今の大ヒットはこれだ!! 2023

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最前線医療の現場と
頼れる専門ドクター
地域医療に貢献して40年の歴史を刻む
回復期リハビリと慢性期患者の病棟

新病院新築移転で前進
地域完結型医療を提供


 埼玉県羽生市の『羽生総合病院』が2023年9月、開院40周年を迎える。166床の埼玉医療生協の病院としてスタート、2018年に26の診療科と311床を擁する新病院に移転して新たな歩みを始めた北埼玉地区最大の医療拠点。20年間経営を担ってきた松本裕史院長は、世界中から難病患者が訪れる米ミネソタ州のメイヨー・クリニックをモデルに質の高い診療体制を追求し、2024年4月の運用開始を目指して『回復期リハビリテーション病棟』と『慢性期患者に対する病棟』から成る新病棟の増築にも着手、新たなステージへと歩を進める。
「当病院は、長年にわたり医療施設の不備に苦しんでいた北埼玉地区で医療法人徳洲会の協力を得て開院し、地域医療に貢献してきました。院長に就任してからの20年間は、診療体制を拡充しながら歩んできましたが、特に新病院の新築移転ができたことは大きな前進でした。まだ発展途上ですが、高度の医療技術を持つ医師の招聘、先進医療技術や機器の導入でがん治療や健診部門の増強が実現し、地域完結型の医療が提供できる基盤ができたことで、私が追求してきた医療の理想形に近づいたと思っています。また、2022年に『医療法人徳洲会』に経営を移譲したことも、医療連携、経営安定につながっています」
 新病棟は本館裏の駐車場を利用した、本館ともつながる3階建ての病棟。容態が危機状態から脱し、身体機能の回復を図る人が利用できる回復期リハビリ病棟、重度の肢体不自由者や脊椎損傷など重度障害者、重度の意識障害者などが入院できる障害者病棟から成り、それぞれ40床を擁し、医療スタッフも増員する。
「これまで当病院は、救急患者さんを常に受け入れるという方針の下、急性期疾患の診療に重点を置いてきましたが、新病棟ができれば急性期、回復期、慢性期の各段階の疾患をワンストップでカバーする診療体制が整います。当病院の患者さんだけでなく、他の医療機関から紹介された患者さんも受け入れ、高齢者を地域で支える地域包括ケアの一翼を担うものです。また、障害者病棟は新型コロナウイルス感染症のようなパンデミックが起きた時には、感染した患者さんを受け入れ、治療する病棟にもなり、地域医療への貢献度が一段と高まると思っています」
 秋に開院40周年を記念する式典などを開催する準備を進めているが、松本院長はスタッフと一丸となって新たなステージに臨む決意を表明する予定だ。
(ライター/斎藤紘)

