ビジネスヒットチャート 2015


イギリス生活情報誌 
月刊
ミスター・パートナー
〒160-0022
東京都新宿区新宿
2-15-2岩本和裁ビル5F
TEL.03-3352-8107
FAX.03-3352-8605
営業時間/10:00~19:00
定休日/土・日曜日・祝日
アクセス/JR恵比寿駅西口より徒歩約3分、東京メトロ日比谷線恵比寿駅1番出口より徒歩約1分
自販機の販促・デザインを核に
皆がWinになるビジネスを創る

価値のある提案をし続ける
クリエイティブ集団へ

 『テイクシャイン』は、飲料の自動販売機に特化した販促企画やデザイン提案をメイン事業としている。最近の自販機は、環境に合わせた多様なラッピングがされ、いろんなPOPが付き、デジタルサイネージが組込まれたりする。進化し続ける日本独特の文化だが、その仕掛人の一人が、同社の須永健志社長だ。2006年に始めたデザイン業だが当初から飲料自販機に目を付け、自販機の環境デザイン提案で4年連続受賞して事業を軌道に乗せた。「自販機の価値を新たに創造し、利用者・販売者がWinになるような提案をするのが私たちの役目」と須永社長。売上向上だけでなく、働く人にも環境にもやさしい工夫を重ねている。たとえば「販促マグネットくん」は、自販機内部のPOP固定用で再利用できる道具だ。10年を節目にさらに「価値ある提案力」のプロ集団を目ざす。
(ライター/土谷晴)

株式会社 テイクシャイン
TEL:03-6680-5305 FAX:03-6698-2195 Eメール:info@take-shine.com
ホームページ http://www.take-shine.com/

代表取締役 竹林良太氏
幼い頃から映画や音楽に親しむ。高校生でオーストラリア留学。オーケストラや舞台・映画の裏方の仕事に興味を持ち大学で学ぶ。帰国後、空間デザインの世界で経験を積んで独立、「リオエンターテイメントデザイン」設立。最先端技術を使った空間演出で才能を発揮している。
プロジェクションマッピングや
ARなど最先端の空間演出企業

人を感動させる表現方法を
考え出すアイデアで勝負

 建物などに映像を映し出して異次元空間を生むプロジェクションマッピング、またリアルな映像と情報を重ねるAR(拡張現実)など、最先端の空間演出をデザインするのが『リオエンターテイメントデザイン』の代表竹林良太氏。事業としてはイベント展示ブースやショールームの企画・施工・運営を手がけており、音楽・映画・舞台などを学んで人を感動させる表現方法をいつも考えてきた。「現在の最先端技術による演出は、あくまで一過性だと思っています。数年後にはどう変化しているか分からない。その時に何ができるかを問われる仕事です。アイデアがすべて、ということは可能性も無限なのです」と語る。全スタッフが営業であり、デザイナーでもある。日本の空間演出を「面白く、楽しくする」夢を育てながら疾駆している企業である。
(ライター/杉野淳)

株式会社 リオエンターテイメントデザイン
TEL:03-3221-2377 FAX:03-3221-2378 Eメール:info@rio-e-design.com
ホームページ http://www.rio-e-design.com/

照度に優れた「LED照明」 LED240W(水銀灯1000W相当)

営業時間/9:00~17:00 定休日/土・日曜日・祝日
球形宝石箱に光る精密加工技術
デザイン性、気密性を徹底追求

独創的な形状のLED照明を開発
環境に優しい製品づくりの成果

 シンプルな形状の中に技術の粋を集めた製品がある。「ニューエナジージャパン」の牧野徳志社長が、作り上げた球体の『宝石箱』。日本の技術力の高さを海外にアピールすることを目的に構想を練り、辿り着いた製品だ。精密加工技術を使って陽極酸化皮膜アルマイト処理を施したアルミニューム製。高級感が漂うスタイリッシユなデザインに加え、宝飾品などの長期保存に最適な高気密の構造が光る。ステンレスやチタン、銅などでも製作が可能という。牧野社長は、環境問題にも関心を持ち、電気関係の仕事で培った技術で、「振り子発電」など環境に優しい製品の研究に長年取り組んできた。その成果の一つがLED使用の照明器具。LED照明を8個ないし12個を花びらのように配置した水銀灯1000W相当の「LED照明240W」、白熱球500W相当の「灯光器型LED照明40W」。輝度に優れ、形状も独創的な省エネ技術の結晶だ。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 ニューエナジージャパン
TEL:049-298-5715 FAX:049-298-5716

