井形慶子 イギリス
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  掲載クライアント
俵コンサルティング代表 俵一雄氏
2011年グローバル化した企業経済の展望とは
「俵コンサルティング 株式会社」代表 俵一雄氏に聞く

 企業の事業管理では、現場管理者を財務数値の直の責任者とすることで事実の可視化と共有化を通して、現場の課題の解決策が何なのか当事者に気付かせることが肝要と理解できれば選ぶべき道筋は決ってくる。実践的な企業経営コンサルティング会社「俵コンサルティング」代表の俵氏にグローバル化していく日本の企業経済について展望を伺った。
「マクロな視点で高齢化や人口減少とGDP減のもと、日本の企業が海外展開を選択肢から外して生き残り策を講じることは難しいなか企業は何に着目し海外対応策をたてるべきか。」
「特に中堅規模以下の企業の海外進出上での最大の課題は人材難だろう。製造や販売のプロではあっても事業管理や人事管理が苦手の現地法人経営者は非常に多い。言語能力不足からローカルのマネジャーに多くを任せて信じざるをえない状況は経営管理上の問題として顕在化している。」
 一方「日本の製造業の潜在能力は、例えば金型や精密機械部品の技術力としては依然高い水準にあり、流通業においても日本という特異な国(高人口密度下での稠密な生活空間)ゆえに発達した良質で優しいサービス(時間厳守の宅配事業等)は他国に例を見ない新ビジネスとして海外展開中だ。」
「従って今後は年齢層を問わず現地採用を含めた邦人活用が増えるため、課題である言語及び経営管理能力問題の解決には最新かつ廉価な情報技術を活用した『経営情報の可視化と共有化』を如何に実現するかが益々重要となってくるはずである。」
 俵氏はそんな海外の企業支援を視野に入れ今後活動していくと語ってくれた。
(ライター/北川佳)
 
俵コンサルティング
TEL/03-3543-2621 FAX/03-3543-2621
   
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