医療法人 徳洲会 羽生総合病院
TEL/048-562-3000 
Eメール/hanyuhp@fureaihosp.or.jp

低侵襲手術で背骨周りの様々な疾患治療
高齢化で増える脊椎圧迫骨折にも対応

小切開で入院期間短縮
骨粗しょう症検査推奨


 一般に背骨といわれる脊椎やその中を通る脊髄という中枢神経の疾患は腰痛や手足のしびれ、運動障害、歩行障害などの症状をきたし、QOLに大きく影響する。様々な病態があるこの疾患の治療で受療者一人ひとりに適合した低侵襲手術を追求する診療方針を貫き、声価を高めているのが『苑田第三病院・東京脊椎脊髄病センター』だ。病院長でもある星野雅洋センター長は、「最小侵襲脊椎安定術MIST研究会(現MIST学会)」の発起人として脊椎脊髄疾患に対する低侵襲治療をリードしてきた日本脊椎脊髄病学会外科指導医。
 同センターは、腰椎すべり症や腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニアなどの腰椎変性疾患、 頚椎椎間板ヘルニアや頚椎症性骨髄症などの頚椎変性疾患といった背骨に関わる疾患全体に対応する。低侵襲の手術治療を象徴するのが『最小侵襲脊椎安定術MIST』だ。
「『MIST』は、脊椎の固定や制動、安定化により脊椎機能の正常化を目指す低侵襲脊椎手術の総称です。例えば、腰椎が前後にずれてしまう腰椎変性すべり症の場合、神経の圧迫を取り除いたあとに、不安定な骨同士を固定する必要がありますが、従来は10㎝以上の皮膚切開を置いて背筋を広範囲に骨からはがして病変部位に達して、除圧と固定を行っていました。それが『MIST』では片側に約3〜4㎝、2㎝、1㎝の3箇所の皮膚切開を置き、特別な開創器を挿入して、背筋を分けるように病変部に到達して手術を行います。皮膚切開が小さいため術後の痛みが従来法に比べ少なく、入院期間が短縮され、背筋に対する負担も少なくて済みます」
 星野センター長は、骨粗しょう症を原因とする脊椎圧迫骨折について長年研究を続け、最新の低侵襲手術で治療する。
「脊椎圧迫骨折は、背骨が押しつぶされて変形してしまう骨折です。骨粗しょう症が大きな原因の一つで、高齢化と共に増えています。治療で行う手術は経皮的椎体形成術BKPといい、脊椎の骨折に対し骨セメントを注入して固定する術式です。背骨の両脇を2箇所、5㎜程度切開し、小さな創から骨折した脊椎の中にバルーンを入れてそれを膨らませた後に骨セメントを充填します。術後すぐに疼痛が取れるのも特長です」
 高齢化で骨粗しょう症が増えていることから、同センターでは骨密度の検査などによって発症リスクを把握することを推奨している。
(ライター/斎藤紘)

医療法人社団 苑田会 東京脊椎脊髄病センター
TEL/03-5837-5111
ホームページ 
http://www.sekitsui.net/

高齢化が進む地域医療を担うかかりつけ病院
糖尿病の最適治療を生活に組み込む指導も

地域のかかりつけ病院
糖尿病教育入院に力


 福岡県嘉麻市の『社会保険稲築病院』は、「一般社団法人福岡県社会保険医療協会」が運営する福岡県内にある7病院の一つであり、73年の歴史を刻む地域の医療拠点。かつて炭鉱で栄えた嘉麻市は高齢化が進み、2025年には高齢化率が43・8%になることが予想されている。同病院では、今後増加していく介護が必要な高齢者が、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを家族と共に最後まで送れるよう、積極的に支援している。この地域の保健・医療・福祉において、地域包括ケアシステムの中核として貢献している。
 外来診療は、内科・小児科・整形外科・眼科・皮膚科・神経内科・泌尿器科・リハビリテーション科があり、入院診療は地域包括ケア病棟・回復期リハビリテーション病棟・医療療養病棟の計144床と同施設内に開設されている介護医療院37床を擁する。定村伸吾院長のもと、「回復期から慢性期の医療を通じて患者さんの自立生活を支援し、介護部門を利用して可能な限り在宅生活を支援していくこと。在宅での生活、療養が困難になった方に対しては、緩和ケアをはじめ尊厳ある人生の最終ステージを過ごすための医療と介護を提供していくこと。」とその方針は常に患者さんとその家族に寄り添う。
 一方、同病院で特に力を入れている診療領域の一つは藤井雅一内科部長(日本糖尿病学会専門医・指導医)が担当する糖尿病である。
「生活習慣病である糖尿病は、患者さん個々をとりまく環境が血糖コントロールに大きな影響を及ぼします。当院では、幅広い年齢層の患者さんが受診され、現役世代では働き方に準じた様々な生活パターンに寄り添う方針を、高齢の方々では御家族との関わりにも重点を置き、継続可能な最善の方針を一緒に考えてまいります。普通の日常の中に確固たる治療があり、未然に血管合併症を防ぎ健やかな生活を送ることができるようサポートしてまいります」
 同部長が考える明確な診療方針だ。  
 長い付き合いが必要な糖尿病とどう接していけばよいのか、この難しい問題を患者と共に模索し、より最適な治療内容を目指していく。また地域の診療所(開業医)との連携を深めることで、個々の患者さんの生活背景を把握し、できる限り日常生活に溶け込むような治療法の提案も行っている。さらに、糖尿病治療の必要性・重要性の理解を深め、生活習慣の自己管理を学ぶことができる糖尿病教育入院も積極的に行い、病診連携を後押しする。
 同病院のもう一つの特色は、九州大学大学院医学研究院臨床検査医学と協働して抗肥満薬の創薬共同研究を行っているという点である。糖尿病・高血圧・脂質異常症をはじめとする様々な生活習慣病の起点となる肥満治療をターゲットとして、最新の予防医学発展へも貢献している。 
 予防医学・生活習慣病から回復期・慢性期・終末期医療までの幅広い医療分野と生活をサポートする介護分野で高齢化社会を支えるユニークな地域のかかりつけ病院といえるだろう。
(ライター/斎藤紘)

