札幌近郊の企業を中心に経営のコンサルティング活動を行う『アステップ経営』では、「事業継承」、「人材養成」、「業績改善」等の案件を扱う。
『アステップ経営』が提供する１つ目のメニューはそろそろ次の世代に事業を継承したいという経営者のためには、次の経営者へとスムーズにバトンタッチをしていくために、企業それぞれの固有の課題を整理しながら経営の総合的な承継対策とサポートを実施する。経営のノウハウの継承は個々の会社の事情によって難しくなることがあるが、『アステップ経営』では「経営の可視化」など適切な手法を用い、さらに継承者自身が考え行動することを進め、経営者、継承者が納得するコンサルティングを行う。
　２つ目は、「人材育成のコンサルティング」だ。継承者だけではなく経営幹部となる人材を対象に「経営側の視点を持ち、主体的に行動できる」社員を育成するのが、アステップ経営の人材育成コンサルティングだ。
　3つ目のメニューが「経営計画」のコンサルティングだ。中小や零細企業の中には経営の戦略や戦術を明文化した経営計画を持たないところも多い。アステップ経営では、企業規模を問わず、幅広い業種の経営計画作成を行っている。たとえば金融機関から経営計画の提出を求められた場合、とりあえず書面の体裁を整えて提出さえすれば、その場はしのげるかもしれない。しかし『アステップ経営』では、その場限りの一方的なコンサルティングは行ってはおらず、きっかけは対金融機関用であったとしても、その後の成長軌道を描き、実現させる実のあるコンサルティングを提供している。
　4つ目のメニュー「組織作り」では会社を構成する社員の士気・モチベーションを上げることのできる組織作りについて、経営計画の策定とも連動させながらコンサルティングを行う。モチベーションを上げるためには給与等の金銭的なインセンティブだけではなく会社全体の経営計画の目標を共有することが必要だという。『アステップ経営』では、社員1人1人に付与する「あなたにしか出来ない」目標と責任を考えコンサルティングする。
　5つ目のメニューは「業績改善」だ。経営者であれば「いかにして売上を増やし、いかに業績を改善するか」というのは誰しもが抱える課題。『アステップ経営』では、幅広い業種・経営規模の方々に業績改善のコンサルティングを行っている。まず緻密な診断・調査を行い、業績悪化の原因を探る。それにより改善策を打ち出し、従業員と共に実践と検証のサイクルを繰り返す。それにより黒字化をはかり、さらに従業員の養成も行うのだ。
『アステップ経営』はこれらのメニューで経営の改善を行う。あらゆる経営上の問題点について、クライアントからの相談にのり、課題の整理や改善の方向性を明確にする。「会社も病気にかかる」として、経営の悪化等を体の病にたとえ説明する。「会社の病」とは、会社の異常を教えてくれるシグナルだという。注意深く病気のシグナルを見つけ、その症状を病と認識したうえで、その原因を取り除いていくことで、自分の会社を健康（最良の状態）に保ち、長生きすること（経営が将来に渡ってうまくいくこと）ができるのだという。
　そのコンサルティングの特徴は、一方手に改善策を押し付けるのではなく、経営者や従業員自身が解決できるように導くこと。クライアントからの相談内容によっては自力で解決できることであれば、サジェスチョンをあたえクライアント自らが解決を図る。結果費用を抑えることにもなるという。
　以上のように北海道の会社を元気にしている『アステップ経営』は札幌の「経営の町医者」なのだ。
（ライター／本名広男）