今の大ヒットはこれだ!! 2020


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ダブティルログハウス
■ ダブテイルノッチを施した角ログハウス
■ 歴史が証明した安心の耐久200年
■ 腐れ、狂いの少ないスプライン工法
■ 手斧による匠の究極ハンドカット仕上げ
■ メンテナンスの少ないエコロジーハウス
ティンバーフレーム
■ 高級家具のような美観の大断面住宅
■ 歴史が証明した安心の耐久200年
■ 高耐震・高耐久の方杖フレーム構法
■ 筋交いや金物を使わない

代表取締役 山根一之 さん
一級建築士、インテリアコーディネーター、インテリアプランナー。 日本建築学会正会員。1986年、建築設計、監理、企画、家具及び室内装飾の設計施工を手掛ける『株式会社山一設計』設立。米国「ハースストーン社」と業務提携。
寿命2百年の快適な居住空間形成
欧米伝統構法のログハウスを設計

米国会社と提携し普及
美しい高級木材を使用


 内外観の美しさ、高い耐久性と断熱性、木の温もりが際立つ欧米の伝統構法で築くログハウスに魅せられた建築家がいる。『株式会社山一設計』の社長で一級建築士の山根一之さん。ログハウス建設事業を展開する米国テネシー州の「ハースストーン社」の代理店となり、オリジナル性豊かな空間を構築する設計センスを生かしながら、耐久年数が200年といわれる高品質な木造注文住宅として普及に力を注ぐ。
「ハースストーン社」は1971年に創業、ログハウスの修復事業からスタートし、その後、伝統構法のノウハウや木工技術を積み重ね、建設事業へとシフトした。山根さんが設計するログハウスは、同社の原点といわれる『ダブテイルログハウス』と、古代ヨーロッパで生まれ、新大陸アメリカで改良された『ティンバーフレーム』。
「『ダブテイルログハウス』は、木の質感を何よりも大切にするという設計コンセプトに基づいて造られ、丸太の弱点である隙間や歪みの発生や内部空間を狭く感じさせる圧迫感が少ないことに加え、住宅としての快適性がより優れた、メンテナンスの必要性が少ないエコロジーハウスといえる点が最大の魅力で、ログハウス愛好者に根強い人気があります。『ティンバーフレーム』は、強度の高い木目の美しいオークなどの大きい無垢の角材でフレームを構成するログハウスです。骨組みの外側に外壁を造ることで柱と外壁の隙間を無くし、断熱性と気密性に優れています。壁に筋交いや釘などの金物を一切使わないため美観を損なわず、高級家具のような高品質な住宅です」
『ダブテイルログハウス』に使う角材は、木が持つ本来の美観を損なわないように一つひとつ丹念に熟練職人の手によって手斧加工されたマツ科の針葉樹ウエスタンヘムロック。『ティンバーフレーム』には、木目の美しさから家具などに使われる高級木材のオーク材を使う。
 山根さんは、一級建築士のほかインテリアプランナーの肩書を持ち、鉄筋コンクリートや鉄骨造の建物の設計、監理、企画、家具や室内装飾の設計施工を業務に掲げ、共同住宅、事務所ビル、保育所、集会所、商業施設など様々な建物の設計で実績を重ねてきた。その技術と経験がログハウスの魅力を増幅させる。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 山一設計
TEL/011-766-6616 Eメール/ info@yamaichiarchitecture.com
ハースストーンホーム 
TEL/0880-800-6221 Eメール/ info@hearthstone.jp
http://www.hearthstone.jp/
ホームページ http://www.yamaichi-sekkei.com/


代表 酒井大輔 さん
工業高校卒業後、親戚の誘いでサイディング業界に進む。26歳で独立、『株式会社酒井サイディング』設立。日本窯業外装材協会認定NYGサイディング施工士、金属サイディング施工士、デュポンタイベックマスター。 
サイディングの技術承継に心砕く
チームワークの力で美しく仕上げ

