最前線医療の現場と
頼れる専門ドクター
頼れる専門ドクター
米豪留学で得た視点と経験
大動脈瘤治療の革新者が歩む道
大動脈瘤治療の革新者が歩む道
日本初低侵襲性治療を
世界に発信
2024年4月に開院55周年を迎えた『新東京病院』は、病床430床、約1000人の医療スタッフを擁し、救命救急から高度な外科手術まで幅広く担っている地域の中核医療機関。その中心で病院全体を統括すると同時に、心臓血管外科主任部長として診療にあたっているのが、中尾達也院長だ。医学への明確な理念と心臓血管外科領域における豊富な診療・研究実績を土台に、中尾さんはこれまで国内外の医療現場に貢献してきた。院長としての組織マネジメント力に加え、周囲からの信頼と人脈、他職種と円滑に連携するコミュニケーション力にも長け、医師・医療者の育成にも力を注いでいる。「安全で質の高い医療の提供」を信条に、最先端技術の普及にも積極的に取り組んできた。中尾さんが医師を志したきっかけは、小学生のときに遭った交通事故で2日間にわたり生死の境をさまよった臨死体験をしたことだ。「命を救う仕事」に強く惹かれ、広島大学医学部に進学。卒業後は、第一外科に入局し、小児外科、緊急・ICU医療、一般消化器外科など多様な診療科を経験したのち、心臓血管外科を専門領域に選んだ。JA広島病院勤務時代には、世界で初めて全動脈グラフトを用いた冠状動脈脈バイパス手術を成功させ、川上恭司心臓血管外科部長と出会い、基本技術や患者さん対応の姿勢など、外科医としての礎を築いた(写真①)。また、川上部長の計らいでRGEAグラフトを用いた冠状動脈バイパス手術の症例を「ナカオのスレンダーサイン」としてまとめ、米国の著名な心臓血管医学誌に掲載されるなど、若くして国際的に高い評価を得た。その後アメリカに渡り、勤務先のアルバート・アインシュタイン医科大学丘ヤス医師の紹介により、世界的名医ロバート・フレーター医師に師事。共同研究や論文執筆など、貴重な経験を重ねた。さらに、モンテフィオーレ病院での手術支援の際には、心臓外科のパイオニアであるリチャード・ブロードマン医師と出会うなど、多くの刺激を受けたという。渡米して2年半で帰国した中尾さんは、その後オーストラリアに留学した。ブロードマン医師やフレーター医師の推薦を受けてシドニーのロイヤル・プリンス・アルフレッド病院に勤務。大動脈基部手術の名手クリフォード・ヒューズ医師やポールバナン医師らと共に研鑽を積んだ。帰国後は、JA広島総合病院にて心臓血管外科主任部長を10年間務め、同級生であり当時の新東京病院・山口裕己主任部長の誘いを受けて入職(写真②)。2014年には、山口部長の後任として主任部長に就任した(写真③)。中尾さんが長年取り組んできた低侵襲治療『オープンステントグラフト法』は、開胸下で人工血管と国産ステント「Frozenix」を一体化させて留置する術式だ。従来のステントグラフトが適応できなかった複雑な動脈瘤にも対応でき、より安全性と確実性に優れた治療を可能にしている(写真④)。新東京病院・心臓血管外科では、2024年の1年間だけでも心臓胸部大血管手術を303件実施。そのうち、腹部や胸部の大動脈ステントグラフト、大動脈弁置換術など、カテーテルを活用した低侵襲治療が97例を占めている。2014年7月から2024年12月までの10年間で実施された『オープンステントグラフト法』の症例数は397件。難しい症例も受け入れ、着実に成果を積み上げてきた。この技術の海外普及にも力を注いでおり、2015年以降は台湾の病院での技術指導やアジア・パシフィック大動脈外科学会研究会、香港や豪州の医師も参加した国際大動脈シンポジウムのオンライン開催、アジア心臓胸部外科学会(写真⑤)やバルトロメオ教授(写真⑥)主催のイタリアボローニャ大学での研修会などに積極的に登壇(写真⑦)。2024年には、バンコクで開催された第2回心臓・循環器系疾患会議にゲストスピーカーとして招かれ(写真⑧)、2025年5月にドバイで開催された第3回同会議では基調講演で知り合ったブラウン大学ルーフル教授と協同研究を進めている(写真⑨⑩⑪)。さらに、10年間の症例をまとめた論文が英文医学誌に掲載されるなど、学術活動にも積極的に取り組んでいる。2023年6月には院長に就任し(写真⑫)、診療と指導を両立しながら病院経営にも本格的に参画をはじめた。しかし、就任当初の院内は過剰な緊張感や派閥の対立、個人主義的な風土が根深く残っており、人材流出や倫理的な問題も生じていたという。
「スタッフ全員が安心して働ける環境を整えることが重要だと考え、病院機能評価の取得、人事評価制度の導入、毎年更新する就業規則の作成を進めました。また、100名以上の医師と1対1で面談し、『自分の仕事を全うしたうえで、患者さんや周囲のスタッフの気持ちをくみ取って行動して貰いたい』と伝えました」
こうした改革の根底には、「道の真ん中を歩く」「人との縁を大切にする」という中尾さん自身の信条がある。損得や打算ではなく、誠実にまっすぐ進むこと。苦しい状況でも道の真ん中を歩いていれば誰かが必ず手を差し伸べてくれるという確信を胸に、人との出会いや縁に感謝しながら歩んできた。その想いは、2022年12月に現代書林から刊行された「いのちを救い、縁を繋ぐ生き方」(写真⑬)にも記されている。診療の振り返りや患者さんや仲間とのあたたかな交流、恩師・家族とのエピソードを通じて絆の大切さを綴った一冊は、医療従事者や医学生、患者さんなど多くの方の間で反響を呼んでいる。
「新東京病院のすべてのスタッフがこの病院で働くことに誇りを持ち、ずっと働きたいと思えるような環境をつくることが私の使命です。これからも病院全体の統括と心臓血管外科の診療を両立しながら、患者さんが安心して治療を受けられる環境づくりに力を尽くしてまいります。2025年12月に30年ぶりに訪れたシドニーのロイヤルプリンスアルフレッド病院の心臓外科トップのポールバナン教授は昔と同じように私を迎え入れてくれました(写真⑭⑮)」
(ライター/彩未)
世界に発信
2024年4月に開院55周年を迎えた『新東京病院』は、病床430床、約1000人の医療スタッフを擁し、救命救急から高度な外科手術まで幅広く担っている地域の中核医療機関。その中心で病院全体を統括すると同時に、心臓血管外科主任部長として診療にあたっているのが、中尾達也院長だ。医学への明確な理念と心臓血管外科領域における豊富な診療・研究実績を土台に、中尾さんはこれまで国内外の医療現場に貢献してきた。院長としての組織マネジメント力に加え、周囲からの信頼と人脈、他職種と円滑に連携するコミュニケーション力にも長け、医師・医療者の育成にも力を注いでいる。「安全で質の高い医療の提供」を信条に、最先端技術の普及にも積極的に取り組んできた。中尾さんが医師を志したきっかけは、小学生のときに遭った交通事故で2日間にわたり生死の境をさまよった臨死体験をしたことだ。「命を救う仕事」に強く惹かれ、広島大学医学部に進学。卒業後は、第一外科に入局し、小児外科、緊急・ICU医療、一般消化器外科など多様な診療科を経験したのち、心臓血管外科を専門領域に選んだ。JA広島病院勤務時代には、世界で初めて全動脈グラフトを用いた冠状動脈脈バイパス手術を成功させ、川上恭司心臓血管外科部長と出会い、基本技術や患者さん対応の姿勢など、外科医としての礎を築いた(写真①)。また、川上部長の計らいでRGEAグラフトを用いた冠状動脈バイパス手術の症例を「ナカオのスレンダーサイン」としてまとめ、米国の著名な心臓血管医学誌に掲載されるなど、若くして国際的に高い評価を得た。その後アメリカに渡り、勤務先のアルバート・アインシュタイン医科大学丘ヤス医師の紹介により、世界的名医ロバート・フレーター医師に師事。共同研究や論文執筆など、貴重な経験を重ねた。さらに、モンテフィオーレ病院での手術支援の際には、心臓外科のパイオニアであるリチャード・ブロードマン医師と出会うなど、多くの刺激を受けたという。渡米して2年半で帰国した中尾さんは、その後オーストラリアに留学した。ブロードマン医師やフレーター医師の推薦を受けてシドニーのロイヤル・プリンス・アルフレッド病院に勤務。大動脈基部手術の名手クリフォード・ヒューズ医師やポールバナン医師らと共に研鑽を積んだ。帰国後は、JA広島総合病院にて心臓血管外科主任部長を10年間務め、同級生であり当時の新東京病院・山口裕己主任部長の誘いを受けて入職(写真②)。2014年には、山口部長の後任として主任部長に就任した(写真③)。中尾さんが長年取り組んできた低侵襲治療『オープンステントグラフト法』は、開胸下で人工血管と国産ステント「Frozenix」を一体化させて留置する術式だ。従来のステントグラフトが適応できなかった複雑な動脈瘤にも対応でき、より安全性と確実性に優れた治療を可能にしている(写真④)。新東京病院・心臓血管外科では、2024年の1年間だけでも心臓胸部大血管手術を303件実施。そのうち、腹部や胸部の大動脈ステントグラフト、大動脈弁置換術など、カテーテルを活用した低侵襲治療が97例を占めている。2014年7月から2024年12月までの10年間で実施された『オープンステントグラフト法』の症例数は397件。難しい症例も受け入れ、着実に成果を積み上げてきた。この技術の海外普及にも力を注いでおり、2015年以降は台湾の病院での技術指導やアジア・パシフィック大動脈外科学会研究会、香港や豪州の医師も参加した国際大動脈シンポジウムのオンライン開催、アジア心臓胸部外科学会(写真⑤)やバルトロメオ教授(写真⑥)主催のイタリアボローニャ大学での研修会などに積極的に登壇(写真⑦)。2024年には、バンコクで開催された第2回心臓・循環器系疾患会議にゲストスピーカーとして招かれ(写真⑧)、2025年5月にドバイで開催された第3回同会議では基調講演で知り合ったブラウン大学ルーフル教授と協同研究を進めている(写真⑨⑩⑪)。さらに、10年間の症例をまとめた論文が英文医学誌に掲載されるなど、学術活動にも積極的に取り組んでいる。2023年6月には院長に就任し(写真⑫)、診療と指導を両立しながら病院経営にも本格的に参画をはじめた。しかし、就任当初の院内は過剰な緊張感や派閥の対立、個人主義的な風土が根深く残っており、人材流出や倫理的な問題も生じていたという。
「スタッフ全員が安心して働ける環境を整えることが重要だと考え、病院機能評価の取得、人事評価制度の導入、毎年更新する就業規則の作成を進めました。また、100名以上の医師と1対1で面談し、『自分の仕事を全うしたうえで、患者さんや周囲のスタッフの気持ちをくみ取って行動して貰いたい』と伝えました」
