建築工事には気がかりなことが多い。施主にとっては一生に何度もないことだし、悩みはつきない。工程はどこまで進んでいるのかわからない、現場の作業者とうまくいかない等きりがないほど。そこで重要になってくるのが現場常駐管理だという。『村林建築工房』の村林宜行社長に現場監理について伺った。
　建設業法によれば、特定建設業者が元請として外注総額３０００万円以上となる工事を発注者から直接請け負う場合、現場に配置の監理技術者は専任常駐しなければならない。しかし村林社長は小さな工事であっても現場への常駐監理の必要はあるのだという。
「マンションなどの大規模な工事現場には、建築会社の現場担当者が常駐しますが、戸建て住宅の新築や、増改築の現場では、現場監督さんが常駐することは少ないです。しかし、住宅のリフォームなどの際、現場を職人さんにまかせてしまっていいのでしょうか。大工さん、左官屋さん、塗装屋さん、サッシ屋さん等がばらばらに作業していてはまとまらないのでしょう。大規模な工事の場合は現場管理者が、工事は図面通りになっているか、日程通りに進んでいるか、不都合へどのように対処したらいいのか等々現場の状況を常に把握しているものです」
　たしかに工事を進めていれば、作業現場では想定外のアクシデントも度々発生することもあり、作業者にとっては、一貫して状況を把握している現場担当者は必要になる。さらに施主の側からみても現場監理は必要なのだと村林社長はいう。
「以上のことは建築業者側の問題ですが、施主の側からは工事をみた場合を考えてみましょう。工事が進むにつれ『今日は大工さんが10時に来るはずなのにまだ来ない』、『図面と違っているけど、大工さんはその通り作っているといいはる。現場監督はいないし、営業とも連絡がとれないのでどうしたらいいかわからない』、『近所から騒音のクレームがきた』等々相談する人もいないでは、悩み事は尽きないでしょうし、イライラはつのってくるでしょう。
　現場監理の理想からいえば、現場に現場管理者が常駐し、現場のあれこれ、営業の仕事、設計を把握し、そして一番大切なお客様である施主の意向を伺って動向をつかむことを大事にしなければなりません」
　本来の現場監理の仕事は重要で多彩。施主への工事状況の説明、予定取り、材料の確認、職人さんへの指示など多岐にわたる。
「小さな工事の現場であっても、必要なはずの現場管理者のいない建築現場は、現場も施主も混乱しがちになります。だから、住宅新築やリフォームの時の建築業者を選定するときの目安として、いかに現場担当者が動いてくれるかが重要になります。現場管理者がいなければ、現場の工事がおろそかになるかもしれません。坪単価が安くできたとしても、仕上がったものがきちんと仕事をしたものでなければ残念なことになります。そんなことのないように、しっかりした打ち合わせや相談ができ、真剣に仕事に取り組んでくれる建築業者を探さなければなりません。建築業者にとっては数ある案件の一つでも、施主にとってはかけがえのない自分の住まい。人生において２度あるかどうかのことなのですから」。
　その村林社長の思想は『村林建築工房』の仕事にも現れており、小さな工事であっても現場監理にはこだわり、村林社長自ら打ち合わせから完成後のアフターサービスまですべてを担当し、現場にでる現場主義なのだという。同社は不慣れな施主にとっては心強い味方となってくれるだろう。
（ライター／本名広男）

村林建築工房

TEL／0567-28-9895

　 「ムーン 株式会社」では、都心で話題の『カーシェアリング』の取扱いをはじめ、古物部門での『金券（株主優待券）』の販売、資産運用コンサルティング等我々の生活に密着した業務を行っている。
『カーシェアリング』とは、多数のクルマを複数人で共同利用する会員制サービス。自分ではクルマを所有せず、いつでも必要な時に必要なだけ予約して利用できる。『カーシェアリング』はマイカーやレンタカーとは異なり、クルマの取得費や維持費、ガソリン代や保険料などが不要となるので、ケースにもよるが最大61万円ほどの経費節減になる。北九州市小倉南区、小倉北区では「ムーン 株式会社」が「アース・カーＦＣ事業所」として行っており、計3台の車が待機中。
　同社の事業のもう一つの柱が第一交通産業の『株主優待券』の販売だ。これは、第一交通産業の分譲マンションや一戸建等の不動産を購入する際、『株主優待券』の特典である『マイホーム割引』を使えるというもの。この割引券を使うと分譲マンションと戸建て住宅の場合は販売定価価格の2％が割引になり、アパートの購入は建物定価価格の５％の割引となる。マイホームを考えている方にとってはお得な割引だ。同社ではこの『株主優待券』を送料・税込で１０６０４０円で販売している。たとえば第一交通産業で２０００万円の分譲マンションを購入したとすると、2％の40万円が割引金額となる。そこから『株主優待券』の購入金額１０６０４０円を差し引いて、２９３９６０円のお得となる。金額が大きいのでちょっと買ってみようとはいかないかもしれないが、「ムーン 株式会社」では資産運用等のコンサルタントも行っているので、興味があればこの『株主優待券』に限らず資産運用関連相談にものってもらえる。
（ライター／本名広男）