専門知識と経験が基盤
美しさを徹底追求


 外壁工事の一つ、パネル状のボードを張って外壁を仕上げるサイディングの専門会社『株式会社酒井サイディング』の代表酒井大輔さんは、青年期から施工技術を蓄積して20年、窯業系、金属系両サイディングの施工士や外壁下地二次防水工事マスターの資格に裏付けられた専門知識と技術、経験を原動力に業績を着実に伸ばしてきたサイディングのスペシャリスト。会社の成長軌道の維持発展に欠かせない技術承継に力を注ぎ、チームワークによる確かな仕事ぶりで信頼を集めてきた。
「サイディングは、基礎工事や躯体工事で良い仕事をしていただいた後に施工するので失敗は許されず、緊張感を持って作業しなければなりません。現場のこうした環境の中で若手の技術指導を進めていきます。先輩職人の背中をみて覚えること、道具を大事にすること、現場を常に綺麗に保つことも叩き込みます。アクシデントはあってはなりませんが、万が一起きた場合は、自分の未熟さを見つめる良い機会であると説き、状況にしっかり向き合うよう指導します」
 スタッフは6人、最年長が39歳で最年少は20 歳。仕事を離れても酒井さんはスタッフとのコミュニケーションを重視し、新年会や納涼会、忘年会など飲み会や季節ごとのイベントを欠かさず開催、スタッフの誕生日には仕事道具をプレゼントする心遣いを見せる。
 こうした努力で作り上げたチームワークで臨むサイディング工事は、窯業系、金属系それぞれのサイディングの特質を生かした美しい仕上がりと発注元から高く評価される。
「主原料をセメントに繊維質原料を加えて形成した窯業系サイディングは工場で生産されるため品質もムラがなく、工期も短いため、コストパフォーマンスが高い施工です。耐震、耐火、遮音性に優れています。金属鋼板に断熱材を裏打ちした金属系サイディングは、近年ではガルバリウム鋼板製とアルミニウム製の2種類のものが主流となっています。軽量かつ断熱、防水、防音性に優れています」
 堅実に仕事をこなしてきた酒井さんが大事にしてきたのが「カッコ良いか、カッコ悪いか」で判断する価値基準。その精神は、仕事の全工程に表出する。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 酒井サイディング
TEL/055-277-6764 Eメール/dstay107@hotmail.com
ホームページ http://s-siding.com/

住宅密集地を感じさせない、驚くほど明るく、開放感のあふれる住まい。

代表取締役 桝田佳正 さん
大学の建築学科を卒業し、ゼネコンに就職し現場監督として数年過ごした後、父親が1965年に創業した『株式会社桝田工務店』に入社、父親が他界後社長に就任。Coa建築デザイン事務所代表取締役。一級建築士、一級建築施工管理技士。
顧客満足度100%+αの家づくり
十人十色の思いを叶える設計思想

新築年間50棟に限定
施主との意思疎通重視


「優しい光と木の温もりに包まれ、心やすまる開放的な住まい」「カフェに来たような北欧テイストの住まい」「受け継がれた桜の木をいつでも見たいという希望を叶えた住まい」「家事動線を重視した、子育て家族に優しい住まい」…。
 注文住宅の設計施工を手掛ける『株式会社桝田工務店』の二代目代表取締役で一級建築士の桝田佳正さんは、施主がイメージしている以上の建物を造る「顧客満足度100%+αの家をつくる」という信念を貫いてきた建築家だ。その実現を支えてきたのが、顧客評価のフィードバックと新築を年間50棟に限定する建築スタンス、営業マンを介さない経営姿勢だ。
「施主様からのアンケートをもとに、当社が抱える潜在的な問題点を洗い出し、その改善に社内、協力業者一丸となって取り組み、施主様の満足度を上げる努力を重ねております。その象徴が顧客満足度100%+αの家を目指す年間50棟限定の家づくりです。棟数を伸ばそうとすると、施主様と顔の見えない関係になってしまう、品質にバラツキが出てしまう、家が規格住宅になってしまうといった課題が出てくるからです。住む人の思いや考えは、十人十色。それを叶えるには、規格住宅という考えを捨てていかねば実現しないと思っています。また、施主様と我々設計者との間に人を挟めば挟む程、イメージや考えと違う建物になる可能性が高く、間に入る営業マンは置かず、初回の打ち合わせからお引き渡しまで1人の設計士が対応致します」
 同社は、創業者である桝田さんの父親時代は不動産会社の下請けで建売住宅の施工が中心だったが、父親が他界した後、桝田さんは好きな注文住宅づくりを目指し、手作りで作ったチラシ6000枚を夜中ポスティングして顧客をつかみ、注文住宅工務店として歩み出した。その実力は、全国13500社の工務店が加盟する「TH友の会」が主催する住宅コンテストで6度の入賞を果たしことからも伝わる。
 設計施工に関わる住宅会社選びの話から、ライフプラン、資金計画までアドバイスした著書「なぜ世の中には、いい家と悪い家があるのか―失敗しない家づくりのための5つのポイントと33のツボ」には、桝田さんの深い専門知識と幅広い経験知が凝縮され、その後、2冊目として大阪の土地事情を考え、なかなか希望の土地に出会えない方のために、狭小地・変形地だからこそのメリットなどをアドバイスした「大阪の狭小地や住宅密集地で快適に暮らす家づくり」を出版。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 桝田工務店
TEL/06-6621-6896 Eメール/masumasu@masuda-coa.co.jp
ホームページ https://www.masuda-coa.co.jp/