『PECS MARK-IV(ペックスマークIV)』無交換式オイル劣化予防装置。PECSはPower up and Economic Clean Systemの略。従来のオイルフィルターと互換性があり。装着後、3年又は走行距離10万kmいずれか以内を保障。PM2.5対策にも有効なので、その驚くべき性能を体感してほしい。

写真右は75,000kmを走行時の摩耗粉吸着状況。ディーゼルタイプエレメントは永久磁石5層の組み合わせ(写真左)、乗用車タイプエレメントは永久磁石3層の組み合わせ(写真中)。
オイルの分子破壊を防ぐフィルター
濾紙に代わり磁石で超微細紛体吸着

トライボロジーの科学と技術を結集
自動車生産先進8カ国で特許を取得

 環境汚染や廃棄物公害、資源乱用の抑制。グローバルなこれらの喫緊の課題に寄与する技術がある。機械や部品の摩擦、摩耗、表面損傷の低減を目指すトライボロジーの科学と技術を追求してきた「ターゲンテックス」の中村幸司社長が知見を結集して開発し、日、米、英、独、仏、中、韓、ブラジルの自動車生産先進国で特許を取得した磁石式オイルフィルター『PECS MARK-IV』。濾紙のエレメントの代わりに、磁力線が反発し合うように複数個の永久磁石を配置した円板状エレメントを非磁性体のケース内に内蔵する構造。ここをオイルが通過すると乱流が生じ、濾紙では吸着しえなかった粒子径30〜40μm以下から1μm前後迄の微細な磁性粉体を吸着、オイルの分子構造の破壊を防ぐ。オイルの劣化防止に止まらず、エンジンの延命、有害排ガスの低減、濾紙の原料となる針葉樹伐採の削減につながる。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 ターゲンテックス
TEL:03-3326-7081 FAX:03-5313-2430 Eメール:ttpecs@tagen-tecs.co.jp
ホームページ http://www.tagen-tecs.co.jp/

営業時間/8:15〜17:30
定休日/土・日曜日
アクセス/JR伊勢崎駅より車で約12分
薄板板金を精密加工する技術で
試作品から量産までこなすプロ

誰に頼めば作ってくれる?
迷った時に相談できる

 「基板類をコンパクトに収める筐体が欲しい」、「簡単なブラケットがあれば支えられるんだが」と考えた機械の設計者がいたとしても、その相談に乗ってくれてロットに関係なく作ってくれる会社を見つけるのは大変だ。ましてや複雑な形状や高い精度を求めるとなると容易ではない。でも、朗報がある。群馬県伊勢崎市の『ダイシン工業』は、薄板板金で用途も構造も多種多様な各種の筐体、フレーム、ブラケット類を作る精密板金加工のプロ集団だ。また、近年大きな被害をもたらしている大雪によるビニールハウス倒壊対策として、高強度の農業ハウス用に鉄骨継手部材の加工生産を手掛けている。長年培ってきた精密加工の技術を活かし、組立て易さと強度を保つ部材の生産に、高精度・高品質な加工で応えている。さらに、4月から第2工場が操業を開始し、生産体制が拡充された。世界中の開発者や設計者にとって『ダイシン工業』は、アイデアをカタチにしてくれる頼もしいパートナーである。
(ライター/土谷晴)

株式会社 ダイシン工業
TEL:0270-27-4260 FAX:0270-27-4270 Eメール:daisin@daisin-t.co.jp
ホームページ http://www.daisin-t.co.jp/