こうした改革の根底には、「道の真ん中を歩く」「人との縁を大切にする」という中尾さん自身の信条がある。損得や打算ではなく、誠実にまっすぐ進むこと。苦しい状況でも道の真ん中を歩いていれば誰かが必ず手を差し伸べてくれるという確信を胸に、人との出会いや縁に感謝しながら歩んできた。その想いは、2022年12月に現代書林から刊行された「いのちを救い、縁を繋ぐ生き方」(写真⑬)にも記されている。診療の振り返りや患者さんや仲間とのあたたかな交流、恩師・家族とのエピソードを通じて絆の大切さを綴った一冊は、医療従事者や医学生、患者さんなど多くの方の間で反響を呼んでいる。
「新東京病院のすべてのスタッフがこの病院で働くことに誇りを持ち、ずっと働きたいと思えるような環境をつくることが私の使命です。これからも病院全体の統括と心臓血管外科の診療を両立しながら、患者さんが安心して治療を受けられる環境づくりに力を尽くしてまいります。2025年12月に30年ぶりに訪れたシドニーのロイヤルプリンスアルフレッド病院の心臓外科トップのポールバナン教授は昔と同じように私を迎え入れてくれました(写真⑭⑮)」
(ライター/彩未)
医療法人社団 誠馨会 新東京病院
TEL/047-711-8700
ほぼすべての疾患に柔軟に向き合う
地域医療を守る総合診療クリニック
地域医療を守る総合診療クリニック
医療難民を生まない
社会を目指して
2025年、団塊の世代が後期高齢者となった。2050年には65歳以上の高齢者が国内人口の半数近くを占めるといわれており、今後ますます認知症や寝たきりなどの高齢者の増加が進むことが予想されている。その一方で、人口減少や物価高、医師の働き方改革の影響や医師自身の高齢化などにより、開業医が次々と閉院している実態もある。身体が不自由な高齢者が、遠方まで通院しなくても安心して医療を受けられる身近なかかりつけ医の存在が地域医療を守るためには欠かせない。2017年に開院した『医療法人ONEきくち総合診療クリニック』は、一般内科、外科、心療内科、循環器内科、呼吸器内科、胃腸内科、アレルギー科、整形外科、小児科を標榜し、一次医療のほぼすべての疾患に幅広く対応する総合診療クリニックだ。一日に300~400人ほど来院し、これまでに神奈川県綾瀬市住民の約5割にあたる人が受診した地域に欠かせない存在だ。
「いつでも、なんでも、だれでも、まず診る」を信念に、総合診療を提供している菊池大和院長は、専門領域にとらわれず、どのような病気でもまず診る姿勢を大切にしている。初診時から丁寧に話を聞き、生活背景や家族構成、考え方、心理的な側面も踏まえた総合的な診察を行い、検査や処方に加え、病気の予防や早期発見、心のケアに至るまで、患者さん一人ひとりに合わせた柔軟な医療を実践している。
「元気な若い方であれば、症状などから病気を推測し、行くクリニックを決めると思います。しかし、高齢者は調べる手段やコミュニケーションが難しいことも多く、一つの病気だけでなくいくつもの病気と付き合っていかなければなりません。だからこそ、いつもの病院に行くだけで自分のことを総合的に診てくれるかかりつけ医の存在が重要だと考えています」
総合診療を行う菊池院長の取り組みは国際的にも注目を集め、世界的ニュース雑誌「TIMEASIA版2024」でも紹介された。この中で自身の過去、現在、未来について語っている。
外科医として手術をこなす日々を行っていた菊池院長がゴールにしていたのは、手術が成功するだけでなく、「患者さんが元気になること」だ。胃の病気で手術したとしても、その患者さんがうつ病を患ってしまったとしたら本当の意味で健康を守ったことにはならない。日本の医療は専門クリニックが基本だが、患者さんが不調を感じていても検査で異常が見つからなければ適切な治療を受けられないケースも多い。救急医時代に他院で対応されず悪化した患者さんに向き合ってきた経験から、専門に偏らず幅広く診られる「総合診療クリニック」の必要性を強く感じたという。菊池院長が開業した当時、総合診療のためのクリニックという考え方はほとんど存在していなかった。はじめは総合診療が地域に根付くか不安を感じながらの経営だったというが、現在は多くの患者さんが来院し、患者さんとの信頼関係を築いている。
『きくち総合診療クリニック』では、MRIやCTなどの機器を備え、検査体制も充実する。「とりあえずここに来れば大丈夫」と思える場所があれば、診察から検査、薬の処方、そして必要に応じた専門医への紹介までを一つの流れでつなげることができる。
「医療の本質は、患者に寄り添い、症状を解決し、不安を取り除くことです。この考えは、新型コロナウイルスの流行をきっかけにさらに強まりました。当時、多くの病院が逼迫し、普段通っている病院から診察を断られる方が続出し、当クリニックにも連日多くの患者さんが訪れていました。緊急時こそ、かかりつけ医が受け皿になる必要があると強く感じました」
日本は世界有数の長寿国であり、手術の成功率やがん治療など最先端医療は国際的にも高く評価されている。その一方で、専門分野に偏りがちな医療教育の影響から、地域医療が十分に機能していないという課題も抱えている。
「病院や診療所の数が減ること自体は、避けられない面もあります。大切なのは数ではなく質をどう保つかです。市町村単位で断らない病院、断らないクリニックを連携させる仕組みが必要だと考えています。特に、体力のない高齢者や、膝・腰に痛みを抱える人、認知症の方、老々介護や一人暮らしの高齢者にとっては、医療機関を探して遠方まで通うことは大きな負担となります。今のような風邪は内科、膝の痛みは整形はという受診の仕方では、これからの超高齢社会は支えきれません」
地域医療を支えるためには、総合的に診られる医師の育成が急務だ。そのためには、医学教育の見直しやカリキュラムの改革、若手医師への開業支援や行政による総合診療かかりつけ医の義務化や医療従事者の派遣など制度の整備が不可欠だと菊池院長は提言する。
また、2024年12月に刊行した著書「『総合診療かかりつけ医』がこれからの日本の医療に必要だと私は考えます」では、診療科に関係なく、どんな症状でも診る総合診療かかりつけ医の重要性やクリニックを開業するためのノウハウ、医療制度の改革などが綴られている。
「家の近くに気軽に相談できる総合診療かかりつけ医がいれば、病気を早期に発見することができます。その積み重ねが、地域医療を守ることにつながります」
20年後、日本のクリニックはさらに減少し、高齢者は過去最多となる。どんな症状でもまず診てくれ、病気を見つけ、安心させてくれる総合診療かかりつけ医を全国に広げていくことが、これからの日本の医療に求められている。『きくち総合診療クリニック』が全国のモデルクリニックとなり、誰もが安心して医療を受けられる未来を目指している。
(ライター/彩未)
社会を目指して
2025年、団塊の世代が後期高齢者となった。2050年には65歳以上の高齢者が国内人口の半数近くを占めるといわれており、今後ますます認知症や寝たきりなどの高齢者の増加が進むことが予想されている。その一方で、人口減少や物価高、医師の働き方改革の影響や医師自身の高齢化などにより、開業医が次々と閉院している実態もある。身体が不自由な高齢者が、遠方まで通院しなくても安心して医療を受けられる身近なかかりつけ医の存在が地域医療を守るためには欠かせない。2017年に開院した『医療法人ONEきくち総合診療クリニック』は、一般内科、外科、心療内科、循環器内科、呼吸器内科、胃腸内科、アレルギー科、整形外科、小児科を標榜し、一次医療のほぼすべての疾患に幅広く対応する総合診療クリニックだ。一日に300~400人ほど来院し、これまでに神奈川県綾瀬市住民の約5割にあたる人が受診した地域に欠かせない存在だ。
「いつでも、なんでも、だれでも、まず診る」を信念に、総合診療を提供している菊池大和院長は、専門領域にとらわれず、どのような病気でもまず診る姿勢を大切にしている。初診時から丁寧に話を聞き、生活背景や家族構成、考え方、心理的な側面も踏まえた総合的な診察を行い、検査や処方に加え、病気の予防や早期発見、心のケアに至るまで、患者さん一人ひとりに合わせた柔軟な医療を実践している。
「元気な若い方であれば、症状などから病気を推測し、行くクリニックを決めると思います。しかし、高齢者は調べる手段やコミュニケーションが難しいことも多く、一つの病気だけでなくいくつもの病気と付き合っていかなければなりません。だからこそ、いつもの病院に行くだけで自分のことを総合的に診てくれるかかりつけ医の存在が重要だと考えています」
総合診療を行う菊池院長の取り組みは国際的にも注目を集め、世界的ニュース雑誌「TIMEASIA版2024」でも紹介された。この中で自身の過去、現在、未来について語っている。
外科医として手術をこなす日々を行っていた菊池院長がゴールにしていたのは、手術が成功するだけでなく、「患者さんが元気になること」だ。胃の病気で手術したとしても、その患者さんがうつ病を患ってしまったとしたら本当の意味で健康を守ったことにはならない。日本の医療は専門クリニックが基本だが、患者さんが不調を感じていても検査で異常が見つからなければ適切な治療を受けられないケースも多い。救急医時代に他院で対応されず悪化した患者さんに向き合ってきた経験から、専門に偏らず幅広く診られる「総合診療クリニック」の必要性を強く感じたという。菊池院長が開業した当時、総合診療のためのクリニックという考え方はほとんど存在していなかった。はじめは総合診療が地域に根付くか不安を感じながらの経営だったというが、現在は多くの患者さんが来院し、患者さんとの信頼関係を築いている。
『きくち総合診療クリニック』では、MRIやCTなどの機器を備え、検査体制も充実する。「とりあえずここに来れば大丈夫」と思える場所があれば、診察から検査、薬の処方、そして必要に応じた専門医への紹介までを一つの流れでつなげることができる。
「医療の本質は、患者に寄り添い、症状を解決し、不安を取り除くことです。この考えは、新型コロナウイルスの流行をきっかけにさらに強まりました。当時、多くの病院が逼迫し、普段通っている病院から診察を断られる方が続出し、当クリニックにも連日多くの患者さんが訪れていました。緊急時こそ、かかりつけ医が受け皿になる必要があると強く感じました」