一般社団法人 福岡県社会保険医療協会 社会保険 稲築病院
TEL/0948-42-1110
ホームページ 
http://inatsukihospital.jp/

ウイズウイルスを意識し感染症対策実施
コロナ禍の教訓を忘れず在宅医療に注力

5類感染症に移行後も
高齢者の感染防止徹底


 新型コロナウイルス感染症が2023年5月から季節性インフルエンザと同様の5類感染症になり、社会の緊張感が緩みだしたが、感染すれば重症化しやすい高齢者を対象にした医療現場では気の抜けない日々が続く。約20年前に在宅医療専門の診療所を開設し、モデルとなる診療体制を構築した『ひだまりクリニック』の福田幹久理事長は「備えがなかったことがパンデミックを招いたというのがコロナ禍の教訓」と指摘、アフターコロナではなく、ウイズウイルスを意識しながら感染症対策を怠らず、高齢化時代の医療ニーズに応えていく決意だ。
「国内では3千4百万人に近い人が感染し、7万4千人を超える人が亡くなったコロナ禍の教訓は、伝播性と病原性が強い未知のウイルスに対する日頃からの備えがいかに重要かということです。特に感染した高齢者は持病の悪化、体力や免疫力の低下に伴って死亡するケースが目立っています。クラスターが発生した施設の6割強が高齢者施設で、第8波では死亡者の9割超が70歳以上というデータもあります。基礎疾患のある高齢者が利用する在宅医療では、医療従事者も利用者様もご家族も感染症対策は最重要課題なのです」
 福田理事長は、胸腺の加齢変化に関する免疫学的研究で医学博士の学位を取得、国立松江病院呼吸器外科医長を経て2004年に開院、現在の在宅医療の利用者は約390人にのぼり、平均年齢は80歳だ。医師と看護師で複数のチームを組み、利用者宅を訪問する時は検査機器を携帯し、医療措置や栄養管理からがん終末期の緩和ケア、看取りまで行うが、感染症対策に万全を期して診療に臨む。
「在宅医療は、重症化に繋がる基礎疾患のコントロールが一番大事ですが、在宅医療の現場にウイルスを持ち込まない、持ち込ませないことが大原則です。医療従事者側は、日頃から健康管理に気をつけること、診療に当たってはマスクや手袋などの個人用防護具の着用や手洗いの励行などの標準予防策、室内の消毒や換気、寝具類の洗濯などの指導を徹底することも重要です。利用者の方がデイサービスを利用したり、介護するご家族が外出したりするときは感染に注意し、発熱など体調に変化があったときには速やかに連絡することも大事です」
 今後は、訪問時以外でもオンラインで適宜指導助言できる通信環境の整備も必要になるとみている。
(ライター/斎藤紘)

在宅療養支援診療所 ひだまりクリニック
TEL/0859-37-5188 
Eメール/info@hidamariclinic.jp
ホームページ 
http://www.hidamariclinic.jp/