ムーン 株式会社

TEL／093-475-2026

静かな環境からか都内からも訪れる人も。

（右） 『全国仲人連合会 八潮鶴ヶ曽根支部』
斎藤純子氏
（左） 仲人 斎藤一三氏

　代表である斉藤純子氏とそのご主人の出会いは「全国仲人連合会」を通じてのこと。その時仲人をしてくれた方に「仲人を仕事としてやってみないか」といわれ、結婚を希望する方々のために『八潮鶴ヶ曽根支部』を立ち上げたという。二人そろっての元会員で、会員の時の経験を生かし会員の気持ちがわかる仲人として活躍している。
「全国仲人連合会」では仲人を通してお見合いでの結婚を進めているが、ここ最近お見合いを嫌がっていた方が婚活で出会いのきっかけとして選ぶことも増えてきているとのこと。『八潮鶴ヶ曽根支部』ではここにきて問い合わせも増えているという。
　実際のお見合いまでの流れは、まず支部に来ての会員登録から。登録すれば候補になる方の写真とプロフィールを見ることができる。この時名前などの情報はないが、会員ナンバーで申し込む。ネットでの検索と違い、仲人が登録する本人に直にあって人柄を知ることができるので、相手を紹介しやすいという。
　斉藤代表によれば「申し込みからずっとメールだけの方がいらっしゃって、なかなか来てくれない方がいました。お見合いの練習をしませんかと誘い、来ていただきましたが」ということもあったという。なんとも人間臭いエピソードだ。パソコンでの出会いが無機質なのは後を押してくれるということがないからかもしれない。
　支部は斉藤代表夫妻の自宅。入会申し込みもその自宅で行う。「一般的な結婚相談所と違い、民家なので緊張することなくリラックスしてお話をすることができますよ。異性に慣れてない方でも私たち夫婦とお話をして慣れていただくこともあります」。
　相手は「全国仲人連合会」の会員情報誌「良縁ニュース」からも希望の相手を選ぶことができる。逆に相手の方からの申し込みもある。人数制限はないが、取次ぎは仲人が行う。「積極的に相手を選ぶ方もいらっしゃいますが、仲人任せの人も多いですね。候補の方から好きな人を選んでといったら、1時間以上迷って、結局選べなくてこちらに一任という方が結構いますね。そういう時はこちらでお似合いと思われる方を紹介します。お相手の仲人さんにお見合いの申込みをする際には、会員様の良いところを売り込みながらお申し込みをするようにしております」。
　双方のご希望が合いましたらお見合い。お見合いの結果、お断りの場合は支部長間で責任を持って処理するので、会員の気持ちの負担にはならない。お見合いがうまくいき、お付き合いが始まったら、仲人がデートの面倒も見てくれる。「私たち仲人の夫婦が実際にデートに行き、思い出に残った場所を紹介しますよ」。
　そして両人の結婚への意志が固まったら成婚に。「当支部ではお付き合いをしてもらうのが目的ではなく早期成婚が前提なのでお付き合いが始まって3ヵ月での成婚を目指しています」。
　どのような方々が会員申し込みをしているのだろうか。「10代の方から70代の方まで幅広いですね。他の支部では90代の方の申し込みがあったそうです。仕事一筋できてここにきて一段落して結婚をという年輩の方も多いですね。仲人形式を求めて遠くからいらっしゃる方もいます」。
　斉藤代表は仲人という仕事を超えて会員との触れ合いを感じることがあるという。「うちの支部で申し込んでくれた会員を、自分の子供のように思う事があるんですよ。他人事ではなく早く幸せになってもらいたいとの気持ちで活動しています」。
（ライター／本名広男）

全国仲人連合会 八潮鶴ヶ曽根支部

TEL／048-996-3835

〈メニュー〉　完全予約制
カウンセリング
初回 8,000円　2回目以降 7,000円
ピプノセラピー
初回 28,000円（3〜4時間）
2回目以降 2,5000円（2〜3.5時間）
リラクゼーション指導（自律訓練） 3,000円
イメージセラピー（禁煙、ダイエットなど）
30,000円（全6回）

　時代とともにストレスが増大し心の疲れを感じる人が増えている。気持ちの切り替えができるうちはいいが、ストレスが度重なると「死んでしまいたい」という気持ちにとらわれてしまう人も。特に２０００年代をむかえるころから自殺者数が増加し、１９９９年から13年連続で３万人を超している。特に２０１１年は東日本大震災があり、被災者が社会から孤立することから自殺リスクが高まる可能性が懸念されている。
「震災で心にダメージを受けた方は被災者だけではなく、被災地からはなれた場所にいる方も知らないうちに感覚が敏感になり、「緊急地震速報の警告音を聞くたびに恐怖を感じる」、「地面が揺れているような気が」等と感じている方が多くなってきました。その状態が続くと「うつ症状」が出てくる可能性があります」
　そう語るのは、カ安全衛生活動コンサルティング、カウンセリング、ヒプノセラピー、子育て支援などを行う『スマイルシスコ セーフティ＆ヘルス』代表の奥田彗人氏。
「震災直後は毎日、衝撃的な映像がニュースなどで流れました。このような非日常の映像はそれだけで心に負担を与えます。無意識に自分に起こっていることのように感じて心の働きが激しくなり、心が疲労します。それが今、心が病気という形で人々に現れているのだとおもいます」
　奥田代表は、心に疲れたらゆっくり休むことだといいます。
「心の疲れを癒す方法は、人それぞれです。誰かに話を聞いてもらうことだったり、ストレスの元から遠ざかってゆっくり過ごすことだったり。ただ、すべて共通にいえることは、心の疲れた方は誰もが自分の味方を欲しがっているということなのです」
　だから『スマイルシスコ セーフティ＆ヘルス』では、奥田代表はいつでも相談者の味方という存在でありたい、というのが基本の姿勢なのだという。
（ライター／本名広男）

スマイルシスコ セーフティ＆ヘルス

TEL／04-7169-1700