『関西工務店』基準の技術力。61年間で豊富な実績と経験!

代表取締役社長 吉田泰造 さん
近畿大学理工学部建築学科卒。大手建築設計事務所勤務を経て1958年創業の家業4千棟超の設計施工実績を残す『株式会社関西工務店』に入社。2014年、代表取締役社長に就任。一級建築士、建築生産専攻建築士、特殊建築物等調査資格者、既存住宅状況調査資格者。
住まいづくりに脳科学のエビデンス導入
子どもの頭脳が賢くなる間取り工夫

脳科学研究所とタッグ
子育て世代の夢叶える


 内部構造や施工方法に徹底的にこだわり、デザイン性に優れた高性能の家づくりを貫いて62年、4千棟超の設計施工実績を残す『株式会社関西工務店』の四代目代表取締役社長で一級建築士の吉田泰造さんは、住まいづくりに斬新な子育ての視点を導入し、「子どもの脳力にグンと差がつく家の間取り」などの提案で異彩を放つ工務店社長だ。脳科学研究者を講師に招いて、その理論的裏付けを示すセミナーも開催、子育て世代のファミリーの注目を集める。
「世の中には、いろいろな子育てメソッドがあふれていますが、住まいづくりと子育てについて理論立てて説明されたものはほとんど見当たりません。当社で夢のマイホームの新築を考えられているお客様のほとんどが未就学児の第一子を子育て中のご家族です。そうしたお客様に、子育て世代の視線で考えぬかれた住まいを提案したいと考え、コドモ/クラシ脳科学研究所とタッグを組み、お子様の脳力開発を応援する住まいづくりを提案させていただくことにしました」
 この方針を子育て世代から依頼された注文住宅の設計で具体化する。
「最新の脳科学など研究で、家庭環境が子どもの成長に大きく関与することがわかっています。コドモ/クラシ脳科学研究所の研究でも、どのような家のどのような間取りで成長するのかによって大きく脳力に影響することがエビデンスにも示されています。木のお家は脳にとても良い、子どもの脳力開発には母親の家事導線が大きく影響する、シューズクロークのある家で育つと将来年収が高くなる、四角いリビングより長方形が脳の発達に好影響を与える、寝室の建材の使い方によって成績を確実にあげることができるなどといった事例を参考に、ご家族の意向、ライフプランに沿って最善の間取りを設計していきます」
 吉田さんは、2014年に代表取締役社長に就任して以降、個人住宅の新築とリフォームを2大事業に経営を牽引、2018年には、住宅プロデュース部門のライフアップステージを社内に開設し、高性能のデザイン住宅を手の届く価格で提供する『R+house』の販売を開始するなど住む人がワクワクする仕掛けと工夫を兼ね備えた快適な住まいの提供に取り組み、子育て視点の家づくりもその一環だ。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 関西工務店
TEL/0745-52-1515 Eメール/ mail@kansaikoumuten.com
ホームページ https://kansaikoumuten.com/