無公害型有機物灰化炉(U-MAM)
ガス生成器からの自然ガスにライターで着火。

アクセス/北大阪急行電鉄南北線桃山台駅より徒歩約10分(本社)
廃棄有機物の無害化、ガス燃料化技術開発
燃焼に化石燃料を使わず環境への負荷抑制

高温燃焼で微細なセラミック灰にまで分解
排熱の利用でボイラーの燃料代を大幅削減

 タイヤやプラスチック、塩化ビニールなどの有機物を高温燃焼で分解・無害化し、自己燃焼濃度のガスに変換して燃料化する『無公害型有機物灰化炉(U−MAM)』を「カープコーポレーション」が開発した。廃棄有機物の有効活用、残渣の大幅減少、ボイラーの燃料代などのコスト削減に寄与する画期的な技術だ。『U−MAM』は、大まかにRPF(リサイクル燃料)貯蔵タンク、灰化炉、ガス燃焼器、熱交換器、灰回収ボックスなどから成る。RPFを灰化炉で高温燃焼させ、微細なセラミック灰にまで分解する。その過程で生成される自己燃焼ガスが燃焼器に流入し1200℃程度の高温燃焼を続け、高温の排熱は熱交換器を経てボイラーの熱源や給湯、発電、暖房などに活用できる。燃焼過程に化石燃料は使わず、廃棄物の減容率も大きいエコ技術で、今後、導入するユーザーを想定しながら使い勝手などの検証を続け、製品化を目指す。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 カープコーポレーション
<本社>TEL:06-6155-9177 FAX:06-6155-9178 
Eメール:carp.corp@sweet.ocn.ne.jp
<丹波工場>TEL:0795-70-7088 FAX:0795-70-7078 
Eメール:carp.tanba-factory@eco.ocn.ne.jp
ホームページ http://www.carpcorporation.com/

営業時間/8:30〜17:15
定休日/土・日曜日・祝日
アクセス/阪神電鉄淀川駅より徒歩約4分
枚葉印刷特有の難点解消に道
裏移り防止パウダーを大幅減

強力裏付防止剤を独自に開発
特殊ワックスでベタつき抑制

 コピー紙のように1枚ずつ分かれた紙に印刷する「枚葉印刷」では、刷り終わった紙を次々と積み重ねていく。その時点ではまだインキが乾いていないのだが、積み重ねた裏面にインキが付かないようにスプレーパウダーを振りかけ裏付を防止する。パウダーは「枚葉印刷」に不可欠だが、表面がざらついたり、作業場にパウダーが舞い散り環境を悪化させるなどの弊害がある。創業100余年の「内外インキ製造」が開発したスプレーパウダーレス(SPL)インキ『GPアプラスSPLシリーズ』は、従来品の2倍以上の効果がある特殊裏付防止剤とベタつきを抑える特殊ワックスを配合した。これにより、パウダー使用量を大幅に削減できるようにした。しかも、印刷機上では乾かず、印刷後は速やかに乾燥する相反する性能も併せ持つ。「枚葉印刷」にはパウダー不要で瞬時乾燥可能なUV印刷もあるが、高額な設備投資やエネルギー消費が大きく、経済状況が好転しない印刷業者には、有効な選択権となる製品だ。
(ライター/斎藤紘)

内外インキ製造 株式会社
TEL:06-6458-1161 FAX:06-6458-3808 Eメール:naigai@crux.ocn.ne.jp
ホームページ http://naigai-ink.com/

北海道の農業就業人口は20年間で半減し4万戸。
それに対し、毎年700人前後が就農している。農業以外からの新規参入者は88名。就農までの道のり、就農形態も多様化してきている。
写真は新・農業人フェア。
恵まれた土地資源、無限の可能性
北海道で就農する

まず体験、そして就農研修へ
独立就農、法人就農を支援

 就農者の減少は全国的な問題。日本の農業王国・北海道でも例外ではない。しかし、近年、若者を中心に就農を希望する人達が増えてきているのもまた事実。そんな人達にとって北海道は魅力的な土地といえるのではないだろうか。経営耕地面積は他の都府県に比べて格段に広く、気象や立地条件も様々で、あらゆる農業が可能だ。
「北海道農業公社」が運営する『北海道農業担い手育成センター』では、就農コーディネーターが農業体験会の紹介や農業法人への就業を斡旋。さらに研修をうけ「認定新規就農者」になれば、独立への道も開ける。同センターでは農地取得や開業資金面のサポートも行う。また、都市部での就農説明会・セミナーなどを窓口として、新規就農希望者へのアプローチも積極的に行っている。
(ライター/今井淳二)

公益財団法人 北海道農業公社 北海道農業担い手育成センター
TEL:011-271-2255 FAX:011-271-3776


[イギリス生活情報誌] 月刊 ミスター・パートナー 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-15-2岩本和裁ビル5F TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605