様々なメリットを生む矯正歯科に高評価
透明で取り外しできるマウスピース使用

三次元スキャナを利用
歯周病の治療にも注力


『多摩府中うめはら歯科』は、歯学博士で日本補綴歯科学会専門医である梅原康佑院長の高度な医療技術と専門知識、最新鋭の検査治療機器による的確、高精度の診療で評価を高めた歯科医院だ。中でも光学口腔3Dスキャナとマウスピースを利用して悪い歯ならびや噛み合わせを治し、機能性や審美性を回復させる矯正歯科が評判になり、受診者が後を絶たない。
「嚙み合わせが悪いと、歯がよく磨けず、虫歯や歯周病になりやすかったり、よく噛めなくて胃腸に負担がかかったりしますので、矯正治療が必要となります。歯並びを整えると、こうした問題が解決するとともに、歯が健康に保たれる、正しい発音が出来るようになる、顔つきが変わるといった良い効果がもたらされます」
 矯正治療で主に使うのが米アライン・テクノロジー社が提供するインビザラインⓇシステム。
「インビザラインⓇシステムは、金具やワイヤーを使わず、取り外し可能な透明なマウスピース型の装置を一日20時間以上装着し、1~2週間ごとに新しいマウスピースに交換していくことによって歯をゆっくり移動させて歯並びを治す歯科矯正法です。装着しているのを気づかれることはほとんどなく、歯磨きの際に取り外しすることができます。治療では、iTero elementという光学口腔内3Dスキャナで口腔内を細部までスキャンし、精密な歯型を採取し、歯並びのシュミレーションに基づいて治療計画を立て、それに合わせて必要数のマウスピースを最初の段階で作製しますので、頻繁に歯科医院へ通って歯型を取る必要はありません。矯正期間や費用、治療開始のタイミングなどお一人ひとりに合った提案をさせていただきます」
 梅原院長は、口腔粘膜細胞と骨形成因子に関する研究で歯学博士の学位を取得したほか、外れず、よく噛め、しかも美しい入れ歯を作るためのBPS(生体機能的補綴システム)クリニカル認定医の資格も持つ。歯周病の治療にも力を入れ、公益社団法人日本糖尿病協会の登録歯科医にも認定されている。
「昨今、全身疾患と歯周病には密接な関係があるということがわかってきています。例えば、歯周病のケアをすることにより、糖尿病の状態がよくなるケースもあります。歯周病を単にお口の中だけの病気ととらえず、全身に影響を与える病気ととらえることが今後必要になってくるでしょう。地域の皆様の全身と口腔内の健康を守るべく研鑽に努めいきたいと思っています」
 2023年6月1日には、府中市宮西町ザ・パークハウス府中1階にて『多摩府中うめはら歯科南口院』が新規開院。さらなる地域貢献を目指している。(ライター/斎藤紘)

医療法人社団 TFUD 多摩府中うめはら歯科
TEL/042-306-9877
Eメール/ tama.fuchu.umehara.dental@gmail.com
ホームページ 
https://umeharadental.com/

しっかり噛める磁性アタッチメント義歯
健康寿命の延伸や認知症防止効果を指摘

千症例超える治療実績
保険適用で普及に注力


 厚労省の全国歯科疾患実態調査によると、後期高齢者の8割超が何らかの義歯を使っているという。この状況下で経済産業省が「QOLの向上に貢献する技術」と推奨するのが、磁石でしっかり固定し、着脱も簡単な磁性アタッチメント義歯だ。『稲垣歯科』の稲垣輝行院長は、この義歯に関する研究で歯学博士の学位を取得、研究開発段階から携わった国内屈指のスペシャリスト。2021年から健康保険が適用されたこともあり、認知症予防効果など利点を指摘ながら普及に力を入れる。
「磁性アタッチメント義歯は、残っている歯根に磁性金属を埋め込み、入れ歯の裏側に小さいネオジウム磁石を埋め込んで固定させる義歯です。磁石1個の大きさは米粒ほどですが、最大1000gのものを吊り上げることができ、ピッタリと固定されるのでよく噛めるようになります。グラついてあきらめていた歯も抜かずに歯の根っこを利用できるうえに、止め金が必要ないので、見た目もスッキリと自然で上品です。しかも、シンプルな構造なので、装着、取り外しが簡単でお手入れも楽にできます。前歯にバネが見えたり、バネがかかる歯に負担がかかって傷んだりする従来のバネ式入れ歯の課題を解決したのが磁性アタッチメント義歯なのです」
 稲垣院長は、よく噛めるようになることは生活の質の向上や健康寿命の延伸にもつながると指摘する。
「磁性アタッチメント義歯は、硬いものも噛みやすい設計で、基本的に食べるものは選びません。また、噛む力が歯根に伝わりやすいので、自分の歯で噛んでいる感覚を得ることができ、食生活が大きく変化して、健康寿命の延伸にもつながるでしょう。さらに、歯の下には歯根膜という器官があり、物を噛むと歯は歯根膜に沈み込み、歯根膜の下にある血管が圧縮されて血液が脳に送り込まれます。その結果、脳が活性化し、認知症防止にも役立つのです」
 稲垣院長は、母校愛知学院大学歯学部を卒業後、第一補綴学講座に入局して研究を重ね、歯学博士の学位を取得した研究論文「三次元有限要素法による歯冠外磁性アタッチメント義歯に関する応力解析」は、「義歯設計を行う上で、 貴重な新知見を提供し、歯科補綴学、歯科保存学および関連諸学科に寄与するところが大きい」と評価された。アタッチメント義歯による治療は、1000症例超にのぼる実績を持つ。
(ライター/斎藤紘)