日本は世界有数の長寿国であり、手術の成功率やがん治療など最先端医療は国際的にも高く評価されている。その一方で、専門分野に偏りがちな医療教育の影響から、地域医療が十分に機能していないという課題も抱えている。
「病院や診療所の数が減ること自体は、避けられない面もあります。大切なのは数ではなく質をどう保つかです。市町村単位で断らない病院、断らないクリニックを連携させる仕組みが必要だと考えています。特に、体力のない高齢者や、膝・腰に痛みを抱える人、認知症の方、老々介護や一人暮らしの高齢者にとっては、医療機関を探して遠方まで通うことは大きな負担となります。今のような風邪は内科、膝の痛みは整形はという受診の仕方では、これからの超高齢社会は支えきれません」
地域医療を支えるためには、総合的に診られる医師の育成が急務だ。そのためには、医学教育の見直しやカリキュラムの改革、若手医師への開業支援や行政による総合診療かかりつけ医の義務化や医療従事者の派遣など制度の整備が不可欠だと菊池院長は提言する。
また、2024年12月に刊行した著書「『総合診療かかりつけ医』がこれからの日本の医療に必要だと私は考えます」では、診療科に関係なく、どんな症状でも診る総合診療かかりつけ医の重要性やクリニックを開業するためのノウハウ、医療制度の改革などが綴られている。
「家の近くに気軽に相談できる総合診療かかりつけ医がいれば、病気を早期に発見することができます。その積み重ねが、地域医療を守ることにつながります」
20年後、日本のクリニックはさらに減少し、高齢者は過去最多となる。どんな症状でもまず診てくれ、病気を見つけ、安心させてくれる総合診療かかりつけ医を全国に広げていくことが、これからの日本の医療に求められている。『きくち総合診療クリニック』が全国のモデルクリニックとなり、誰もが安心して医療を受けられる未来を目指している。
(ライター/彩未)
医療法人 ONE きくち総合診療クリニック
TEL/0467-76-1000
日本最前線のリウマチ医療を
悩みや不安を抱える患者さんに寄り添う
悩みや不安を抱える患者さんに寄り添う
早期発見と適切な
治療で寛解を目指す
『湯川リウマチ内科クリニック』は、関節リウマチや膠原病、自己免疫疾患、関節痛などに対し、科学的根拠に基づいた専門的な診療を行っている。地域医療のHUBとして日本最前線のリウマチ治療を提供し、関節リウマチの悩みや不安を抱えている方々を丁寧に支えている。湯川宗之助院長は東京医科大学を卒業後、産業医科大学第一内科学講座などで関節リウマチの専門診療に従事してきた日本リウマチ学会の評議員・専門医だ。湯川院長がリウマチ専門医を志したきっかけは、研修医時代にリウマチを患っていた20代女性患者さんの存在だった。手指の変形が急速に進行していく姿を目の当たりにし、将来の生活に大きな制限が生じてしまうのではないかと感じ、胸を痛めたという。「痛みや苦しみから患者さんを救いたい」「患者さんの可能性を守りたい」という想いを胸に、当時は不治の病とされてきたリウマチの専門領域に進み、以来関節リウマチや膠原病、自己免疫疾患など幅広い疾患に向き合い続けてきた。関節の痛み、腫れなど、関節に違和感をきたす疾患は多岐にわたる。そのなかでも関節リウマチは、期に診断して治療を開始することが、その後の患者さんの人生に大きな影響を及ぼす。日本にはおよそ日本にはおよそ70~100万人の患者さんがいるとされており、男女比でみると女性に約4倍多く見られる。初期症状として朝の両手のこわばりや原因のはっきりしない関節の腫れや痛み、微熱、倦怠感、食欲不振、体重減少など日常生活でも起こるような多彩な症状が現れるため、「もしかしたらリウマチかも?」と早い段階で疑い、医療機関を受診することが大切だ。関節リウマチは、発症して2年以内に30%近い関節が破壊されることが分かってきており、発症後1~2年以内の治療開始が望ましいとされている。かつての治療薬では、関節破壊の進行を遅らせることしかできなかったが、2003年に生物学的製剤メトトレキサート(MTX)が登場し、関節リウマチで寛解の状態を目指せる疾患となった。寛解には、炎症と自覚症状が落ち着く臨床的寛解、関節破壊の進行がほとんど止まることを意味する構造的寛解、身体機能の維持を意味する機能的寛解があり、状態が安定すれば薬剤を減量したり、中止できる可能性も見えてくる。寛解になれば、抗リウマチ薬を服用しながら症状をほとんど自覚することなく日常生活を送ることができるようになる。現在の治療薬でその可能性を高めるためには、十分な問診、全身の診察、血液検査、レントゲン、関節エコーなどによってなるべく早い段階で診断し、1年先、10年先を見据えたうえで、今必要な医療を提供するための治療計画を立てて治療を開始することが大切だ。リウマチ治療の薬剤には、生物学的製剤やJAK阻害薬など選択肢が豊富で患者さんごとに最適な薬剤や投与方法が異なる。湯川院長は、病状や検査値だけでなく、患者さんの気持ち、生活背景、ライフステージ、副作用リスク、合併症の有無などを踏まえながら、メトトレキサート(MTX)やTNF阻害薬(インフリキシマブ、エタネルセプト、アダリムマブ、ゴリムマブ、セルトリズマブペゴル)、IL|6阻害薬(トシリズマブ)、T細胞阻害薬(アバタセプト)などの薬剤から最適な薬剤を選び、治療計画を組み立てる。治療前後の疾患活動性評価(DAS28、SDAI、CDAI)の数値を比較することで、薬剤の効果を確認しながら、必要に応じて治療方法を調整する。また、治療の選択肢や長所・短所、疾患活動性評価なども伝え、患者さんが治療に積極的に取り組めるように配慮する。薬剤による副作用リスクを懸念し、薬剤の使用を必要最低限にとどめているものの、ステロイドや免疫抑制剤なども使用するため、免疫が低下して呼吸器感染症を起こしやすくなることがあるほか、肝機能障害・腎機能障害などの薬剤性合併症を起こす可能性もある。そのため、定期的な受診と自己チェックで早期に身体の変化を見つけることが大切だ。院長をはじめとする医療スタッフたちは和やかで相談しやすい雰囲気を大切にしており、体調の変化も安心して伝えることができる。院内は「空港ラウンジのような落ち着き」をコンセプトに設計され、待合室はシックで落ち着いた色調。診察室はすべて個室で、プライバシーに十分配慮されている。また、月に1~2回の生物学的製剤の点滴を快適に受けられるよう、点滴室にモニター、スピーカーを備えた完全フラット可能なリクライニングチェアーを完備するなど、治療を快適に受けられる環境が整っている。さらに、院内セカンドオピニオンにも対応している点も特長。同じクリニック内で自分に合った治療かを確認しながら進めることができる。このような患者さんに寄り添った治療を行う湯川院長には、「リウマチによる休職・退職・廃業、介護や育児の困難をゼロにしたい」という強い思いがある。リウマチの症状は、手のこわばりや倦怠感など一見目に見えにくいものが多く、病気への理解が乏しいと「怠けている」と誤解されてしまうことも少なくない。こうした誤解を防ぐには、患者さん本人だけでなく、周囲の方々にリウマチへの正しい理解を促すことが重要だと警鐘を鳴らす。こうした想いから地域の医療格差や医療情報格差をなくしたいと「一般社団法人リウマチ医療・地域ネットワーク協会」を設立。関節リウマチで患う方をつなげる仕組みづくりに尽力するとともに、市民向け講演会などを通して全国の患者や家族、医療従事者をつなぐ活動を進めている。どんなに優れた治療であっても、患者さん本人が理解していなければ本当の意味で良い治療とは言えない。湯川院長は、確かな専門知識と温かな姿勢で一人ひとりに真摯に向き合い、患者さん自身が主役となる医療の提供を目指している。リウマチを患う方が未来に希望をもち、これからの生活を前向きに過ごすことができるよう、それぞれに寄り添った医療を提供している。
(ライター/彩未)
治療で寛解を目指す
『湯川リウマチ内科クリニック』は、関節リウマチや膠原病、自己免疫疾患、関節痛などに対し、科学的根拠に基づいた専門的な診療を行っている。地域医療のHUBとして日本最前線のリウマチ治療を提供し、関節リウマチの悩みや不安を抱えている方々を丁寧に支えている。湯川宗之助院長は東京医科大学を卒業後、産業医科大学第一内科学講座などで関節リウマチの専門診療に従事してきた日本リウマチ学会の評議員・専門医だ。湯川院長がリウマチ専門医を志したきっかけは、研修医時代にリウマチを患っていた20代女性患者さんの存在だった。手指の変形が急速に進行していく姿を目の当たりにし、将来の生活に大きな制限が生じてしまうのではないかと感じ、胸を痛めたという。「痛みや苦しみから患者さんを救いたい」「患者さんの可能性を守りたい」という想いを胸に、当時は不治の病とされてきたリウマチの専門領域に進み、以来関節リウマチや膠原病、自己免疫疾患など幅広い疾患に向き合い続けてきた。関節の痛み、腫れなど、関節に違和感をきたす疾患は多岐にわたる。そのなかでも関節リウマチは、期に診断して治療を開始することが、その後の患者さんの人生に大きな影響を及ぼす。日本にはおよそ日本にはおよそ70~100万人の患者さんがいるとされており、男女比でみると女性に約4倍多く見られる。初期症状として朝の両手のこわばりや原因のはっきりしない関節の腫れや痛み、微熱、倦怠感、食欲不振、体重減少など日常生活でも起こるような多彩な症状が現れるため、「もしかしたらリウマチかも?」と早い段階で疑い、医療機関を受診することが大切だ。関節リウマチは、発症して2年以内に30%近い関節が破壊されることが分かってきており、発症後1~2年以内の治療開始が望ましいとされている。かつての治療薬では、関節破壊の進行を遅らせることしかできなかったが、2003年に生物学的製剤メトトレキサート(MTX)が登場し、関節リウマチで寛解の状態を目指せる疾患となった。寛解には、炎症と自覚症状が落ち着く臨床的寛解、関節破壊の進行がほとんど止まることを意味する構造的寛解、身体機能の維持を意味する機能的寛解があり、状態が安定すれば薬剤を減量したり、中止できる可能性も見えてくる。寛解になれば、抗リウマチ薬を服用しながら症状をほとんど自覚することなく日常生活を送ることができるようになる。現在の治療薬でその可能性を高めるためには、十分な問診、全身の診察、血液検査、レントゲン、関節エコーなどによってなるべく早い段階で診断し、1年先、10年先を見据えたうえで、今必要な医療を提供するための治療計画を立てて治療を開始することが大切だ。