それぞれの専門領域の疾患に向き合い、多様な医療技術で受診者の健康管理に力を注ぎながら、医系の医師は歯科で治療中の受診者についても必要に応じて心電図モニターや連続血圧測定装置で同時に監視するなど有機的な結びつきが診療の精度を高め、安心感を醸成する。(ライター/斎藤紘)

欅坂上医科歯科クリニック
TEL/03-6804-2211 Eメール/ infomation@kmdc.tokyo
診療時間/
歯科 8:00~18:00 月 8:00~20:00 土 9:00~17:00 日 9:00~12:30
循環器内科 月〜土 9:00~12:30 水 9:00~12:30 13:30~17:00
心療内科 第4日曜日 9:00~12:30
一般内科 月〜日曜日 9:00~12:30 水 9:00~12:30 13:30~17:00
ホームページ http://kmdc.tokyo/

『ドックスベストセメント』
歯を削る量が少なく、治療中の痛みも最小限に抑えられる。
『アイコン治療』
特殊な薬を染み込ませる治療。
診療科目:一般歯科 口臭治療 小児歯科 予防歯科 審美歯科 ホワイトニング 歯周病

田名網宏樹 理事長・院長
日本大学松戸歯学部卒。日本歯科保存学会会員、日本歯科治療管理学会会員。高度医療機器取扱い免許取得。
抜かない歯科保存治療に医療技術を動員
多様な麻酔手法で怖くない無痛治療実践

最新の治療剤を活用
患部の再石灰化促進


 千葉県柏市の『ジャパンデンタルクリニック』は、歯を抜くことなく治療、保存し、機能を維持させる歯科保存治療の研究拠点、日本歯科保存学会に属する田名網宏樹院長が2015年の開院以来追求してきたモットー、「抜かない、痛くない、怖くない」歯科診療を最新の医療技術で実践、来院者から厚い信頼を得てきた医院だ。
「歯は、咀嚼機能の一翼を担っています。効率的な咀嚼を行うためには、上下左右28本の歯がきちんと揃い、個々の歯の持つ特有な機能を分担できることが必要です。一つの歯に問題があったときに簡単に抜いてしまうということは少なくありませんが、当院ではそのような考えが正しいとは思いません。虫歯になった歯は自然に治りませんので、虫歯部分を除去しますが、できるだけ歯を残すことが大切だと考え、削らざるを得ない場所を見極めて最小限に削るのはむろん、ドリルで削らない最新療法にウエイトを置いて治療を進めます」
 最新療法の一つが、『ドックスベストセメント治療』だ。
「虫歯は、虫歯菌が感染することにより起こる病気です。『ドックスベストセメント治療』は、この虫歯の元となる病原菌を退治して治すことに注目した内科的な新しい治療法です。虫歯になった部分は削り取らずに、殺菌作用のある銅イオンを含むセメントを患部に詰めて蓋をします。充填後は、銅イオンが永続的に虫歯菌を死滅させ、虫歯だった部分は時間の経過とともに再石灰化し、自然治癒していきます」
 初期の虫歯には、歯面コーティング材アイコンによる治療が有効という。
「初期の虫歯は、歯の表面に白い斑点が見られることがあります。口腔内が酸性になることで歯の表面のエナメル質のカルシウム成分が少なくなり、脱灰という虫歯の初期症状を起こして白濁する症状です。『アイコン治療』は、濁したエナメル質に薬剤を浸透させることでエナメル質からミネラルが溶け出すのを防ぎ、再石灰化します。エナメル質を強くし、酸性になることを防ぎ、再発の防止にもつながります」
 また、恐怖心や不快感などの精神的ストレスから解放する笑気麻酔や、貼付用局所麻酔剤ペンレステープを患部に貼り、さらに極細針の電動麻酔器で麻酔をかける表面麻酔なども利用し、痛くない、怖くない無痛治療を技術的に担保する。
「日々進歩する医療技術を取り入れ、歯科イコール怖いというイメージを変えていきたい」
 田名網院長が一貫して持ち続ける信念だ。
(ライター/斎藤紘)

医療法人社団 秀和誠宏会 ジャパンデンタルクリニック
TEL/04-7168-4618
診療時間/10:00~20:00 土曜日10:00~18:00日曜日 9:00~13:00 
定休日/無休
ホームページ http://japan-dental.com/

中:単孔式腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行
細径内視鏡下胆嚢摘出術施行後の腹部
下:単孔式腹腔鏡下胆嚢摘出術前の腹部
単孔式腹腔鏡下胆嚢摘出術後の腹部

多賀谷信美 センター長
日本外科学会専門医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会や日本大腸肛門病学会、日本消化器外科学会の専門医。
術後の美容面に配慮した胆石症の治療
低侵襲単孔式腹腔鏡手術で際立つ実績