医療法人 恒輝会 稲垣歯科
TEL/0568-78-2525 
Eメール/ inagaki@komaki-dent.jp
ホームページ 
http://www.inagaki-dent.com/

内科全般の治療と並行しがん検診に注力
経鼻内視鏡による検査で早期胃がん発見

精度が際立つ診断技術
ピロリ除菌治療で実績


『ヴィナシス金町内科クリニック』は、病気の早期治療につながる病変の早期発見、特にがん罹患数と死亡者数で上位を占める肺がん、胃がん、大腸がんの検診に力を入れている医院。医学博士の木村一史院長による診断は精度が高く、遠方からも多くの受診者が訪れる。
 同クリニックでは、消化器系の疾患を中心に感染症治療、生活習慣病の管理など広く内科全般に対応するのと並行して、がんなどを調べる特定健康診査、長寿医療健康診査、基本健康診査、肺、胃、大腸のがん検診を実施。中でも受診者が多いのが、胃がんの原因になるピロリ菌を発見した豪州のノーベル賞博士の下で研究し、鼻から極細の最新鋭レーザー内視鏡を挿入し、体に負担をかけずに胃を精密に検査する経鼻内視鏡検査のスペシャリスト、木村院長による胃がん検診だ。
「胃がんは早期発見と内視鏡治療で完治が望める病気。多くの早期胃がんを見つけ、ピロリ除菌治療を通して胃がんの予防に努めてきた経験を生かし、健康づくりをサポートしていきたいと思っています」
(ライター/斎藤紘)

医療法人社団 ヴィナシス 金町内科クリニック
TEL/03-5876-9416
ホームページ 
https://www.clinic-kanamachi.com/

佐賀県初『EMARO』使用内視鏡手術後の痛みを
軽減し身体の回復がより早く

空気制御でロボットを
滑らかに動かす


 佐賀県内で初めて内視鏡支援ロボット『EMARO(エマロ)』を使用した『特定医療法人静便堂白石共立病院』。
『EMARO』は、ジャイロ付きのヘッドセンサーを装着した術者が頭を左右に振ることによって操作できる仕組み。足元にフットスイッチがあることにより、複雑な操作が可能となる。従来の内視鏡手術では、術者の指示にしたがってカメラを動かすスコピスト(手術支援者)との意思疎通の難しさが課題だった。『EMARO』は、術者自らが操作して内視鏡手術を行えるため、タイムラグが起きずスムーズな治療が行える。

『EMARO』を用いて大腸がんや虫垂切除、鼠径ヘルニアなど様々な治療を行ってきた脇山幸大外科医長は、「『EMARO』を使った患者さんは術後に痛みを訴える割合がかなり少ない」と語っている。
 空気圧制御で機械を動かしているため、腹腔内でカメラと鉗子がぶつかってもその衝撃を吸収する。開口部にかかる負担が少なく、術後の回復も早い。ほとんどが術後3日以内、長くても1週間ほどで回復し、退院することができる。
(ライター/彩未)

特定医療法人 静便堂 白石共立病院
TEL/0952-84-6060
ホームページ 
http://shiroishikyouritsu.jp/


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