リウマチ治療の薬剤には、生物学的製剤やJAK阻害薬など選択肢が豊富で患者さんごとに最適な薬剤や投与方法が異なる。湯川院長は、病状や検査値だけでなく、患者さんの気持ち、生活背景、ライフステージ、副作用リスク、合併症の有無などを踏まえながら、メトトレキサート(MTX)やTNF阻害薬(インフリキシマブ、エタネルセプト、アダリムマブ、ゴリムマブ、セルトリズマブペゴル)、IL|6阻害薬(トシリズマブ)、T細胞阻害薬(アバタセプト)などの薬剤から最適な薬剤を選び、治療計画を組み立てる。治療前後の疾患活動性評価(DAS28、SDAI、CDAI)の数値を比較することで、薬剤の効果を確認しながら、必要に応じて治療方法を調整する。また、治療の選択肢や長所・短所、疾患活動性評価なども伝え、患者さんが治療に積極的に取り組めるように配慮する。薬剤による副作用リスクを懸念し、薬剤の使用を必要最低限にとどめているものの、ステロイドや免疫抑制剤なども使用するため、免疫が低下して呼吸器感染症を起こしやすくなることがあるほか、肝機能障害・腎機能障害などの薬剤性合併症を起こす可能性もある。そのため、定期的な受診と自己チェックで早期に身体の変化を見つけることが大切だ。院長をはじめとする医療スタッフたちは和やかで相談しやすい雰囲気を大切にしており、体調の変化も安心して伝えることができる。院内は「空港ラウンジのような落ち着き」をコンセプトに設計され、待合室はシックで落ち着いた色調。診察室はすべて個室で、プライバシーに十分配慮されている。また、月に1~2回の生物学的製剤の点滴を快適に受けられるよう、点滴室にモニター、スピーカーを備えた完全フラット可能なリクライニングチェアーを完備するなど、治療を快適に受けられる環境が整っている。さらに、院内セカンドオピニオンにも対応している点も特長。同じクリニック内で自分に合った治療かを確認しながら進めることができる。このような患者さんに寄り添った治療を行う湯川院長には、「リウマチによる休職・退職・廃業、介護や育児の困難をゼロにしたい」という強い思いがある。リウマチの症状は、手のこわばりや倦怠感など一見目に見えにくいものが多く、病気への理解が乏しいと「怠けている」と誤解されてしまうことも少なくない。こうした誤解を防ぐには、患者さん本人だけでなく、周囲の方々にリウマチへの正しい理解を促すことが重要だと警鐘を鳴らす。こうした想いから地域の医療格差や医療情報格差をなくしたいと「一般社団法人リウマチ医療・地域ネットワーク協会」を設立。関節リウマチで患う方をつなげる仕組みづくりに尽力するとともに、市民向け講演会などを通して全国の患者や家族、医療従事者をつなぐ活動を進めている。どんなに優れた治療であっても、患者さん本人が理解していなければ本当の意味で良い治療とは言えない。湯川院長は、確かな専門知識と温かな姿勢で一人ひとりに真摯に向き合い、患者さん自身が主役となる医療の提供を目指している。リウマチを患う方が未来に希望をもち、これからの生活を前向きに過ごすことができるよう、それぞれに寄り添った医療を提供している。
(ライター/彩未)
湯川リウマチ内科クリニック
TEL/0422-31-1155
経験に裏打ちされた確かな診断と治療
誠実・信頼の医療で患者に寄り添う
誠実・信頼の医療で患者に寄り添う
健やかに美しく
美容メニューも充実
兵庫県加古川市にある『北村内科クリニック』は、内科・循環器内科・呼吸器内科・アレルギー科を中心とした保険診療に加え、美容医療やアンチエイジング、メディカルダイエットにも力を入れている。地域のかかりつけ医として、急な体調不良から慢性疾患まで幅広く対応する一方、「健康的に美しく」をモットーに、予防・美容・未病ケアといった自由診療にも力を注いでいる。
北村秀綱院長は、神戸大学および大学院博士課程を修了後、兵庫県立姫路循環器病センターや大学病院、民間病院で救急医療や不整脈治療に携わってきた。20年以上にわたり、カテーテルアブレーションや心臓ペースメーカー手術など多数の症例を経験し、臨床と研究の両面で豊富な実績を重ねてきた。民間病院では、糖尿病や高血圧性疾患、脂質異常症といった生活習慣病の診療や人工透析の立ち上げ、心臓ペースメーカー手術などの循環器の手術や脳外科手術のアシストなど、多様な現場を経験。専門性と総合力の双方を兼ね備えた医師として、地域医療に貢献している。
こうした豊富な臨床経験と専門知識をもとに、現在のクリニックでは幅広い症状に対して本質的な原因を見極め、的確な診療を行っている。地域医療の要として、風邪や発熱、頭痛などの急性期疾患からアレルギー、喘息、生活習慣病など、日常の様々な体調不良に対応する。その中でも、循環器内科と呼吸器内科を専門としており、不整脈、胸痛、息切れ、動悸、血圧異常など、心臓・血管系の不調に対しても丁寧な問診・検査を行うことで的確な診断を目指す。
「小さなお子さんから高齢者まで、一人ひとりの患者さんの話をよく聞き、根本的な原因はどこにあるのかを見極めることを大切にしています。例えば、動悸がする場合には、一番に心臓の病気を疑いますが、実際には不整脈や更年期症状、アレルギー疾患が原因の場合もあります。まずはどういったときに動悸がするのか、いつからなのか、逆に症状を感じないときなどを問診で丁寧に聞き取り、必要な検査を行っています。症状を聴いただけで病気を特定することは危険です。そ検査結果から原因を絞り込んでゆくことで、隠れた病気を見逃さず、正確に診断をすることを目指します」
正確に診断し、的確な治療を行うためには、問診や視診、触診、打診などから得られる情報だけでなく、不調の原因をより絞り込むための検査が必要となる。同クリニックには、血液検査や尿検査、レントゲン検査はもちろん、心電図や心エコー頸動脈エコー、下肢動脈エコー、下肢静脈エコーなどの超音波診断装置、一酸化窒素呼気分析測定装置、モストグラフ(総合呼吸抵抗測定装置)などの特殊な機器が揃っている。しっかりした問診と充実した検査体制により、エビデンスに基づいた適切な治療に結びつけることができる。
また、患者さん自身も客観的な数値を把握し、今の病気の原因を正しく理解して治療に臨めるようになる。神戸大学関連病院などの地域の基幹病院とも密に連携をとっており、精査や緊急手術、入院が必要な場合は北村院長が信頼している各専門分野のプロフェッショナルの先生に診断・治療を行ってもらえるのも心強い。未病や予防医療の観点から自由診療の美容医療にも力を入れる。「健康的に美しく」をモットーに、注射や点滴などを通じた免疫強化や美肌治療といったエイジングケアなども提案する。
「美容医療は、直接病気を治すわけではありませんが、身体の中から元気になれば肌の調子が良くなり、心まで明るくなる方も少なくありません。年齢や悩みに応じたケア行うことで、年齢を重ねても健康的で美しくいられるようお手伝いをしています」
6枚のフィルターでモードが違う光を照射して美白・美肌・透明感のあるツヤ肌へ導く新メニューの「光フォトフェイシャル」や皮膚深層に焦点を当てて熱を発生させ、コラーゲンの生成を刺激して肌を引き締める「HIFU(高強度集束超音波)」、電気パルスを使用して皮膚の細胞膜の浸透性を高め、美容成分の浸透を促進する「エレクトロポレーション」など、メディカルエステメニューが充実。眉や口唇などの皮膚の浅いところに色素を入れるアートメイクやLED脱毛など豊富なメニューの中から悩みに合わせて選べる。高濃度ビタミンC点滴やプラセンタ注射、白玉注射など注射メニューも豊富。それぞれの悩みや目的に応じて自由に組み合わせることができ、年齢を重ねても変わらぬ美しさの維持をサポートする。
さらに、骨盤底筋トレーニングチェアを使用した骨盤底筋トレーニング療法も行っており、頻尿や便秘、生理痛、PMS、腰痛や姿勢の歪みなどに悩む方にもオススメ。30分座るだけで自分で鍛えるのが難しい骨盤底筋群を無理なく鍛えることができる。
院内は、白とブラウンを基調としたシックで落ち着いたデザインなので、落ち着いて診察を受けることができる。「クラウド型の電子カルテシステム」を導入しており、医師、受付スタッフ、看護師、臨床検査技師などすべてのスタッフが、リアルタイムで患者さんの情報を共有できるので、スタッフ同志のより円滑な連携が可能だ。
「目の前の患者さんの病気を確実に治しきることが最大の使命です。患者さんにとってい、つまでも身近で質の高い医療を提供し続けられるよう、私自身も向上心を忘れず常に進化を目指します。患者さんに来て良かったといっていただけるように努力研鑽を積み重ねてまいります」
(ライター/彩未)
美容メニューも充実
兵庫県加古川市にある『北村内科クリニック』は、内科・循環器内科・呼吸器内科・アレルギー科を中心とした保険診療に加え、美容医療やアンチエイジング、メディカルダイエットにも力を入れている。地域のかかりつけ医として、急な体調不良から慢性疾患まで幅広く対応する一方、「健康的に美しく」をモットーに、予防・美容・未病ケアといった自由診療にも力を注いでいる。
北村秀綱院長は、神戸大学および大学院博士課程を修了後、兵庫県立姫路循環器病センターや大学病院、民間病院で救急医療や不整脈治療に携わってきた。20年以上にわたり、カテーテルアブレーションや心臓ペースメーカー手術など多数の症例を経験し、臨床と研究の両面で豊富な実績を重ねてきた。民間病院では、糖尿病や高血圧性疾患、脂質異常症といった生活習慣病の診療や人工透析の立ち上げ、心臓ペースメーカー手術などの循環器の手術や脳外科手術のアシストなど、多様な現場を経験。専門性と総合力の双方を兼ね備えた医師として、地域医療に貢献している。
こうした豊富な臨床経験と専門知識をもとに、現在のクリニックでは幅広い症状に対して本質的な原因を見極め、的確な診療を行っている。地域医療の要として、風邪や発熱、頭痛などの急性期疾患からアレルギー、喘息、生活習慣病など、日常の様々な体調不良に対応する。その中でも、循環器内科と呼吸器内科を専門としており、不整脈、胸痛、息切れ、動悸、血圧異常など、心臓・血管系の不調に対しても丁寧な問診・検査を行うことで的確な診断を目指す。
「小さなお子さんから高齢者まで、一人ひとりの患者さんの話をよく聞き、根本的な原因はどこにあるのかを見極めることを大切にしています。例えば、動悸がする場合には、一番に心臓の病気を疑いますが、実際には不整脈や更年期症状、アレルギー疾患が原因の場合もあります。まずはどういったときに動悸がするのか、いつからなのか、逆に症状を感じないときなどを問診で丁寧に聞き取り、必要な検査を行っています。症状を聴いただけで病気を特定することは危険です。そ検査結果から原因を絞り込んでゆくことで、隠れた病気を見逃さず、正確に診断をすることを目指します」