手術前の画像評価重視
安全性を最優先に施行


 コスメティック・ラパロ。お腹に開ける孔を極力小さくする工夫で美容面に配慮した腹腔鏡下手術のことをいう。胆石症に対し、胆石が作られる畑になっている胆嚢ごと摘出する腹腔鏡下胆嚢摘出術で都内随一の施行実績を誇る『板橋中央総合病院 消化器病センター』で、多賀谷信美センター長が特に力を入れているのがコスメティック・ラパロだ。
「お腹を10㎝弱切って胆嚢をとる開腹手術に比べ、カメラを使った腹腔鏡下手術はきずが小さく、痛みも少なく、腸管運動の回復が早いなどの利点がありますが、最近ではさらに体の傷を残さない単孔式腹腔鏡下手術も積極的に行っています。おへその部分を2〜3㎝程度切開して内視鏡を入れ、観察しながら手術する方法です。孔が一つなので体への負担が少ない上、きずがおへその中に隠れてしまうため、特に術後の美容面を懸念される女性でも満足頂ける手術法です」
 手術前には、血液検査や超音波検査、コンピュータなどを使って手術部位を画像評価し、安全性を最優先に的確に手術を行う。
(ライター/斎藤紘)

板橋中央総合病院 消化器病センター
TEL/03-3967-1181 Eメール/ tagaya.nobumi@ims.gr.jp

『プレミアムドック』
ゴールド:(税込)男性 172,800円/女性 194,400円
プラチナ:(税込)男性 324,000円/女性 345,600円

院長 石垣洋子さん
健診と検診を両輪に健康管理をサポート
エグゼクティブ対象の人間ドックも設定

高度の検査体制構築
検査ラボで迅速分析


 宮城県仙台市の『せんだい総合健診クリニック』は、健康診断や人間ドックに特化した予防医療の拠点。がんや生活習慣病の兆候をとらえる「健診」と、特定の病気の早期発見、治療を目的とする「検診」を両輪に健康管理をサポートする。中でも『プレミアムドック』は、本人の健康だけではなく、企業や従業員、その家族を守る立場のエグゼクティブを念頭に、最新の検査技術で設定された最高峰の人間ドックだ。
 男女ともゴールドとプラチナの2コースがあり、所要時間はゴールドが約6時間、プラチナは宿泊を含め1日半。MRI磁気共鳴画像、PET陽電子放射断層撮影、CTコンピューター断層撮影、超音波、免疫検査、ウイルス検査、乳房X線検査など多様な検査手法を使って身体の状態を把握し、重大な病気の早期発見と治療の必要性の有無などの判断につなげ、医師、保健師、栄養士などよるきめ細かなカウンセリング指導で健康管理をサポートする。
 女性向け健診フロアはスタッフすべてが女性。検査ラボも併設し、迅速な分析ができるのも強みだ。
(ライター/斎藤紘)

医療法人社団 進興会 せんだい総合健診クリニック
TEL/022-221-0066
ホームページ https://www.sskclinic.jp/

原田昌彦 院長
近畿大学医学部卒。1991年『原田耳鼻咽喉科』開院。医学博士。ラジオ・音響技能検定2級。近畿大学医学部非常勤講師。 日本耳鼻咽喉科学会会員、日本聴覚医学会会員。
医学的見地に基づく補聴器の選定と調整
来院者が国内最多の先進的な補聴器外来

ヒヤリングスタジオで
活用する技能訓練実施


「入れ歯を通販で買いますか。教習を受けずに車を運転しますか」
『原田耳鼻咽喉科』の原田昌彦院長が補聴器の不用意な買い方、使い方に警鐘を鳴らす時の譬え話だ。開業医としては珍しい「補聴器外来」を開設して27年、国内最多の月間約400人にのぼる来院者が求めるのは、補聴器に精通した医学博士の的確な診断と補聴器適合判定だ。
「補聴器は、電子機器であると同時に、医薬品医療機器等法で心電計などと同じ分類の管理医療機器でもあり、聴覚検査、診断、機種選定、機能調整、活用するための技能訓練を経なければ正しく使うことはできません。補聴器を装用している約200万人のうち、満足している人の割合は36%。通信販売などで買って素人判断で取り扱い、補聴器の調整がきちんと行われていないことが背景にあると考えられます」
 院内には、最新の測定機器、調整器機、高性能補聴器が揃い、院長の診断の下、言語聴覚士と補聴器技能者が機種選定の助言と調整を行う。補聴器を活用する訓練用のヒヤリングスタジオも備えている。
(ライター/斎藤紘)

原田耳鼻咽喉科
TEL/072-266-0157
診療時間/9:00~12:00 16:00~19:00
定休日/木・日曜日・祝日 土曜日午後
ホームページ https://hearing.jp/


[イギリス生活情報誌]月刊 ミスター・パートナー 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-15-2 岩本和裁ビル5F TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605