井形慶子 イギリス
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  掲載クライアント
代表 園吉洋氏
よりよい老後を医療人が精進して高齢社会を迎え安心して老後を過ごしてもらうため提案している
最高齢期を真剣に考え
実践するデイサービス

 日本の高齢化社会は、大きな社会問題となっている。1人での生活が困難な方の為に『デイサービスめぐみ』では各家に行き生活の補助を行う。社員もその分増え教育も徹底している。人を介護する上で失敗の言葉はなく、介護には正解もない。ただ、現場で終始1人を面倒みる覚悟は肝が据わってない人は、簡単に出来る仕事ではない。そこで、待遇面では、所得の確保をし、なおかつ現場の配慮も必要となっている。当たり前だが、介護する人が介護を受ける人に対し陰湿な虐待が起きぬよう「常に慈しみを持ち優しい気持ちで忍耐強く接し、話しをし続ける性格を持たなければいけない」と心に問う。また、戦前戦後直後父母を敬う兄弟と仲良くと教えこまれたが今日、『デイサービスめぐみ』の代表園吉洋氏は、介護の現場においては、「お年寄りの接し方を教育にいれるべきだ」とも疑問にもつ。また、最も重要なテーマとして、『死をどう考えて行くべきなのか。避けられない死に対してお金を掛けてまで延命措置を止めるか止めないか。』現状では、78%以上の方が病院で命を落としてしまう。「看取りのための穏やかな死ではなく、とりあえず救命措置を行う応急処置でしかすぎないのではないのか。」治るならばもちろん治したいと思う。だが、限界がある現代の医療においては、どこでピリオドを打つかが重要になってくるのではないのか。医療面に関しての考えで先進的であるオランダでは、安楽死も認知し実行され、望んで死を受け入れる人もいる。また、ある国では消費税が25%なら安心した老後生活を構築できるという考え方もある。2005年国民4人に1人が高齢者と発表され、今日3人に1人が高齢者と年々高齢者の国民に占める割合は、増え続けている。その為、高齢の方をそれ以外の国民が支えなければいけない。同施設では、生活が困難で手助けがないと生活出来ない利用者のために職員は常に細かく1人ひとりへの配慮や気配りを持ち皆、利用者が気持ちよく過ごせるように心掛けている。勿論、不自由ない施設に入るには最低限のお金が発生する。施設に入る際、料金設定で高いか安いかで悩むより、払えるか払えないかの自問自答になるのではないでしょうか。また同施設では、介護保険外で実施している自主事業の宿泊サービスがあり、4ヵ月未満の滞在と1日の短期滞在に分かれているので利用者が、自分の体調や金銭面など施設を有効活用できるように設定している。自分の人生の最後をどう受け止めるのかまで人としてどう受け入れるのか独自で考えなければいけない時代がこれから迎える超高齢化社会の現状である。これが正解という答えは果たしてあるのだろうか。人の尊厳を保つために、今後を考えていかなければならないテーマである。
(ライター/北川佳)
 
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