正確に診断し、的確な治療を行うためには、問診や視診、触診、打診などから得られる情報だけでなく、不調の原因をより絞り込むための検査が必要となる。同クリニックには、血液検査や尿検査、レントゲン検査はもちろん、心電図や心エコー頸動脈エコー、下肢動脈エコー、下肢静脈エコーなどの超音波診断装置、一酸化窒素呼気分析測定装置、モストグラフ(総合呼吸抵抗測定装置)などの特殊な機器が揃っている。しっかりした問診と充実した検査体制により、エビデンスに基づいた適切な治療に結びつけることができる。
また、患者さん自身も客観的な数値を把握し、今の病気の原因を正しく理解して治療に臨めるようになる。神戸大学関連病院などの地域の基幹病院とも密に連携をとっており、精査や緊急手術、入院が必要な場合は北村院長が信頼している各専門分野のプロフェッショナルの先生に診断・治療を行ってもらえるのも心強い。未病や予防医療の観点から自由診療の美容医療にも力を入れる。「健康的に美しく」をモットーに、注射や点滴などを通じた免疫強化や美肌治療といったエイジングケアなども提案する。
「美容医療は、直接病気を治すわけではありませんが、身体の中から元気になれば肌の調子が良くなり、心まで明るくなる方も少なくありません。年齢や悩みに応じたケア行うことで、年齢を重ねても健康的で美しくいられるようお手伝いをしています」
6枚のフィルターでモードが違う光を照射して美白・美肌・透明感のあるツヤ肌へ導く新メニューの「光フォトフェイシャル」や皮膚深層に焦点を当てて熱を発生させ、コラーゲンの生成を刺激して肌を引き締める「HIFU(高強度集束超音波)」、電気パルスを使用して皮膚の細胞膜の浸透性を高め、美容成分の浸透を促進する「エレクトロポレーション」など、メディカルエステメニューが充実。眉や口唇などの皮膚の浅いところに色素を入れるアートメイクやLED脱毛など豊富なメニューの中から悩みに合わせて選べる。高濃度ビタミンC点滴やプラセンタ注射、白玉注射など注射メニューも豊富。それぞれの悩みや目的に応じて自由に組み合わせることができ、年齢を重ねても変わらぬ美しさの維持をサポートする。
さらに、骨盤底筋トレーニングチェアを使用した骨盤底筋トレーニング療法も行っており、頻尿や便秘、生理痛、PMS、腰痛や姿勢の歪みなどに悩む方にもオススメ。30分座るだけで自分で鍛えるのが難しい骨盤底筋群を無理なく鍛えることができる。
院内は、白とブラウンを基調としたシックで落ち着いたデザインなので、落ち着いて診察を受けることができる。「クラウド型の電子カルテシステム」を導入しており、医師、受付スタッフ、看護師、臨床検査技師などすべてのスタッフが、リアルタイムで患者さんの情報を共有できるので、スタッフ同志のより円滑な連携が可能だ。
「目の前の患者さんの病気を確実に治しきることが最大の使命です。患者さんにとってい、つまでも身近で質の高い医療を提供し続けられるよう、私自身も向上心を忘れず常に進化を目指します。患者さんに来て良かったといっていただけるように努力研鑽を積み重ねてまいります」
(ライター/彩未)
医療法人社団 佳祥会 北村内科クリニック
TEL/079-423-8000
変わりゆく出産環境に応える医療を
女性の健康を守る地域のかかりつけ医
女性の健康を守る地域のかかりつけ医
妊娠・出産を支える
安心・安全の医療体制
近年の日本では、急速な少子化が進み、妊娠・出産を取り巻く環境も大きく変化している。出生数は減少しているものの、出産年齢の上昇や働きながら出産に臨む方、不妊治療を行う方が増え、家族のあり方や価値観は一段と多様になった。また、妊娠中の体調管理やメンタルケアの重要性、育児への不安、産後うつの増加、地域における支援体制の不足といった課題も顕在化しており、レディースクリニックの重要性はますます高まっている。札幌市西区にある『札幌西レディースクリニック』は、前身となる「ながせ産婦人科医院」の伝統を受け継ぎ、長きにわたって地域の女性たちの人生を支えてきた頼れるかかりつけ医だ。2024年に院長に就任した馬場征一先生は、天堂大学医学部を卒業後、母体・胎児専門の周産期医療を中心に研鑽を積み、大学病院や地域の中核病院での勤務に加え、厚生労働省の行政官として離島医療、院内感染対策、母子手帳改訂など多様なフィールドで経験を積んできた。いずれはクリニック開業を目指したいと考えていたタイミングでご縁があり、同院を継承する形で引き継いだ。
着任にあたり、産科医師確保の問題から2023年10月より休止していた分娩対応を2024年7月に再開。頼りになる助産師が在籍し、お産に必要な設備が整う恵まれた環境を最大限に活かして現在は月に20件ほどの出産に立ち会っている。出産を取り扱う医療機関が少ない西区近郊の方々のニーズに応え、地域にしっかりと還元していきたいという想いで日々の診療にあたっている。患者さんにとって何が最善かを常に考え、安心してマタニティライフを過ごせる医療を提供している。妊娠時の婦人健診では、赤ちゃんの成長だけでなく、妊婦が抱える不安や疑問に丁寧に向き合い、安心してマタニティライフを過ごせるようサポートしている。最新の4Dエコーを導入しており、赤ちゃんの表情や手足の動きまで立体的に確認できるため、ご家族にとっても貴重な体験ができる。
また、同院が大切にしているのが助産師による個別指導だ。経験豊富な助産師がマンツーマンで妊婦の気持ちを受け止め、悩みや不安、知りたいことを丁寧に聞き取りながら、それぞれに合わせたアドバイスを行っている。出産時には、妊婦の状態を丁寧に見守り、必要に応じて迅速かつ適切な医療を提供する安全なお産を重視した体制を整えている。自然分娩や帝王切開に加え、医師と相談のうえで分娩誘発を併用する計画無痛分娩にも対応する。無痛分娩は硬膜外麻酔で陣痛の痛みを軽減し、恐怖心や体力消耗を抑えながら出産に臨めるとして、近年希望する妊婦が増えている。医師と相談の上、診察においてしっかりと分娩誘発に適したタイミングをはかっていく計画無痛分娩にて対応している。必要なサポートのもと、落ち着いて出産することができる。
正常な経過で進む出産が理想ではあるものの、実際には吸引・鉗子分娩や帝王切開など状況に応じた判断が必要となるケースもある。近年は不妊治療や高齢出産の増加により、分娩の難易度が高まる傾向もみられ、妊婦の状態を常に見守る体制が不可欠だ。同院は基幹病院と密に連携しており、万が一の際にも専門医へ速やかに相談できる環境が整っている。また、出産後のサポートが充実していることも同院の特長だ。新生児の健康管理は札幌医科大学の小児科医が毎週担当し、医療的な不安にしっかり対応する。また、毎週金曜日の産後育児相談外来では、1カ月健診後の母親の心と体、育児の悩みに寄り添うケアを提供する。助産師が赤ちゃんの睡眠や授乳、体重増加・発育のアドバイスなどを行い、孤独になりがちな産後の母親をサポートしている。婦人科診療では、思春期からシニア世代まで幅広い年代の女性を対象に、ライフステージに合わせた診療を行っている。月経不順や月経痛、子宮筋腫、卵巣嚢腫、更年期障害などは生活に大きな影響を与える疾患だが、忙しさや受診の遠慮から悪化するまで我慢してしまう女性も少なくない。同院では漢方処方、ホルモン補充療法(HRT)、エクオールなど、体質や症状に合わせた治療を行っている。また、プラセンタ注射も提供しており、美肌や疲労回復、肝機能の改善、ホルモンバランスのサポートを目的に利用されている。体調不良だけでなく、低用量ピルやミレーナによる避妊相談、ブライダルチェック、性感染症検査にも対応し、女性が安心して日々の生活を送れるよう支えている。ストレスや生活リズムの乱れによって症状が突然強まるケースもあるため、早期に医療につなげることがQOLの維持につながる。早期発見、早期治療を心掛けており、特に症状が出にくい子宮頸がん検診や子宮体がん検診などの定期検診にも注力する。異常が見つかった際は基幹病院と連携して迅速に対応し、治療後のフォローアップはクリニックで継続するなど、地域医療の中で一貫したサポート体制を整えている。
診察は完全予約制で、月・木曜には夜間診療も行っており、仕事や子育てで日中に通院しづらい方でも受診しやすい。院内は明るくゆったりとした雰囲気を大切にしており、不安や緊張を感じずにリラックスして過ごすことができる。キッズスペースもあり、小さなお子様連れの方も安心して通えるよう、環境づくりにも力をいれる。入院時は全室個室で、プライバシーを守りながら快適に入院生活を送れる。女性の身体と心は、人生のステージごとに変化していくものだ。『札幌西レディースクリニック』は、妊娠・出産から産後、そして婦人科診療まで、一人ひとりの人生に寄り添い、女性とその家族の笑顔を支えている。
(ライター/彩未)
安心・安全の医療体制
近年の日本では、急速な少子化が進み、妊娠・出産を取り巻く環境も大きく変化している。出生数は減少しているものの、出産年齢の上昇や働きながら出産に臨む方、不妊治療を行う方が増え、家族のあり方や価値観は一段と多様になった。また、妊娠中の体調管理やメンタルケアの重要性、育児への不安、産後うつの増加、地域における支援体制の不足といった課題も顕在化しており、レディースクリニックの重要性はますます高まっている。札幌市西区にある『札幌西レディースクリニック』は、前身となる「ながせ産婦人科医院」の伝統を受け継ぎ、長きにわたって地域の女性たちの人生を支えてきた頼れるかかりつけ医だ。2024年に院長に就任した馬場征一先生は、天堂大学医学部を卒業後、母体・胎児専門の周産期医療を中心に研鑽を積み、大学病院や地域の中核病院での勤務に加え、厚生労働省の行政官として離島医療、院内感染対策、母子手帳改訂など多様なフィールドで経験を積んできた。いずれはクリニック開業を目指したいと考えていたタイミングでご縁があり、同院を継承する形で引き継いだ。