「タイル面コーティング滑り止め工法」
現タイルと色合わせタイル見本
「タイル面コーティング材料」
「タイル面コーティング施工」
「タイル色合わせシステム工法」

代表取締役 上村允郎 さん
大学卒業後、大阪の建築事務所に就職、転職を経て大規模修繕工事に出会う。2012年『建築設計事務所』設立。NPO法人集合住宅改善センター設計監理事業部長。耐震総合安全機構会員。
マンション管理をテレワークで
管理組合の諸課題解決に新提言

マンション管理をテレワークで
管理組合の諸課題解決に新提言


 新型コロナウイルス感染症対策として急速に広まったテレワーク。情報通信技術ICTを活用した場所や時間にとらわれないこの働き方の流れはコロナ禍の収束後も止まらないとみられているが、マンション大規模修繕のコンサルティングで数多くのマンションの管理組合を支えてきた『K15建築設計事務所』の所長上村允郎さんは、管理組合の課題解決策として管理業務のテレワーク化を提言している。
「国内のマンションストック644万戸のうち、築30年超のものが112万戸もあります。マンションは築後30年にもなると、建物が老朽化するだけでなく、居住者の高齢化も同時進行し、管理組合の役員のなり手も少なくなって、組合運営に支障をきたす事例が増えていきます。テレワークの導入は、この状況を解消するソルーションの選択肢として検討する価値があると思っています」
 上村さんの提言は、国の制度の活用などにも言及して具体的だ。
「テレワークは働く場をオフィスから自宅などに移すものですが、マンションでもテレワークを導入して、年間の事業計画などを決定する総会以外の管理業務のやり取りを在宅でWeb会議ソフトを搭載したパソコンを使って行うようにすれば、これまで仕事の関係などで組合に距離を置いていた居住者も参加しやすくなりますし、管理会社や修繕業者との連絡にも利用することができます。組合が役員にパソコンを配布するにはお金がかかりますが、中小企業事業主を対象にしたテレワーク推進のための厚労省の働き方改革推進支援助成金制度を管理組合にも適用するよう働きかけていくことも必要と考えています」
 この助成制度の活用については、上村さんは、2020年2月に閣議決定された「マンション管理適正化法及びマンション建替え円滑化法の一部改正案」で、修繕やその資金計画などを盛り込んだ管理計画が知事の認定を受けた管理組合を対象にすることも提案する。
「経年劣化したマンションストックの増加は、大きな社会問題です。修繕や建て替えを判断する上で重要な役割を持つ管理組合の機能を維持する観点から、国も管理組合業務のテレワーク化に目を向けていただきたいと思っています」
(ライター/斎藤紘)

創造と技術のちいさな不思議な会社 株式会社 K15建築設計事務所
TEL/06-6809-4303 Eメール/ k15_kamimura@yahoo.co.jp
ホームページ http://www.kei-ichigo.com/

代表取締役 清水優也 さん
高校中退後、とび職を経験。18歳から地元の風俗業界に身を置き店長、部長職を経験。21歳で父親の建設会社に入社、営業を3年間経験後、営業所所長に就任。2015年、28歳の時に独立、『株式会社ノリコーポレーション』設立。
人手確保に悩む建設現場を救う
必要時に必要な人員を編成手配