着任にあたり、産科医師確保の問題から2023年10月より休止していた分娩対応を2024年7月に再開。頼りになる助産師が在籍し、お産に必要な設備が整う恵まれた環境を最大限に活かして現在は月に20件ほどの出産に立ち会っている。出産を取り扱う医療機関が少ない西区近郊の方々のニーズに応え、地域にしっかりと還元していきたいという想いで日々の診療にあたっている。患者さんにとって何が最善かを常に考え、安心してマタニティライフを過ごせる医療を提供している。妊娠時の婦人健診では、赤ちゃんの成長だけでなく、妊婦が抱える不安や疑問に丁寧に向き合い、安心してマタニティライフを過ごせるようサポートしている。最新の4Dエコーを導入しており、赤ちゃんの表情や手足の動きまで立体的に確認できるため、ご家族にとっても貴重な体験ができる。
また、同院が大切にしているのが助産師による個別指導だ。経験豊富な助産師がマンツーマンで妊婦の気持ちを受け止め、悩みや不安、知りたいことを丁寧に聞き取りながら、それぞれに合わせたアドバイスを行っている。出産時には、妊婦の状態を丁寧に見守り、必要に応じて迅速かつ適切な医療を提供する安全なお産を重視した体制を整えている。自然分娩や帝王切開に加え、医師と相談のうえで分娩誘発を併用する計画無痛分娩にも対応する。無痛分娩は硬膜外麻酔で陣痛の痛みを軽減し、恐怖心や体力消耗を抑えながら出産に臨めるとして、近年希望する妊婦が増えている。医師と相談の上、診察においてしっかりと分娩誘発に適したタイミングをはかっていく計画無痛分娩にて対応している。必要なサポートのもと、落ち着いて出産することができる。
正常な経過で進む出産が理想ではあるものの、実際には吸引・鉗子分娩や帝王切開など状況に応じた判断が必要となるケースもある。近年は不妊治療や高齢出産の増加により、分娩の難易度が高まる傾向もみられ、妊婦の状態を常に見守る体制が不可欠だ。同院は基幹病院と密に連携しており、万が一の際にも専門医へ速やかに相談できる環境が整っている。また、出産後のサポートが充実していることも同院の特長だ。新生児の健康管理は札幌医科大学の小児科医が毎週担当し、医療的な不安にしっかり対応する。また、毎週金曜日の産後育児相談外来では、1カ月健診後の母親の心と体、育児の悩みに寄り添うケアを提供する。助産師が赤ちゃんの睡眠や授乳、体重増加・発育のアドバイスなどを行い、孤独になりがちな産後の母親をサポートしている。婦人科診療では、思春期からシニア世代まで幅広い年代の女性を対象に、ライフステージに合わせた診療を行っている。月経不順や月経痛、子宮筋腫、卵巣嚢腫、更年期障害などは生活に大きな影響を与える疾患だが、忙しさや受診の遠慮から悪化するまで我慢してしまう女性も少なくない。同院では漢方処方、ホルモン補充療法(HRT)、エクオールなど、体質や症状に合わせた治療を行っている。また、プラセンタ注射も提供しており、美肌や疲労回復、肝機能の改善、ホルモンバランスのサポートを目的に利用されている。体調不良だけでなく、低用量ピルやミレーナによる避妊相談、ブライダルチェック、性感染症検査にも対応し、女性が安心して日々の生活を送れるよう支えている。ストレスや生活リズムの乱れによって症状が突然強まるケースもあるため、早期に医療につなげることがQOLの維持につながる。早期発見、早期治療を心掛けており、特に症状が出にくい子宮頸がん検診や子宮体がん検診などの定期検診にも注力する。異常が見つかった際は基幹病院と連携して迅速に対応し、治療後のフォローアップはクリニックで継続するなど、地域医療の中で一貫したサポート体制を整えている。
診察は完全予約制で、月・木曜には夜間診療も行っており、仕事や子育てで日中に通院しづらい方でも受診しやすい。院内は明るくゆったりとした雰囲気を大切にしており、不安や緊張を感じずにリラックスして過ごすことができる。キッズスペースもあり、小さなお子様連れの方も安心して通えるよう、環境づくりにも力をいれる。入院時は全室個室で、プライバシーを守りながら快適に入院生活を送れる。女性の身体と心は、人生のステージごとに変化していくものだ。『札幌西レディースクリニック』は、妊娠・出産から産後、そして婦人科診療まで、一人ひとりの人生に寄り添い、女性とその家族の笑顔を支えている。
(ライター/彩未)
札幌西レディースクリニック
TEL/011-661-3535
Instagram/@sapporo_nishi_ladiesclinic
Instagram/@sapporo_nishi_ladiesclinic
ゆりかごからシニアまで
地域とともに歩み安心の医療を届ける
地域とともに歩み安心の医療を届ける
正確な診断・治療で
患者さん第一の医療
新潟県新潟市の『鈴木内科小児科医院』は、内科・小児科を中心に、在宅医療における往診や看取り、予防接種、健康診断まで幅広い医療を提供。「ゆりかごからシニアまで」を掲げ、多世代の健康を支えている地域のかかりつけ医だ。鈴木紀夫院長は、開業医として地域に尽くす父の背中を見て育ち、自然と「自分がこの医院を継ぐ」という想いを抱いて育った。当時は、内科が小児科まで診ることが一般的だった時代。昼夜を問わず幅広い年代の患者と向き合う父の姿を身近で見てきた経験が、現在の診療姿勢の原点となっている。現代の医療において、内科と小児科を標ぼうするためにはそれぞれの高度な専門知識が必要なため、鈴木院長はまず小児科を専門的に学んだ。大学病院の研修医時代には主に入院患者を担当し、未熟児で生まれた赤ちゃんや先天性疾患などで重い症状を抱える子どもたちに日々慎重な医療ケアを行った。小さな赤ちゃんの命を支える現場で得た知識と判断力は、現在の小児診療の大きな土台となっている。その後、内科を改めて体系的に学び直し、急性疾患から生活習慣病、認知症、慢性疾患まで幅広く対応できる総合的な診断力を磨いた。「内科は調子が悪くなったときに最初に相談される場所。だからこそ総合的に診る力が必要」という信念のもと、丁寧な問診と見落としのない観察を大切にしている。内科医として勤務を続ける傍ら、感染症に関する医学研究にも熱心に取り組み、細菌の研究や抗生剤の研究、新薬の治験にも携わった。当時、日本にほとんど存在しなかった検査体制を整えるなど、地道な研究と臨床を積み重ねてきた。その経験に基づき、ウイルス名だけで病名を判断するのではなく、症状の本質を見極める診断を重視している。近年の多様なウイルス感染についても、まず上気道炎など症状に基づく診断を行い、必要に応じて抗菌薬の使用を慎重に判断する。ウイルスと細菌の混合感染は珍しくないため、症状や体質、経過を総合的に考慮しながら治療方針を決め、薬が必要な理由や今後の経過を丁寧に説明している。
こうした姿勢は、不安を抱えて受診する患者さんに寄り添う医療として、地域から厚い信頼を集めている。内科では、風邪や胃腸炎、鼻炎といった急性症状から、高血圧、糖尿病、脂質異常症、痛風などの生活習慣病、物忘れや認知症の相談、排尿障害、便秘・排便障害、アトピー、アレルギーなど多岐にわたる症状に対応している。院内での検査体制も整っており、胃カメラ(胃がん検診)、腹部エコー、レントゲン、血液検査、尿検査など、初期診断に必要な検査がほとんど院内で完結する。禁煙治療や漢方治療、特定健診、肺炎球菌・子宮頸がん・肝炎ワクチンなどの各種予防接種にも積極的に取り組んでいる。
小児科では、発熱、咳、鼻水などの日常的な症状から、腹痛、下痢、目やに、ものもらい、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、おむつかぶれ、湿疹などまで幅広く対応する。インフルエンザや溶連菌、RSウイルスなどの季節ごとの流行感染症にも注意を払い、予防接種や家庭でのケア方法についてもアドバイスしている。特に、免疫力が未熟な小児期は感染症にかかりやすいため、症状の背景を丁寧に見極めながら適切な診察を行う。子どもの扱いに慣れたスタッフが温かく迎え入れており、病院を怖がって泣いてしまう子どもにも優しく寄り添ってくれる。また、お子さんと保護者が一緒に受診することもできるので、通院の負担を減らし、できるだけ早く、適切な治療を受けられるのも安心だ。さらに、通院が難しい方のための在宅医療にも注力している。個人宅だけでなく、施設への訪問診療にも対応し、定期の診察から看取りまで一貫して寄り添う体制をとっている。介護に携わる家族の負担を軽減できるよう、訪問先のスタッフとも密に連携し、患者さん一人ひとりの生活を尊重しながら支援を行う。
近年は、年に1度の新潟大学医学生の早期臨床研修の受け入れも行っており、医師を目指す若者たちの実習を行う。医学の知識がまだほとんどない1年生を対象に開業医の仕事の紹介などを行いながら、医学部に入った学生たちが目標をしっかりと持ち、諦めずに頑張ってほしいとエールを送る。
院内は、木目調を基調とした温かい雰囲気が特長。初めて訪れる方でも緊張せずに相談できるアットホームな空間づくりを大切にしている。清潔感がありながらリラックスして過ごせる待合室に加え、通いやすい立地や駐車場の完備など、地域に根ざした医院としての細やかな配慮が随所に感じられる。診療時間も地域の暮らしに合わせて工夫されており、火曜日と金曜日は20時まで診察を行っている。仕事や学校の帰りにも受診しやすく、急な体調不良時に柔軟に対応してもらえる。
幼少期からの希望どおり、父の跡を継いで内科・小児科の開業医となった鈴木院長。常に患者さん第一の診療を続けられてきた背景には、40年以上連れ添い、日々を共に歩んできた奥様の支えがある。穏やかで仲睦まじい家庭の時間に支えられながら、父から受け継いだ地域医療への強い想いで良い医療の提供に努めてきた。現在も患者さんの痛みや不安に寄り添う姿勢を一層大切にしながら、父が引退した85歳を超えても現役を続けるべく、努力を重ねている。
日々進歩する医学に遅れずついていくため、「生涯勉強・生涯現役」という信念を胸に、これからも地域の最初に相談できるかかりつけ医として、変わらぬ真心で医療を届け続けていく。
(ライター/彩未)
患者さん第一の医療