雑工事全般を請け負い
急ぎの業務に対応可能


「人手不足が深刻化する建設現場を救いたい」
 一般土木や電気工事、舗装工事、解体工事などに要員を手配する現場サポート事業を展開する『株式会社ノリコーポレーション』を2015年に立ち上げた代表取締役清水優也さんの思いだ。事業を支えるスタッフを大事にし、3食、家具家電、Wi-Fi完備の社員寮を用意するなど働きやすい環境にも意を尽くす。
「当社は、人手の確保が年々困難になっている建設現場のご依頼に合わせて、必要な時に必要な数の人員を編成して手配する事業形態を取っています。急ぎの業務が入り、短期で人手を確保したい、短期で済む仕事のために求人募集するのは難しいといったケースにも対応が可能です。千葉市内に限らず、市外、県外の会社様にも幅広くご活用いただいているのは、こうしたフレキシブルで臨機応変の業務体制を築いたこと、コストと労力をかけずに人員を確保できることが支持された結果だと思っています」
 支援する具体的な業務は、重い建設機材や建材を正しい位置に運び、据え付ける重量品運搬据付、現場に散らばったコンクリートの破片や不要な資材を回収し、現場を整理整頓して安全を確保するガラだし、近隣付近の環境に配慮して現場の清掃をしっかり行って信用につなげる清掃、仕上げ工事の前に建物の柱の中心線や床、壁の仕上げ面の位置を正確に表示し施工をサポートする墨だし、現場から出る廃材を人力によって少しずつ搬出したり、道路が狭い場所などで小運搬を請け負ったりしてスムーズな工事につなげる場内小運搬、産業廃棄物の収集と運搬、処理を行う持込処理発生材処理、ローコストで片付け役を担い、最後まで責任を持って現場をサポートする雑工事片付けなど、文字通り痒いところに手が届く業務ばかりだ。
 清水さんは、父親が経営する会社で建築業や不動産業を学びながら経験を積み重ねた後、28歳で独立、起業。会社を成長させていくには、働きやすい環境は絶対条件として充実した福利厚生の整備に取り組んできた。完全個室の社員寮は、その象徴。仕事が終わった後のプライベートの時間にしっかりとリフレッシュできる環境を整えた。また、女性が賃金などで不公平な扱いを受ける世の中の現状は問題として、この状況を少しずつでも変えていく努力も重ねている。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 ノリコーポレーション
TEL/043-233-7328
市原営業所  TEL/043-698-2323
ホームページ https://noricorporation.com/

代表 川満学 さん
石垣島生まれ。建築会社で働く父の姿を見て育ち、自分もこの仕事を志す。20歳で後輩3人とともに独立。「仕事は一人ではできない」と、スタッフに感謝する気持ちを常に持つ。スタッフとは家族ぐるみの付き合いで、公私ともに力強く率いている。
現場の美しさも重視しながら
高い技術で型枠工事に邁進

型枠工事一本に絞り
石垣島で20年の実績


 型枠工事というものをご存知だろうか。鉄筋コンクリートの建物を形成するための枠を現場で組み立て、コンクリートを流し込み、形づくっていく工事である。ほとんどの鉄筋コンクリートの建物、および一般住宅の基礎工事などでも行われており、建物の強度や耐震性を左右する重要な工事だ。
『川満総業合同会社』は、沖縄県石垣島で、その型枠工事をメインに行う。創業から20年超で、15名のスタッフを抱える、石垣島では大所帯の企業だ。代表の川満学さんは、石垣島に生まれ育った。建築会社に長く勤めていた父の姿に刺激を受け、幼少期からこの仕事に就くことをめざしていたという。学生時代から父の会社の手伝いなどで経験を積み重ね、20歳で起業し、独立を果たす。若くしての独立であったが、周囲の助けもあって、これまで順調に歩んでくることができた。
 現在は型枠工事が中心だが、独立から10年ほどは、左官や足場、鉄筋などさまざまな工事に携わった。しかし、ひとつのことを専門的に究めたいとの思いから型枠工事一本に絞る。これにより、社内の人材育成がしやすくなると同時に、「型枠ならどこにも負けない」という自信もついたのだという。
 仕事を手がけるうえで意識している点は、「現場をきれいに掃除すること」だと川満さんは語る。
「現場をきれいにしておくとどこに何があるか一目瞭然ですし、工事のスピード感も全く違います。また、私たちのような型枠工事会社は、建築の初期の段階で現場に入ります。後から現場に入るさまざまな会社さんが気持ち良く、また使いやすいよう、きっちりと現場を掃除し、整頓することを心がけています」
 また、川満さんはこれまで多く苦労してきたからこそ、後進には少しでも進みやすい道を、と考えている。その一環として、型枠工事技術の向上を図り、型枠工事業の健全な発展に寄与することを目的とした『一般社団法人 日本型枠工事業協会』に先島諸島で初めて加入。「石垣の職人はレベルが高い」と全国的に知らしめたいと語る。
(ライター/ナガノリョウ)

川満総業 合同会社
TEL/0980-83-0700 Eメール/ kawamitsu20170615@yahoo.co.jp


〒160-0022 東京都新宿区新宿2-15-2 岩本和裁ビル5F TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605