新潟県新潟市の『鈴木内科小児科医院』は、内科・小児科を中心に、在宅医療における往診や看取り、予防接種、健康診断まで幅広い医療を提供。「ゆりかごからシニアまで」を掲げ、多世代の健康を支えている地域のかかりつけ医だ。鈴木紀夫院長は、開業医として地域に尽くす父の背中を見て育ち、自然と「自分がこの医院を継ぐ」という想いを抱いて育った。当時は、内科が小児科まで診ることが一般的だった時代。昼夜を問わず幅広い年代の患者と向き合う父の姿を身近で見てきた経験が、現在の診療姿勢の原点となっている。現代の医療において、内科と小児科を標ぼうするためにはそれぞれの高度な専門知識が必要なため、鈴木院長はまず小児科を専門的に学んだ。大学病院の研修医時代には主に入院患者を担当し、未熟児で生まれた赤ちゃんや先天性疾患などで重い症状を抱える子どもたちに日々慎重な医療ケアを行った。小さな赤ちゃんの命を支える現場で得た知識と判断力は、現在の小児診療の大きな土台となっている。その後、内科を改めて体系的に学び直し、急性疾患から生活習慣病、認知症、慢性疾患まで幅広く対応できる総合的な診断力を磨いた。「内科は調子が悪くなったときに最初に相談される場所。だからこそ総合的に診る力が必要」という信念のもと、丁寧な問診と見落としのない観察を大切にしている。内科医として勤務を続ける傍ら、感染症に関する医学研究にも熱心に取り組み、細菌の研究や抗生剤の研究、新薬の治験にも携わった。当時、日本にほとんど存在しなかった検査体制を整えるなど、地道な研究と臨床を積み重ねてきた。その経験に基づき、ウイルス名だけで病名を判断するのではなく、症状の本質を見極める診断を重視している。近年の多様なウイルス感染についても、まず上気道炎など症状に基づく診断を行い、必要に応じて抗菌薬の使用を慎重に判断する。ウイルスと細菌の混合感染は珍しくないため、症状や体質、経過を総合的に考慮しながら治療方針を決め、薬が必要な理由や今後の経過を丁寧に説明している。
こうした姿勢は、不安を抱えて受診する患者さんに寄り添う医療として、地域から厚い信頼を集めている。内科では、風邪や胃腸炎、鼻炎といった急性症状から、高血圧、糖尿病、脂質異常症、痛風などの生活習慣病、物忘れや認知症の相談、排尿障害、便秘・排便障害、アトピー、アレルギーなど多岐にわたる症状に対応している。院内での検査体制も整っており、胃カメラ(胃がん検診)、腹部エコー、レントゲン、血液検査、尿検査など、初期診断に必要な検査がほとんど院内で完結する。禁煙治療や漢方治療、特定健診、肺炎球菌・子宮頸がん・肝炎ワクチンなどの各種予防接種にも積極的に取り組んでいる。
小児科では、発熱、咳、鼻水などの日常的な症状から、腹痛、下痢、目やに、ものもらい、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、おむつかぶれ、湿疹などまで幅広く対応する。インフルエンザや溶連菌、RSウイルスなどの季節ごとの流行感染症にも注意を払い、予防接種や家庭でのケア方法についてもアドバイスしている。特に、免疫力が未熟な小児期は感染症にかかりやすいため、症状の背景を丁寧に見極めながら適切な診察を行う。子どもの扱いに慣れたスタッフが温かく迎え入れており、病院を怖がって泣いてしまう子どもにも優しく寄り添ってくれる。また、お子さんと保護者が一緒に受診することもできるので、通院の負担を減らし、できるだけ早く、適切な治療を受けられるのも安心だ。さらに、通院が難しい方のための在宅医療にも注力している。個人宅だけでなく、施設への訪問診療にも対応し、定期の診察から看取りまで一貫して寄り添う体制をとっている。介護に携わる家族の負担を軽減できるよう、訪問先のスタッフとも密に連携し、患者さん一人ひとりの生活を尊重しながら支援を行う。
近年は、年に1度の新潟大学医学生の早期臨床研修の受け入れも行っており、医師を目指す若者たちの実習を行う。医学の知識がまだほとんどない1年生を対象に開業医の仕事の紹介などを行いながら、医学部に入った学生たちが目標をしっかりと持ち、諦めずに頑張ってほしいとエールを送る。
院内は、木目調を基調とした温かい雰囲気が特長。初めて訪れる方でも緊張せずに相談できるアットホームな空間づくりを大切にしている。清潔感がありながらリラックスして過ごせる待合室に加え、通いやすい立地や駐車場の完備など、地域に根ざした医院としての細やかな配慮が随所に感じられる。診療時間も地域の暮らしに合わせて工夫されており、火曜日と金曜日は20時まで診察を行っている。仕事や学校の帰りにも受診しやすく、急な体調不良時に柔軟に対応してもらえる。
幼少期からの希望どおり、父の跡を継いで内科・小児科の開業医となった鈴木院長。常に患者さん第一の診療を続けられてきた背景には、40年以上連れ添い、日々を共に歩んできた奥様の支えがある。穏やかで仲睦まじい家庭の時間に支えられながら、父から受け継いだ地域医療への強い想いで良い医療の提供に努めてきた。現在も患者さんの痛みや不安に寄り添う姿勢を一層大切にしながら、父が引退した85歳を超えても現役を続けるべく、努力を重ねている。
日々進歩する医学に遅れずついていくため、「生涯勉強・生涯現役」という信念を胸に、これからも地域の最初に相談できるかかりつけ医として、変わらぬ真心で医療を届け続けていく。
(ライター/彩未)
鈴木内科小児科医院
TEL/025-266-1917
父の意思を継ぎ 地域に根差した
患者さん想いの医療で 人生に寄り添う
患者さん想いの医療で 人生に寄り添う
心の通った医療
地域の健康を支援
1970年の開業以来、京都市山科区の地域のホームドクターとして親しまれてきた『樋口医院』。診療科目は、外科(一般外科、消化器外科、移植外科)や内科(一般内科、循環器内科、消化器内科、腎臓内科)小児科、整形外科、放射線科、泌尿器科、皮膚科、血液透析と多岐にわたり、訪問診療や在宅医療にも対応。日本外科学会認定医や日本外科学会専門医、日本透析医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本医師会認定産業医、臨床腎移植学会腎移植専門医、在宅医療認定医など、豊富な知見と資格を活かし、患者さん一人ひとりにあったテーラーメイドの治療を提供する。プライマリ・ケアの担い手として、地域住民のあらゆる健康相談に応えている。樋口濃史院長は、幼い頃から先代院長として患者さんに寄り添う父の背中を見て育ち、医師を志した。埼玉医科大学を卒業後、京都府立医科大学附属病院で研修を受け、福知山市の病院で3年間勤務。その後、再び京都府立医科大学附属病院で6年間経験を積み、樋口医院で勤務を開始した。「患者さんのことを思って治療に望みなさい」という先代院長である父親の教えを大切にしながら、日々の治療にあたる。電子カルテの登場により、パソコンばかりみて診察を行う医師が増えている中で、患者さんとしっかり目を合わせながら会話し、病気になってしまった原因を生活の背景まで想像して治療法を提案する。例えば、お酒が好きな患者さんには病気の状況に配慮しながらも、「お酒を飲んでもいいけれど薬もちゃんと飲みましょう」と説得するなど、あまり無理なことは言わないように心掛ける。厳しい治療方針で抑え込むのではなく、患者さんの気持ちに寄り添った治療で病気をコントロールできるようより良い道を探している。
「患者さんの気持ちを大切にし、寄り添った診療を行っている父の背中を見て育ち、父のような医師になりたいとこれまで励んできました。父の跡を継ぎ、2代目院長に就任しましたが、就任当時は父が健在だったので、2~3年一緒に働くことができました。現在、高齢化社会に伴って在宅医療のニーズが高まっていますが、父は昔から往診に力を入れていました。医学は常に進歩しているので、父の時代と今の医療は異なりますが、私も往診に力を入れていた父のように患者さんが最期まで住み慣れた場所で自分らしい暮らしができるようサポートしていきたいと考えています」
在宅医療では、高齢化の進行や慢性疾患の増加に伴って要介護状態になった患者さんの自宅に医師と看護師が訪問し、診療や身体の清拭ケア、床ずれの予防、排泄の介助、口腔ケア、寝たきり予防のリハビリテーション、栄養管理の指導などを行う。地域の病院と24時間連携しており、急変など専門的な治療が必要と判断した場合は、迅速な入院が可能な体制を整えている。看取りや緩和ケアにも対応しており、病気の進行や老衰で余命わずかな患者さんの身体的苦痛や精神的苦痛を緩和し、最期まで住み慣れた場所で尊厳ある生活ができるよう医療支援を行っている。
医療・介護・生活支援を一体とした丁寧な支援は、看取った患者さんのご家族からお礼のお手紙をいただくことも多く、医者冥利に尽きると心から嬉しく感じている。さらに、日本透析医学会専門医として、「人工透析治療」にも力を注ぐ。透析治療とは、腎機能が正常時の10~15%以下になった患者さんを対象に、血液を体外に出し、透析装置(ダイアライザー)を通して老廃物や余分な水分を除去・浄化して再び体内に戻す治療のこと。腎臓には、血液をろ過して老廃物や有機物を尿として排出する機能を担うが、糖尿病や高血圧、慢性腎炎、加齢などの影響で腎機能が著しく低下すると体内に老廃物が蓄積し、命に関わるため人工的に血液を浄化する必要がある。2001年に導入した透析施設には、小規模ながら最新機器を備えた。患者さんのライフスタイルや体調など一人ひとりの状態に応じた負担の少ない透析治療を心がけ、治療中の不快感や合併症リスクを最小限に抑えるよう配慮されている。透析の患者さんに必要な血管への通路をつくるシャント手術やシャントトラブル、二次性上皮小体昨日亢進症の外科的治療などにも対応。また、移植外科で腎移植を希望する患者さんに対して移植手術が可能な地域病院と連携し、術前準備から術後のフォローアップに至るまで一貫してサポートする体制を整えている。
院内には、レントゲン検査機器や超音波診断装置など一般的な検査機器に加え、腰部にかかる負担を経軽減する腰部牽引機や咳や痰、気管支炎、喘息などの呼吸器症状を緩和する超音波式ネブライザ、中周波の電気刺激で痛みの緩和や筋肉のこわばりをほぐす中周波治療器、骨に含まれるカルシウムなどの量を測定する骨塩定量測定器など、医療設備が充実しているのも特長。急性期疾患から慢性期疾患、生活習慣病やスポーツによる怪我など、幅広い悩みに寄り添い続けてきた結果揃ったものだという。
看護師として働く樋口院長の奥様をはじめとするスタッフたちも樋口院長を支えており、スタッフとも厚い信頼で繋がっている。奥様は、勉強熱心な人員のなかで勉強会や他の医師の交流を積極的に医療知識や技術のアップデートを行っている。
スタッフや家族の支えに常に感謝を忘れず、患者さんとともにより良い医療のあり方を模索し続ける樋口院長。地域に根ざした信頼の医療を、これからも誠実に守り続けていく。
(ライター/彩未)
地域の健康を支援
1970年の開業以来、京都市山科区の地域のホームドクターとして親しまれてきた『樋口医院』。診療科目は、外科(一般外科、消化器外科、移植外科)や内科(一般内科、循環器内科、消化器内科、腎臓内科)小児科、整形外科、放射線科、泌尿器科、皮膚科、血液透析と多岐にわたり、訪問診療や在宅医療にも対応。日本外科学会認定医や日本外科学会専門医、日本透析医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本医師会認定産業医、臨床腎移植学会腎移植専門医、在宅医療認定医など、豊富な知見と資格を活かし、患者さん一人ひとりにあったテーラーメイドの治療を提供する。プライマリ・ケアの担い手として、地域住民のあらゆる健康相談に応えている。樋口濃史院長は、幼い頃から先代院長として患者さんに寄り添う父の背中を見て育ち、医師を志した。埼玉医科大学を卒業後、京都府立医科大学附属病院で研修を受け、福知山市の病院で3年間勤務。その後、再び京都府立医科大学附属病院で6年間経験を積み、樋口医院で勤務を開始した。「患者さんのことを思って治療に望みなさい」という先代院長である父親の教えを大切にしながら、日々の治療にあたる。電子カルテの登場により、パソコンばかりみて診察を行う医師が増えている中で、患者さんとしっかり目を合わせながら会話し、病気になってしまった原因を生活の背景まで想像して治療法を提案する。例えば、お酒が好きな患者さんには病気の状況に配慮しながらも、「お酒を飲んでもいいけれど薬もちゃんと飲みましょう」と説得するなど、あまり無理なことは言わないように心掛ける。厳しい治療方針で抑え込むのではなく、患者さんの気持ちに寄り添った治療で病気をコントロールできるようより良い道を探している。
「患者さんの気持ちを大切にし、寄り添った診療を行っている父の背中を見て育ち、父のような医師になりたいとこれまで励んできました。父の跡を継ぎ、2代目院長に就任しましたが、就任当時は父が健在だったので、2~3年一緒に働くことができました。現在、高齢化社会に伴って在宅医療のニーズが高まっていますが、父は昔から往診に力を入れていました。医学は常に進歩しているので、父の時代と今の医療は異なりますが、私も往診に力を入れていた父のように患者さんが最期まで住み慣れた場所で自分らしい暮らしができるようサポートしていきたいと考えています」
在宅医療では、高齢化の進行や慢性疾患の増加に伴って要介護状態になった患者さんの自宅に医師と看護師が訪問し、診療や身体の清拭ケア、床ずれの予防、排泄の介助、口腔ケア、寝たきり予防のリハビリテーション、栄養管理の指導などを行う。地域の病院と24時間連携しており、急変など専門的な治療が必要と判断した場合は、迅速な入院が可能な体制を整えている。看取りや緩和ケアにも対応しており、病気の進行や老衰で余命わずかな患者さんの身体的苦痛や精神的苦痛を緩和し、最期まで住み慣れた場所で尊厳ある生活ができるよう医療支援を行っている。
医療・介護・生活支援を一体とした丁寧な支援は、看取った患者さんのご家族からお礼のお手紙をいただくことも多く、医者冥利に尽きると心から嬉しく感じている。さらに、日本透析医学会専門医として、「人工透析治療」にも力を注ぐ。透析治療とは、腎機能が正常時の10~15%以下になった患者さんを対象に、血液を体外に出し、透析装置(ダイアライザー)を通して老廃物や余分な水分を除去・浄化して再び体内に戻す治療のこと。腎臓には、血液をろ過して老廃物や有機物を尿として排出する機能を担うが、糖尿病や高血圧、慢性腎炎、加齢などの影響で腎機能が著しく低下すると体内に老廃物が蓄積し、命に関わるため人工的に血液を浄化する必要がある。2001年に導入した透析施設には、小規模ながら最新機器を備えた。患者さんのライフスタイルや体調など一人ひとりの状態に応じた負担の少ない透析治療を心がけ、治療中の不快感や合併症リスクを最小限に抑えるよう配慮されている。透析の患者さんに必要な血管への通路をつくるシャント手術やシャントトラブル、二次性上皮小体昨日亢進症の外科的治療などにも対応。また、移植外科で腎移植を希望する患者さんに対して移植手術が可能な地域病院と連携し、術前準備から術後のフォローアップに至るまで一貫してサポートする体制を整えている。
院内には、レントゲン検査機器や超音波診断装置など一般的な検査機器に加え、腰部にかかる負担を経軽減する腰部牽引機や咳や痰、気管支炎、喘息などの呼吸器症状を緩和する超音波式ネブライザ、中周波の電気刺激で痛みの緩和や筋肉のこわばりをほぐす中周波治療器、骨に含まれるカルシウムなどの量を測定する骨塩定量測定器など、医療設備が充実しているのも特長。急性期疾患から慢性期疾患、生活習慣病やスポーツによる怪我など、幅広い悩みに寄り添い続けてきた結果揃ったものだという。
看護師として働く樋口院長の奥様をはじめとするスタッフたちも樋口院長を支えており、スタッフとも厚い信頼で繋がっている。奥様は、勉強熱心な人員のなかで勉強会や他の医師の交流を積極的に医療知識や技術のアップデートを行っている。
スタッフや家族の支えに常に感謝を忘れず、患者さんとともにより良い医療のあり方を模索し続ける樋口院長。地域に根ざした信頼の医療を、これからも誠実に守り続けていく。
(ライター/彩未)
樋口医院
TEL/075-592-1580
最先端技術を駆使樹状細胞ワクチン
がん治療に新たな選択肢
がん治療に新たな選択肢
体に負担が少ない
第4のがん治療
『銘煌CITクリニック』では、先進的ながんリスク検査や免疫細胞を用いたがん治療を自由診療で提供している。藤田成晴院長は、東大薬学部で研究に没頭していたが、「もっと人の役に立つ医療をしたい」と慶應大医学部に入学し直した。その後、樹状細胞を使ったがん免疫療法の臨床試験を行っていた東大医科研病院の先進診療部に身を置き、免疫の中でも特に重要な樹状細胞がTリンパ球を活性化し、がんと闘う力を引き出す様子を研究で目の当たりにした。ここでの経験が藤田院長が免疫細胞療法をライフワークとする原点になった。樹状細胞とは、体の中で免疫の司令塔として働く細胞だ。がん細胞の特徴を見つけ出し、その情報をTリンパ球に伝えて指示を出す役割を担っている。がんは元々自分の細胞が変化したものなので、免疫細胞が気づきにくい性質があるが、樹状細胞がしっかりと情報を伝えることでTリンパ球はがんを攻撃する力を発揮できるようになる。
藤田院長が取り組む「樹状細胞ワクチン療法」は、患者さんの血液から白血球の一種である単球を取り出して培養し、樹状細胞へと育てる。そして、がん細胞の目印となる人工ペプチドを樹状細胞に取り込ませ、体内に戻すことで、Tリンパ球へのがん攻撃の指令を強化する。これを数週間おきに繰り返し、体内のがんに対する免疫力を徐々に高めていく仕組みだ。また、より進んだ「ネオアンチゲン樹状細胞ワクチン療法」にも取り組む。
がん細胞には、患者さんごとに異なる特有の変異があり、その変異によって生まれるタンパク質がネオアンチゲンだ。最新の遺伝子解析技術を使って患者の血液中に流れる循環腫瘍細胞(CTC)を調べてネオアンチゲンを特定することで、その患者さんだけのがんの目印を見つけることができる。この情報を元に人工ペプチドを作り、樹状細胞に取り込ませてワクチンを製造することで、より正確にがん細胞を標的とできるのが最大の特長だ。「究極のオーダーメイド治療」といえるアプローチであり、免疫チェックポイント阻害薬などと併用することで効果がさらに高まることが期待されている。
「がん治療の保険診療の対象は、外科手術、抗がん剤治療、放射線治療ですが、どの治療も体に大きな負担がかかります。私たちが行っている免疫療法は三大療法に続く第4のがん治療と呼ばれており、体に負担が比較的少ないのが特長です。結果には個人差がありますが、それでも患者さんの気持ちに寄り添い、諦めずに一緒に戦っていくことを大切にしています。がんにかかってしまっても、治療の選択肢が広がりつつあることをお伝えしていきたいです」
(ライター/彩未)
第4のがん治療
『銘煌CITクリニック』では、先進的ながんリスク検査や免疫細胞を用いたがん治療を自由診療で提供している。藤田成晴院長は、東大薬学部で研究に没頭していたが、「もっと人の役に立つ医療をしたい」と慶應大医学部に入学し直した。その後、樹状細胞を使ったがん免疫療法の臨床試験を行っていた東大医科研病院の先進診療部に身を置き、免疫の中でも特に重要な樹状細胞がTリンパ球を活性化し、がんと闘う力を引き出す様子を研究で目の当たりにした。ここでの経験が藤田院長が免疫細胞療法をライフワークとする原点になった。樹状細胞とは、体の中で免疫の司令塔として働く細胞だ。がん細胞の特徴を見つけ出し、その情報をTリンパ球に伝えて指示を出す役割を担っている。がんは元々自分の細胞が変化したものなので、免疫細胞が気づきにくい性質があるが、樹状細胞がしっかりと情報を伝えることでTリンパ球はがんを攻撃する力を発揮できるようになる。
藤田院長が取り組む「樹状細胞ワクチン療法」は、患者さんの血液から白血球の一種である単球を取り出して培養し、樹状細胞へと育てる。そして、がん細胞の目印となる人工ペプチドを樹状細胞に取り込ませ、体内に戻すことで、Tリンパ球へのがん攻撃の指令を強化する。これを数週間おきに繰り返し、体内のがんに対する免疫力を徐々に高めていく仕組みだ。また、より進んだ「ネオアンチゲン樹状細胞ワクチン療法」にも取り組む。
がん細胞には、患者さんごとに異なる特有の変異があり、その変異によって生まれるタンパク質がネオアンチゲンだ。最新の遺伝子解析技術を使って患者の血液中に流れる循環腫瘍細胞(CTC)を調べてネオアンチゲンを特定することで、その患者さんだけのがんの目印を見つけることができる。この情報を元に人工ペプチドを作り、樹状細胞に取り込ませてワクチンを製造することで、より正確にがん細胞を標的とできるのが最大の特長だ。「究極のオーダーメイド治療」といえるアプローチであり、免疫チェックポイント阻害薬などと併用することで効果がさらに高まることが期待されている。
「がん治療の保険診療の対象は、外科手術、抗がん剤治療、放射線治療ですが、どの治療も体に大きな負担がかかります。私たちが行っている免疫療法は三大療法に続く第4のがん治療と呼ばれており、体に負担が比較的少ないのが特長です。結果には個人差がありますが、それでも患者さんの気持ちに寄り添い、諦めずに一緒に戦っていくことを大切にしています。がんにかかってしまっても、治療の選択肢が広がりつつあることをお伝えしていきたいです」
(ライター/彩未)
銘煌CITクリニック
TEL/03-6277-6871
Eメール/info@meiko-cit-clinic.jp
Eメール/info@meiko-cit-clinic.jp














